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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Rolling Stone Australia「オーストラリアの歴代最高のアルバムランキング」発表

Rolling Stone Australia「オーストラリアの歴代最高のアルバムランキング」発表

” 『Rolling Stone』誌のオーストラリア版が、<オーストラリアのアーティストによる歴代最高のアルバム>ランキングを発表した。

1位には、オーストラリア最大のロック・バンド、AC/DCの7枚目のスタジオ・アルバム『Back In Black』(1980年)が選出され、INXS最大のヒット作『Kick』(1987年)が2位、国民的歌手、ジョン・ファーナムの24xプラチナ・ディスクに輝く『Whispering Jack』(1986年)が3位と続いた。

4位にはパブ・ロック・バンドCold Chiselのサード『East』が登場し、来年、ラスト・ツアーを開催するミッドナイト・オイルの、世界的に大ヒットした『Diesel And Dust』が5位に入り、トップ5は80年代に制作された作品で占められた。

『Rolling Stone Australia』が選ぶ<The 200 Greatest Australian Albums of All Time>のトップ10は以下の通り。

1. AC/DC『Back In Black』(1980年)
2. INXS『Kick』(1987年)
3. ジョン・フォーナム『Whispering Jack』(1986年)
4. Cold Chisel『East』(1980年)
5. ミッドナイト・オイル『Diesel And Dust』(1987年)
6. シルヴァーチェアー『Frogstomp』(1995年)
7. クラウデッド・ハウス『Crowded House』(1987年)
8. アヴァランチーズ『Since I Left You』(2000年)
9. サヴェージ・ガーデン『Savage Garden』(1997年)
10. カイリー・ミノーグ『Fever』(2001年)

『Rolling Stone Australia』の公式サイトでは、200位までのリストを掲載している。”(出典:BARKS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ACCC、シドニー空港買収を承認 

ACCC、シドニー空港買収を承認

” オーストラリアの反トラスト当局、豪競争・消費者委員会(ACCC)は9日、インフラ投資共同事業体(コンソーシアム)「シドニー・アビエーション・アライアンス(SAA)」による236億豪ドル(169億2,000万米ドル)のシドニー・エアポート・ホールディングス買収を承認した。

空港運営のシドニー・エアポートは先月、豪州のIFMインベスターズ、Qスーパー、オーストラリアンスーパー、米グローバル・インフラストラクチャー・パートナーズで構成されるSAAの買収提案を受け入れた。

ACCCは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレードの空港間のクロスオーナーシップに関する評価では競争が限られており、SAAのいずれかの事業体が空港の経営権を握る可能性は低いことが分かったとした。

買収により競争が弱まる可能性は低いとし、IFMに豪空港の株式売却は求めなかった。

IFMはメルボルンの空港に25%超、ブリスベンの空港に20%出資するなど豪国内の9空港の株式を保有している。

シドニー・エアポートは発表文書でACCCの声明に言及し、買収に関して欧州委員会からも承認を得たと明らかにした。 オーストラリア外資審議会(FIRB)や株主の承認も必要となる。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:決済業界見直しへ、暗号資産取引所の免許制度創設など

決済業界見直しへ、暗号資産取引所の免許制度創設など

” 豪政府は決済業界見直し策の一環として、暗号資産(仮想通貨)取引所の免許制度を創設し、リテール中央銀行デジタル通貨の導入を検討する。

また、決済法の適用範囲を広げ、アップルやアルファベット傘下のグーグルといったオンライン取引プロバイダーや、豪アフターペイのような後払い(buy-now-pay-later=BNPL)業者も対象とし、当局の監督下に置く。

フライデンバーグ財務相はスピーチで、「現在の枠組みを改革しなければ、われわれの決済システムの将来を決めるのはシリコンバレーになるだろう」と指摘。

「オーストラリアは自らの決済システムに対する主権を維持しなければならない」と述べた。

保守派のモリソン政権は、巨大テック企業の影響力を抑える世界的な動きの先頭に立つと同時に、インドや中国のように暗号資産を犯罪として扱う国よりも包括的なアプローチをとっている。

