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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ロシア・ワールドカップアジア最終予選 オーストラリア対日本の初戦は引き分け

ロシア・ワールドカップアジア最終予選 オーストラリア対日本の初戦は引き分け

” ロシア・ワールドカップアジア最終予選で12日、オーストラリア代表と日本代表が対戦した。

試合は1-1に終わったが、オーストラリア代表のFWロビー・クルーズは日本がオーストラリアのエースFWティム・ケーヒルを恐れていたと話した。

前半こそ日本が押し気味に試合を進め、オーストラリアにもチャンスを与えなかったが、後半に入ると展開は一転。

オーストラリアが終始ボールを保持し続け、70分、エースのFWティム・ケーヒルが入ると、スタジアムの雰囲気は最高潮に達し、チームを後押しした。

決勝点こそ生まれなかったものの、ケーヒルの存在感は絶大であったとクルーズは証言している。

「ケーヒルは日本相手に素晴らしい記録と結果を残してきた。彼らは恐らくケーヒルを恐れていたね。

世界のすべてのチームがティミー(ケーヒル)を恐れているだろう。彼はあの年齢にも関わらず、ボックス内に送ったボールの内10回に9回は勝っていた」

オーストラリアは現在、勝ち点8でグループBの2位、日本は勝ち点7の3位。なお、首位は勝ち点10のサウジアラビアとなっている。”(出典:GOAL

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:フォード・オーストラリア 91年の歴史に幕

フォード・オーストラリア 91年の歴史に幕

” オーストラリア・フォード社は、10月7日朝、アセンブリー・ラインから送り出されてきた乗用車10台を最後にメルボルンとジーロングの工場を閉鎖した。

シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

オーストラリアにおける自動車生産停止は数年前から決まっていたが、同社は91年に及ぶオーストラリアでの自動車生産の歴史を閉じた。

同社の600人の社員が失業したが、下請け、部品供給企業などへの波及で失業者は最終的に何千人にもなると予想されている。

また、ホールデン社もアデレードの工場のCruzeモデル生産をこの日で終了し、270人が人員整理の対象になった。

しかし、同社がオーストラリアにおける自動車生産から撤退するのも確実と見られている。

7日午前9時30分、フォード社のブロードメドウズ工場の社員とジーロングのエンジン工場の社員はビデオ・リンクで顔を合わせた。

また、この日の生産車10台は工場社員だけが立ち会いを許された。さらに午前10時30分には工場社員が同工場からの最後の帰宅を始めた。

社員は、「今朝は互いに別れを告げ、抱き合ってキスを交わし、コーヒーで語り合い、最後の生産車の写真を撮った」と語っている。

また、ブロードメドウズ工場に22年間勤めたニック・ドリアさんは、工場の門を後にするなり、涙を流し、「立ち止まってはいられない。もう終わったんだから。新しくやり直すしかない。

自分はディーゼル・メカニックだから仕事口はある。しかし、仲間には読み書きもコンピュータを使うこともできない者も大勢いる。彼らはこれから苦しくなると思う」と語っている。

オーストラリア製造労働組合(AMWU)のデーブ・スミス氏は、「フォード社の労働者は最後まで威厳を保ってきた素晴らしい人達だ。他の業種で働き続けることができればと願っている。

しかし、これほどの大規模な失業がまさしくもっとも悪い時に起きた。失業者を吸収するのに十分な仕事口がないのだから」と語っている。

VIC州だけでも自動車産業閉鎖で6,500人が失業すると予想されている上に、自動車部品企業137社のうち、半数以上が未だに自動車部門から転換できないまま先行きも見えない。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2016 アルゼンチンを下し、ワラビーズ2位で終了

ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2016  アルゼンチンを下し、ワラビーズ2位で終了

” ラグビー南半球4カ国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2016)は8日、第6節の試合が行われ、W杯王者のニュージーランドが57-15で南アフリカを下し、2個の記録を作って大会制覇に花を添えた。

この日の試合の結果、ニュージーランドは、30点満点の勝ち点を獲得して今大会を優勝。

これは、全6節でボーナスポイントを獲得して全勝しないと届かない勝ち点で、過去に何度も同大会を制しているニュージーランドでも、完全制覇の記録をつくるのは初めてとなる。

またこの試合は、ニュージーランド対南アフリカ戦で最も点差がついた試合でもあった。

この勝利で、ニュージーランドは史上最多タイとなるテストマッチ17連勝を飾った。10月22日にホームのオークランド(Auckland)で行われるオーストラリア戦に順当に勝利すれば、18連勝の新記録を樹立することになる。

トゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で行われたもう一方の第6節の試合では、4トライを挙げたオーストラリアが33-21でアルゼンチンに勝利し、2位の座を確保した。以下、3位が南アフリカ、最下位がアルゼンチンとなった。”(出典:AFP=時事 から抜粋)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:注目されるカイリー・ミノーグの同性婚認定を求める発言

注目されるカイリー・ミノーグの同性婚認定を求める発言

” カイリー・ミノーグ(48)は母国オーストラリアで同性婚が認められるようになるまで婚約者ジョシュア・サス(28)とは結婚しないという。

カイリーは先週末、オーストラリアで同性間での結婚を許可する法律の認定を求める「セイ・アイ・ドゥ・ダウン・アンダー」キャンペーンをドリー・パートンと共に発足しており、

その支援をしているジョシュアは、「オーストラリアで同性婚が認められていないと知った時はとにかく驚いたよ。

色んなレベルで理解できないよ。道徳面や宗教面とか何であろうが、自分には愛した人と結婚する権利があるのに、その性的指向を理由に権利を持ち合わせていない人がいるなんてね」と続けた。

先月、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は来年初頭にも同性婚に対する一般投票を行う予定であることを発表していた。

同国での同性婚の合法化を求めているのはジョシュアとカリイーだけでなく、先日にはクイーンズランド出身のマーゴット・ロビーも『サタデー・ナイト・ライブ』出演時、「セイ・アイ・ドゥ・アンダー」と書かれたTシャツを着ていた。”(出典:VOGUE JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:住宅バブル崩壊リスク、シドニーが世界4位にランクイン

住宅バブル崩壊リスク、シドニーが世界4位にランクイン

” 金融UBSの「住宅バブル崩壊リスクが高い世界の主要都市指数」で、オーストラリアのシドニーが4位となったことが分かった。

シドニーは2012年にはアジア・太平洋地域の都市の中で最下位だったものの、住宅価格が同年半ば以来45%上昇し、最上位となった。

ただ、今年になって住宅価格上昇率は減速している。28日付地元各紙が伝えた。

UBSが世界18都市の住宅価格を分析したリポートによると、不動産が過大評価されている傾向が多くの都市で11年以来顕著になっているという。

同リポートでは、住宅価格が11年以来平均50%上昇した場合をバブルリスク圏内としている。

UBSは、過去3年間におけるシドニーの住宅価格上昇の背景には、中国を中心とした海外からの需要の増加があると指摘。

ただ、今後は住宅開発の増加や海外バイヤーへの課税によって沈静化する可能性があると見ている。

豪政府統計局(ABS)によると、第2四半期(4~6月)の全国の住宅価格上昇率は約3年間で最低水準の伸びとなり、シドニーは6月までの1年間で3.6%と、前期の9.7%から大幅に鈍化した。

一方、シドニーやメルボルンの住宅競売成約率は約80%と堅調を維持している。

UBSは「各国の国債のうち3分の1以上がマイナス利回りとなっており、不動産が有形資産として再評価された。

バブル崩壊リスクが高い都市はすべて、堅調な実体経済を反映していない過剰に低い金利が設定されている」と述べた。

国内のエコノミストの間では、オーストラリア連邦準備銀(RBA)が政策金利を史上最低の1.5%に据え置くとの予想が多く、一部はさらに引き下げると見ている。

同指数の首位は、住宅価格が14年末以来25%以上上昇したカナダのバンクーバーで、英ロンドンとスウェーデンのストックホルムが続いた。東京は12位だった。”(出典:NNA.ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:W杯2018 アジア最終予選、いよいよオーストラリア対日本戦

W杯2018 アジア最終予選、11日にオーストラリア対日本戦

” 10月11日(火)にメルボルンのドック・ランド・スタジアムで開催されるFIFAワールドカップ2018・アジア最終予選「日本サポーター・エリア」のチケットの売れ行きが好調だ。

8月30日、ホームでUAEに1-2のまさかの敗戦を喫した日本にとって、最大のライバルであるオーストラリアとの対戦の重要性は一段と増した。

そんな中で、初戦の躓きから立ち直りを図る日本は、オーストラリアが日本を破ったUAEに敵地で1-0と快勝したその同じ夜に、2-0とアウェーでタイに勝利して大事な10月シリーズに備える。

かなりの激戦が予想されるグループBは、日豪両国に加えて、イラク、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、タイの6カ国がしのぎを削る。

そのうちの上位2チームが本選出場を自動的に決め、3位のチームはプレーオフに回る。

草賀純男・在オーストラリア日本大使は「ロシアで行われる2018年のワールドカップの出場権を得るためには、このアウェーでの日豪戦が最大の関門。

当地の日系社会と一緒になって、私もメルボルンの地で我が代表チームを応援したい」と試合を心待ちにする。

「サッカルーズは、この最終予選、2連勝で勝ち点6を積み上げる幸先の良いスタートを切れた。しかし、最終予選は始まったばかりで、グループBの出場権争いは長くタフなものになる。

そのグループBで最大の見せ場となる大事な試合で、2,600枚もの『日本サポーター・エリア』のチケットが既に売れていることをとても嬉しく思っている」と語るのは、オーストラリア・サッカー連盟(FFA)のデービッド・ギャロップCEO。

今回のメルボルンでの日豪戦は、両国が最初に相まみえた1956年11月25日のメルボルン・オリンピックでの初顔合わせ(オーストラリアが2-0で勝利)から、ちょうど60年目。

最終予選の行く末を占う重要な試合で、日豪両国のライバル関係の長い歴史に新たな一章が書き加えられることになる。

ギャロップCEOは、「サッカルーズとサムライブルーは、メルボルンでの対戦の夜に、サッカーでの両国のライバル関係の60周年を迎える。

当日は、両国のサポーターがそんな大事な試合にふさわしい素晴らしい雰囲気を演出してくれるだろう」と日豪両国にとって記念すべき試合への期待を語った。

56年の初対戦以来、過去23回戦われた“日豪戦”。通算の対戦成績は、日本の8勝7敗8分とほぼ五分。23試合での総得点数は、オーストラリアの30点に対して、日本が32得点と若干上回っている。

ACミランでプレーする日本代表の本田圭佑は「タイ戦は、何よりもまず、勝つことが大事だった。内容的にもUAEに勝てなかった初戦に比べて格段に良くなっている。

(10月シリーズの)次の試合までは少し時間があるので、きちんと準備をしたい」と、タイ戦の2-0での勝利の後で前向きに語った。

メルボルンでの日豪戦の「日本サポーター・エリア」チケットの売れ行きは好調。

試合までにはさらに多くのファンがチケットを買い求め、試合当日には、オーストラリア国内外からの多くの日本サポーターが日本の応援のために集結することが期待される。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:クイーンズランド州でオリンピック?!

クイーンズランド州でオリンピック?!

 ” QLD州(註:クイーンズランド)南東部のカウンシルの市長からなる、カウンシル・オブ・メイヤーズ(SEQ)は23日、2028年に開催される夏のオリンピックの候補地として名乗りを上げるため、市長らが事前調査を実施することで合意した。

オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)のジョン・コーツ会長は、SEQの決定を歓迎し、「AOCは事前調査の実施を当初から支持していた」と述べ、「これを五輪開催へ向けての第一歩と考えている」と話した。

一方、ゴールドコーストとローガンは調査費用の負担を拒否しており、ローガンのスミス市長は「オリンピック開催がローガンの人々に恩恵をもたらすという保証はない」と支持しない理由を説明したが、ブリスベンのクアーク市長は「圧倒的多数」の市長らから、調査を進める支持を得たと話した。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:9月までのM&A総額、前年同期比28%減

9月までのM&A総額、前年同期比28%減

” オーストラリアで今年成約したM&A(合併・買収)の総額が、9月までに14年以降では最低額となる578億米ドル(約5兆8,567億円)と、前年同期比28%減となったことが分かった。

低金利下で買収対象企業の価値評価が難しいことや、投資家からの配当金の増額要求が高まっていることが背景で、企業がM&Aに尻込みしているようだ。3日付地元各紙が報じた。

M&Aにより新規に株式を発行した場合、資本ベースが拡大することで、既存の配当金の維持や増額が困難になるとみられ、企業の役員はM&Aの実施をためらっているようだ。

また、今年9カ月間に計画が発表されたM&A総額も前年同期比31%減の600億米ドルとなり、減少幅は世界平均の20%減を上回った。

このほか、海外からオーストラリア企業を狙ったM&A総額は、同51%減と2005年以来で最低水準となり、オーストラリア企業による海外企業を対象としたM&A総額も61%減だった。

またプライベート・エクイティ企業などによる子会社の新規株式公開(IPO)も56%減と低調だった。

投資家の間では、連邦政府がニューサウスウェールズ州政府の電力公社オースグリッドの権益50.4%の放出について、

安全保障上の問題を指摘して、中国系企業2社による応札を却下したことにより、海外からオーストラリアへの投資機運を阻害していると懸念する声が出ている。

ただ、7~9月期だけでみると、発表されたM&A総額は前年同期比1.3%増の184億米ドルに上った。”(出典:NNA.ASIA

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