ワラビーズ、スコットランド代表に競り負ける
” ラグビーテストマッチが7日、英エディンバラのマレーフィールド(Murrayfield)で行われ、スコットランドは15-13でオーストラリアに勝利。
途中出場で代表デビューを果たしたユアン・アッシュマン(Ewan Ashman)が見事なトライを決め、相手のテストマッチ連勝を5で止めた。
試合はハミッシュ・ワトソン(Hamish Watson)が前半唯一のトライを決めたスコットランドが7-3とリードして折り返したが、オーストラリアも後半開始すぐの一人少ない時間帯に、ロブ・レオタ(Rob Leota)のトライで逆転に成功した。
それでも、激しいぶつかり合いが頻発したシーソーゲームは、その後再びスコットランドに流れが行き、サイドで素早い動きを披露した交代出場のアッシュマンがコーナーへのトライを決めた。
その後はオーストラリアがジェームズ・オコーナー(James O’Connor)のペナルティーゴール(PG)で13-12と再逆転に成功したが、スコットランドも残り11分でフィン・ラッセル(Finn Russell)がPGを決めてまたしても試合をひっくり返し、満員の観客を沸かせた。
そのまま試合を締め、オーストラリアとの激戦を制したスコットランドは、次週末にW杯(Rugby World Cup 2019)王者の南アフリカとマレーフィールドで対戦する。
スコットランド主将のスチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)は、動画配信サービスのアマゾン・プライム(Amazon Prime)に対して「満員のマレーフィールドは実に素晴らしかった。僕にとって、ここでの勝利ほど気持ちのいいものはない」とコメントした。
前週のトンガ戦にも60-14で大勝しているスコットランドだが、ホッグはこの後待つ南アフリカ戦と日本戦に向けて「みんなにも、仕事はまだ半分終わっただけだと言ってある」と話し、「2試合で2勝できたから、この勢いを来週につなげていきたい」と意気込んだ。”(出典:JIJI.COM, AFPBB News via Yahoo! JAPAN )
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深刻な人手不足、給与跳ね上がり予想
” 国内の技術者不足を背景に、雇用者は今後、労働者に対し給与の引き上げを行うか、新しい労働者を獲得するために巨額の給与パッケージを用意せざるを得ない状況であることが分かった。
特にテクノロジー、財務、ビジネスサポート、マーケティング業界で大幅な給与の引き上げが期待できるという。
給与が増額されるのはホワイトカラーだけでなく、ホスピタリティーやマクドナルドなどのファーストフード・チェーンでも期待できるようだ。
ウールワースやコールズ、ウェスファーマーズは、クリスマスの繁忙期を前に約2,500件の求人広告を出していることが分かっている。
一部の人事採用者によるとサイバーセキュリティ―、データ分析、経済犯罪などの分野で、給与額が6~8万ドルから28万~30万ドルに跳ね上がるという。
また、ホスピタリティー業界は向こう2週間で求人数が全国で10万件に急増し、時給が50ドルに達する場合もあると指摘している。”(出典:JAMS.TV )
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貴重な生態系を破壊する野生の馬1万頭以上の処分決定
” オーストラリアは高山地帯の面積が大陸全体のわずか1%しかなく、他の地域では見られない固有種や絶滅危惧種が多く生息しています。
しかし、そんなオーストラリアの高山地帯では外来種である馬が急速に繁殖しており、高山地帯の生態系に大きなダメージを与えています。
そのため、オーストラリアでは野生の馬1万頭以上を殺処分するか別のエリアに移動させる計画が立てられていますが、この計画を巡って大きな議論が巻き起こっています。
Australian Alps National Parksによると、2014年から2019年までの5年間にわたって行われた航空調査で、オーストラリアには野生あるいは放し飼いの馬が2万5,000頭以上生息していることがわかったそうです。
これらの馬の大部分は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州・ビクトリア州・オーストラリア首都特別地域の3州が交わる場所に広がる高山地帯に生息しているとのこと。
急速に繁殖する馬により、オーストラリアの高山地帯は自然破壊の脅威にさらされています。
特に被害が大きいのは1万4,000頭もの馬が生息するニューサウスウェールズ州のコジオスコ国立公園で、同国立公園の野生生物局が2021年10月1日に発表した計画案では、公園内に生息する野生馬の数を3,000頭まで減らすことを目標としています。”(出典:GiGAZINE via livedoor NEWS )
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サンゴ保護へ排出削減を。温暖化の難逃れは2%だけ
” オーストラリア研究機関のARCサンゴ礁研究所は5日、同国東岸に広がる世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフで、体内から藻類が抜ける「白化現象」の難を逃れたサンゴ礁が、過去二十数年間で全体の2%にすぎなかったとの研究成果を公表した。
地球温暖化に伴う異常気象が影響しているという。担当したテリー・ヒューズ教授は世界の気温上昇を産業革命前よりも1.5度に抑えることができれば「サンゴ礁として機能する」と説明。
英国で開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を踏まえ、温室効果ガスの排出削減に向け「失う時間はない」と訴えた。
サンゴは海水温の上昇などで白化現象が起きると、体内から共生する藻類がいなくなり、長期化すれば死滅する恐れがある。
約35万平方キロと日本の国土に匹敵する広さがあるグレートバリアリーフでは、当時は「最も暑い1年」だった1998年に初めて白化現象が発生。
これまでに大規模な白化が5回発生したが、近年は頻発しており懸念が高まっている。
研究によると、2016、17、20年に起きた深刻な白化現象によって全体の8割のサンゴ礁が少なくとも一度は打撃を受けた。
過去に白化現象に見舞われたサンゴ礁は、白化への耐性が高まることも分かった。
ただ研究所は、白化からの回復には時間がかかるとし「気候変動を抑制する行動が重要だ」と分析している。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN )
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2021年第3四半期の小売売上高、ロックダウンが響き前期比-4.4%
” オーストラリア統計局が4日発表した第3・四半期の小売売上高は、インフレ調整後で前期比4.4%減の853億豪ドル(636億5,000万ドル)だった。
新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)に伴い、シドニーとメルボルンで店舗が閉鎖されたことが響いた。
現在は、ワクチン接種が進展し、経済活動が再開している。 市場予想は4.6%減だった。
第3・四半期の豪経済は大幅なマイナス成長となった可能性が高いが、その後の行動制限解除を受け景気が急ピッチで回復する兆しが出ている。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN )
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エマニュエル・マクロン大統領、スコット・モリソン首相に不満吐露
” フランスのマクロン大統領は31日、オーストラリアが米英の支援を受けて原子力潜水艦の配備を決め、フランスと進めていた潜水艦開発計画を破棄したことについて、モリソン豪首相が「嘘をついた」との認識を示した。
潜水艦問題を受けて冷え込んだ豪仏関係は、修復の糸口が見えないままだ。
マクロン氏は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれたローマで、記者団から「モリソン氏が嘘をついたと思うか」と問われ、「思うのではない。私は知っている」と答えた。
また「主権に基づく選択は尊重するが、同盟国や友好国には敬意を払うべきだ。今回の交渉ではそうはならなかった」と豪側の対応に不満を示した。
モリソン氏はその後の記者会見で、仏企業が開発していた潜水艦は「我々の戦略的な利益とは合致しないと(仏側に)明確に示した」と反論した。噓をついたとのマクロン氏の主張は「受け入れない」と強調した。
2国間の関係改善は進んでいない。仏大統領府によると、マクロン氏とモリソン氏はG20直前の10月28日に電話協議した。
マクロン氏は「豪州の一方的な決定で2国間の信頼関係が崩れた」と指摘し、関係再構築のためには「豪側が具体的な行動を提案する必要がある」と述べた。”(出典:日本経済新聞 )
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西シドニー空港、封鎖影響も2026年開港予定は維持
” オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州で建設中の西シドニー空港は、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)と年初の豪雨の打撃を受け、予算とスケジュールに一部影響が出る見通しだ。
ただ西シドニー空港公社は、2026年の開港予定は維持するとしている。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
西シドニー空港の建設は、シドニーでのロックダウン規制により7月19日から8月11日まで中断された。年初には豪雨により、現場作業が5週間停滞していた。
これまでの作業内容は主に、大規模な土工作業やプロジェクト管理、設計、エンジニアリング活動などが占めている。
ターミナルの建設は不動産開発大手マルチプレックスにより、年末までに開始される見通し。
同公社は、ロックダウンのプロジェクトへの影響について調査中だとした上で「個別の作業への打撃は全体のスケジュールには大きく影響せず、予算への影響も軽微」と説明。2026年後半に運用を開始できる予定だとしている。
同公社の2020/21年度(6月期)決算は、純損失が3億950万豪ドル(約265億円)となった。
請負業者関連の費用を含む建設現場の準備費用が主な要因となっている。”(出典:NNA ASIA )
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マッコーリー大学研究、ホホジロザメが人間を噛む理由判明か
” ホホジロザメが人間を噛(か)むのは、アザラシやアシカと間違えているから――。
そんな説が長年唱えられてきたが、サメが世界をどのように見ているかをシミュレーションした新たな研究の結果、これが事実である可能性が示された。
研究を行ったのは豪シドニーにあるマッコーリー大学のチーム。
若いホホジロザメの目から見ると、遊泳中もしくはパドリング中の人間はアザラシやアシカに良く似ていることを突き止めた。
研究チームの27日の声明によると、ホホジロザメはオオメジロザメやイタチザメと並び、サメが人間を噛むケースの大半を占めるという。
世界自然保護基金(WWF)によれば、ホホジロザメは世界最大の捕食性の魚で、獲物の体を噛みちぎり、それを丸のみすることで知られる。
サメが人を噛む事例はまれだが、マッコーリー大の研究者は2019年、過去20年でこうしたケースが「大幅に」増えていることがわかったと報告していた。
研究チームは今回、アザラシやアシカ、人間の泳ぐ姿や、長方形の浮遊物、人間が大小のサーフボード上でパドリングする姿をとらえた水中動画を比較。撮影には固定式カメラと移動式カメラの両方を使用した。
続けて、サメに関する神経科学のデータを用いて動画にフィルターをかけ、若いホホジロザメが様々な物の動きや形状をどのように見ているのかを再現したモデリングプログラムを作成した。
その結果、遊泳中もしくはパドリング中の人間は、若いホホジロザメの目から見てアザラシやアシカに良く似ていることが判明。
人間を噛むのは見間違いが原因という説を裏付ける結果となった。
大半のサメは色を見分けられないため、サーフボードやウェットスーツの色はサメの目にはほとんど違いを生み出さないという。
研究結果は27日、英王立協会の学術誌「ジャーナル・オブ・ザ・ロイヤル・ソサエティ・インターフェース」に発表された。”(出典:CNN.co.jp )
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