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浅田真央さんが振り返ったフィギュアスケーターの栄光と苦悩:『浅田真央 私のスケート人生』読了

フィギュアスケート界を牽引した第一人者浅田真央さんの『浅田真央  私のスケート人生』を読了。

昨年(2020年)末に読んだ

<< 2020年12月19日投稿:画像は記事にリンク >> 『浅田真央 100の言葉』を読了して「真央ちゃん」のイメージを完全に覆された

『浅田真央 100の言葉』が印象的で、「また何か・・」と思っていたところサイン本が手に入る機会があり、手元に引き寄せていた経緯。

引退が脳裏を過ぎる日々

引退発表の舞台に始まる(プロローグ)は、

 I  浅田真央、引退

 II 浅田真央、「フィギュアスケーター・浅田真央」を語る

 III 次のステップ

の章立てのもと、

” 表現面を評価する演技構成点では高い得点が出るのだが、ジャンプが決まらないのだ。

技術点がブレーキとなり、総合の得点が伸びてこない。真央の気持ちは揺れ動いた。

真央はそのころの苦しい状況をこんなふうに振り返る。

「がんばってみよう、と思ってはじめたシーズンだったのですが、いろいろなことがうまく回っていきませんでした。

そのせいもあって、試合も思うようにいかなくて。試合を終えるごとに、『もう無理かもしれない』という思いが強くなっていきました。」”(p30)

という引退に至る苦悩、葛藤に、

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桃田賢斗選手が逆境を乗り越えた言葉とバトミントンに賭ける思い:『自分を変える力』読了

世界屈指のバトミントンプレーヤー 桃田賢斗選手 初の自伝『自分を変える力』読了。

サイン本発売を待ち構えていたところ

出典:書泉ブックタワー(秋葉原)Twitter(画像はTweetにリンク)

SNSで情報をゲットし、

東京オリンピック、へのプレリュード

即反応して入手していた一冊。

光と影の落差大きいキャリア

バトミントンに、桃田賢斗選手にフォローしていない私でも、桃田賢斗選手に

” 2016年の春、世界ランキング2位となった直後、不祥事で無期限の試合出場停止処分となり、リオデジャネイロオリンピックを断念。

その1年後の6月に復帰。2018年には世界選手権を制し、初めて世界ランキング1位にもなった。

そして2020年、交通事故で右眼窩底骨折となり、一時は引退まで考えたが、手術ののちに復活した。”(p186)

と、1994年9月生まれでいまだ26歳ながら、いろいろあったことは承知していて

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浅田真央さん & ねづっちさんのステージへのワクワクに名残惜しさ刻まれし 2021年4月

2021年に入り120日目が間もなく過ぎ去り、12ヶ月のうち3分の1の節目となる4月が終了。

今月を振り返ると・・ 月中の連日に及んだ「浅田真央サンクスツアー」が、

<< 2021年4月18日投稿:画像は記事にリンク >> 浅田真央サンクスツアー埼玉公演に行き、浅田真央さんを直近で感じてきた

真っ先に思い出されるところ。

後夜祭的に位置付けていた「浅田真央サンクスツアー展」は、百貨店への休業要請から中止に、、

その数日前には

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今週(2021/4/12〜4/18)のだいぶ嬉しかったこと:ねづっち単独ライブ&浅田真央サンクスツアー

今週は、週初めの ⬇︎

<< 2021年4月13日投稿:画像は記事にリンク >> ねづっちさんの近況、掛詞&謎かけに、しばし日常から解き放たれてきた:「ねづっちのイロイロしてみる60分!107」参加記

ねづっちさんの単独ライブに、後半の ⬇︎

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浅田真央サンクスツアーと、(凄い組み合わせながら)計3本のイベント参加があり、「いつ以来だろう?」と・・

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浅田真央サンクスツアー埼玉公演に行き、浅田真央さんを直近で感じてきた

昨年(2020年)読んだ本の中で、印象に残る一冊、

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フィギュアスケーター 浅田真央さんの『浅田真央の100の言葉』。

現役選手時代の感謝の思いを伝える「サンクスツアー」開催されていることは承知していたものの

「もう券、買えないでしょう・・」と思っていながら、念のためと調べてみれば

(調べた)その日が、埼玉公演の優先予約申込最終日であることが判明 ^0^

タイミングの良さに、10年以上前、優先予約で使ったカードを解約せずに持っていた巡り合わせに胸躍り、

「当選確率どれくらいなんだろう・・」と思案を重ね「1回行ければ・・」の思いから5公演あるうちの2公演に申し込み。

ドキドキ、ワクワクしながら4日後の結果発表を待てば何と!両公演とも当選 ^〜^/(会場では5分の2の当選であったという方も)

遠方であることから当初は当惑もありましたが、行けないことを考えたら嬉しい悲鳴ということに。

千秋楽=神奈川公演前の埼玉公演は金、土、日で計5公演.-

「行ける!」と分かれば俄然楽しみも増すもので、カウントダウン状態の滑走路期間を経て迎えた初日。

プチ遠足感覚に、最寄の久方ぶりの上尾駅周辺の景色を楽しみつつ30分弱の徒歩を経て、

フォトスポットと化していたトレーラー

会場の埼玉アイスアリーナに到着。開演2時間弱前ながら既に先行物販販売前に長蛇の列。

開演90分前の先行物販に伸びる待機列。*購入無し

目当ての商品はないながら「念のため・・」と最後尾につけて熱気に高めていったり、

早めに場内に入場し、時計の針が進みにつれ、アイスショー自体の幼少の頃にしていたか、どうか・・

初日「西側」からの眺め *開演後の撮影禁止

といったレベルで期待感膨らんでいきました。そして迎えた開演 ^^

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『浅田真央 100の言葉』を読了して「真央ちゃん」のイメージを完全に覆された

フィギュアスケーター浅田真央さんの著書『浅田真央100の言葉』を読了。

採点競技は全般的に馴染みが薄く、フィギュアスケートについても織田信成さんの著書に一昨年(2018年)好感を抱いていながらも

<< 2018年2月3日投稿:画像は記事にリンク >> 織田信成さんが誘(いざな)うフィギュアスケートのただならぬ奥深い魅力:『フィギュアほど泣けるスポーツはない!』読了記 後編

ジャンプの回転数がTV画面から分からないことなどへのもどかしさ等から、その後も「脇目で見ている」といった距離感。

180度覆されたイメージ

浅田真央さんについては競技の第一人者であったことも、国民的人気があることも承知していながら

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水谷隼選手が著書で炸裂させた卓球に賭けた思い:『卓球王 水谷隼 終わりなき戦略 勝つための根拠と負ける理由』読了

全日本選手権10回優勝、リオ五輪では男子団体銀メダルとともに日本史上初の男子シングルス銅メダル獲得など、日本の卓球界をリードする水谷隼選手の

卓球王 水谷隼 終わりなき戦略 勝つための根拠と負ける理由』を読了。

サイン本販売情報⬇︎を見つけ、

出典:書泉 スポーツ・格闘技(画像はTweetにリンク)

反応、入手していた経緯。

強烈なる自負

はじめの編集人を務められた卓球王国発行人 今野昇さんの「まえがきに代えて ー 水谷隼という曲がりくねった男が吐き出す本」で

“「自分がいたから2008年から日本は世界選手権の団体メダルを獲得できた。いなかったらベスト8に入るのも難しかった」と言い切る。

「リオ五輪だって、ぼくがいたからメダルを獲れた」と言われれば、そのとおりだ。

彼がいなければ、リオ五輪での男子の2個のメダルは存在しなかった。このうえなく不遜な態度にも映るし、日本人が好む謙虚な言動を持たない。”(p023)

の一文に水谷隼選手の刷り込みが入り、本文に移行すると、

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織田信成さんが誘(いざな)うフィギュアスケートのただならぬ奥深い魅力:『フィギュアほど泣けるスポーツはない!』読了記 後編

フィギュアスケーター 織田信成さんの著書『フィギュアほど泣けるスポーツはない』

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の読了記のつづき。

松岡修造さんと盛り上るやっぱり熱い対談

織田信成さんのライフストーリーが、第一章&第二章で語られ、続いて、同じスポーツ界でキャラが被る?!ところもある

松岡修造さんとの熱血対談。

” 信成 幼いころの修造さんが氷に乗る機会があったら、フィギュアスケートを始めてましたか?

・・中略・・

修造 なぜなら、僕はフィギュアを「見る」ことが好きだから!もう一つは、アスリートとしての自分は、あんなに広い銀盤に一人で立つ勇気はないと思う。

信成 確かに、30x60mのリンクで、多いと1万人のお客さんが見てる真ん中で、本当にポツーンという感じなんですからね。 “(p181)

の部分にフィギュアスケーターが向き合う現実を感じたり、

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