「鮒谷周史」カテゴリーアーカイブ

無価値から価値を放つメトカルフェの法則からダンパー数の手前まで

 

日曜日付け(平成26年2月9日)のメールマガジン「平成進化論」に出ていた「メトカーフの法則(Metcalfe’s law)」に刺さるモノを感じたので、その辺りのアレコレを。

 

メトカルフェの法則とは

通信網に関する法則だそうで、日本では一般的に「メトカルフェの法則」として定着しているそうな。

内容の方は(著者の鮒谷周史さんのwikipediaからの引用)・・

「通信網の価値は利用者数の二乗に比例する。
また、通信網の価格は利用者数に比例する。」
例えば、通信網に対し現在の3倍の費用をかけると(利用者を3倍にすると) その通信網の価値は9倍になるという考え方。

 

自分自身に価値無き場合の選択

で、「平成進化論」では・・ 「自分自身には何の価値がなくとも様々な人とつながることによって、

自分を取り巻くつながりの価値が増大することになります。

こうして、多くの方々の力を借りながら、自分一人では提供できない価値を次々と提供することができるようになるのです。」

と、鮒谷さんの解釈が綴られており「コレ(この考え方)いいなぁ」と。

Network with leader

 

答えは、きっと近くにある

要は、「餅は餅屋」という言葉にある通り、それぞれの分野には専門家で居て、それらを組み合わせられる事が出来れば

ゴールに近付けるという事。その事も立派な才能と思いますが、自分はオーケストラの指揮者を想起しました。

「え”っ!?」 って反応したくなるような事で、自分に依頼や相談が来たりといった場合、先方も八方手を尽くした挙句という事も考えられ

「出来ません」「分かりません」と一言発する前に、身近なお餅屋さんを探してみる心掛け、大切そうです。

 

人脈維持のボトルネックとは?

他方、各自を取り巻くお餅屋さんについても考えてみました・・

瀧本哲史さんの「君に友だちはいらない」では、かのアメリカの石油王 ジョン・ロックフェラーは、「ブラックブック」と称される黒表紙の手帳を持ち歩いていて、

実に1万数千人に上る人脈リストから数人の秘書を駆使して、人脈を有効活用していたそうな。(p117)

 

もっとも瀧本さんは『人脈維持のボトルネックは情報処理能力ではなく、その人の持っているパワーそのものである(p117)』として

『人脈の多さを自慢する人は、つきあって有意義な人だけでなく、自分の足を引っ張ったり、迷惑をもたらす人や、さらには反社会的な勢力ともつながってしまうことがあるのだ。』 と警鐘を鳴らしています。

『モノや知識も、たくさん持ちすぎると、それを自分がコントロールしていると思っていながら、逆にそれらに縛られてしまうことがある。』

『ときどきは自分の持つ「モノ」や「知識」を手放したほうがいい。』

『持っているものが多いこと」が貴いのではなく「必要なものが少ない」のが貴いのである。仲間についても同じだ。

仲間の数を増やすのではなく、少数の仲間の質を追求することが、肝要となるのだ。』と項目が締め括られています。

 

真に貴きなりは・・

何より依頼される、相談されるポジションに自分が居る事は、それぞれの人の人脈から選ばれた得難き存在といえそうです。

その得難さに対しては、是が非でも「価値」として、お応えしたいものですね。

 

因みに、一般的な友達の目安としてダンパー数なるものから150人だ、と指摘している本(下記/未読)やコラムがネット上で散見されますね。

友達≒人脈? の視点は必要になりますが・・。

 

以上、151番目の男より、、じゃなかった(汗

読まれた方の150番目以内に入れますよう努力させて頂く所存でございます (笑)m(___)m

今日は短く書くつもりが、、 長文のお付き合い有難うございました。

20万人規模の「情報発信」と、実は侮れない「集合知」の働きと

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現実空間も、ネット空間も普段使いの場所はキレイでありたし

思い立って、受信トレイにたまってしまったメールマガジン『平成進化論』をまとめ読み。メールが受信がされる都度、こまめに分類したり、設定により、トレイがしっかり管理された状態であれば

訪れた際のスッキリ感を得られて良いですが、日頃からアクセスするところは雑然とさせていてはいけませんね。

 

「平成進化論」は読者数20万人超の知る人ぞ知る有名メルマガですが、個人では2003年頃から、その時の自分の置かれている状況によっての強弱はありながらも、読者の立場は継続。

著者の鮒谷周史さんのセミナーには何度か参加させて頂いている事もあり、そちらで出来た受講生の縁も太い幹となっており、こうしてWordPressが使える状態になったのも、遡れば鮒谷さん発のご縁と。

そんな中、今日の学びは・・

 

鮒谷さん流の情報発信論

1、自分なりのテーマを持った上で、情報をたくさん入れる

(=問題意識を持った上で、
人と会う、本や雑誌、その他メディアに目を通す)

2、考えたことを忘れる、寝かせる、そして閃く

(=しっかり寝る。そして空白の時間を意図的に設ける。

そうすると、布団に入るとき、朝起きた瞬間、
風呂に入っているとき、散歩しているときなどに閃く)

3、伝え方を工夫する

(=閃いた自分の考えを、読者の文脈に沿う形に翻訳し、
興味を持って読んでもらえるよう、表現形式を整える)

 

「寝かせる」は先日こちらに書き記したばかりで、再度登場ですが、外山滋比古さん然り、神田昌典さん然り、一旦採り入れた情報を吸収するには欠かせないですね。

神田さんの名前を上げた勢い、本日の神田さんからの学びも(笑)

 

大衆は見抜いていた?!

かつてスペースシャトルのチャレンジャー号が爆発した際、宇宙開発に関わる株価をご覧になられていたそうな。当然の如く、事故当日の株価は製作や開発にかかわっている企業の株価は

当然の如く、総じて下落。但し、その幅が1ケタ台に止まったところもあれば、それ以上、大きく落ち込んだところとそれぞれであったそうな。

時計の針を進めて、半年後・・

事故調査が行われ、爆発の原因が特定された時に、その原因を起こした企業の株価は事故後下落した株価の中でも最も下落率の高かった企業であったそうな!

 

コレクティブ・ウィズダムの正体

何が言いたいかというと、コレクティブ・ウィズダムと称される集合知が、少数のエリートよりも正しい判断をする、という事。具体例は一例に止まっていましたが・・

少数のエリートが大衆を狂わすようなこと、どういう条件が整った時に、狂気の判断が行われたのかについて研究された書物が出ているそうで(書名は辿り着けませんでした、、)

この記事を読むまでは自分自身「真実は少数の側にあり」という立場を大事に考えてきましたが、咄嗟の大勢の判断も侮れないなと。

事の是非の判断は、個人が考え抜いた上で、他人に委ねられない事になりますが、純粋な「集合知」の働きは事の本質に結論を近付けてくれるかもしれませんね。

 

「変わるため」に必須の習慣化は、やはり元旦から

一年の計は元旦にあり、で・・

何となく習慣で見入ってしますFacebookから、立花岳志さんの投稿で「徹底的を習慣化して、淡々とやる」の一文。

スポーツクラブの入会者の多い月は1月と4月だと耳にした事があり、なるほど、その心情よく分かります(笑)

習慣化を始めるには・・ 元旦から?、いや元旦くらいは(普段と違っても)・・ の葛藤を経て、24時を回ったもののPCを立ち上げ、こちらに初心の誓いを。

 

何より、始めましょう

中味のある情報発信、散らかった自室のクリーンアップで、後者は一時「平成進化論」著者の鮒谷周史さんの3日間道場に参加して、毎日15分の身の回りの掃除を日常化していたものの

済し崩し的に日課から外れ始めてからは、捨てられない性格の成すがまま(苦笑) そんなんで久々にiPhoneのタイマーを使って15分間、なるべく捨てる作業を終えた次第。

視界に捉えられる範囲、小さき一歩も、日に日に成果を実感していきましょう、と。cleaup-0101wp

 

鮒谷さん推奨の三つの日課

上記、道場では・・

●ブログ(日々の振り返りを行なえるべく) //  ●掃除 // ●未来への投資30分

の三つが受講後の課題として提示され、メーリングリストで暫くの期間、道場生同士が日々の成果を報告をし合って、日課として定着すべく試みがありました。

一旦、定着した日課でありましたが、無残に崩壊した事を気付かされたので、今一度、2011年5月にご教授頂いたその原点に立ち返る事に。

 

日課 x 目標 = 変わる

「目標がその日をその日を支配する」は、松坂大輔投手が横浜高校時代の野球部渡辺元智監督が使っておられ、自分の胸に長く刺さり続けている言葉。

強く念じて、『目標⇒行動⇒成果』の循環を日課を軸に。