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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カンタス、社員にコロナウイルス接種義務づけ

カンタス、社員にコロナウイルス接種義務づけ

” 8月18日付ABC放送(電子版)は、カンタス社が、22,000人の社員全員にコロナウイルス・ワクチン接種を義務づけると発表したことを伝えている。

カンタス社は、「ロックダウンから抜け出すには接種を広げるしかない」と発表している。

ただし、パイロット、客室乗務員、空港で客と接する部署の社員は2021年11月15日までに2回の接種を済ませること、後方の社員は2022年3月末までとしている。

同社によると、社員の75%以上がすでに1回は接種を済ませており、60%が2回の接種を済ませている。また、同社の社内調査で社員の75%が社員の接種義務化を支持していると発表している。

ただし、アレルギーなど医学的な理由で接種を受けられない者はその旨の書類を提出することで義務を免除される。

同社のアラン・ジョイスCEOは、「社員全員が接種を受けることで社員だけでなく、乗客、あるいは到着地の社会をコロナウイルスから守ることになる。

現在のロックダウンの繰り返しや国境閉鎖を終わらせることができるのが予防接種だけであることは明らかだし、カンタスとジェットスターの社員が職場に復帰できるのもワクチン接種を普及させることであることは明らかだ。

ワクチンが出回っている今、社員全員が接種を受けるよう強く勧める。また、接種を受けるために仕事を休む時間も有給とする」と語っている。

同社は22,000人の社員にワクチン接種についてアンケート調査を行うなどした他、カンタス、ジェットスター両社の社員とも競技した結果、接種義務づけを決めている。

同社によると、12,000件の回答が返ってきた結果、89%が既に接種を受けているか受ける予定になっており、受けたくないまたは受けられないと答えたのは4%に留まっている。

また、75%ほどの回答者が、職場で接種を受けていない者がいるのは不安だなどで接種義務づけを支持していると発表している。

ジョイスCEOは、「ごく少数、接種を受けないと決めている社員がいるのも承知している。それは彼らの権利だ。しかし、経営者側には社員や乗客に対してできる限り安全な環境を用意する義務がある」と語っている。

一方、運輸労組’(TWU)のマイケル・ケイン全国書記長は、「経営側は全社員との協議なしに接種義務化を発表している。

社員は賃金の一部をカットされたり、ワクチンの供給が不足でワクチンを受けられない場合の措置について懸念している。

経営側は、労組や社員と協議し、そのような不利益がないことを保証すべきだ」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2021年7月

失業率 − 2021年7月

” 豪連邦統計局が19日発表した7月の雇用統計によると、失業率は4.6%となり、予想外に改善し、2009年初め以来の低水準となった。

ただ、統計局は、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)の影響で職探しが制限されたことが要因だとしている。

アナリストは5.0%に上昇すると見込んでいた。 就業者数は前月から2,200人増加。一方、アナリスト予想は4万6,200人の減少だった。

アナリストは、8月と9月の統計で雇用情勢の悪化が明らかになると指摘。第3・四半期の国内総生産(GDP)が大幅なマイナス成長になるとの見方を示している。

統計局は、シドニーのロックダウンで職探しが困難になり、労働市場から撤退した人が失業者にカウントされなかったと強調。

シドニーがあるニューサウスウェールズ(NSW)州では、7月の就業者が3万6,000人減少したが、労働力人口も6万4,000人減ったため、失業率は5.1%から4.5%に改善した。

ABSの高官は「7月の全国の失業率低下は、必ずしも雇用情勢改善のサインと見なすべきではない」とし、「ロックダウンが労働市場にどのような影響を及ぼしたかを把握する上では、引き続き労働時間が最良の指標だ」と述べた。

全国の労働時間は300万時間(0.2%)減少。NSWは7.0%減少した。6月に導入したロックダウンが7月に解除されたビクトリア州は労働時間が増加した。

ただ、ビクトリア州は、その後ロックダウンを再導入しており、8月いっぱいロックダウンが続く可能性が高いとみられている。

現在は、国民の半数以上がロックダウンの影響を受けている。 BISオックスフォード・エコノミクスの豪州担当チーフエコノミスト、サラ・ハンター氏は「全体としては、ロックダウンによる経済的なダメージが明らかになった」とし、「雇用とGDPは大幅に減少する見通しで、ワクチン接種目標を達成し、制限措置が大幅に緩和されるまでは勢いが戻らないだろう」と述べた。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:賃金価格指数、2021年第2四半期は前期比+0.4%。公的部門低調で予想下回る

賃金価格指数、2021年第2四半期は前期比+0.4%。公的部門低調で予想下回る

” オーストラリア連邦統計局(ABS)が18日発表した第2・四半期の賃金価格指数は前期比0.4%上昇した。

公的部門の伸びが低調で、伸び率はロイターがまとめた市場予想の0.6%を下回った。前年比では1.7%上昇し、前期の1.5%から伸びが加速。

ただ、市場予想の1.9%を下回った。公的部門はコスト削減が影響し、前期比0.4%の上昇にとどまった。

前年比では1.3%上昇となり、伸び率は過去最低となった。民間部門は前期比0.5%上昇、前年比では1.9%上昇した。

賃金の伸びは昨年末に大規模ロックダウン(都市封鎖)の影響で過去最低の1.4%を記録した。

豪準備銀行(RBA)は、インフレ率を目標圏(2-3%)に戻すため、賃金の前年比伸び率を3%以上に引き上げたい考えだが、今回はそれを大きく下回る数字となった。

現在、人口の半数以上がロックダウン(都市封鎖)下にあり、失業率は6月の4.9%から数カ月以内に約5.5%に悪化すると見込まれているため、中銀が好ましいとする賃金上昇率の達成は難しくなっている。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:自動車アフォーダビリティー 世界1位

