「歴史」カテゴリーアーカイブ

舛添要一さんが迫ったアドルフ・ヒトラーの実像とヒトラーが生きた時代:『ヒトラーの正体』読了

舛添要一前東京都知事が、

” ヒトラーについて、コンパクトにまとまった、しかもバランスのとれた入門書を書こう “(p258)

と、その過程での苦難を経ながらも、上梓に至った『ヒトラーの正体』を読了。

ヒトラーが待望された時代背景

中間記⬇︎をアップロードしてから

<< 2019年10月12日投稿:画像は記事にリンク >> 舛添要一さんが迫ったアドルフ・ヒトラーの実像とヒトラーが生きた時代:『ヒトラーの正体』読み始め

ヒトラーが政権に就き、世界史で広く知られる事がらに、その背景などについて言及されています。

続きを読む 舛添要一さんが迫ったアドルフ・ヒトラーの実像とヒトラーが生きた時代:『ヒトラーの正体』読了

舛添要一さんが迫ったアドルフ・ヒトラーの実像とヒトラーが生きた時代:『ヒトラーの正体』読み始め

舛添要一前東京都知事の『ヒトラーの正体』を読み始めて

全260ページあるうち70ページ(第二章)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

先週末に参加していた刊行記念イベント⬇︎

<< 2019年9月7日投稿:画像は記事にリンク >> 舛添要一さん、適菜収さんが交わした政治の在るべきところとメディア等々:『ヒトラーの正体』刊行記念「「ヒトラーはいつだって甦る ― 永田町のバカへの警告」」トークイベント参加記

で入手していた一冊で、本書は

続きを読む 舛添要一さんが迫ったアドルフ・ヒトラーの実像とヒトラーが生きた時代:『ヒトラーの正体』読み始め

猪瀬直樹さんが迫った、世紀の大誤報事件の舞台裏:『天皇の影法師』読了

作家 猪瀬直樹さんが、世紀の大誤報の舞台裏に迫った

『天皇の影法師』を読了。

大誤報とは、

” 大正十五年十二月十五日未明、天皇崩御。その朝、東京日日新聞は新元号は「光文」と報じた・・・。”(裏表紙)

と、本来「昭和」であるところ「光文」と歴史的事件に猪瀬直樹さんらしい膨大、丹念な取材をもとに、

話しが進んでいきます。冒頭から核心に迫った記述が続くことから、「これで約300ページ/一冊?」と思いきや

続きを読む 猪瀬直樹さんが迫った、世紀の大誤報事件の舞台裏:『天皇の影法師』読了

竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書 )読了

竹田恒泰さんの『国史教科書』こと『中学歴史  平成30年度 文部科学省検定不合格教科書』を読了。

発売当初、自費出版ということもあり早々に入手難となり、定価1,667円(税別)に対し売値数万とプレミアが付き、

紀伊國屋書店新宿本店の「新刊・話題の本」を占拠する本書

紀伊國屋書店新宿本店では1階の新刊コーナーで大々的に扱われるという注目度を集めた著書(教科書)。

読み始める前は「教科書一冊・・」ということで相応の読書時間を想定していましたが、

 第一章 神代・原始

 第二章 古代

 第三章 中世

 第四章 近世

 第五章 近代

 第六章 現代

という主だった構成で、それらが全222ページ(別途、検定審査不合格理由等)にまとめられており、

各時代区分がコンパクト(第一章で20ページ強)な分量で、読みやすく、読了まで時間をさほど要しませんでした。

建国に始まる日本史

本書で私が感じた特徴として、

続きを読む 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書 )読了

猪瀬直樹さんが迫った太平洋戦争の深層:『昭和16年夏の敗戦』読了

作家 猪瀬直樹さんの『昭和16年夏の敗戦』を読了。

長く猪瀬直樹さんの代表作と承知していて、先々月(2019年5月)、青山ブックセンターを訪れた際、

購入本に書かれていたサイン

サイン本の販売を見つけ、購入していたもの。

総力戦研究所と太平洋戦争

本書は

続きを読む 猪瀬直樹さんが迫った太平洋戦争の深層:『昭和16年夏の敗戦』読了

上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』読了

経済評論家 上念司さんの五巻シリーズ『経済で読み解く日本史(安土桃山時代)』を読了。

前々日に中間記⬇︎

<< 2019年7月12日投稿:画像は記事にリンク >> 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』中間記

をアップロードしてから読み進めたのは

第二部 豊臣秀吉の国内政策

 第4章 国際情勢を理解していた秀吉の改革

 第5章 牙を抜かれた寺社勢力

第三部 豊臣秀吉の対外政策

 第6章 キリスト教団の脅威

 第7章  「朝鮮出兵」失敗の本質

と、主に豊臣秀吉が織田信長から時代を受け継いだところ。

豊臣秀吉の決断

印象に残ったのは、本シリーズ刊行記念トーク&サイン会↙️で、

続きを読む 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』読了

上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』中間記

経済評論家 上念司さんの五巻シリーズ『経済で読み解く日本史(安土桃山時代)』

を読み始めて

第一部 織田信長と貨幣制度 

 第1章 信長の本当の業績

 第2章 信長の経済政策

 第3章 信長 vs 義昭の裏で進行していた貨幣制度の大転換

第二部 豊臣秀吉の国内政策

 第4章 国際情勢を理解していた秀吉の改革

 第5章 牙を抜かれた寺社勢力

第三部 豊臣秀吉の対外政策

 第6章 キリスト教団の脅威

 第7章  「朝鮮出兵」失敗の本質

と目次立てされているうちの第一部(〜第3章)を読み終えたので、そこまでのおさらい。

信長が駆け抜け、秀吉が継ぎ・・

” 中世の寺社勢力は、支那大陸から銅銭を輸入する事実上の「中央銀行」であり、勝手に関所を作って物流を握る「経済マフィア」であり、

ほぼ治外法権に近い荘園と寺内町を運営する「封建領主」でもありました。”(p31/括弧書き省略)

という前巻『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』の復習から

続きを読む 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』中間記

上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』読了

経済評論家 上念司さんの『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』を読了。

中間記⬇︎をアップロードした時点では、

<< 2019年7月8日投稿:画像は記事にリンク >> 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』中間記

中、後半は織田信長旋風が吹き荒れてくるのかと思いきや

存在がクローズアップされてくるのは最終章「第7章 信長の台頭と室町幕府の終焉」からで、

続きを読む 上念司さんが紐解くお金を斬り口にした日本史:『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』読了