アメリカ文学を代表する作家の一人、Paul Auster:ポール・オースターのニューヨーク三部作の一作目を飾る作品にして出世作『ガラスの街』を読了。
ポール・オースター/柴田元幸 新潮社 2013年08月28日
(2019年)夏、翻訳者 柴田元幸さんのイベント⬇︎に参加直前、
「何か、サインして頂くのに丁度良いのあるかなぁ」と、書店で物色していた際、あらすじ、文庫の厚さなどから手にしていた作品。
裏表紙からあらすじを引用すると
続きを読む ポール・オースターの名を一躍世に知らしめたニューヨーク三部作の一作目『ガラスの街』読了 →
東京大学元教授でフリーランスの研究者の佐藤良明さんと同じく東京大学元教授で翻訳者の柴田元幸さんの『佐藤君と柴田君の逆襲!!』を読了。
佐藤良明/柴田元幸 河出書房新社 2013年07月
(2019年)8月にお二人が登壇されるイベント⬇︎前に、
会場の青山ブックセンター売場で、たまたま本書の前を通りかかり、
「これを買えば、お二人からサイン貰えるかな?」なんてコレクターの性が引き金となり購入していた一冊 ^^
掛け合わされ創られる世界観
帯にジョイント・エッセイ集とありますが、佐藤良明さんと柴田元幸さんのエッセーが交互に収録されており、
続きを読む 佐藤良明さんと柴田元幸さんの世界観が交差するエッセイ集:『佐藤君と柴田君の逆襲!!』読了 →
柴田元幸さん訳、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』を読了。
ステュアート・ダイベック/柴田元幸 白水社 2003年07月
先月(2019年8月)読了した
『柴田元幸ベスト・エッセイ』に、
” 自分が訳した本はどれも愛着があるが、シカゴのサウス・サイドでの少年時代を描いたスチュアート・ダイベックの『シカゴ育ち』は、とりわけ愛着のある一冊である。”(p26)
とあり、シカゴに滞在歴があり、シカゴ・ベアーズなり、シカゴ・カブスに愛着を持つ者の一人として興味を持った著書(短編集)。
文学で感じてみるシカゴ
シカゴについて、よく入り込んでいける一冊との期待感を持って読み始め
続きを読む 柴田元幸さん訳、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』読了 →
作家 江國香織さんの二年ぶりの長編小説『彼女たちの場合は』刊行記念イベント
「私たちが見たアメリカと、あの日の自分」『彼女たちの場合は』刊行記念トークイベントに参加。
といっても江國香織さんの作品は手にしたことがなく、もう一人の登壇者 柴田元幸さんがお話しされる内容目当てで参加。
小説家のリアル
イベント設定条件から、トークはもっぱら柴田元幸さん或いは質疑応答で参加者が質問者となり、
江國香織さんが回答される形式で進行。対象書籍を読んでいないと分からないやり取りも結構ありましたが、
続きを読む 江國香織 × 柴田元幸 「私たちが見たアメリカと、あの日の自分」『彼女たちの場合は』刊行記念 参加記 →
30年ぶりの復刊された『デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化』
刊行記念 佐藤良明x柴田元幸トークイベントに参加。
東京大学名誉教授などの肩書きを持つ佐藤良明さんは初で、柴田元幸さんは先月(2019年7月)以来3度目のイベント。
30年の時を経て
まず、イベント対象書籍『デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化』を翻訳された柴田元幸さんが、
続きを読む 『デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化』刊行記念トークイベント 佐藤良明 × 柴田元幸 参加記 →
先月(2019年7月)、刊行記念トークイベントに参加した
『私たち異者は』読了。
スティーヴン・ミルハウザー/柴田 元幸 白水社 2019年06月25日
イベントに参加していたものの、果たして内容を消化し切れるか自信なく、なかなか手が伸びていかない状況でしたが、
続きを読む 柴田元幸さん訳 スティーヴン・ミルハウザー『私たち異者は』読了 →
先週、中間記⬇︎アップロードした
柴田元幸さん編著『柴田元幸ベスト・エッセイ』を読了。
その後、読み進めた 3. 勉強の成果、4. 教師の仕事。5. 不明の記憶 で印象に残ったところの一部を抜き出してみると・・
続きを読む 柴田元幸さんが、アメリカにロックもろもろ軽快に語った体温伝わるエッセイ集:『柴田元幸ベスト・エッセイ』読了 →
翻訳家 柴田元幸さん編著『柴田元幸ベスト・エッセイ』を読み始めて
1.日々の実感
2.文化の観察
3. 勉強の成果
4. 教師の仕事
5.不明の記憶
と章立てされていて、全329ページあるうちの 3.勉強の成果の半分くらい(〜p.139/コリやー兄弟)まで到達したので、そこまでのおさらい。
先月(2019年7月)に開催されたイベント⬇︎後に購入していた著書で、
翻訳ものを含め初の柴田元幸さん本。
興味ある分野を軽妙に
柴田元幸さんの肩書きが、東京大学名誉教授、翻訳家となっていることから硬い内容との先入観を抱きがちですが、
続きを読む 柴田元幸さんが、アメリカにロックもろもろ軽快に語った体温伝わるエッセイ集:『柴田元幸ベスト・エッセイ』中間記 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる