世帯貯蓄急増、利息収入は縮小
” オーストラリアの世帯の貯蓄額が、2月から9月の間に約1,000億豪ドル(約7兆3,389億円)急増したことが分かった。
新型コロナウイルス流行による不景気を背景に支出が抑制されたことが背景。一方、オーストラリア連邦準備銀(RBA)はきょう3日に開かれる会合で、政策金利を現在の0.25%から0.1%に引き下げる見通しで、貯蓄額が記録的な高水準の中、利息収入はさらに減少しそうだ。オーストラリアンが伝えた。
オーストラリア金融監督庁(APRA)の調査によると、9月の世帯貯蓄額は1兆900億豪ドルとなり、前年同月比で1,150億豪ドル増加した。9月単月では、165億豪ドルが新たに貯蓄された。
連邦政府の給与補助金「ジョブキーパー」などの景気刺激策が、家庭の収入減を相殺し、貯蓄増に貢献した。
ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の市場経済部門を率いるストリックラウンド氏は「給与補助金が徐々に終了していく中、雇用市場が回復すれば、現在の貯蓄は消費に回る可能性がある」との見方を示した。
一方金融サービス比較サイトのレートシティー(RateCity)によると、40万豪ドルの定期預金に支払われた利息額は2月以降半減。
4大銀行による預入期間6カ月の定期預金の利息は0.73%と、新型コロナ流行前の水準である1.56%から大きく低下した。”(出典:NNA ASIA)
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ジェイソン・マロニー選手、井上尚弥選手に7R KO負けを喫す
” ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が31日(日本時間11月1日)、米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回2分59秒KO勝ちした。
キャリア23戦目で自身初めてのKO負けを喫したマロニーだが、陣営は井上を称えている。
戦前から強気な発言を繰り返していたマロニー。井上を相手にしても、怯まず挑戦者らしく前に出て戦った。
序盤から井上のキレのある動きに翻弄された。それでもガードを高く固め、時折鋭いパンチを当てる場面もあった。
しかし6回にカウンターの強烈な左フックを貰いダウン。これは立ち上がったが、7回にもカウンターの右ストレートをもろに被弾。
膝から崩れ落ちると、立ち上がることはできなかった。 自身2度目の世界戦でキャリア2敗目。KO負けは初めてだ。
マロニーのマネージャーを務めるトニー・トーリ氏は試合後、「連絡をくれたみなさんありがとう。ジェイソンは大丈夫ですし、オーストラリアを誇りに思わせました」とツイート。
さらに「残念ながら、ほんの一瞬で全てが決まり、試合は終わりました。ピークにある素晴らしいパウンド・フォー・パウンドの王者、ナオヤ・イノウエの功績を完全に認めます。
ジェイソン・“メイヘム”・マロニーはきっと戻ってきます」と井上の強さを称え、カムバックを誓っている。”(THE ANSWER via Yahoo! JAPAN)
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ワラビーズ、オールブラックスに圧倒され、2020ブレディスローカップ 2敗1分
” ブレディスローカップ第3戦とラグビーチャンピオンシップ開幕戦を兼ねたオーストラリア代表×ニュージーランド代表の試合が10月31日、シドニーのANZスタジアムでおこなわれ、ニュージーランドが43-5で完勝した。
両チームの対戦は今年4試合組まれ、ニュージーランドが2勝1分として勝ち越しを決めたため、
この長年のライバル同士が争う伝統のブレディスローカップは、オールブラックスの愛称で知られる男たちが防衛成功、18年連続キープとなった。
ニュージーランドは試合序盤からペースを握った。前半3分に危険なプレーをしたオーストラリアの選手がイエローカードで10分間の退出となり、
反則が重なって敵陣深くに入った数的有利のニュージーランドは、5分、連続攻撃からPRカール・トゥイヌクアフェがインゴールに突っ込み先制した。
その後、自分たちもイエローカードをもらい14人になりながら攻め続けたニュージーランドに対し、オーストラリアはWTBマリカ・コロインベテのトライセービングタックルなどで発奮したが、黒衣の男たちの勢いは止まらなかった。
ニュージーランドは21分に敵陣22メートルライン内のモールからボールを出すと、SHアーロン・スミスがとっさに攻めの方向を変え、SOリッチー・モウンガが軽快なフットワークでディフェンダーを翻弄しトライを決めた。
27分にはオーストラリアが前へ詰めてきたところで、FBボーデン・バレットがチップキックで裏に出し、バウンドボールを手にしたモウンガが約60メートル走り切って点差を広げた。
ニュージーランドはプレッシャーをかけ続け、29分にはラインアウトからモールで押し込みトライ。26-0で折り返した。
早めに点差を詰めたいオーストラリアは後半早々、スピードとパワーを兼ね備えたCTBジョーン・ペタイアが3人のタックラーを破って大きくゲインし、仲間がサポートしてリサイクルも速く、この試合がデビューで10番を任されたノア・ロレシオがトライゲッターとなった。
しかし、ニュージーランドはPGで加点したあとの71分(後半31分)、ゴール前のスクラムからショートサイドを攻めてWTBリーコ・イオアネがトライ。
74分には途中からFBにポジションチェンジしたジョーディー・バレットがハーフウェイ手前から中央を突破して50メートル以上走り切り、勝負を決めた。
なお、今年のラグビーチャンピオンシップは、前回大会王者で2019ワールドカップ優勝チームでもある南アフリカ代表が新型コロナウイルスの影響で不参加となったため、ニュージーランド、オーストラリア、そしてアルゼンチンの3か国代表による“トライネーションズ”でおこなわれる。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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メルボルン、4ヵ月続いたロックダウン解除
” オーストラリアで新型コロナウイルス感染の震源地となっていたビクトリア州で、過去24時間に確認された感染者数は1人となった。
4カ月間続いた州都メルボルンのロックダウン(都市封鎖)は28日に解除された。
アンドリュース州首相によると、陽性反応者は3人だが、うち2人は新たな感染者ではないという。
新型コロナウイルス感染症による国内の死者905人のうち90%は同州内の患者となっている。過去24時間に新たな死者は報告されていない。
一方、国内人口最多のニューサウスウェールズ州では、過去24時間に確認された市中感染は3人だった。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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(2020年)9月小企業売上高5.2%増と大幅改善
” オーストラリアの小規模企業の売上高が9月に前年同月比5.2%増を記録し、新型コロナウイルスの感染流行が始まって以来、最大の伸び幅となったことが、ニュージーランドのオンライン会計ソフトウエア企業ゼロ(Xero)とコンサルティング会社アルファベータの共同調査で明らかになった。
新型コロナ関連の規制緩和と政府による景気刺激策が貢献したとみられる。28日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。
約10万社の会計データを基に両社が作成した報告書「ゼロ・スモールビジネス・インサイト」によると、小規模企業の9月の増収幅は過去半年間で最大だったほか、新型コロナ発生前の平均である4.6%を上回った。
厳しい関連規制の下、8月に同6%減に落ち込んでいたビクトリア(VIC)州が9月に同0.4%増に回復したことが、全国的な数字を押し上げた。
小規模企業の雇用についても、9月は同0.8%増となり、新型コロナ発生によって失われた雇用の約3分の2が取り戻された状態だ。
VIC州では同0.9%増に回復したが、依然として新型コロナ発生前の水準を10.9%下回っているという。
ゼロ・オーストラリアのアイネス最高経営責任者(CEO)は、「小規模企業の売上高の伸びは明確な回復を示しており、予想をはるかに上回った」と指摘。
ただ、政府の給与補助制度「ジョブキーパー」の申請要件が厳格化されたことに触れ、「向こう数カ月が正念場となる」との見方を示した。
ジョブキーパーはこれまで、計100万社以上に所属する380万人に支払われ、支払総額は約600億豪ドル(約4兆4,645億円)に達している。”(出典:NNA ASIA)
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ノースストラドブローク島でカンガルーとコアラが一触即発
” 野生のカンガルーやコアラが生息することで有名なオーストラリアの離島にて、カンガルーがコアラを追いかけまわす動画が撮影された。地元でも滅多に見られない光景に多くの人が驚いている。『news.com.au』『PerthNow』などが伝えた。
