東京オリンピック野球代表最終予選断念。「克服できない困難のため」辞退発表
” オーストラリア野球連盟は公式ホームページで9日、今月22日からメキシコで行われる東京五輪野球の世界最終予選を辞退すると発表した。
同サイトでは辞退の理由を「克服できない困難のため」と説明。グレン・ウィリアムズ最高責任者による「新型コロナウイルスが蔓延している世界で最終予選に出場することは常に重大な課題が伴う」などのコメントを伝えた。
また公式ツイッターでは「私たちの五輪出場の夢に関して残念なお知らせがあります」との文面が投稿された。
コロナウイルスの影響による渡航のリスクを考慮して予選からの撤退を決めた模様。
世界最終予選はすでに中国が辞退を発表し、当初の開催予定地だった台湾もコロナウイルスの感染拡大のため、予選開催を断念。
メキシコに開催地が変更となったあとに予選からの撤退を決めている。”(出典:デイリースポーツ via Yahoo! JAPAN)
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企業の景況感(2021年5月)、2カ月連続で過去最高更新
” ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は8日、オーストラリアの5月の企業景況感(business conditions)指数が37と前月から5ポイント上昇し、2カ月連続で過去最高を更新したと発表した。
企業信頼感(business confidence)指数は20と3ポイント低下したが、依然として高い水準を保っている。
経済は新型コロナウイルスの流行から順調に回復し、今後も全ての産業で好調な状態が継続するとみられる。
NABは非農業部門の約500社を対象として、5月18日~28日に調査を実施した。
同指数は、ゼロポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回っており、ゼロポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。
景況感指数は現在の景況に対する満足度を示し、信頼感指数は向こう3カ月間の短期景況見通しを示している。
主要指数は軒並み上昇し、◆売上高:前月比6ポイント上昇の47◆雇用:5ポイント上昇の25◆新規受注:横ばいの26◆利益:6ポイント上昇の40◆輸出:2ポイント上昇の1◆在庫:横ばいの7――となった。
州別の景況感は、先月最も高い景況感を記録したクイーンズランド州以外全てで上昇。ニューサウスウェールズ州とビクトリア州が全体の上昇をけん引した。州別の信頼感は全ての州で低下した。
産業別の景況感は、鉱業と娯楽・個人サービス以外の全ての産業で大幅に上昇した。特に、交通・公共サービスで最も大きな伸びがみられた。
NABのチーフエコノミストのオスター氏は「雇用と(設備投資の指標である)設備稼働率は今後も上昇するとみられ、ビジネス投資は更に拡大すると予想している」と述べた。(出典:NNA ASIA)
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求人広告、(2021年)5月は前月比7.9%増。2008年以来の高水準
” オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が7日発表した5月の豪求人広告は前月比7.9%増の21万3,894件で2008年以来の高水準を記録した。 増加は12カ月連続。
ビクトリア州が新型コロナウイルス対策のロックダウン(封鎖措置)を実施し、政府が緊急支援策の一部を打ち切る中でも労働需要の堅調さが保たれる可能性が示された。
5月の求人広告は、全国のロックダウンで多くの業種が職場閉鎖を余儀なくされた前年同月からは約220%急増した。
ANZの上級エコノミスト、キャサリン・バーチ氏はビクトリア州の現在のロックダウンが「同州の労働市場の回復を頓挫させる可能性は低い」と予想。
「6月に多少の雇用喪失があったとしても、制限が予定通り6月11日に緩和し始めれば、労働市場の基調は強いため、労働者は非常に迅速に職場復帰するか新たな仕事を見つけるだろう」と述べた。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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平均的国民は住宅購入もう無理、API調査
” オーストラリアでは、不動産価格の高騰により“平均的”な国民の多くは、もはや不動産市場へ参入することが出来ない可能性がある―。
オーストラリア不動産研究所(API)などが警鐘を鳴らしている。シドニーでは現在、戸建て住宅の平均価格が110万ドル、集合住宅が80万ドルとなっている。
APIは国民の不動産市場に対する認識を測定するため、不動産査定担当者約600人を対象に調査を実施した。
調査結果から、査定担当者の59%は国内の不動産市場がバブルの状態にあると考えており、55%が住宅購入者はお金を払い過ぎだと感じていた。
また、43%は不動産が平均的な国民の手に届かないものとなっていると回答した。
シドニーの一般的な住宅の価格は2月末より11万7,000ドル高くなっているという。
報告書は、住宅の取得可能性(アフォーダビリティ)や持続可能性(サステナビリティ)の問題が深刻化する一方、住宅価格の上昇は今後も続くとの見方を示しており、少なくともバブルが弾ける兆候は今のところないとの見解を示している。”(出典:JAMS.TV)
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ソフトボール代表が初練習
” 東京五輪に出場するソフトボールのオーストラリア代表が5日、事前合宿中の群馬県太田市の市運動公園野球場で、来日後初となる練習を開始した。新型コロナウイルスの感染対策に万全を期し、市民や報道陣には非公開。
