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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、アルゼンチンに善戦を許すも終盤振り切る(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2022)

ワラビーズ、アルゼンチンに善戦を許すも終盤振り切る(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2022)

” 13か月後に開幕するラグビーワールドカップで日本代表などと同組に入るアルゼンチン代表は、南半球のビッグ3に挑む「ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2022」の第1節を地元メンドーサで迎え、世界ランキングが3つ上(6位)のオーストラリア代表相手に奮闘したが、26-41と逆転負けした。

現地時間8月6日にエスタディオ・マルビナス・アルヘンティナスでおこなわれたこの試合。

先制したのはアルゼンチンで、前半6分に敵陣深くへ入ると、ラインアウト後にサインプレーなどを使ってゴールに迫り、NO8パブロ・マテーラがSOサンティアゴ・カレーラスとの連係から抜けて最初の得点者となった。

対するオーストラリアは18分、敵陣深くに入ってモールからバックス展開し、SOクウエィド・クーパーがディフェンダーをひきつけてWTBジョーダン・ペタイアの突破&トライをアシストした。

しかし前半、オーストラリアは反則が多く、アルゼンチンのWTBエミリアノ・ボフェリがペナルティゴール(PG)で着実に得点を重ね、19-10で折り返した。

オーストラリアは今回の遠征で、主将のマイケル・フーパーがマインドセット(心理状態)の問題を理由に離脱したが、この試合の48分(後半8分)には、司令塔のクーパーが足を痛めて動けなくなり、新たな心配事となってしまった。

しかし、アクシデントに見舞われた直後、敵陣深くでの攻撃を続けたオーストラリアは、ラインアウトからモールで前進し、フーパーに替わって7番をつけたフレイザー・マクライトが抜けてトライゲッターとなり、チームを鼓舞した。

そして、クーパーに替わってSOに入ったリース・ホッジがコンバージョンを決め、2点差に詰めた。

55分にアルゼンチンが自陣深くからのカウンターで、FBフアン・クルス・マリアとNO8マテーラの力走をFLフアン・マルティン・ゴンサレスがフィニッシュして会場を沸かせたが、オーストラリアは62分、ラインアウトからのドライビングモールでペナルティトライを獲得し、流れを引き戻した。

そして、アルゼンチンにイエローカードが出て数的有利となったオーストラリアは、66分にホッジのPGで逆転に成功する。

アルゼンチンはラスト20分の戦いに突入してから反則とエラーが増えるようになり、優勢となったオーストラリアは70分にもモールでゴールに迫り、ボールを持ち出したHOフォラウ・ファインガアが突っ込んでトライを決め、点差を広げた。

勝利は難しくなったアルゼンチンは、7点差以内にしてボーナスポイントを得ようとしたものの、両チームとも死力を尽くした最後の攻防でトライを奪ったのはオーストラリアで、15点差がつき試合終了となった。”(出典:RUGBY REPUBLIC via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2022年6月貿易黒字、176億ドル超でまた過去最高

2022年6月貿易黒字、176億ドル超でまた過去最高

” 豪政府統計局(ABS)が4日に発表した、オーストラリアの6月の貿易収支(季節調整値)は、176億7,000万豪ドル(約1兆6,450億円)の黒字で、5月から26億5,400万豪ドル増加し、前月に続き再び過去最高を更新した。コモディティーの海外需要拡大と価格上昇が合わさり、輸出を底上げした。

貿易黒字額は、市場予測の140億豪ドルを上回った。

輸出額は615億2,700万豪ドルで前月比5.1%増、輸入額は438億5,700万豪ドルと0.7%増加した。

輸出額の内訳は、農産物が11.8%増の62億9,700万豪ドルとなり、非農産物は1.6%増の456億6,700万豪ドル、サービスは3.3%増の59億1,500万豪ドルだった。

非農産物の輸出の内訳は、◇金属鉱石・鉱物:154億9,700万豪ドル(5.5%増)◇石炭・コークス・豆炭:143億5,300万豪ドル(0.6%減)◇その他鉱物燃料:93億2,600万豪ドル(2.2%減)◇機械:10億1,600万豪ドル(3%増)◇輸送設備:2億9,400万豪ドル(12%減)――などとなった。

■「貿易黒字はピーク間近」

輸入の内訳は、◇消費財:105億5,800万豪ドル(3.9%減)◇資本財:77億4,200万豪ドル(2.1%減)◇中間財など:167億9,900万豪ドル(2.4%増)◇サービス:80億2,800万豪ドル(5.1%増)――となった。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミストは、特に金の輸出額が前月比63.8%増と大きく伸びたと指摘。

