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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ジャーナリスト チェン・レイ氏の初公判、中国当局がグラハム・フレッチャー大使の傍聴を拒否

ジャーナリスト チェン・レイ氏の初公判、中国当局がグラハム・フレッチャー大使の傍聴を拒否

” 中国外務省の汪文斌副報道局長は3月31日の定例会見で、国家機密を海外に提供した疑いで逮捕、起訴された中国出身の豪州人ジャーナリスト、チェン・レイ氏の初公判が同日、北京市第2中級人民法院(地裁)で開かれたことを明らかにした。判決は後日、言い渡されるとしている。

豪州のグラハム・フレッチャー中国大使が初公判を傍聴するため同法院を訪れたが、拒否された。

この対応について、汪氏は「刑事訴訟法の規定に従い、国家機密に関する事件は公開審理されず、何人も傍聴はできない」と説明。「中国は法治国家であり、関係者の権利は十分に保障している」と正当性を強調した。”(出典:朝日新聞デジタル via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2022年2月建設認可急回復、集合住宅が伸び

2022年2月建設認可急回復、集合住宅が伸び

” 豪政府統計局(ABS)は3月31日、2022年2月の住宅建設認可件数(季節調整値)が1万8,675件と、前月比で43.5%増加したと発表した。

前月の27.1%減少から大幅に回復した。ABSの建設統計部門のロッシー部長は、ニューサウスウェールズ(NSW)州とビクトリア(VIC)州で集合住宅の認可が大きく伸び、全体をけん引したと説明した。前年同月比では7.8%減少した。

民間部門の一戸建て住宅の認可数は1万240件と、前月比16.5%増、前年同月比では27.4%減だった。

一戸建てを除く集合住宅などの認可数は7,183件と、前月比78.3%増、前年同月比25.5%増となった。

主な州の認可件数は、◇NSW州:5,543件(前月比48.8%増)◇VIC州:7,130件(91%増)◇クイーンズランド州:2,719件(14.6%減)◇南オーストラリア州:1,127件(35.9%増)◇西オーストラリア州:1,230件(8%増)――となった。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミストは「建設認可数は不安定だが、NSW州とVIC州では集合住宅の認可が増加傾向にあることが示された」とした上で、「政策金利が引き上がれば、この傾向は弱まるだろう」との見方を示した。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ニック・キリオス選手、また問題行動も謝罪せず。主審の試合裁きを非難

ニック・キリオス選手、また問題行動も謝罪せず。主審の試合裁きを非難

” 29日に行われたテニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2022)男子シングルス4回戦で敗退したニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が、試合中に審判に暴言を吐くなどしたことについて謝罪を拒否し、さらなる処分を受けようが構わないと言い放った。

第9シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に6-7(3-7)、3-6で敗れたキリオスは、第1セットのポイント中に主審のカルロス・ベルナデス(Carlos Bernardes)氏の無線が急に鳴り始めると、怒りを爆発させた。

ベルナデス氏を「完全なる道化」と呼び、「ツアー最大級の大会なのに、あんたらは自分の仕事もできないのか。恥ずかしい」と憤った。

その後もキリオスの怒りは収まらず、さらにこのセットのタイブレーク中にはコート脇の友人と話したように見えたため、反スポーツマン行為を取られた。

すでにひわいな発言で警告を受けていたキリオスには、これで1ポイントのペナルティー。

第2セット開始前にはラケットを破壊し、今度は1ゲームのペナルティーを科された。

キリオスは「あの男(ベルナデス氏)が観客をコントロールできていたとはまったく思わない」と話し、「観客のブーイングを浴び、審判が注目の的になっていたが、それは審判の仕事じゃない。

審判がしゃべったり、何かしたりするのを見に来ている観客はいない」と続けた。

他にもこの試合では、観客の一人がコートに侵入し、キリオスと自撮り写真を撮るハプニングもあった。

ベルナデス氏は、物議を醸したBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)対キリオス戦でも主審を務めていた。

キリオスはこの試合でラケットを投げ、不適切な発言をしたことで合計2万5000ドル(約305万円)の罰金処分を科されている。”(出典:AFPBB News

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:セールGP、オーストラリア連覇

セールGP、オーストラリア連覇

” セーリングの国別対抗戦、セール・グランプリの年間王者を決めるグランプリファイナル(GF)が28日、米国のサンフランシスコで行われ、日本は2季連続の準優勝に輝いた。

一発勝負のGFは年間総合順位の上位3チームで争われ、オーストラリアが連覇を飾り、賞金100万ドル(約1億2,000万円)を獲得した。GF前に開催されたシリーズ第8戦で日本は3位だった。

GFのスタートで失敗した日本の猛追も及ばなかった。9分37秒でフィニッシュして優勝したオーストラリアとは46秒差。

日本の司令塔を務めるネイサン・アウタリッジ(36)は「スタートで出遅れた上に撮影ボートが邪魔をしてさらに遅れてしまった。自分たちは全力で戦ったので運が足りなかった」と不運も襲った大一番を振り返った。

日本は年間総合順位2位でGFに進出。しかし、シリーズ8戦5勝と圧倒的な力を誇るオーストラリアの壁に2季連続ではね返された。そして、GF前はハプニングの連続だった。

まさかの無風でレースを一時中断。すると、コース上にクジラが進入してさらにスタートが延期された。“かじ”を任されるフライトコントローラーの高橋レオ(23)も「きょうは波が大きかったので調整が難しかった」と苦しんだ。

だが、今季はシリーズで2勝を記録するなど躍進。笠谷勇希(33)は「いくつかの衝突事故はありつつも、2大会で優勝できたのは良かった。

個人としては体力面と海面を読む力の向上」と手応えと課題を口にした。急成長を遂げた高橋は「(年間優勝の)100万ドルを逃して悲しいけど、このチームでは勝てるチャンスがあるので次に向けて頑張ります」と来季に向けて世界の頂点を見据えた。”(出典:中日スポーツ via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:入国者の出国前検査要件 2022年4月17日に廃止

入国者の出国前検査要件 2022年4月17日に廃止

” オーストラリア連邦政府が、入国者に対する出国前の新型コロナウイルス検査要件を4月17日に廃止する方針だ。

現状では、オーストラリアに入国するには出国前3日以内に検査を受け、陰性証明を提出する必要があるが、この義務がなくなる。

ハント保健相は「今こそオーストラリアを正常化する時だ」と述べた。一方、入国に際する新型コロナワクチンの接種要件はこれまで通り維持される。地元各メディアが伝えた。

出国前の検査・陰性証明提示要件は、昨年初めに水際対策として導入された。当初はPCR検査のみ認められていたが、昨年後半には24時間以内に受ける迅速抗原検査(RAT)も認められていた。

ハント保健相は、新型コロナに関するバイオセキュリティー命令を更新しないと言明。

これにより、出国前検査の要件のほかに、クルーズ船に対する制限や、RATキットの価格つり上げ防止のための罰則なども合わせて終了することになり、同相の緊急権限も失効する。

同命令はこれまでに8回更新されており、4月17日に期限を迎えることになっている。

同相は「オーストラリアは2年前に発令された緊急事態宣言から前進する準備が整っている」と述べた。

入国者は引き続き、オーストラリア医療製品管理局(TGA)が承認したワクチンを規定回数接種したことを証明する必要があるほか、国内線・国際線でのマスク着用義務も継続する。

■ブースター接種停滞、冬は感染拡大か

オーストラリアでは、ワクチンのブースター接種(追加接種)の接種率が停滞しており、冬には新型コロナの新たな変異株が猛威を振るう恐れがあるとの見方が強い。

12歳以上の対象者では、2回の接種完了率は94%と高水準なのに対し、ブースター接種率は60%弱にとどまる。

一方、オーストラリア予防接種技術諮問グループ(ATAGI)は、感染リスクの高い高齢者などに対する2回目のブースター接種を承認。4月4日から開始される見通しだ。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スコット・モリソン連邦首相、中国大使の会見申し出を断る

スコット・モリソン連邦首相、中国大使の会見申し出を断る

” 3月26日付ABC放送は、新しい駐豪中国大使がスコット・モリソン連邦首相との会見を打診していたが、モリソン連邦首相は、「中国の外交凍結が続いている間は大使との話し合いは無意味」とこれを拒絶したことを報じている。

また、「外相のドアは開いており、大使が話したければいつでも外相と話すことができる」と語っている。

肖千新大使は前任者よりも友好的かつ融和的な人物だが、モリソン首相は、「中国政府はオーストラリアと中国との間の閣僚級対話を完全にブロックしている。

中国政府がオーストラリア政府の閣僚との対話を拒否する限り、大使との会見も拒否するというのは完全に相応な対応だと考える」と語っている。

オーストラリアと中国との間の関係は、南シナ海領海問題やウイグルに対する人権侵害問題などでオーストラリア政府が中国政府に対して批判的な見解を取っていることで厳しい状況になっていたところに、2年前にはオーストラリア政府がEUなどと共に、新型コロナウイルスが武漢で発生した状況の調査を提案した。

これに対して中国政府は、オーストラリアの中国への大きな輸出品目数種の輸入禁止措置を打ち出し、両国の関係がさらに険悪になっていた。

肖大使は、就任後に「中豪関係の仕切り直し」を提案していた。しかし、オーストラリア政府は、北京の中国政府が依然として閣僚級の話し合いを凍結したままの状態では仕切り直しも難しく両国の緊張関係はほぐれないとしている。

2,3週間前には肖大使はマリス・ペイン外相と会見しているが、モリソン首相との会見は実現しておらず、質問を受けたモリソン首相は、「駐中豪大使も習近平主席との会見を果たしていない。

そもそも大使級は一国の首班とは会うものではなく、オーストラリアの場合も同じだ。理由があれば遭うこともあるが、中国が大臣同士の対話をブロックしている間はそれもあり得ない」としている。

保守連合政権と野党労働党は中国との外交問題でしばしば互いに批判を投げつけ合ってきたが、アンソニー・アルバネージ労働党党首は、モリソン保守連合連邦政権の対中国政策を支持しつつも、

「我が国周辺の太平洋島嶼国への経済的援助は我が国の安全保障上重要だが、モリソン保守連合政権はこの地域への政策で失策を続けており、そのためにこの地域への中国の進出を許してしまっている」と政府を批判している。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:コーヒー常飲者、長寿など効果いろいろ

コーヒー常飲者、長寿など効果いろいろ

“「朝コーヒーを飲む人は飲まない人より長く健康な人生を送れる」―。メルボルンを拠点とするアルフレッド・ホスピタル・アンド・ベイカー・ハート・インスティテュートが、過去10年以上にわたり、38万人を対象に行ってきた研究で明らかになった。

同インスティテュートによると、コーヒーを日常的に飲む人は、寿命が長く、心臓疾患と危険な不整脈を患う可能性が低いという。一方、カフェイン入りコーヒーよりノンカフェインのコーヒーを飲むことで、心血管疾患が無くなるということもなかった。

アルフレッドのキスラー氏は、研究からコーヒーを日常的に飲む人(特に1日2~3杯)は、全体として寿命や心疾患の削減において、状況が向上したと説明。成分にはカフェインだけでなく、最大100以上の生物学的に活性な成分の集まりだという。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:アシュリー・バーティ選手 現役引退を表明

アシュリー・バーティ選手 現役引退を表明

” 女子テニスで世界ランク1位のA・バーティ(オーストラリア)が23日、インスタグラムを更新しテニス界からの引退を表明。

元ダブルス世界5位で親友のC・デラクア(オーストラリア)との対談動画でその理由を明かしている。動画内では「もう限界なの」とコメントしていた。

25歳のバーティは「実際に声に出して言うのは初めてで、とても言いにくいわ。でも、とても幸せだし、準備はできている。肉体的にも感情的にも、トップレベルで挑戦するために必要なものはもう持っていない」と告白。

「自分の力を最大限に発揮するためには、どれだけの努力が必要なのか、私は知っている。チームにも何度も言った。“私にはもう、そんな力はないんだ”とね。私はこの美しいテニスというスポーツに、自分の持っているものをすべて捧げてきた。私にとっては、それが成功だわ」

2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)後に一時ツアーから離脱し、クリケットへ打ち込む時期があったバーティは「前にもやったことがあるんだけどね。その時とは全く違う感覚だわ。テニスが私に与えてくれたものすべてに、とても感謝している。でも、今こそ、離れて他の夢を追いかけ、ラケットを置くべき時なんだと分かっている」と語った。当時は2016年にテニスに復帰していた。

そして、初制覇となった2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)が引退のきっかけになったと明かした。

「昨年のウィンブルドンは、私自身、そしてアスリートとしての私を大きく変えてくれた。1つの目標のために、人生をかけて懸命に働く。ウィンブルドンで優勝できたことは私の夢が叶った瞬間だった。私がテニスで望んでいた唯一の真の夢が叶い、視点が本当に変わった。ウィンブルドンの後、直感的にそう思った。チームともよく話していた。私の中には、まだ満足できていない、満たされていない部分が少しあった。自分の幸せは結果に左右されないという変化が、キャリアの2段階目に差し掛かった時に私の中にあった」

「全豪オープンへの挑戦。それは私にとって、自身のテニスキャリアがいかに素晴らしい旅であったかを祝うための最も完璧な方法であったと感じている。1人の人間として、これが私の望み。私は、いつもやりたいと思っていた他の夢を追いかけたい」

突然の引退発表となったことについては「皆が理解できないかもしれないことは分かっている。私はそれでいいと思っている。私にとっては、アッシュ・バーティという1人の人間には追いかけたい夢がたくさんある。それは必ずしも、世界を旅したり、家族と離れたり、私がいつもいたいと思っていた故郷から離れたりすることではない」と述べた。

2021年11月にオーストラリアのプロゴルファー、ギャリー・キシックと婚約を発表したバーティ。インタビュー動画の最後には涙を浮かべたがテニスへの愛は変わらないことを断言した。

「テニスが好きで好きでたまらない。でも、これからはアスリートとしてのアシュレイ・バーティではなく、人間としてのアシュレイ・バーティとして人生の次の段階を楽しむことが大切だと思う」

バーティはキャリアで2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む15個のタイトルを獲得。今季は、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で1勝目を挙げると、続く全豪オープンでは初優勝を果たすと共にオーストラリア人女性選手として1978年のC・オニール以来44年ぶりのタイトルを掲げていた。

なお、バーティは世界ランク1位でありながら引退した女性選手としては、2008年5月に61週連続1位を記録して引退したJ・エナン(ベルギー)に次いで2人目となった。”(出典:tennis365.net

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