安倍晋三首相と作家 百田尚樹さんの対談等を収録した『日本よ、咲き誇れ』を読了。
タイトルだけ見ると思わず身構えてしまうようなところもありましたが、安倍晋三首相率いる安倍政権を支持する否とを問わず、
長く政治の世界で長と君臨している人の考えていることなり、目指していることを本人の言葉で知るプロセスはあって然るべきでしょう。
二人に共通する日本への思い
百田尚樹さんが執筆された「はじめに」で・・
百田尚樹さんのTwitterで
とあり、興味を持ち購入した『影法師』を読了。
百田尚樹さんの書き下ろしの場合、上下巻に分かれる場合が多い印象ですが、
本作は(文庫版)1冊。それでも400ページに迫る分量。
最初は、人物関係が頭に入らずらかったですが、中盤くらい差し掛かり、徐々に構図がつかめてきて
そこからは一気にといった感じで読了まで。
本作もまた、『永遠のゼロ』や『海賊とよばれた男』と同じく、力強い日本人の生きざまが描かれており、
百田尚樹さんの新刊『今こそ、韓国に謝ろう』を読了。
タイトルは、今までの百田尚樹さんの言動等から「え”?」なんてなりますが、
やはりというか 、そこは要求されている見立てに沿ったものではありません、
我々の日本人の先祖が良かれと思って韓国で行ったこと、本から引用すると
” こうした当時の記録を見ていると、オーストラリア人の持つ公正さに感心する。イギリス流のスポーツマンシップの伝統があったのか、これは民度の高さといっていいのだろう。
ボクシング興行の持つ醜い側面が浮き彫りになったこの試合での、これはひとつの救いである。
原田もまた翌日の新聞を見て、悔しさが癒された思いがしたと語っている。
余談だが、オーストラリア人がこの時の原田にいかに感銘を受けたかということを示す面白いエピソードがある。
この試合の三十七年後の二〇〇六年にオーストラリア競馬史上採鉱額の二千二百五十万豪ドルでアイルランドに所有権を移された名馬に「ハラダサン(Haradasun)」という名前が付けられた。
この名前の由来はファイティング原田の「原田さん」という日本の呼び名を英語表記したものだ。いかにオーストラリア人たちの間で「原田」が尊敬されているのかがわかる逸話だ。”(『「黄金のバンタム」を破った男』p300)
作家 百田尚樹さんが、ファイティング原田さんの現役時代を描いたノンフィクション『「黄金のバンタム」を破った男』を読了。
購入時のレシートを確認すると、2014年1月。サイン本ということに飛びついてから
しばらく積読本となっていましたが、手持ちの未読本が切れたタイミングで手に取ったら
程なく本の中で展開されている世界に魅了されていきました。
続きを読む 百田尚樹さんがファイティング原田さんの現役生活を通じて描いた一九六〇年代の日本:『「黄金のバンタム」を破った男』読了
百田尚樹さんの最新作『幻庵 下』読了。
『幻庵 上』を読了してから、
しばしインターバルを挟み、再開してから429ページを(断続的な読書で)のべ六日で読了。
しっかり『幻庵 上』の設定が頭に入っていないところに、話しがどんどん被さっていくことに不安を覚えていたものの
本の帯に
“『永遠の0』で作家デビューして10年、ずっとこの小説を書きたかった。”
という一文が踊る百田尚樹さんの最新作『幻庵 上』を読了。
囲碁を題材にした小説で、私にとっての囲碁は幼少の頃の祖父とのコミュニケーションツールで初心者ながら
1月に参加したサイン会↓の対象書籍という縁で購入した一冊。
折り返し地点ながら408ページに及ぶボリュームで、筋を追い切れていないところはありますが、