前回アップロード👇した『サピエンス全史(上)』を読了し、
下巻👇を読み始めてから
ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之 河出書房新社 2016年09月09日
2日目で3分の1程度(〜位置 No.1408)のところまで来たので、そこまでのおさらい。
科学、そして近現代のパワーバランス
下巻の構成は、一部、
第3部 人類の統一の後半部(第12章 宗教という超人間的秩序、第13章 歴史の必然と謎めいた選択 )が収録されている以外は、第4部 科学革命 が中心。
内容の方はハードルが上がってきている印象で、頭への歩留まりも芳しくない感じではあるものの、
” 過去五〇〇年間に、人類は科学研究に投資することで能力を高められると、しだいに信じられるようになった。”(位置 No.770)
と科学の重要性に、研究が進む過程で発展を遂げていった過程といったところに分量が。
ヨーロッパ支配への変遷
そのような中で刺さってきたのは・・
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先週、中間記👇をアップロードした
『サピエンス全史(上)』を読了。
ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之 河出書房新社 2016年09月09日
ところどころ(難解であったりするなど)読み流してしまうところはありましたが、
最もインパクトがあったのは
” ホモ・サピエンスはあらゆる生物のうちで、最も多くの動植物を絶滅に追い込んだ記録を保持していた。私たちは、生物史上最も危険な種であるという。
・・中略・・
私たちがすでにどれほど多くの種を根絶してしまったかを知っていたら、今なお生き延びている種を守ろうという動機が強まるかもしれない。”(位置 No.1449)
という(我々、ホモ・サピエンス)の残虐性に触れた部分で、
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『サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福』を読み始めて
ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之 河出書房新社 2016年09月09日
3分の1程度(〜 位置 No.1412/第2部 農業革命 手前)を読み終えたので、そこまでのおさらい。
書店等に立ち寄った際、しばしば本書を見かけていたものの、興味惹かれるテーマではなく、
また、翻訳本で上下2巻に分かれる構成もあり素通りしていたものの、
年明けNHK BSで放映された(本書)著者ユヴァル・ノア・ハラリ出演の特番の一部を視聴して、
内容に興味を持ったもの。
本来、(『サピエンス全史』の)続編にあたる『ホモ・デウス』を読みたかったものの、
ユヴァル・ノア・ハラリ/柴田 裕之 河出書房新社 2018年09月05日
amazonの読者レヴューに
『ホモ・デウス』を読むには『サピエンス全史』から読まなくてはならない、といった記述を見つけたので、まず本書から。
ホモ・サピエンス進化の壮大なる歩み
冒頭に記載した、本を手に取る前に懸念していたことは早々に読み始めてから消え去り、
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昨年(2018年)11月に読了していた『日本国紀』の
『日本国紀』のメイキング(+α)本『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』を読了。
百田尚樹/有本香 産經新聞出版 2018年12月26日
本書でページが割かれているのはサブタイトルにも掲げられている教科書の問題で、
百田尚樹さんは『日本国紀』を執筆するにあたり、
続きを読む 百田尚樹さんと有本香さんが明かす『日本国紀』に込めた思い:『「日本国紀」の副読本 学校で教えない日本史』読了 →
先週末に、中間記 👇 をアップロードした
百田尚樹さんの『日本国紀』を読了.-
500ページ超、読み切るのには相応のパワーを要しましたが、
期待に沿う読み応えも感じられ、(中間記を書いた後の)後半の第八章以降で特に印象に残ったところを抜粋すると・・
続きを読む 百田尚樹さんが綴った、二千年以上に及ぶ奇跡の日本人の物語:『日本国紀』読了 →
百田尚樹さんが、
” 本書は日本人の物語、いや私たち自身の壮大な物語なのです。”(p3)
と、溢れる日本愛を一冊に込めた『日本国紀』を読み始めて
第一章 古代〜大和政権誕生
第二章 飛鳥時代〜平城京
第三章 平安時代
第四章 鎌倉時代〜応仁の乱
第五章 戦国時代
第六章 江戸時代
第七章 幕末〜明治維新
第八章 明治の夜明け
第九章 世界に打って出る日本
第十章 大正から昭和へ
第十一章 大東亜戦争
第十二章 敗戦と占領
第十三章 日本の復興
終章 平成
と章立てされているうちの「第七章 幕末〜明治維新」(〜280p/505p)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
ストーリーで読む「日本の歴史」
先日、開催された本書の刊行記念サイン会👇で入手してきて
やがて読み始めていたという、その後の時間経過。
まず、紙の本で500ページ超のボリュームに圧倒されますが、本書が
続きを読む 百田尚樹さんが綴った、二千年以上に及ぶ奇跡の日本人の物語:『日本国紀』中間記 →
映画史・時代劇研究家 春日太一さんの『すべての道は役者に通ず』を読了。
先月(2018年10月)開催された、春日太一さんと火野正平さんとの
トークイベント👇の対象書籍として購入していたもので、
当初は『美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道』に春日太一さんからサインを入れて頂くことが目当てであったものの、
「せっかく買ったんだから」と思って読み始めた本書(『すべての道は役者に通ず』)を読み始めると、登場されている役者の生い立ち、生きざまが興味深く、惹き込まれていきました。
映画史を支えた23の俳優たち
登場する役者は石坂浩二さん、藤竜也さん、松平健さんといったビッグネームから、笑福亭鶴瓶さん、武田鉄矢さんと幅広く計23名。
読んでていて一番興味深かったのは、
” やっと食べられるかどうかの生活で四畳半一間で暮らしていました。それが十年近く続きましたね。
僕はどうしても好きになれなかった。ぬいぐるみみたいなものを着て演じろと言われた時は『やれません』と断って、半年間も仕事がなかった時もありました」”(p291)
と生きざまが色濃く伝わってきた滝田栄さんで、
NHK大河ドラマで『徳川家康』で主役(徳川家康)に抜擢され役作りで、徳川家康が少年時代、人質となって暮らしていた静岡の臨済寺へ
続きを読む 春日太一さんが迫った23人の名優たちの生きざま、こだわり:『すべての道は役者に通ず』読了 →
女優 十朱幸代さんの自伝『愛し続ける私』を読了。
十朱幸代さんについては。お名前程度というこれまででしたが、
(2018年)9月に読了していた『美しく、狂おしく 岩下志麻さんの女優道』の影響から
「他の女優さんのも・・」といった思いから「読んでみようかな」との心情にいたり、購入。
女優としての必然
本書には
” 私も母に連れられて、よく父の出る映画や舞台を見に行きました。母が芝居好きだったので、新派の公演や、日劇のレビューにも連れていってくれました。
ですから私は小さい頃から芝居というものに慣れ親しんでいましたし、舞台も映画も大好きでした。「大きくなったら絶対に女優になる!」と、幼いことから言っていたそうです。”(p20)
という幼少期の思い出に・・
続きを読む 十朱幸代さんが振り返った女優生活60年の軌跡、恋、そして「今」:『愛し続ける私』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる