前回、読了記をアップロードした ↓
『幸福の「資本」論』の中で、人と人の結びつき、在りように関して興味深い記述があり・・
” 日本の社会における「友だち」を定義しましょう。それは、たまたま学校で同じクラスになったという偶然から生まれる人間関係のことです。
・・中略・・
たまたま友だちになったとしても、学校が変われば友だち関係はリセットされます。
私立学校に進学したり、大学で地元を離れればそれまでの友情は摩滅していくでしょう。異なる友だち関係はお互いを排除しあうのです。
地球上には何十億人ものひとが生きていますが、私たちはこのきわめて限定的な条件を満たしたひととしか友だちになれません。
そのうえ仮に友だちになったとしても、それを維持するのはもっと難しいのですから、「友だち」がいること自体がひとつの奇跡です。
こうして、40代を過ぎた頃から友だちは急速に減っていきます。”(p190-191)
「これかー」と、この一文にFacebookをはじめとするSNSが隆盛を極めた一因を感じた思いがして印象に残りました。
続きを読む 続、脱SNS依存の幸福論 →
橘玲さんの『幸福の「資本」論』を読了。
一旦、読み始め↓をアップロードしてから
時間がかかりましたが、276ページに及ぶボリュームもさることながら
↑の通り、付箋箇所も多岐にわたり、
一読しただけでは腹落ちしづらい部分も点在し、読み応えを伴い、読後感に浸っています ^^
「幸福」を実現するための最善の戦略とは?
続きを読む 橘玲さんが紐解く「幸福の条件」を実現する人生設計:『幸福の「資本」論』読了 →
先週、講演会に参加した ↓
橘玲さんの新刊『幸福の「資本」論』
を読み始めて4分の1程度のところまで来たので、そこまでのおさらい。
本の冒頭から、本書の概要を拾うと・・
続きを読む 橘玲さんが紐解く「幸福の条件」を実現する人生設計:『幸福の「資本」論』読み始め →
文藝春秋(文春トークライブ第18回)橘玲さんの講演会「言ってはいけない幸福の正体」に参加。
著書の注目度の高さとは対照的に、講演会登壇は2年半ぶり5回目であったそうで、橘玲さん曰く「講演はキャラに合わない」と・・。
そのレアさに、「どんな人なんだろう」との好奇心もあり、楽しみに迎えた当日。
文藝春秋西館の地下ホールで席数300程度であったものと思いますが、開演直前には満席で熱気漂う状況に。
定刻19:00を迎え、程なく橘玲さんが登場し、講演スタート。著書の多くはぶ厚く、専門的ですが、
今回は主に2つのチャートを使って橘玲さんが見出された「幸福論」を説明するといった趣旨で、簡素化が意図されていました。
続きを読む 橘玲さんに学んだ、生きることが難しくなっている時代に見出された幸福論:文春トークライブ第18回「言ってはいけない幸福の正体」講演会 参加記 →
先週から読み進めていた橘玲さんの『言ってはいけない ー 残酷すぎる真実 ー 』を読了.-
「橘玲さんの本は、いつ以来かな?」と遡ってみれば、昨年8月以来と久方ぶり。
本書を手に取ったのは図書館で見掛け、ぱらぱらっとめくって開いたところに・・
続きを読む 橘玲さんがデータでつまびらかにする不都合な現実:『言ってはいけない ー 残酷すぎる真実 ー』読了 →
信用金庫主催で行政共催の地域に根ざしたを起業セミナーに出席。
本セミナーは買い物でぷら〜っとしていた際に、壁面に貼り付けたられた一枚の張り紙から知ったもの。
その時は張り紙を画像に収めていただけで、後日、画像をスクロールしていた際、「そういえば・・」と思って連絡したところ
その時は定員に達し、よもやのキャンセル待ち。「まぁ、無料だしなぁ・・」と。
ただ、申し込んだだけの人も居るだろうし、主催する方としては潜在的な顧客は確保しておきたいだろうと、気楽に構えていれば・・
開催1週間前にくらいになって「お席がご用意出来ました」との連絡(笑)
続きを読む 地元行政と金融機関がタッグを組んだ起業セミナーに行ってきた:「実践!創業セミナー」参加記 ① →
橘玲さんの『大震災の後で人生について語るということ』を読了。
このところマイブームな橘玲さんではありますが、
てっきり、5月に平秀信さんの軽井沢での合宿で(橘さんの)お名前を聞いて、
7月に読了した『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』が初の橘本と思いきや
ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>ー>
<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー<ー
先日、読了済みをの本をガサガサといじっていた際に本書を発見。「何だ、前に読んでたのかー」と。
2011年7月初版で、挟んでいたレシートの購入日付が同年8月なので、わりとすぐに買っていた事になり、
4年振りでの再読となりますが、すっかり内容が頭に入っていなかったという(苦笑)
本書は出版時、かなり話題となり、購入のきっかけは新聞の書評が決め手になっての事と思います。
本書が書かれた経緯について橘さんは
続きを読む 橘玲さんが問う、時代に耳を澄ませるしなやかな生き様:『大震災の後で人生について語るということ』読了 →
先日、中間記をアップロードした橘玲さんの『(日本人)』を読了。
手に取っていたのは電子書籍版ながら、紙の本では450ページ圧相当の分量と
内容が自分にとっては高度で、すっきりした読後感は得られませんでしたが、導き出された日本人の特殊性はおぼろげに。
伝わってきた範囲を抽出すると・・
続きを読む 橘玲さんに学ぶ、日本人であるという事、その本質論:『(日本人)』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる