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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:(2021年)12月から留学生や技能労働者受け入れを再開 

(2021年)12月から留学生や技能労働者受け入れを再開

” オーストラリアのモリソン首相は22日、ワクチン接種などを条件に、留学生やワーキングホリデー制度の利用者、技能労働者といったビザ保有者の入国を12月から認めると発表した。

豪州は2020年3月、新型コロナイルスの感染拡大を受けて外国人の入国を原則禁止した。ワクチン接種率の上昇を受けて往来の再開に踏み出す。

12月1日以降、日本人と韓国人の渡航者を一部の州で隔離なしで受け入れることも明らかにした。

渡航には ①必要なビザを保持 ②ワクチン接種を完了 ③出発3日以内に受けたPCR検査の陰性結果を提示 ④日本人なら日本を出国――などの条件がある。

豪政府関係者によると、日本人と韓国人については、一般の観光客もこうした条件を満たせば豪州への渡航が可能になる。

豪州は21日からシンガポールからの渡航者も同様の条件で受け入れている。

留学生やワーホリ制度利用者、技能労働者らの隔離の有無は、到着する州や準州といった地方政府の取り決めに従う。

これまでも駐在員などは特別な許可を得て入国が認められるケースがあったが、今後こうした許可が不要になる。

モリソン氏は記者会見でワクチン接種率が各州・準州で上昇したと指摘したうえで、労働者らの受け入れ再開について「経済回復を確実にするための手段だ」と述べた。

豪保健省によると、豪国内で2回のワクチン接種を完了した人は20日時点で16歳以上の人口の85%だ。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:100匹以上のコアラの命を救った元保護犬がアニマル・アクション・アワードを受賞

100匹以上のコアラの命を救った元保護犬がアニマル・アクション・アワードを受賞

” 2019年から2020年にかけて、オーストラリアで大規模な森林火災が発生。この火災は、オーストラリアに生息する貴重な野生動物たちに深刻な影響をもたらしました。

『世界自然保護基金(WWF)』によると、この火災によって6万匹以上のコアラがケガをしたり、命を落としたりしたということです。

100匹以上のコアラの命を救った犬

そんな未曾有の火災が起きていた時、コアラを助けるために活動していた1匹の犬がいます。

元保護犬のベアは、コアラ探知犬として100匹以上のコアラの命を救ったのです。

そして2021年、ベアはその功績が称えられ、『国際動物福祉基金(ifaw)』が選ぶ、英雄的な活動をした動物に贈られる『アニマル・アクション・アワード』を受賞しました。

ベアは優れた嗅覚を使って、コアラの毛の匂いを頼りに、生きているコアラを探し出すように訓練されているのだそう。

通常、コアラは木の上にいるため、ベアはコアラを見つけるとその木の下に静かに伏せるのです。

そうすることでコアラを怖がらせることなく、スタッフにコアラの居場所を知らせることができるのですね。

山火事の現場はベアにとっても安全ではないため、やけどをしないように特別な靴を履いて、煙がくすぶる森林を駆け回りました。

こうしてベアは100匹を超えるコアラの命を救ったのです。

ベアの『アニマル・アクション・アワード』受賞には、たくさんの祝福の声が上がっています。

コアラの探知犬として活躍しているベアは、普段はスタッフたちからペットのようにかわいがられているのだとか。

そんな温かい触れ合いがあってこそ、いざという時に抜群のチームワークが発揮できるのですね。

きっと言葉にはしなくても、ベアに助けられたコアラたちは「ありがとう」と感謝していることでしょう。”(出典:grape

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:日本との経済関係、再エネ中心に強化を

日本との経済関係、再エネ中心に強化を

” オーストラリア国立大学(ANU)は22日、日本とオーストラリアが共同で再生可能エネルギーや水素へのエネルギー転換を加速するためのイニシアチブを設定することや、炭素取引制度を導入することなどを提言した報告書を発表した。

再生可能エネルギーや水素への需要の転換や高齢化社会への対応、中国が脅かす安全保障への対策が背景となっている。

報告書では、オーストラリアにとって3番目に大きな貿易相手国である日本との関係を再検討する一環として、日本を「最恵国(most favoured nation)」に指定するようオーストラリア連邦政府に要求している。

オーストラリアから日本への輸出は石炭やガス、鉄鉱石が中心となっている。

両国の関係の見直しにおいて、環境に優しいエネルギーへの取り組みや技術協力などに基づいた商品やサービスの貿易を提案している。

他にも、ビザ規制の緩和や閣僚間の対話機会の増加、高齢者福祉での協力、インフラ投資など提言は多岐にわたる。

また日本とオーストラリアが協力して、インド太平洋地域に平和と経済成長をもたらす地域安全保障協定を推進するべきとしている。

ANUのクロフォード公共政策スクールの関係者は、両国の関係を変更しなければならないと主張し、「今後はモノではなくサービスを中心とした関係に転換すべきだ」との見解を示した。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:裸足で通学OK、パース北部 イングルウッド小学校で試み

裸足で通学OK、パース北部 イングルウッド小学校で試み

” WA州パースの小学校では、来年度から子どもたちが校内で裸足で過ごすことを許可する方針であることが分かった。

パース北部のイングルウッド小学校に通うプリスクール生が対象で、「姿勢や感覚への意識を高める」ことを目的としているという。

イングルウッド小学校では、プリスクール生は学校で靴を履いても履かなくてもいいという選択肢が与えられることになる。

同校のハート副校長は、今月発行されたニュースレターでこの方針を確認した上で、子どもたちの「敏捷性(agility)」を強化することを目的としていると説明した。

同校は、WA州教育省が低学年の教育改良を目的とした、リーディング・インスパイアード・ラーニング・イン・アーリー・イヤーズ(Leading Inspired Learning in the Early Years)計画に選定されている。

その中で「裸足」という慣例にはまらないアプローチは、自分の選択がどのような作用をもたらすかを学ぶ良い機会になると期待されている。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、終盤の逆転劇も土壇場でひっくり返されウェールズ代表に3連敗屈す

ワラビーズ、終盤の逆転劇も土壇場でひっくり返されウェールズ代表に3連敗喫す

” 過去4大会続けてW杯で対戦し、23年フランス大会でも1次リーグ同組となる両国の対戦は、世界ランキング9位のウェールズが地元で同5位のオーストラリアを破った。

ウェールズは対オーストラリア3連勝で、通算対戦成績を13勝30敗1分けとした。

オーストラリアはフランカーのフーパー主将が13日のイングランド戦で足を捻挫したためベンチ外。

前半2分にWTBケラウェイが先制トライを挙げた(7―0)が、7―3で迎えた同14分にNo・8ヴァレティニが危険なタックルで一発退場に。

さらに10―6の23分にはFBビールもインテンショナルノックオンでシンビン(10分間退場)となった。15人対13人となった状況で、ウェールズはすかさずゴール前ラインアウトのサインプレーでフッカーのエリアスが右隅へ飛び込み、13―10と逆転。

オーストラリアも27分にSOオコナーのPGで13―13と追いついたが、ウェールズは38分にSOビガーがPGを決め、16―13でハーフタイムを迎えた。

ウェールズは後半7分、オーストラリアのパスに手をかけたCTBトンプキンズがボールを拾い上げ、そのままポスト下へ。ボールが落ちたのが体の前ではなく横で、ノックオンではないという微妙な判定に助けられ、23―13と差を広げた。

同17分にはウェールズのプロップ、ガレス・トーマスがラフプレーでシンビンとなり、14人対14人に。

オーストラリアは20分、ビールの突破からSHホワイトがポスト下へ飛び込み、23―20と3点差に詰め寄った。

ウェールズは25分、ビガーのこの試合5本目のPGで26―20と突き放したが、オーストラリアは30分、CTBパイサミの突破からWTBダウングヌが左隅へグラウンディングして1点差に。

37分にはビールが正面から約45メートルのPGを蹴り込み、ついに28―26とリードした。それでもウェールズはラストプレーで途中出場のSOプリーストランドがPGを沈め、“逆転サヨナラ勝ち”した。”(出典:Sponichi Annex via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:クリスマス島でアカガニの大移動始まる、保護のため道路は閉鎖

クリスマス島でアカガニの大移動始まる、保護のため道路は閉鎖

” オーストラリア西の沖合に浮かぶクリスマス島では、毎年恒例のクリスマスアカガニの大移動が始まった。

森を出た何百万匹ものカニの大群が、島のあちこちを真っ赤に染めながら海岸へと向かった。

環境保護当局によると、カニたちの大移動は通常、雨季を迎える10―11月の、最初に雨が降ったころから始まるという。

海岸へ移ったカニたちは、そこで交尾や産卵に備えるのだ。 島ではカニの大移動を助けるため、道路閉鎖の他、海へと誘導するための仮設の橋も用意されている。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2021年10月

失業率 − 2021年10月

” オーストラリア統計局(ABS)は11月11日、2021年10月の雇用統計を発表し、失業者数(季節調整値)が前月から8万1,800人増加したことを明らかにした。

失業率は0.6ポイント上昇して5.2%となった。ニューサウスウェールズ(NSW)州やビクトリア(VIC)州などでの新型コロナウイルス感染拡大による外出制限措置の影響が引き続き表れた。

就業者数は、フルタイム労働者が4万400人減、パートタイム労働者が5,900人減となり、前月比0.4%減の1,283万5,200人となった。

月間総労働時間は0.1%減の17億2,700万時間と微減した。また、労働参加率は0.1ポイント上昇の64.7%と、わずかに改善した。

一方、不完全雇用率は0.3ポイント上昇して9.5%、労働力の未活用率は0.9ポイント上昇して14.7%と、どちらも悪化した。

失業率を州別にみると、首都特別地域で2.5ポイント悪化の6.6%と大きく悪化したほか、VIC州(0.9ポイント悪化の5.6%)、NSW州(0.8ポイント悪化の5.4%)、クイーンズランド州(0.3ポイント悪化の5.1%)、タスマニア州(0.3ポイント悪化の5.1%)、南オーストラリア州(0.2ポイント悪化の5.3%)で悪化がみられた。一方、北部準州(0.3ポイント改善の3.9%)や西オーストラリア州(0.2ポイント改善の3.9%)では改善した。

ABSは「失業率の増加は、これまで職探しを諦めていた人々が外出制限の解除に向けて積極的に仕事を探し始めたことを示している」と説明した。

今回の雇用統計の調査対象期間は9月26日~10月9日で、10月11日に制限が緩和されたNSW州では、就業者数が2万2,000人増、失業者数が3万5,000人増となり、労働参加率は0.8ポイント増の62.6%と大きく増加するなど、回復の兆候がみられた。”(出典:JETRO

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:経済安保でAI優先開発、AUKUSも活用

経済安保でAI優先開発、AUKUSも活用

” オーストラリアのモリソン首相は17日、人工知能(AI)など国益にとって重要な技術9分野に関して優先的に開発・投資を行う戦略を発表した。

インド太平洋地域で台頭する中国などを念頭に、9月に創設が発表された米英との安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」なども活用して経済安全保障を強化する。

優先分野はAIのほか、量子技術や、レアアース(希土類)など重要鉱物の関連技術、温室効果ガス排出量の少ない代替燃料など。

戦略ではこうした技術の促進と保護をうたっている。モリソン氏は「重要な技術がもたらす経済の機会と、国家安全保障に与えるリスクとの均衡」を図ると強調。

豪政府として、量子技術の分野に1億1,100万豪ドル(約93億円)を投じる方針も表明した。

AUKUSでは、豪州に原子力潜水艦を配備するほか、AIやサイバー能力などの先端技術をめぐる3カ国間の協力も予定されている。

モリソン氏は、先端技術に関する作業計画が来月までにまとまるとの見通しを示した。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN

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