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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2022年4月

失業率 − 2022年4月

” オーストラリアの4月の失業率は、1974年以来約50年ぶりの水準に低下した。21日に総選挙を控えるモリソン政権には追い風となる。

19日発表の豪統計局のデータによると、4月の雇用者数は前月から4,000人増加。

フルタイム雇用者が9万2,400人増加する一方、パートタイム雇用者は8万8,400人減少した。失業率は3.9%と市場予想と一致。労働参加率は66.3%に低下した。

豪統計局の雇用統計責任者ビョルン・ジャービス氏は「失業率が今回より低かったのは、調査が四半期ベースだった74年8月だ」と説明した。”(出典:Bloomberg

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:リーグワン1部昇格決定の花園近鉄ライナーズ〝悪童〟クゥエイド・クーパーの献身 

リーグワン1部昇格決定の花園近鉄ライナーズ〝悪童〟クゥエイド・クーパーの献身

“「人は会ってみないと分からない」とはよく聞く言葉だ。取材をしていて、それを実感することも多い。

最近でいえば、今季のリーグワン2部で優勝し、来季の1部昇格を決めた花園(旧近鉄)の指令塔、SOクウェイド・クーパー(34)だろう。

オーストラリア代表キャップ75の世界的選手。若いころには代表首脳陣を痛烈に批判し、「悪童」と批判された。

天才肌で自由奔放なプレースタイルと相まって、悪い意味で〝尖った人〟というイメージがあった。

だが、取材してみると、表情は柔らかで受け答えは丁寧。全体練習後には率先して居残り練習に励み、若手にも積極的に溶け込み、熱心に指導する。

練習中はピリピリムードを醸し出すこともあるが、「私にとって試合は特に重要ではない。勝敗はコントロールできないから。でも、日々の準備を大切にすることで勝利に近づくことはできる」という言葉を聞けば、それもうなずける。

クーパーは昨年夏、4年ぶりにオーストラリア代表に復帰。9月のラグビーチャンピオンシップ第3戦、南アフリカ戦(○28-26)から10月23日の日本代表戦(○32-23)まで5戦連続で先発し、5連勝に導いた。

オーストラリアに比べれば、レベルの低い日本、しかも2部のチームに所属していながら変わらぬ高い実力を示し、続く欧州遠征への参加も打診された。

だが、その要請をあっさり辞退する。

「日本のシーズン前の大事な時期で、チーム(花園)のためにも、自分のためにもそうするのが賢明だと思った。そうして良かったと思っている」と2部順位決定戦第2節の三重(旧ホンダ)戦を2日後に控えた4月28日の取材の際には、こう言い切った。

そんなチーム愛あふれるクーパーの左胸には『永久』という漢字のタトゥーが刻まれている。

てっきり2019年の花園入団後に入れたものと思ったのだが、09年のスーパーラグビー・レッズ時代の南アフリカ遠征の際、当時も今もHB団を組むオーストラリア代表110キャップのSHウィル・ゲニア(34)と一緒に入れたという。

「日本語を入れたかった。ここに家族のタトゥーを入れているからマッチすると思った」と左脇腹を指して教えてくれた。

ちなみにゲニアの左胸のタトゥーも漢字で『天使』。奥さんをイメージしたそうだ。

この計185キャップの超大型HB団は将来の日本行きを予感していたのだろうか。

2人は来年も花園でプレーする予定だ。日本ラグビー最高峰の1部でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。それは同年秋にW杯フランス大会を戦う日本代表の選手たちにとっても貴重な経験になるに違いない。”(出典:サンスポ

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シドニーで2年ぶりに大規模旅行・観光商談会開催

シドニーで2年ぶりに大規模旅行・観光商談会開催

” 日本人観光客に人気のオーストラリアで、2年ぶりに大規模な観光商談会が開催されました。

記者 「シドニー市内の会場です。現在、こちらには世界各国から多くの人が集まっています」 オーストラリア政府観光局が主催して、2年ぶりに対面で開催された旅行と観光の商談会。

日本を含む世界23か国から、500人を超えるバイヤーらを含め、およそ1,100人が集まりました。

日本からの商談参加者 クラブツーリズム(株)海外旅行部 大熊恵美さん 「(Q.豪州への旅行人気は?)イメージ的は本当にハワイと並んでオーストラリア・・・期待をしております」

一時は厳しい“ゼロコロナ政策”をとっていたオーストラリア。今年2月、2回のワクチン接種を完了した旅行者の全面受け入れを再開。

4月からは、入国前のPCR検査と新型コロナ陰性証明書の提出義務も廃止しました。 オーストラリア政府観光局アジア地区・航空担当 ホグ副局長 「こちらに戻って来られる海外旅行者を大歓迎します。

また、日本の入国規制などが早く撤廃されることを期待しています。多くのオーストラリア人も日本への旅行を楽しみにしています」 コロナ禍前の2019年には、年間およそ50万人の日本人旅行者がオーストラリアを訪問。

また、オーストラリアからは62万人以上が日本を訪れていて、商談会の参加者は、1日も早い両国間の自由な往来の再開を望むと話していました。”(出典:TBS NEWS DIG via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スコット・モリソン首相、総選挙を前に住宅政策を公表

スコット・モリソン首相、総選挙を前に住宅政策を公表

” モリソン豪首相は15日、総選挙を前に住宅所有を促し価格を抑制するための政策を発表した。総選挙は21日。

直近の世論調査ではモリソン氏の与党・保守連合(自由党と国民党)の支持率が野党・労働党の支持率を下回っており、9年ぶりに政権が交代する可能性がある。

自由党はこの日ブリスベンで選挙戦を正式にスタートさせた。

モリソン氏は住宅政策の詳細を説明して有権者に支持を訴えた。55歳以上の住宅売却を後押しし、売却資金を退職年金に投資することを可能にする。

住宅価格を抑制し、市場での家族向け住宅の供給を増やすとモリソン氏は強調した。

選挙戦ではこれまで物価高対策や国家安全保障問題、気候変動対策などに焦点が当てられていた。

一方、労働党は雇用拡大と産業基盤多様化に向け、先進的な製造業分野に10億豪ドルを投資する方針を示している。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2022年5月消費者マインド、利上げ不安でまた下落

2022年5月消費者マインド、利上げ不安でまた下落

” ウエストパック・メルボルン研究所は11日、オーストラリアの5月の消費者マインドが90.4ポイントと、前月から5.6%下落したと発表した。

生活費の高騰と政策金利の上昇に対する不安が圧力となり、ビクトリア州で新型コロナウイルス流行の第2波が原因で厳格なロックダウン(都市封鎖)が敷かれていた2020年8月以来の低水準となった。

消費者マインド指数は、個人の財政状態や景況感、出費状況などについての質問から割り出した経済指標。

100ポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回り、100ポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。調査は約1,200人を対象に行われた。

「今後12カ月の経済見通し」は前月比5.8%下落の90.4ポイント、「今後5年間の経済見通し」は4.1%下落の96.2ポイントとなった。

一方で家計への信頼感では、「前年比の家計」は前月比0.3%上昇の79.6ポイント、「今後12カ月の家計見通し」は11.2%下落の93.3ポイントとなった。

今後12カ月間の失業者数の増加見込みを示す失業予測指数は、前月比10.5%上昇の109.6ポイントとなった。

「住宅の買い時」は1.6%下落の77.5ポイント、住宅価格予想指数は9.4%下落の121.4ポイントだった。

ウエストパック銀行のチーフエコノミスト、エヴァンス氏は「インフレ圧力はここから緩和されるかもしれないが、消費者は、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)がこれから利上げを続ける予定であることを認識している」と指摘。

「銀行の預金金利が上昇するとの見通しはあるものの、金利上昇の見通しは明らかに消費者の重荷になっている」と述べた。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2027年のラグビーワールドカップ開催国はオーストラリア

2027年のラグビーワールドカップ開催国はオーストラリア

” 2033年までの、ラグビーワールドカップ(15人制)の開催地が決まった。

今年は女子のワールドカップがニュージーランドで開催され(2021年大会が新型コロナウイルスの影響により1年延期)、来年はフランスで男子ラグビーの最高峰舞台が用意されることになっているが、国際統括団体のワールドラグビーは5月12日、その次の女子の3大会(2025年、2029年、2033年)と男子の2大会(2027年、2031年)のワールドカップ開催地を発表。

2025年の女子大会はイングランドがホストとなり、2027年の男子大会と2029年の女子大会はオーストラリアで開催されることになった。そして、2031年の男子大会と2033年の女子大会はアメリカが開催国に決定した。

この日、ダブリンでおこなわれた年次会合において、ワールドラグビー理事会は全会一致で承認。ラグビーにとっての黄金の10年間が始まる。

・・中略・・

男子のラグビーワールドカップがオーストラリアで開催されるのは、2003年大会以来、24年ぶりとなる。

・・中略・・

ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、「今日という日はラグビーにとって画期的な瞬間であり、ファンにとってもエキサイティングな展開です。みんなのための真のグローバルスポーツとして、この夢の実現に携わったすべての人に祝福を送りたいと思います」とコメントした。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ホテル業界、2023年にもコロナ前水準に回復

ホテル業界、2023年にもコロナ前水準に回復

” 仏ホテル運営大手アコーホテルズは、オーストラリアのホテル業界は来年にも新型コロナウイルス流行前の水準に回復すると見ている。

国内の事業拡大に向け、高級ホテルブランド「ラッフルズ」を開業する可能性も示唆している。12日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

アコーのパシフィック部門のデリー最高経営責任者(CEO)は、「ソフィテル」なども含む高級ホテルの展開を増やすことで成長を目指したいとした。

現在は人手不足が課題で、有能な人材を逃さないよう柔軟な労働条件を提示していると述べた。

また中央商業地区(CBD)では、ビジネス旅行よりイベント開催が稼働率に貢献しているという。

同社は国内で「イビス」など336軒のホテルを展開。今年後半はメルボルンのサウスバンクに客室275室の「メルキュール」をオープンする。

■ヒルトンは香港系が買収

今後の復興を見込み、投資家がホテル業界に回帰しているようだ。香港のプライベートエクイティ(PE)ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)はこのほど、「ヒルトン・シドニー」を約5億3,000万豪ドル(約475億円)で買収した。国内ホテル買収額では過去最高。

また、アデレードでは昨年オープンしたばかりのソフィテルが売却先を模索しているほか、シンガポールやマレーシア企業が国内のホテル資産の放出を計画している。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:世界の都市総合力ランキング2021(#11 メルボルン, #12 シドニー)

世界の都市総合力ランキング2021(#11 メルボルン, #12 シドニー)

” 森記念財団都市戦略研究所(東京都港区)は、世界の主要都市の総合力を評価した「世界の都市総合力ランキング」(Global Power City Index、GPCI)を発表。

その結果、1位「ロンドン」、2位「ニューヨーク」、3位「東京」、4位「パリ」、5位「シンガポール」となり、ランキング上位の顔ぶれは昨年と同じだった。

GPCIでは各都市が持つ強みや弱み、課題を詳細に把握するために世界の主要都市の「総合力」を経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野で複眼的に評価し、順位付けして分析している。

1位は10年連続で1位を維持している「ロンドン」だった。スコアを若干落とした(昨年1661.1、今年1644.1)ものの、これは交通・アクセス分野における大幅な順位の下落(昨年1位から3位に下落)が主な要因であり、ロンドンの強みだった国際交通網の強さが、新型コロナウイルスの影響で失われたことが大きいと考えられる。

一方で、居住分野や環境分野においては順位を上げており、全分野においてバランスのとれた強みを有していた。”(出典:ITmediaビジネス ONLiNE

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