作家 猪瀬直樹さんが、世紀の大誤報の舞台裏に迫った
『天皇の影法師』を読了。
大誤報とは、
” 大正十五年十二月十五日未明、天皇崩御。その朝、東京日日新聞は新元号は「光文」と報じた・・・。”(裏表紙)
と、本来「昭和」であるところ「光文」と歴史的事件に猪瀬直樹さんらしい膨大、丹念な取材をもとに、
話しが進んでいきます。冒頭から核心に迫った記述が続くことから、「これで約300ページ/一冊?」と思いきや
作家 猪瀬直樹さんが、世紀の大誤報の舞台裏に迫った
『天皇の影法師』を読了。
大誤報とは、
” 大正十五年十二月十五日未明、天皇崩御。その朝、東京日日新聞は新元号は「光文」と報じた・・・。”(裏表紙)
と、本来「昭和」であるところ「光文」と歴史的事件に猪瀬直樹さんらしい膨大、丹念な取材をもとに、
話しが進んでいきます。冒頭から核心に迫った記述が続くことから、「これで約300ページ/一冊?」と思いきや
竹田恒泰さんの『国史教科書』こと『中学歴史 平成30年度 文部科学省検定不合格教科書』を読了。
発売当初、自費出版ということもあり早々に入手難となり、定価1,667円(税別)に対し売値数万とプレミアが付き、
紀伊國屋書店新宿本店では1階の新刊コーナーで大々的に扱われるという注目度を集めた著書(教科書)。
読み始める前は「教科書一冊・・」ということで相応の読書時間を想定していましたが、
第一章 神代・原始
第二章 古代
第三章 中世
第四章 近世
第五章 近代
第六章 現代
という主だった構成で、それらが全222ページ(別途、検定審査不合格理由等)にまとめられており、
各時代区分がコンパクト(第一章で20ページ強)な分量で、読みやすく、読了まで時間をさほど要しませんでした。
本書で私が感じた特徴として、
続きを読む 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書 )読了
経済評論家 上念司さんの五巻シリーズ『経済で読み解く日本史(安土桃山時代)』
を読み始めて
第一部 織田信長と貨幣制度
第1章 信長の本当の業績
第2章 信長の経済政策
第3章 信長 vs 義昭の裏で進行していた貨幣制度の大転換
第二部 豊臣秀吉の国内政策
第4章 国際情勢を理解していた秀吉の改革
第5章 牙を抜かれた寺社勢力
第三部 豊臣秀吉の対外政策
第6章 キリスト教団の脅威
第7章 「朝鮮出兵」失敗の本質
と目次立てされているうちの第一部(〜第3章)を読み終えたので、そこまでのおさらい。
” 中世の寺社勢力は、支那大陸から銅銭を輸入する事実上の「中央銀行」であり、勝手に関所を作って物流を握る「経済マフィア」であり、
ほぼ治外法権に近い荘園と寺内町を運営する「封建領主」でもありました。”(p31/括弧書き省略)
という前巻『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』の復習から
一旦、中断していた経済評論家 上念司さんの
『経済で読み解く日本史』シリーズの読み進めを再開し、
四冊目となる『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』を読み始めてから
第一部 中世の「金融政策」と「景気」
第1章 明の景気が日本経済を左右した時代
第2章 室町幕府の知られざる財政事情
第二部 謎解き寺社勢力
第3章 日本経済を牛耳る巨大マフィア
第4章 京都五山のビジネスと本願寺の苦難
第三部 武将と僧侶の仁義なき戦い
第5章 信長の先駆者たち
第6章 吹き荒れる宗教戦争の嵐
第7章 信長の台頭と室町幕府の終焉
と目次立てされているうちの第二部(第4章)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
本編が始まる前の 「序に代えて 〜お金の流れがわかれば「歴史」がわかる に」