豪クイーンズランド州ブリスベンの東側に位置するノースストラドブローク島は、野生のカンガルーやコアラ、野鳥など自然に溢れた観光地で、野生の動物たちに会おうと多くの観光客が訪れる。
島内で野生のカンガルーやコアラを見かけることは珍しいことではない。しかし普段は木の上にいるコアラがカンガルーと出会うことは滅多にないのだが、今回はその2頭が一触即発の事態となってしまったのだ。
地元の人が撮影した動画には、民家の庭でコアラを追いかけるカンガルーと必死に逃げるコアラの様子が映っている。
コアラが壁の方に追い詰められると2頭は立ち止まり、お互いの様子をじっとうかがう。
再びカンガルーがコアラに近づくと、コアラは一瞬の隙を見て一目散に走り出し、カンガルーは諦めたのか違う方向へ走っていった。
動画では撮影者が「信じられない! カンガルーとコアラが喧嘩してる! カンガルーがコアラを攻撃しようとしているわ」と話しているのが聞こえる。
カンガルーはコアラを襲うというより遊びたくてちょっかいを出しているようにも見えるが、コアラからしてみれば自分より倍以上も大きな体のカンガルーがジャンプして追いかけてくるのは恐怖でしかないだろう。
『7NEWS.com.au』ではこの動画を「今までで一番オーストラリアらしい動画かもしれない」というコメントとともにツイッターに投稿しているが、10月27日の時点で2万5千回以上の再生回数を記録した。
ユーザーからは「可哀そうなコアラだ」「木に登って逃げて!」「困ったいじめっ子カンガルーだ」といったコメントや「こんなの今まで見たことないよ」という声も見られ、オーストラリア人も驚きの出来事だったようだ。”(出典:Techinsgiht via livedoor NEWS)
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(2020年)第3四半期GDP、プラス成長回復の見通し
” オーストラリア準備銀行(中銀、RBA)のデベル副総裁は27日、同国の国内総生産(GDP)は第2・四半期まで2四半期連続でマイナス成長に陥った後、第3・四半期にプラス成長を回復した公算が大きいとの見解を示した。
ビクトリア州での厳格なロックダウン(都市封鎖)による成長の押し下げ効果は「当初恐れていたよりもやや小さかった」とし、
中銀が8月に金融政策に関する四半期報告を出した時点の予想よりも押し下げ効果はやや小さかった可能性があるとした。GDP成長率をマイナスにするほどではないと述べた。
豪議会の委員会にビデオで参加した際、議員の質問に答える形で語った。 第3・四半期GDPが若干のマイナスではなくプラス成長だったというのが中銀の現時点での「最善の予測」だとした。
「ビクトリア以外の国内各地の強さはビクトリアの押し下げ効果を上回った」と述べた。
豪中銀は11月3日の理事会で、政策金利を15ベーシスポイント引き下げ、過去最低の0.1%とするほか、債券買い入れ策を拡大するとみられている。
デベル氏は、量的緩和策の見通しは市場が敏感に反応するニュースだとして、コメントを控えた。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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(2020年)10月のテレビ広告支出増加で回復基調か
” オーストラリアの10月のテレビ広告支出が、26日までの暫定値で前年同期比で1.3%増加し、4年ぶりの高水準となったことがメディア調査会社スタンダード・メディア・インデックス(SMI)の調べで分かった。
広告市場に、新型コロナウイルス流行による景気低迷からの回復の兆しが見えている。アドニュースが伝えた。
新型コロナの流行以降、広告支出は浮き沈みが激しい状況が続いていた。
5月に前年同期比で40.4%減と大幅に落ち込んだ後、急激な増加と減少を繰り返し、9月は暫定値で32%減少したとみられている。
10月の支出増の背景には、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)とナショナル・ラグビー・リーグ(NRL)の最終戦が9月から10月に延期されたため、広告支出も月ずれしたことがあるようだ。
また、140種類以上の製品カテゴリーのうち、50種類以上で広告支出が伸びているという。
英広告大手WPP傘下の広告会社メディアコム・オーストラリアのパン最高経営責任者(CEO)は「新型コロナ流行の影響で、
製品のキャンペーンが第4四半期(10~12月)にずれこんで集中していることから、大手テレビ局では広告の需要が供給能力を上回っている」と説明した。”(出典:NNA ASIA)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる