舛添要一前東京都知事が、
” ヒトラーについて、コンパクトにまとまった、しかもバランスのとれた入門書を書こう “(p258)
と、その過程での苦難を経ながらも、上梓に至った『ヒトラーの正体』を読了。
ヒトラーが待望された時代背景
中間記⬇︎をアップロードしてから
ヒトラーが政権に就き、世界史で広く知られる事がらに、その背景などについて言及されています。
舛添要一前東京都知事の『ヒトラーの正体』を読み始めて
全260ページあるうち70ページ(第二章)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
先週末に参加していた刊行記念イベント⬇︎
で入手していた一冊で、本書は
作家 猪瀬直樹さんが、世紀の大誤報の舞台裏に迫った
『天皇の影法師』を読了。
大誤報とは、
” 大正十五年十二月十五日未明、天皇崩御。その朝、東京日日新聞は新元号は「光文」と報じた・・・。”(裏表紙)
と、本来「昭和」であるところ「光文」と歴史的事件に猪瀬直樹さんらしい膨大、丹念な取材をもとに、
話しが進んでいきます。冒頭から核心に迫った記述が続くことから、「これで約300ページ/一冊?」と思いきや
竹田恒泰さんの『国史教科書』こと『中学歴史 平成30年度 文部科学省検定不合格教科書』を読了。
発売当初、自費出版ということもあり早々に入手難となり、定価1,667円(税別)に対し売値数万とプレミアが付き、
紀伊國屋書店新宿本店では1階の新刊コーナーで大々的に扱われるという注目度を集めた著書(教科書)。
読み始める前は「教科書一冊・・」ということで相応の読書時間を想定していましたが、
第一章 神代・原始
第二章 古代
第三章 中世
第四章 近世
第五章 近代
第六章 現代
という主だった構成で、それらが全222ページ(別途、検定審査不合格理由等)にまとめられており、
各時代区分がコンパクト(第一章で20ページ強)な分量で、読みやすく、読了まで時間をさほど要しませんでした。
本書で私が感じた特徴として、
続きを読む 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書 )読了
経済評論家 上念司さんの五巻シリーズ『経済で読み解く日本史(安土桃山時代)』
を読み始めて
第一部 織田信長と貨幣制度
第1章 信長の本当の業績
第2章 信長の経済政策
第3章 信長 vs 義昭の裏で進行していた貨幣制度の大転換
第二部 豊臣秀吉の国内政策
第4章 国際情勢を理解していた秀吉の改革
第5章 牙を抜かれた寺社勢力
第三部 豊臣秀吉の対外政策
第6章 キリスト教団の脅威
第7章 「朝鮮出兵」失敗の本質
と目次立てされているうちの第一部(〜第3章)を読み終えたので、そこまでのおさらい。
” 中世の寺社勢力は、支那大陸から銅銭を輸入する事実上の「中央銀行」であり、勝手に関所を作って物流を握る「経済マフィア」であり、
ほぼ治外法権に近い荘園と寺内町を運営する「封建領主」でもありました。”(p31/括弧書き省略)
という前巻『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』の復習から