気になる「選手村の食堂」、選手が食事の舞台裏を内部レポート
” 豪オリンピック選手が、選手村の食堂の「感染対策」や「食事」の様子など、レポート付きの動画を公開して大きな反響を呼んでいる。
水球女子オーストラリア代表ティリー・カーンズは、自身のTiktokに「選手村の食堂のコロナウイルス感染対策」と題したビデオを投稿した。
米テレビ「ABC」などでも紹介された動画は、「選手村の食堂では、このようにしてコロナウイルスの感染対策をしています」というカーンズの声とともに、1人の選手が食堂に入り、手指消毒をする場面から始まる。
消毒後、すぐに設置されている手袋を両手にはめ、トレーを持ち、食事を取りに行く様子が映される。トレーは消毒・洗浄済みであると、動画内で実況されている。
カーンズは食事を受け取り、パーテーションで仕切られたテーブルに着席すると、食事をとる前にもテーブルからパーティションまでを消毒。
「仕切られた各場所には、消毒シートがあるので、すべてを拭きます」と説明し、「仕切りを通してコミュニケーションを取ることは少し難しいが、安全のためです」と続けた。
また、チームの規則で、一度マスクを外したら、食事は10分以内に済ませるルールがあることも明かした。
「食事後は、手を消毒して新しいマスクを着用、ゴミを片付けてから再度消毒をし、退出します」と解説されている。
動画には清潔感あふれる食堂の内部が映されているほか、各国の料理を選んで取りに行くスタイルであることも確認できる。
カーンズ選手はこの動画以外にも、選手村の部屋を公開しており、今後も多くの“内部動画”の投稿に期待が寄せられている。
他にもアメリカの男子バレーボール選手のエリック・ショージは、選手村の食堂を楽んでいるようで、食レポする様子を自身のTiktokに投稿している。
寿司や餃子、カレーなどを嬉しそうに頬張る動画は、現在までに13万回以上再生されている。”(出典:COURRiER JAPON)
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グレートバリアリーフ、ユネスコ「危機遺産」登録見送り
” オーストラリアを象徴するサンゴ礁「グレートバリアリーフ」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は「危機にさらされている世界遺産」への登録を見送った。
科学者や環境保護団体は、国連機関が政治的圧力に屈したと批判した。 危機にひんしている、オーストラリアのサンゴ礁「グレートバリアリーフ」について、ユネスコが「危機にさらされている世界遺産」への登録を見送った。
これを受け、科学者と環境保護団体は失望の意を示した。 ユネスコの委員会は6月、危機遺産への指定を勧告していた。
だが、観光客を誘致する魅力が薄れることを懸念した豪政府は、指定を回避するためロビー活動。ユネスコは7月23日、投票を2022年に延期することで合意した。
環境保護団体や科学者らは、科学ではなく政治による判断だと非難している。
グリーンピースのデービッド・リッター氏 「豪政府の科学者らによると、サンゴ礁の状態は非常に悪く、悪化の一途をたどっている。
さらなる危機にさらされることは想像に難くない。 科学ではなく、既得権益や思惑が優先されているのは明らかだ。
グレートバリアリーフにとって最善の利益にはならない」 豪州は石炭火力発電に依存しており、1人当たりの炭素排出量は世界最大級。
保守的な政府は化石燃料産業を支持しており、排出量を厳しく規制すると雇用が失われるとしている。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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ジョー・バイデン大統領、駐豪大使にキャロライン・ケネディ氏検討
” 米CNNテレビは23日、複数の関係筋の話として、バイデン大統領が次期駐オーストラリア大使に駐日大使を務めたキャロライン・ケネディ氏の指名を検討していると報じた。
ケネディ氏は1963年に暗殺されたケネディ元大統領の長女。2013-17年、当時のオバマ政権で女性として初の駐日米大使を務めた。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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ニュージーランドとのトラベルバブル、少なくとも8週間停止
” ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は23日、オーストラリアとの間で隔離措置なしに相互の往来を認める「トラベルバブル」について、同日夜から少なくとも8週間停止すると発表した。
豪州は感染力の強い新型コロナウイルス変異株「デルタ」の封じ込めに追われている。
アーダーン首相は記者会見で「ウイルスの状況次第でわれわれの対応も変わると常に言ってきた」とした上で、「容易な決定ではないが、ニュージーランド国民の安全を守るためには正しい判断だ」と述べた。
ニューサウスウェールズ、ビクトリア、南オーストラリア各州との間では既にトラベルバブルを停止している。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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東京オリンピックの旗手、先住民族にルーツを持つパティ・ミルズ選手が務める
” オーストラリアの旗手はバスケットボール男子代表で、米NBAのスパーズでプレーするミルズが務めた。
先住民族にルーツを持つ選手として初の大役に選ばれ、ともに旗手を担った競泳女子のC・キャンベルと並んで国旗を掲げ、堂々と選手団を先導した。
オーストラリア大使館によると、今大会に参加する500人近い選手団のうち16人が先住民族の血を引くという。「多様性と調和」を理念に掲げる大会を象徴する一幕となった。”(出典:KYODO)
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2021年6月の小売売上高 前月比1.8%減
” 豪政府統計局(ABS)が21日に発表した6月の小売売上高の速報値(季節調整値)は、305億8,320万豪ドル(約2兆4,770億円)となり前月比で1.8%減少した。
同月は、全国的に新型コロナウイルス感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)が広がっていたことから支出が抑制され、市場予測の0.7%減より大幅に悪化した。
7月はシドニーでの規制厳格化などによりさらに落ち込む恐れがある。22日付地元各紙が伝えた。
ビクトリア(VIC)州とニューサウスウェールズ(NSW)州がそれぞれ前月比3.5%と2%減少し、全体を押し下げた。
6月は、月初にメルボルンが4度目のロックダウンの最中であったことに加え、月末にはシドニー、ブリスベン、パース、ダーウィンと全国各地で外出禁止令が敷かれていた。
会計大手EYのチーフエコノミストは、6月は26日にシドニー大都市圏でのロックダウンが開始されたばかりだったにもかかわらず、小売売上高が2%も減少したのは懸念事項だと説明している。
オーストラリア小売業協会(ARA)は「インド由来の新型コロナウイルス変異株『デルタ株』の感染力の強さを考えると、ロックダウンは今年中はまた発動することになるだろう」とし、「消費者の信頼感や支出の落ち込みは驚くべきことではなく、最悪の事態はまだこれからだ」との見方を示した。”(出典:NNA ASIA)
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2032年、ブリスベンオリンピック決定。酷暑避け、国内で3度目
” 国際オリンピック委員会(IOC)は21日、東京都内で総会を開き、2032年夏季五輪・パラリンピックの開催地にオーストラリア東部のブリスベンを正式決定した。
同国での開催は1956年メルボルン、00年シドニー両五輪に続いて3度目。理事会が提案した唯一の候補で、IOC委員による投票で賛成72票(反対5、棄権3)を得て承認された。
会場の84%が既存または仮設の計画や、7~8月が冬ながら平均最高気温が20~23度となる温暖な気候を高く評価した。IOCが1月に実施した世論調査で同国全体、ブリスベンともに開催支持率は66%に達していた。”(出典:KYODO via Yahoo! JAPAN)
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シドニー空港、ファンド連合の買収提案拒否
” オーストラリアのシドニー空港を運営するシドニー・エアポートは15日、インフラ投資を手掛ける米豪のファンド連合から受けた買収提案について「株主にとって最善とはいえない」と表明し、拒否する方針を示した。
シドニー・エアポートは今月5日、豪インフラファンドのIFMインベスターズなどで構成するファンド連合から買収提案を受けたと発表した。
ファンド連合は1株当たり8.25豪ドルで全株取得を目指し、豪メディアは、実現すれば買収総額が約220億豪ドル(約1兆8,000億円)に達する見通しだと報じていた。
15日に出した声明で「提案は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の株価を下回る」と指摘した。
ファンド連合は今月1日の終値を40%以上上回る案を示したものの、「世界第一級とされるシドニー空港の資産価値、戦略的な位置付けを勘案した結果だ」と説明した。
シドニー空港の2020年の利用者数は豪政府が導入した出入国規制などが響き、国内線、国際線ともに19年比で7割以上減少した。
シドニー・エアポートは「株価は短期的にファンド連合の提案を下回って推移する可能性がある」としたうえで、長期的な価値を株主にもたらす提案でなければ、株式売却に応じられないとの姿勢を示した。”(出典:日本経済新聞)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる