「門田隆将」カテゴリーアーカイブ

門田隆将さんが問うた新聞が書かない真実:『新聞という病』読了 

作家 門田隆将さんの『新聞という病』を読了。

はじめに」で

” 本書は、産経新聞に連載している『新聞に喝!』と、月刊『正論』に寄稿した原稿をベースに、変貌するジャーナリズムの姿や、

本質を見失いつつある世の中のありようをできるだけわかりやすく切り取り、指摘させてもらった論評集である。

私自身がさまざまな出来事やニュースに接した際に、率直に抱いた感想や見解をそのまま綴ったものと表現した方が正確かもしれない。”(p8)

と紹介があり、

 第一章 朝鮮半島危機に何を報じたか

 第二章 報道は歴史を直視しているか

 第三章 「謝罪」の後の主義主張

 第四章 命より憲法という観念論

 第五章 なぜ「現実」を報道できないか

 第六章 ”ビラ”になった新聞

 第七章 自ら放棄する言論の自由

という章立て構成。

朝日新聞の対峙

全286ページの厚みながら、多くは3ページの分量でさくさくと読み進められます。

書かれてある内容は、朝日新聞に照準合わされた論評が目立ち

続きを読む 門田隆将さんが問うた新聞が書かない真実:『新聞という病』読了 

門田隆将さんが迫った、スポーツ史に刻まれたドラマの舞台裏:『あの一瞬 アスリートが奇跡を起こす「時」』読了

ノンフィクション中心に多数の著書を上梓されている門田隆将さんの

『あの一瞬   アスリートが奇跡を起こす「時」』を読了。

本書は

 第一部 オリンピックという魔物

 第一章 ピークをどこに 最強ランナー「瀬古利彦」はなぜ敗れたのか

 第二章 志は国境を越えて 女子ソフト「悲願の金」をもたらした女の輪廻

 第三章 失敗する練習 極限の緊張を凌駕した「加藤次男」の大逆転劇

 第四章 勝機はその一瞬だけ 山下泰裕を揺るがせた「遠藤純男」の執念

 第五章 すべてはチームのために サッカー日本代表はなぜ「銅」を獲得できたのか

第二部 アスリートの原風景

 第六章 過酷な減量の末に 「ファイティング原田」が演じた世紀の番狂わせ

 第七章 居場所を求めて 日米野球の因縁と「怪物スタルヒン」の涙

 第八章 「王者」たるゆえん 「新日鉄釜石vs同志社」史上最強激突の意地

 第九章 素朴さに触れて 大鵬・柏戸「昭和最高の決戦」秘話

 第十章 全力で「分力」を叩く 明徳義塾ナインが「松井五敬遠」で見た風景

の十章立てで、門田隆将さんが

続きを読む 門田隆将さんが迫った、スポーツ史に刻まれたドラマの舞台裏:『あの一瞬 アスリートが奇跡を起こす「時」』読了

門田隆将さんが迫った、義に生きた者たちの知られざる生きざま:『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』読了

先週、読み始め記⬇︎をアップロードしていた

<< 2019年9月21日投稿:画像は記事にリンク >> 門田隆将さんが迫った、義に生きた者たちの知られざる生きざま:『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』読み始め

門田隆将さんの『この命、義に捧ぐ』を読了。

義を貫いた生きざま

(中間記後)第三章から話しが進みゆくに従って徐々に

” このプロジェクトは、もともと「終戦時の恩義を返したい」という根本の思いから発している。

そして、「台湾を助けたい」という明石や台湾人たる李鉎源や李麒麟の思いがひとつになって動き出したものである。”(p129)

根本博陸軍中将の台湾渡航から台湾滞在時の本書の本筋部分に移行。

その根っこには

続きを読む 門田隆将さんが迫った、義に生きた者たちの知られざる生きざま:『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』読了

門田隆将さんが迫った、義に生きた者たちの知られざる生きざま:『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』読み始め

数多くのノンフィクション作品で高い評価を得ている 作家・ジャーナリスト門田隆将さんの

『この命、魏に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』を読み始めてから、全13章あるうちの第2章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

本書を手に取ったのは、門田隆将さんのお名前を知るようになり、「虎ノ門ニュース」で百田尚樹さんが、本作を代表作であるように紹介されていたことがきっかけとなって。

本書に頂戴した門田隆将さんのサイン

ポツダム宣言受諾後の戦闘

本を開いての冒頭「はじめに」で

続きを読む 門田隆将さんが迫った、義に生きた者たちの知られざる生きざま:『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』読み始め