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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Wallaroos、サクラフィフティーン(日本代表)に敗れる

Wallaroos、サクラフィフティーン(日本代表)に敗れる

” 秋にW杯ニュージーランド大会を控えた女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」(世界ランク12位)が歴史を塗り替えた。

レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)や多くの選手が不在の中で過去3戦全敗のオーストラリア(同5位)を2点差で下した。

フィジー(同21位)、オーストラリアバーバリアンズ(キャップ対象外)に続く3連勝でオーストラリア遠征を締めくくった。

◇ ◇ ◇

「あと何分?」「いくんだよ!」-

電光掲示板に映る時間は光の反射で見えず、体格で勝る相手の猛攻は続いた。それでも日本は体を張り、1人の相手を2人がかりで止め続けた。

プロップ南早紀主将(26=横河武蔵野)は、ノーサイドの笛を聞き、ようやく集中を解いた。

「『80分終わった~』って思いました。むちゃくちゃうれしいです。価値が上がることで、ジュニアの選手が『サクラフィフティーンを目指そう!』と思う。そうあるべきだと思っている。勝つことでみんなに知ってもらえる。今回の勝利はすごく意味のあることだと思います」

真の強さが見えた。

遠征中はチーム内で新型コロナウイルスの陽性者が続出し、マッケンジーHCも、その1人となった。

試合前日の9日にも6人の陽性が新たに判明。試合48時間前のメンバー発表から、10のポジジョンで変更を余儀なくされた。

それでも南は「私たちはいつ、誰が、どのポジションに入ってもいいように準備をしてきた。不安はなかった」とたくましかった。

前半から堅い防御で接戦に持ち込んだ。1人が下半身、2人目が上半身にいくタックルを徹底し、相手のミスを誘った。キックを有効的に活用し、前半を0-0で折り返した。

後半も先手を打った。9分にSO大塚朱紗(23=RKU)のトライで先制。2点差に迫られたが、同19分には相手陣で速攻を仕掛け、フランカー細川恭子(22=パールズ)がインゴールに飛び込んだ。終盤は相手の反撃にあいながらも、全員でリードを守り抜いた。

前回の17年W杯アイルランド大会は1次リーグ3連敗。12チーム中11位で大会を終え、元カナダ代表のマッケンジーHCの下で強化を進めてきた。10月の大舞台に向け、歴史的勝利がもたらす好影響は大きい。

主将の南は言い切った。

「新しいスタートライン。プラスアルファで積み上げていく。自分たちが高めていければいいなと思っています」

サクラフィフティーンの挑戦は続く。”(出典:日刊スポーツ via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:小売売上高、2022年第1四半期は前期比1.2%増

小売売上高、2022年第1四半期は前期比1.2%増

” オーストラリア統計局が10日発表した第1・四半期の小売売上高は、インフレ調整後で前期比1.2%増加し、市場予想の1%増を上回った。

多くの品目で価格が大きく上昇する中でも、消費者の需要が堅調なことが示された。 前年比では4.9%増。売上高は931億9,000万豪ドル(645億1,000万ドル)で過去最高となった。

新型コロナウイルス関連規制の緩和を受け、カフェ・レストラン・テイクアウトが好調だった。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ウッドサイドの気候変動報告書、グラス・ルイスが否決を推奨

ウッドサイドの気候変動報告書、グラス・ルイスが否決を推奨

” 米議決権行使助言会社グラス・ルイスは、オーストラリアの石油・天然ガス大手ウッドサイド・ペトロリアムの株主に対し、今月の年次総会で同社の気候変動報告書を否決するよう推奨した。

同業他社に比べて、顧客の二酸化炭素(Co2)排出への対応が遅れているほか、削減目標を達成するため、オペレーション面の改革ではなく、カーボンオフセットと呼ばれる措置に依存しているとの懸念を示している。

2030年までにグリーンプロジェクトに50億ドルを投資する計画についても、具体的な内容を明示すべきだとしている。

ウッドサイドのリチャード・ゴイダー会長は、グラス・ルイスの主張に失望しており、結論には同意できないと表明した。

米議決権行使助言会社のインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は、ウッドサイドの気候変動報告書を条件付きで支持している。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:花園近鉄ライナーズ、ゲニア&クーパーが牽引しラグビーリーグワン1部昇格決定

花園近鉄ライナーズ、ゲニア&クーパーがラグビーリーグワン1部昇格決定

“ラグビーのNTTリーグワン2部で8日、花園近鉄ライナーズ(花園)が三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原)に34―22で勝ち、1部昇格を決めた。

試合終了の笛が鳴ると、花園の選手は抱き合い、歓声を上げた。だが、SOクーパーは「我々は勝つべくして勝った。だから喜んでいる姿を見せつける必要はない」と、1部昇格決定に沸く仲間に落ち着くよう促した。敗れた相模原への気遣いとともに、日本屈指の歴史を誇る古豪の気概をのぞかせた。

クーパーとSHゲニアというオーストラリア代表の世界的ハーフ団がけん引した。大胆にボールを動かし、相手のペースに持ち込ませない。前半11分、ラインアウトからロングパスや飛ばしパスで展開し、最後はWTB片岡がトライを決めた。

9分後にも片岡が一気に左サイドを駆け抜けてトライ。今季ここまで2敗を喫していた相手を攻略し、クーパーは「計画通りに進んだ」と満足げだった。

リーグ戦は2位ながら、トライ数は断トツの77。23歳の日本代表CTBフィフィタは、34歳の司令塔を「クーパー先生」と慕う。「小さい頃から見てきた選手。練習や試合中のオーラがすごくて、一緒にプレーできて光栄。たくさん学んでいて、僕もいつか彼のように有名になりたい」と目を輝かせる。

主将を務める26歳のフランカー野中も「経験値の少ない若手も多いが、ゲニアやクーパーらが練習から体で(手本を)示し、本番のような疑似体験を日々できた」とうなずく。

創部は1929年。60年代に黄金期を迎え、日本選手権を3回、全国社会人大会を8回制した。しかし近年は苦しい戦いが続く。旧トップリーグ時代は2011年度の5位が最高で、18年度からは2部のトップチャレンジリーグに甘んじた。

19年度は2部で優勝しながら新型コロナウイルスの流行により、入れ替え戦が中止となる不運もあった。

クーパーは「選手、スタッフ全員が成長したと実感した。この先も楽しみだが、旅は始まったばかり。今度は1部に居続けるため、これからも努力と成長が必要だ」と気を引き締めた。”(出典: 毎日新聞 via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ビクトリア州の人気ビーチ、浸食で消滅危機

ビクトリア州の人気ビーチ、浸食で消滅危機

” VIC州バス・コースト・シャイア市のマイケル・ウェラン市長は5日、同カウンシルにあるインバーロック・ビーチについて、「もう一度暴風雨に見舞われれば消滅する」として、補助金を要請したことが分かった。同ビーチは過去10年間で沿岸が70メートル消滅している。

バス・コースト・シャイア市は、バス・コーストの気候変動対策費用として1,246万ドルの補助を要請しており、このうち1,186万ドルを沿岸部の浸食対策に使うとしている。

ウェラン市長は、同市だけではコストをまかなえないとして、州政府か連邦政府からの支援を期待していると述べた。

ウェラン市長によると、同市はこれまでに250万ドルをかけてフィリップ・アイランドのコウェス・イーストで護岸工事を行っており、これには連邦政府から100万ドルの補助を受けている。

インバーロック・ビーチは、メルボルンから約143キロ離れた人気ビーチで、パンデミック前は訪れる人の40%が外国人観光客だった。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:駐豪米大使にキャロライン・ケネディ氏。上院が承認

駐豪米大使にキャロライン・ケネディ氏。上院が承認

” 米議会上院は5日の本会議で、駐オーストラリア大使に元駐日大使のキャロライン・ケネディ氏をあてる人事を承認した。

日米の中枢との太いパイプを生かし、中国の台頭でアジア太平洋地域での重みが増す豪州と円滑に調整できる態勢を築く。

ケネディ氏は1963年に暗殺されたケネディ元大統領(民主党)の長女で、同党のバイデン大統領が副大統領を務めたオバマ政権時代の2013~17年に駐日大使を務めた。

当時の外相が岸田文雄首相で、16年5月には現職の米大統領として初めてのオバマ大統領の広島訪問をケネディ氏と共に主導した。

豪州は日米印と構成する「Quad(クアッド)」に加え、米英と安全保障面で協力する「AUKUS(オーカス)」の一員でもある。

いずれも中国抑止を主眼にバイデン政権が21年に立ち上げた枠組みで、豪州の戦略的価値の高さを裏付ける。

ケネディ氏は21年11月、日米同盟強化への取り組みが評価され、旭日大綬章を受章した。

バイデン政権高官とも緊密な関係にあり、20年大統領選の民主党候補指名争いではバイデン氏を支持。なお民主党政権に影響力を維持する。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カンタス航空、超長距離便参入。2025年にニューヨーク直行便

カンタス航空、超長距離便参入。2025年にニューヨーク直行便

” オーストラリア航空最大手のカンタス航空は2日、シドニーとニューヨークやロンドンを結ぶ超長距離便の運航を2025年に始めると発表した。

飛行時間は19~20時間で、地元メディアは世界最長になると報じている。北米や欧州のビジネス需要が見込まれる路線の就航で収益力を強化する。

就航に向けて欧州エアバスの「A350-1000」を12機発注した。座席はファーストクラス6席、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー140席。ストレッチや軽い運動ができるスペースを設ける。

カンタスのアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は声明で「豪州への(欧米からの)旅行を阻んできた『距離の暴君』に対する最終的な対応策になる」と述べた。

17年に就航した豪西部パースとロンドンを結ぶ直行便に言及、「利便性や時間の節約に対して強い需要があることを示した」と、シドニーと欧米を結ぶ直行便にも自信をみせた。

カンタスはシドニーやメルボルンなど人口が集中する豪東部とニューヨーク、欧州を結ぶ直行便について17年に検討を開始。「プロジェクト・サンライズ」と名付け、19年に試験飛行を行った。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:小売売上高、2022年3月は予想上回る増加 

小売売上高、2022年3月は予想上回る増加

” オーストラリア統計局が4日発表した3月の小売売上高は前月から1.6%増加し過去最高の336億豪ドル(239億米ドル)となった。

市場予想を3カ月連続で上回った。 市場予想は前月比0.6%増加だった。前年比では9.4%増加。

物価高が購買意欲をやや冷やしているとみられるが、四半期の経済成長率が堅調なことを示唆する。

キャピタル・エコノミクスのシニアエコノミスト、マーセル・ティーリアント氏は「小売価格の大幅な上昇を考慮しても、小売売上高は推定で前期比1.5%増加した」とし「物価高騰と金利上昇が下押しリスクとなり消費者信頼感が低下しているが、高い貯蓄率で向こう数四半期は一段の堅調な伸びが見込める」と述べた。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は3日、2010年11月以来となる利上げに踏み切り、国内4大銀行は変動住宅ローン金利を政策金利の引き上げを同じ幅の25ベーシスポイント(bp)引き上げた。家計にとっては負担増となる。

統計局が発表した3月の住宅融資統計によると、新規融資は前月比1.6%増の336億豪ドル。市場予想(1.0%減)に反して増加した。このうち投資用住宅融資は2.9%増加し過去最高となった。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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