午前中に専用バスで野球場に到着した選手らは、日本語で「おはよう」と笑顔を見せた。
グラウンドでは集合写真を撮影してから、全員でウオーミングアップ。ポジションごとに分かれ、声を掛け合いながら守備の動きを確認した。
午後の打撃練習では、コーチが投げた球を力強く打ち返し、軽快な打球音が野球場の外まで聞こえた。”(出典:KYODO via Yahoo! JAPAN)
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2021年1~3月期の国内総生産 前期比1.8%増、コロナ前上回る
” オーストラリア統計局が2日発表した2021年1~3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)は前期比1.8%増加した。
個人消費や住宅投資が拡大し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の19年10~12月期を上回る規模となり、経済回復が鮮明だ。
フライデンバーグ財務相は同日記者会見し、インフラ投資や給付金といった政府の財政出動が経済回復を支えたと指摘した。
そのうえで「豪州は米国や日本、英国など他の主要先進国に先駆けてパンデミック前(の経済規模)を上回った」と強調した。
支出面でGDPの約6割を占める個人消費は前期比1.2%増となり、全体を0.7ポイント押し上げた。
新型コロナの感染が比較的抑制されており、行動規制の緩和で外食や旅行などのレジャー消費が活発だった。
民間の設備投資を含む総固定資本形成は前期比4.7%増えた。中でも住宅への投資が6.4%増と、03年10~12月期以来の高い伸びを記録した。
政府が導入した持ち家購入者向けの補助金が成長を支えた。輸出は0.5%増だった。雨量が多かったことから農産品の生育が順調で穀物輸出が31.8%増えた。
豪州は2019年10~12月期まで、一般的な景気後退の定義とされる「2四半期連続のマイナス成長」を経験していない期間が28年超と世界最長を記録していた。
新型コロナを受け20年1~3月期と4~6月期はマイナス成長に陥ったが、7~9月期は前期比3.5%増、10~12月期も同3.2%増となり、経済の回復が進んでいる。
ただ今後には不透明感も残る。新型コロナの発生源を巡る独立調査要求を発端に関係が急速に悪化した中国は、豪農産品や石炭の輸入を制限している。
国内では、第2の都市メルボルンがある南東部のビクトリア州で新型コロナ変異種の感染が拡大、同州政府は5月下旬に外出規制を導入した。
人口約2,500万人の豪州では5月31日時点での新型コロナワクチンの累計接種数は約430万回。すべてが1回目の接種としても人口の17%しか接種を受けていない計算で、欧米に比べて接種ペースの遅れが目立つ。
英調査会社キャピタル・エコノミクスのマーセル・ティエリアント氏は「ワクチン接種のペースの遅さや外出規制の影響で、4~6月期の成長率が弱含む可能性がある」と指摘する。(出典:日本経済新聞)
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コアラ「顔認証」研究へ。個体識別強化、交通事故減らす
” オーストラリアのグリフィス大は、コアラの生態観察や保護強化のため人工知能(AI)を用いたコアラの「顔認証」研究を始める。
7月から東部ブリスベン付近にカメラ20台を設置する。交通量の多い道路を動物が渡るための「地下道」や「橋」を利用するコアラの個体識別を試みる。
コアラの行動追跡には従来、認識票や全地球測位システム(GPS)が使われてきた。
研究チームを率いるシュウ准教授は「AIはここ10年、急速に進歩しており、個々のコアラを十分識別できる」と強調。
手作業で画像確認する作業から解放されると期待している。 グリフィス大によると、コアラの外見や行動から各個体を判別できるよう保護団体と協力しAIを強化する。
各個体の行動を研究し、コアラが交通事故に遭わずに済む改善策につながるデータ収集を目指す。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN)
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ビクトリア州、メルボルンのロックダウンを(2021年)6月10日まで延長
” オーストラリアで人口が2番目に多いビクトリア州は2日、州都メルボルンのロックダウン(封鎖措置)を1週間延長すると発表した。
最近発生した感染力の強いインド型新型コロナウイルス変異株の感染拡大を抑制することが狙い。
ただ、他の地域では一部規制を緩和する。 同州は3カ月ぶりに市中感染者が確認されたことを受け、5月27日にロックダウンを導入した。
当初、6月3日夜までの予定だったが、感染者の増加が続き、濃厚接触者が数千人に達していることから10日まで延長する。
同州のメルリーノ首相代行はメルボルンで、記者団に対し「この問題を放置すれば、(感染者は)爆発的に増えるだろう。この懸念される変異株は制御不能となり、死者が出ることになる」と述べた。
また、昨年に同州が感染第2波に見舞われた際に長期にわたった非常に厳しいロックダウンに言及し、誰もそのような事態を繰り返したくないと指摘した。
同州の感染拡大では800人以上の死者が出ており、新型コロナ感染症のパンデミック(世界的大流行)が始まって以降の国内の死者の約90%を占めている。
同州では2日に新たに6人の市中感染者が確認された。前日の新規感染者は9人で、今回発生したクラスター(集団感染)では感染者の累計は60人となっている。
メルボルンでは通勤や通院、食料品の買い物、運動、新型コロナワクチンの接種を除き、不要不急の外出が引き続き禁止される。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる