作家 門田隆将さんの『新聞という病』を読了。
「はじめに」で
” 本書は、産経新聞に連載している『新聞に喝!』と、月刊『正論』に寄稿した原稿をベースに、変貌するジャーナリズムの姿や、
本質を見失いつつある世の中のありようをできるだけわかりやすく切り取り、指摘させてもらった論評集である。
私自身がさまざまな出来事やニュースに接した際に、率直に抱いた感想や見解をそのまま綴ったものと表現した方が正確かもしれない。”(p8)
と紹介があり、
第一章 朝鮮半島危機に何を報じたか
第二章 報道は歴史を直視しているか
第三章 「謝罪」の後の主義主張
第四章 命より憲法という観念論
第五章 なぜ「現実」を報道できないか
第六章 ”ビラ”になった新聞
第七章 自ら放棄する言論の自由
という章立て構成。
朝日新聞の対峙
全286ページの厚みながら、多くは3ページの分量でさくさくと読み進められます。
書かれてある内容は、朝日新聞に照準合わされた論評が目立ち