自動車アフォーダビリティー 世界1位

” オーストラリアは新車が最も手頃に保有できる国であることが、英国の最新調査で明らかになった。

国民の年収水準が国際的に高いことから、オーストラリアの自動車のアフォーダビリティー(取得可能性)は他国に比べ高水準だという。業界ニュース、ドライブが伝えた。

英自動車専門オンライン比較サイトのスクラップ・カー・コンパリソンは、40カ国を対象に、新車の平均価格だけでなく、各種保険や燃料費、修理などにかかる総コストが国民1人当たりの平均年収に占める割合を分析。

購買力平価を示す英経済紙エコノミストによる「ビックマック指数」のように、新車価格は、世界的に販売台数が高水準のトヨタ「カローラ」と独フォルクスワーゲン「ゴルフ」を定数とした。

これによると、オーストラリアの新車の購入と保有にかかる費用の割合は、国民の平均年収に対し49.48%と最も低く、アフォーダビリティーは対象国で1位だった。

2位は米国で54.87%、3位は60.34%でデンマークなどとなった。日本は上位10位に入らなかった。一方で、新車保有が最も割高なのはトルコで、平均収入の652.29%だった。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キャンベラ、1人の感染でロックダウン

キャンベラ、1人の感染でロックダウン

” オーストラリアの首都キャンベラでは、1週間のロックダウンに突入することになりました。たった1人の感染で厳しい措置に踏み切りました。

“1人”感染確認‥‥首都をロックダウン オーストラリアの首都キャンベラでは、1年以上、1人も感染者が出ていませんでした。

地元の20代の男性1人が陽性となったため、12日夕方から1週間のロックダウンに入ることになり、食料を買いだめしようと多くの人が店に押し寄せたのです。

スーパーの商品棚は、ほとんど空になってしまい、店内には支払いを待つ人の長い列ができていました。

これまでおよそ3万8,000人が感染したオーストラリアでは今、都市で感染が広がっています(オーストラリア 感染者3万8,165人 死者949人 米ジョンズ・ホプキンス大  13日午後5時時点)。

シドニーでは、ロックダウンで家から出られない高齢者に食料を届ける人たちの姿も見られました。

高齢者に食料を届ける人 「私たちが配達している人の中には、誰もそばにいなくて、1日・1週間で私たちとしか会わない人もいるということも、頭に入れておかないといけない」”(出典:日テレNEWS24 via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「日本は驚くべき国でした」リンデン・ホール選手がギョーザを食べてニッコリ笑顔

「日本は驚くべき国でした」リンデン・ホール選手がギョーザを食べてニッコリ笑顔

” 東京五輪陸上女子1500メートルのオーストラリア代表リンデン・ホール選手が2021年8月9日、五輪閉幕にあたり、感謝の気持ちを投稿した。

■「ギョーザの時間が来た」

東京五輪は8日に閉会式を迎えた。ホール選手は9日、選手村のレストランで、器用に箸でギョーザを挟み、満面の笑みを浮かべている自身の写真をインスタグラムに投稿。

「ギョーザの時間が来た」とつづった。 ホール選手の写真には、ギョーザの他にも細巻きやラーメンなどのメニューが並んでおり、最後に食事を堪能したようだ。

ホール選手は、「ありがとう東京。日本は驚くべき国でした」と惜別の想いを記していた。

この投稿にホール選手の元には、「また日本に来てください!」「次回お越しの際は、もっと美味しい餃子をお見せします!」という声が集まっていた。”(出典:J CASTニュース via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、2021年ブレディスローカップ連敗でカップ奪取ならず

ワラビーズ、2021年ブレディスローカップ連敗でカップならず

” ニュージーランド(NZ)、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの南半球のラグビー強豪国による南半球4カ国対抗が14日、開幕。

NZ・オークランドでのNZ-オーストラリアは、両国による伝統の定期戦「ブレディスロー杯」第2戦も兼ねて行われ、NZが57-22で勝利。

ブレディスロー杯を2連勝として2003年以降19年連続でカップを維持した。

NZは前半3分、オーストラリアBKのオープン展開のパスをCTBリーコ・イオネアがインターセプト。

50メートルを走り切って先制トライを奪うなど前半に3トライ。オーストラリアも2トライを返し、前半は21-15とNZがリードした。

後半も再びインターセプトからWTBセブ・リーズがトライを決めるなど5トライを追加。計8トライでオーストラリアを退けた。

ブレディスロー杯第3戦を兼ねる次戦は、21日にオーストラリア・パースで行われる。”(出典:サンスポ via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:FFA、FIFAワールドカップ2030年又は2034年開催に名乗り

FFA、FIFAワールドカップ2030年又は2034年開催に名乗り

” オーストラリアサッカー連盟(FFA)は12日、2030年か2034年の男子サッカーW杯(World Cup)開催計画をまとめていると明かした。

ニュージーランドと共催する女子W杯(FIFA Women’s World Cup 2023)招致成功の経験を生かしたい考えだという。

4,500万豪ドル(約36億6,000万円)の税金を投じて2022年男子W杯(2022 World Cup)の開催地に名乗りを上げたオーストラリアだったが、投票ではわずか1票の獲得に終わり、最終的にカタールが開催地となったが、招致をめぐり不正があったとして議論を呼んだ。”(出典:AFPBB News

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