同相は、2022年初めにデジタル取引所の免許制度の確立について協議を開始し、規制された環境下で消費者による暗号資産売買を可能にすると述べた。

また、消費者に代わって暗号資産を保有する事業者の規制や、中央銀行デジタル通貨の実現可能性についても協議すると付け加えた。

アフターペイの広報担当者は「アフターペイが市場にもたらしたイノベーションと競争による消費者の利益を考慮したあらゆるアプローチ」を支持すると述べた。 アップルはコメントを避けた。グーグルからは今のところコメントを得られていない。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:日本政府の水際対策、キャンベラなど一部地域を追加

日本政府の水際対策、キャンベラなど一部地域を追加

” 政府は6日、新型コロナウイルスの「オミクロン株」拡大を受けた水際対策が必要な国・地域にオーストラリアのキャンベラがある首都特別地域や米国の7州などを追加し、指定宿泊施設での3日間待機を求めると発表した。待機措置は8日午前0時から適用する。

米国の7州はコネティカット、ネブラスカ、ペンシルベニア、マサチューセッツ、ミズーリ、メリーランド、ワシントン。他にインドのマハラシュトラ州を追加した。インドではカルナタカ州が3日に追加されている。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2021年11月新車販売は13年ぶりの低水準

2021年11月新車販売は13年ぶりの低水準

” オーストラリアとニュージーランド(NZ)では11月の新車販売台数が、それぞれ8万639台(前年同月比15.3%減)と1万6,327台(同37.3%増)となった。

オーストラリアは11月単月で13年ぶりの低水準となった一方、NZでは過去最高を更新した。

オーストラリア自動車産業会議所(FCAI)の3日の発表では、オーストラリアの新車販売市場でシェア49.3%を占めたスポーツタイプ多目的車(SUV)は、前年同月比20.6%減の3万9,733台だった。

一方、SUVを除く一般乗用車の販売は18.7%減の1万6,832台だった。小型商用車は4.8%減の2万222台、大型商用車は19.4%増の3,852台だった。

メーカー別ではトヨタ自動車が34.3%減の1万5,239台で1位を維持。2位には、現代自動車が6,854台(0.7%減)で入り、フォードが6,215台(6%減)で続いた。

モデル別では、フォード「レンジャー」が1位で、トヨタ「ハイラックス」は2位。3位は現代自動車「i30」だった。

州・準州・特別区別では、◇西オーストラリア州:19.8%減 ◇クイーンズランド州:19.5%減 ◇ビクトリア州:19.4%減 ◇タスマニア州:12.8%減 ◇南オーストラリア州:10.6%減 ◇ニューサウスウェールズ州:9.4%減 ◇北部準州(NT):8.5%減 ◇首都圏特別区(ACT):3.1%減――と減少した。

FCAIのウェーバー代表は「販売台数の減少は、マイクロプロセッサーの供給ひっ迫や新型コロナウイルスの感染拡大による影響で工場に敷かれている規制などが影響している」と述べた。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ジョシュ・ギディー選手、NBA月間最優秀新人賞に

ジョシュ・ギディー選手、NBA月間最優秀新人賞に

” オーストラリア出身でNBAのオクラホマシティ・サンダーに所属しているジョシュ・ギディ―選手(19)がこのほど、NBAウエスタン・カンファレンスの月間最優秀新人賞(ルーキー・オブ・ザ・マンス)に選ばれたことが分かった。同チームでは史上2人目となる。

ギディ―選手は自身の19試合目で、少なくとも100アシストに到達。10代でNBAデビューから20試合以内で100リバウンド、100アシストをクリアした3人目の選手となった。

最初にこれを達成したのはロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ選手、次がシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボール選手だ。

SA州アデレードを本拠地とするAdelaide 36erに所属していたギディ―選手だが、同じチームに所属するシェイ・ギルジャス=アレクサンダー選手が怪我で不在の中、特に存在感を放っている。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:コアラ激減させるクラミジア、気候変動で状況はさらに悪化

コアラ激減させるクラミジア、気候変動で状況はさらに悪化

” オーストラリアに生息するコアラの間でサイレントキラー(静かな殺し屋)が広がっており、野生生物の専門家らは、このままいけば同国の大部分でコアラが絶滅しかねないと警鐘を鳴らす。

その犯人はクラミジアだ。クラミジアは性行為によって感染する性病の一種で、全世界で毎年1億人以上が感染している。治療せずに放置すると不妊の原因にもなる。

コアラの場合も、クラミジアを制御できないと失明したり、生殖器官に痛みを伴う嚢胞(のうほう)ができ、不妊や死を招く恐れもある。

さらに悪いことに、クラミジアの治療に使用される抗生物質は、コアラが主食であるユーカリの葉を消化吸収するのに必要な繊細な腸内フローラ(腸内細菌)を破壊してしまうため、中にはクラミジアが治っても餌が食べられずに餓死してしまうコアラもいる。

またクラミジアは、感染拡大のスピードも速い。

シドニー大学の獣医病理学教授マーク・クロッケンバーガー氏によると、ニューサウスウェールズ州北東部の田舎町ガネダーに生息するコアラのクラミジア罹患率は、2008年は約10%と極めて低かったが、2015年までに60%まで増加し、現在は約85%にも達しているという。

「そう考えると、もはやコアラは不妊が原因で個体数を維持できなくなっている。クラミジアに感染したほぼ全てのメスが、1年か遅くとも2年以内に生殖能力を失う(中略)仮に生き残ったとしても子は産めない」とクロッケンバーガー氏は言う。

コアラのクラミジア感染症の罹患率は、ガネダーだけでなくオーストラリア全土で急上昇しており、激化する森林火災や、森林破壊による生息地の喪失といった問題にすでに直面しているコアラにとってさらなる脅威となっている、と専門家らは指摘する。

コアラをクラミジアから守るため、科学者らは現在、クラミジアに対するワクチンを試しているが、「このワクチン戦略がうまくいかない場合、局所的にコアラが絶滅する可能性が極めて高い」とクロッケンバーガー氏は懸念を示す。

オーストラリアのコアラは絶滅の危機に瀕しているのか

オーストラリアのコアラは多くの脅威にさらされている。

病気以外にも生息地が失われたり、野生の犬に襲われたり、車にはねられることもある。

コアラは、絶滅の危機にある世界の野生生物をリストアップした国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「危急」に分類されている。

2019年にオーストラリアで発生し、ニューサウスウェールズ州だけで4万8,000平方キロの森林が焼失した壊滅的な森林火災により、コアラの個体数が激減した。

世界自然保護基金(WWF)によると、この火災で死亡した、あるいは住む場所を失った動物は約30億匹に上るという。

その中には、死亡や生息地の喪失、あるいは炎による負傷、心的外傷、煙の吸入、熱ストレスなどの被害を受けた6万匹以上のコアラも含まれている。

オーストラリア政府は、2021年半ばに発表したコアラの保護状況に関する報告書の中で、クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、首都特別地域(ACT)でコアラの個体数が激減しているとし、これらの州・地域に生息するコアラの地位を「危機」に変更するよう勧告した。

同報告書によると、一部の地域ではコアラの数がわずか20年間でほぼ半減したという。

クラミジアはどのように広がるのか コアラの生息地や食料に対する脅威に比べれば、クラミジアは二次的な問題に思えるかもしれない。

しかし、コアラの個体数が減少する中、生殖の重要性はこれまで以上に高まっていると専門家らは指摘する。

オーストラリアのコアラが感染するクラミジアは2種類存在するが、コアラのクラミジア感染症の最も深刻な症例は、ほぼクラミジア・ペコラムが原因と言って差し支えない。

2020年9月に学術誌「FEMSマイクロバイオロジー・レビューズ」に掲載されたある論文によると、より危険度の高いこのクラミジア株は、19世紀に欧州からの入植者たちによってオーストラリアに持ち込まれた家畜が発生源である可能性があるという。

コアラのクラミジア感染症は、交配に関連する繁殖行動や社会行動を通じて広がるが、子どもは母親から感染する。

シドニー大学によると、クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州に生息する一部の個体群のクラミジア感染率は100%で、完全に生殖力を失っているという。

また2018年3月に英国の学術誌「ジャーナル・オブ・アプライド・エコロジー」に掲載された研究論文によると、4年に渡って調査した291匹のコアラのうち18%がクラミジアや、クラミジアに伴う合併症で死亡したという。