過去最高の貿易黒字は、金のほか石炭や鉄鉱石、液化天然ガス(LNG)の輸出拡大が大きな要因とした。

ただ、中国が石炭輸入を制限し、鉄鋼生産も軟調になっていることなどから、貿易黒字はピークに近づいていると解釈している。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:マーク・バトラー保健相、コロナ感染が予想より早くピークアウトした可能性に言及

マーク・バトラー保健相、コロナ感染が予想より早くピークアウトした可能性に言及

” オーストラリアのバトラー保健相は4日、新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA. 4」と「BA.  5」で加速した今冬の感染の波が、早期に最悪期を脱している可能性があるとの見方を示した。過去1週間は、入院者数が着実に減少しているという。

バトラー保健相はナイン・ニュースに対し「感染者増加ペースが明らかに鈍化し始めているもようで、一部の州ではおそらく減少、入院者数も減少している」と述べ「予想より早くピークに達したと静かに願っている」と述べた。

保健当局者らは、最新の波のピークは今月で、一部の州では感染者と入院者の増加ペースは月末までに鈍化する可能性があると予想していた。

公式統計によると、4日時点のコロナ入院者は約5,000人だが、1週間前の最多記録となった5,571人からは減少している。

これまでの累計感染者は950万人強、死者は1万2,072人で、世界的なワクチン接種率の高さと感染流行初期の厳格な規制により諸外国をはるかに下回る水準となっている。”(出典:REUTERS vai livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:航空便キャンセルなど2023年まで続く可能性

航空便キャンセルなど2023年まで続く可能性

” 2年半にわたって停止していた旅行業界が再開し、需要高と人手不足によって航空便のキャンセルなど混乱が続いている。専門家は、この状態が来年まで続く可能性を警告する。

旅行会社大手フライトセンターのグラハム・ターナーCEOは、「航空便の遅れやキャンセルは少なくとも年末まで続く」とナイン局の朝番組「トゥデイ」内で警告した。

また、「国内線はキャンセルや遅れが多数あっても、ほとんどの人が目的地に到着できる。国際線のキャンセルは座席確保が難しい」「オミクロン株の感染が落ち着けば、10または11月までには国内線は改善されるだろう」と加えた。

1日、コンピュータの不具合によって複数のカンタス機が出発できず、シドニー=メルボルン間で40便がキャンセルされ、乗客数百人が機内に残された。

シドニー空港はこのほど、出発便の遅れで世界の空港ワースト10に入った。

ソーシャルメディアには荷物損失、航空便の遅れやキャンセル、長蛇の列など旅行者の不満で溢れている。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ドミニク・ペロテ ニューサウスウェールズ州首相が初訪日

ドミニク・ペロテ ニューサウスウェールズ州首相が初訪日

” ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州のドミニク・ペロテ州首相は7月21〜29日、日本(東京、広島)、韓国(ソウル)、インド(ムンバイ、ベンガルル)の3カ国を歴訪した。

ペロテ氏が昨年10月に州首相に就任して以来、初の外国訪問となった。コロナ禍以降にNSW州首相が海外を訪れるのもこれが初めて。

ペロテ州首相は21日、訪問先の東京でNSW州企業・投資・貿易省の事務所を開所した。同州首相は「豪州にとって最大の物品輸出先である日本において、NSW州は強固な拠点を築いた。

北アジアで貿易と投資の機会を模索する企業にとって近道となるだろう」と述べ、事務所の開設を機に、同州企業の対日輸出や日本からの投資の呼び込みを積極的に進める考えを示した。

2020/21年度のNSW州の対日輸出額は105億豪ドル、日本との貿易額は171億豪ドルに達している。

また、東京都の小池百合子知事は「NSW州事務所の開設を祝福する。事業支援や規制緩和によって、東京は新しいビジネスを始める人にとって、魅力と可能性がたくさん生まれている」(原文英語)と述べた。

同省の北アジア貿易・投資上級部長を務めるマイケル・ニューマン氏が東京事務所長に就いた。20年以上の日本滞在歴がある同氏は「(再エネで生産される)グリーン水素やアンモニア、NSW州で産出される『クリティカル・ミネラル』(電動車や再エネ、航空宇宙、防衛などの産業を支える重要な鉱物資源)の大規模な投資や輸出を通して、日本の長期的なエネルギー安全保障を支援する。観光客や留学生の渡航先としても我が州を売り込んでいく」と抱負を述べた。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:牧場にSpaceX宇宙船の破片が落下

牧場にSpaceX宇宙船の破片が落下

” オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ダルゲティの牧場に、全長約3mの宇宙船の破片が落下していたことが分かりました。

現地を調査した天体物理学者により、破片はSpaceXの宇宙船「Crew-1」のものだったと報告されています。

見つかった破片はこんな感じ。しっかり地面に突き刺さっています。

牧場主のミック・マイナーズ氏によると、この破片は家屋から離れた場所にあり、近くを通りがかったときに偶然発見したものだとのこと。

マイナーズ氏は「発見当時は辺りが霧がかっていて、芝刈り機か何かだと思った」と話しています。

破片を発見したマイナーズ氏は近所に住む農夫のジョック・ウォレス氏に連絡。ウォレス氏が辺りを調べたところ、近くでいくつかの破片を発見したとのことです。

マイナーズ氏とウォレス氏は民間の航空安全局に連絡するも、「NASAに連絡してくれ」と言われたそうで、「ただの農民がNASAに何を言えばいいんだ」と困惑した2人は代わりにオーストラリア国立大学の宇宙物理学者、ブラッド・タッカー博士に助けを求めました。

現地を訪れたタッカー氏が撮影した破片の様子はこんな感じ。外装は焼けただれているものの、原形をとどめたワイヤーや断熱材、ボルトなどの部品を確認できたとのこと。

またウォレス氏が見つけた破片にシリアル番号を確認できたそうで、そこから破片はSpaceXのものであることが判明したとのことです。

マイナーズ氏らが破片を発見するおよそ2週間前、ニューサウスウェールズ州など広い範囲で爆発音を聞いたり空に光る破片を見たりしたという報告が多数挙げられていました。

実は牧場付近は役割を終えた宇宙船の残骸が大気圏に再突入する際の航路に近い位置にあり、ウォレス氏本人は気づかなかったものの、ウォレス氏の娘が当時大きな音を聞いていたそうです。

タッカー氏によると、この破片は1979年に西オーストラリアのエスペランス上空にNASAのスカイラブ宇宙ステーションが落下して以来、オーストラリアで記録された最大の破片である可能性があるとのことです。”(出典:GigaZiNE

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ハンバーガー類「密輸」に罰金25万円。ダーウィン空港で探知犬が発見

ハンバーガー類「密輸」に罰金25万円。ダーウィン空港で探知犬が発見

” インドネシアからオーストラリアに到着した旅行者が入国の際、リュックサックの中にマクドナルド製のハンバーガー類2個と、ハム入りのクロワッサンを隠し持っていたとして、2,664豪ドル(約25万円)の罰金を科されたことが明らかになった。

豪当局者は1日、北部にあるダーウィン空港の探知犬が「密輸」を発見したと指摘。

ワット農業相は「この乗客にとってこれまでで最も高価なマクドナルドの食事になるだろう」と語った。

豪州は主要産業の農業を病害虫から守るため、厳しい植物検疫を実施。インドネシアで発生した口蹄(こうてい)疫への警戒度を高めており、同国から輸入するすべての肉類に検査を行っている。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:マンリー・ウォリンガ・シーイーグルス「プライド」ユニフォーム着用

マンリー・ウォリンガ・シーイーグルス「プライド」ユニフォーム着用

” オーストラリア・ナショナル・ラグビーリーグ(NRL)のマンリー・ウォリンガ・シーイーグルス(Manly-Warringah Sea Eagles)は28日、LGBTQI+(性的少数者)コミュニティーへの支援を示す虹色がプリントされた「プライド(Pride)」ユニホームを試合で着用し、拍手喝采を浴びた。

シドニーに拠点を置くシーイーグルスはこの日、ホームで行われたシドニー・ルースターズ(Sydney Roosters)との大一番で、包括性や多様性を促進する取り組みとして、一日限りでプライドユニホームを着用した。

NRLのクラブがプライドユニホームを着るのはシーイーグルスが初めてだった。 この取り組みをめぐっては今週、計画が発表される前にクラブから事前の相談がなかったとして、太平洋諸国出身の所属選手7人が「文化的および宗教的」信条を理由に着用を拒否し、試合の出場をボイコットしていた。

緊張感が高まる中でクラブは警察と相談。7選手に対しては、身の安全を確保するためにもこの日の試合には顔を出さないよう指示していたが、シーイーグルスの会長によれば、着用を拒否した選手たちも今は取り組みを受け入れているという。

シーイーグルスのスコット・ペン(Scott Penn)オーナーは試合前、豪テレビ局チャンネルナイン(Channel Nine)とのインタビューで、ボイコットを表明した選手たちと面会したことを明かし、選手たちが不満だったのはユニホームではなく、むしろ相談がなかったことだったとコメントした。

オーナーはまた、選手7人が次は虹色のユニホームを着ることに前向きだったか聞かれると、「イエス。一緒にやろう。それが彼らが示した明確なメッセージだった」と述べた。”(出典:JIJI.COM AFPBB NEWS via Yahoo! JAPAN

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