この調査では、病気が他の動物からの攻撃に次いで2番目に高い死因だった。

気候変動で問題がさらに悪化

オーストラリアでは、気候危機の影響で壊滅的な森林火災や干ばつ、熱波が発生しやすくなっている。

また気候危機が原因で、コアラも病気にかかりやすくなっている。 オーストラリア政府の報告書によると、コアラが「暑い天気、干ばつ、生息地の喪失・分断」といった非常にストレスの多い環境条件にさらされると、コアラの個体群の間でクラミジア感染症が広がる速度が増すという。

クロッケンバーガー氏がガネダーで調査していたコアラの個体群でも、2009年と10年に熱波と干ばつが相次いで発生した後にクラミジアの症例が倍増したという。

オーストラリアのサンシャインコースト大学の微生物学教授ピーター・ティムズ氏は、環境問題が原因でコアラのストレスホルモンが上昇すると、感染症は比較的軽微な問題から「より深刻な問題」になることが多いと指摘する。

ティムズ氏によると、生息地の喪失と気候変動に同時に直面することにより、コアラたちは慢性的にストレスを感じ、免疫機能が低下するという。

コアラへのクラミジアワクチンの試用

しかし、間もなくオーストラリアのコアラたちを救う救世主が現れるかもしれない。

現在、コアラたちを重度の感染症から守る手段として、ティムズ氏が10年かけて開発したクラミジアワクチンをオーストラリアのコアラの個体群に試験的に接種している。

ティムズ氏は「ワクチンで感染率が下がることは分かっている」とした上で、「しかし感染がゼロになることはない。感染を完全に抑え込むワクチンは存在しないが、ワクチン接種により感染率は大幅に下がる」と付け加えた。

ティムズ氏は、コアラへのワクチン接種により感染率が低下することが期待されるが、野生の個体群におけるクラミジアの感染拡大を監視することは困難だと指摘する。

ワクチンの別の治験に関わっているシドニー大学のクロッケンバーガー教授も、ワクチンの目的は個々のコアラのクラミジア感染症の進行を止めることではないと語る。

「コアラは(クラミジアに)慢性的に感染しても、ある程度幸せに生きられる場合が多い。ただ子が産めないだけだ」(クロッケンバーガー教授)

すでに感染してしまったコアラの病気の進行を止めるのではなく、コアラがクラミジアに感染しにくくすることにより、他のコアラに感染が広がるのを防ぎ、繁殖能力を持つ個体群を維持するのが狙いだ、とクロッケンバーガー教授は言う。

「また、未感染のコアラたちがワクチン接種を受けることにより、クラミジアに感染しにくくなることも期待している」(クロッケンバーガー教授) ティムズ氏は、クラミジアワクチンの安全性と効果が証明されたら、病院に運ばれたコアラがワクチン接種を受けられるようオーストラリア中の野生動物病院にワクチンを提供したいとしている。”(出典: CNN.co.jp via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:名古屋の「食」の魅力をシドニーで発信

名古屋の「食」の魅力をシドニーで発信

” シドニーで6店舗を展開する日本食レストラン「YAYOI」では12月4日〜19日、同店メニューの中からシドニー市と姉妹都市提携をしている名古屋市のソウルフード「ひつまぶし」「味噌カツ定食」をクローズアップして販売強化を図るキャンペーンを開催する。

キャンペーンは同3日からシドニーで開催されている日本文化促進イベント「Japanaroo +」の一環として行われる。

同キャンペーン開催に伴い、名古屋市は11月29日、メディアを招いた試食会を開催した。シドニー市と名古屋市は2020年に姉妹都市提携40周年を迎えたが、コロナ禍による規制から周年行事の開催を断念。

今回、紀谷昌彦・在シドニー日本国総領事の発案から始まった Japanaroo内のイベントとして仕切り直した。

イベントに参加した紀谷昌彦・在シドニー日本国総領事は「これからの日豪関係をどうやって発展させるか。その一番の鍵は日本の地方の魅力を知ってもらうことだと思っています。その先鞭を付けるのはシドニー市と名古屋市だと思う」とコメントした。”(出典:NICHIGO PRESS

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