ワラビーズ、カーディフでウェールズに快勝
” ラグビーテストマッチは17日、英カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われ、オーストラリアが52-20でウェールズに大勝した。ウェールズは過去最悪のテストマッチ11連敗を喫した。
オーストラリアはトム・ライトとマット・フェズラーがそれぞれ3トライを決め、1984年以来となるグランドスラム(同一遠征でイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドに全勝)の可能性をつないだ。すでにイングランドからは42-37の劇的勝利を収め、この後はスコットランド戦とアイルランド戦が控える。
一方のウェールズは、今回の敗戦でウォーレン・ガトランド・ヘッドコーチ(HC)の将来がさらに危うくなった。ガトランドHCはこれが2度目のウェールズ指揮だが、復帰後は23試合でわずか6勝しか挙げていない。
この後は、6日間の準備期間でラグビーW杯連覇中の南アフリカとの対戦に向けて立て直さなければならないが、この試合に敗れると、1937年以降では初めて1年間勝利なしとなる。”(出典:AFPBB News)
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失業率 − 2024年10月
” オーストラリア連邦統計局が14日発表した10月の雇用統計は、就業者数の伸びが鈍化した。ただ、失業率は低水準にとどまり、労働市場は基調的な底堅さを維持しており、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が利下げを急ぐ必要性が低いことを示唆している。
10月の就業者数は前月比1万5,900人増と、前月の6万1,300人増を大きく下回り、7カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。ただ失業率は4.1%で横ばいだった。
就業者数は市場予想の2万5,000人増にも届かなかったが、前年比では2.7%増と高い伸びが続いている。就業率は67.1%で、過去最高だった前月から0.1ポイント低下した。
市場は反応薄で、豪ドルは横ばいの1豪ドル=0.6485米ドル。金融市場は最初の豪利下げが来年5月か7月になる可能性が高いとの見方を維持した。
中銀は現在の政策金利(4.35%)が雇用の伸びを維持しながらインフレ率を目標の2-3%に抑制するのに十分に制約的な水準と判断し、過去1年にわたり金利を据え置いている。”(出典:
Reuters)
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2024 MLB ドラフト 全体1位 トラビス・バザーナ:Travis Bazzana
” 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」はすでに開幕し、日本代表は13日のオーストラリア戦(バンテリンD)で初戦を迎える。
今大会は昨年3月のWBCとは異なってメジャーリーガーの招集が事実上不可能。各国は“最強メンバー”の編成が厳しい中で、各国内リーグ所属の実力者や若手有望株、実績あるベテラン選手らが名を連ね、世界一を目指す。各国の注目選手を紹介する。
オーストラリア最大の注目選手は、トラビス・バザナ内野手(22)だ。今年7月のMLBドラフトの全体1位でガーディアンズから指名された左打ちの二塁手だ。
世界屈指の有望株は、オーストラリアで生まれ育ち、22年からは、ラッチマン(オリオールズ)らを輩出したオレゴン州立大でプレー。24年は60試合に出場して28本塁打、66打点、打率4割7厘、16盗塁をマークした。
アーロン・ホワイトフィールド外野手(28)はメジャー出場経験もあり、22年はエンゼルスで大谷とも同僚だった。34歳右腕のソーポルドは、17年にはタイガースで45試合に登板。16~18年の3年間で通算82登板とメジャー経験も豊富だ。
22歳左腕のシェリフは、昨年3月のWBC第1ラウンドの日本戦で先発して大谷に右翼へ看板直撃の特大弾を被弾。今年7、8月には楽天の2軍練習に参加していた。
チームを率いるのは、00年に「ディンゴ」の登録名で中日でプレーした経験もあるニルソン監督。井端監督ともチームメートだった。”(出典:スポーツ報知)
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ワラビーズ、トゥイッケナムでイングランドにノーサイド間際に逆転勝利
” ラグビーテストマッチは9日、英トゥイッケナムのアリアンツ・スタジアムで行われ、オーストラリアが終了間際のトライでイングランドから42-37の劇的な勝利を収めた。
ラスト15分でリードが4回も入れ替わる展開の中、イングランドはマロ・イトジェのトライとマーカス・スミスのコンバージョンキックで37-35と逆転して80分を迎えたが、その後の84分、オーストラリアは味方のオフロードパスを受けた交代出場のマックス・ジョーゲンセンが、両チーム合計10本目となる決勝トライを決めた。
トゥイッケナムでのイングランド戦勝利は、2015年のW杯以来で、その後の12回の直接対決で今回が2勝目となる。次はこのところ苦戦中のウェールズと対戦する。”
対するイングランドは、22-24で敗れたニュージーランド戦に続いてテストマッチ4連敗。接戦をものにできない課題をまたしても露呈する中、次週行われるW杯王者の南アフリカ戦では、さらに厳しい戦いを強いられるとみられる。”(出典:AFPBB News)
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チャールズ英国王夫妻、シドニーに到着
” 英国のチャールズ3世が18日夜、国王として初めてオーストラリアへ到着した。
国王が到着したシドニー空港では、国王の代理人であるサム・モスティン総督のほか、連邦政府のアルバニージ―首相やミンズNSW州首相などが出迎えた。
チャールズ国王とカミラ王妃は激しい雨が降る中、午後8時30分ごろシドニー空港に到着した。現職の君主として初めてオーストラリアを訪れたのは、チャールズ国王の母親であるエリザベス女王による1954年の訪問だった。
チャールズ国王はこれまで16回オーストラリアを訪問しており、最初の訪問は1966年、最近の訪問は2018年だった。
今回の訪問は国王が現在進行中のがんの治療中であることを考慮し、シドニーとキャンベラで行われる公式行事の後、水曜日に英連邦首脳会議のためにサモアへ向かう5日間のスリム化された日程で行われる。
長年環境に情熱を注いできたチャールズ国王は、ブラックマウンテンにある国立植物園を見学することが決まっている。その後、CSIROの科学者たちと山火事の影響から立ち直るための環境の回復力について話し合う。
一方、カミラ王妃は家庭内暴力に反対する活動団体や家族のほか、慈善団体への寄付金の分配を支援する団体GIVITと面会する。
また国王夫妻はシドニー湾での艦隊観閲式で海軍を訪問し、コミュニティ・バーベキューにも出席する。”(出典:JAMS.TV)
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失業率 − 2024年9月
” 豪連邦統計局が17日発表した9月の雇用統計は、就業者数の伸びが6カ月連続で市場予想を上回った。失業率は横ばい。労働市場が引き続き逼迫しているとの見方が高まり、年内の利下げ観測が後退した。
9月の就業者数は前月比6万4,100人増と、市場予想の2万5,000人増を大幅に上回った。フルタイム就業者が増加の大半を占めた。8月の就業者数は4万2,600人増に下方改定された。
失業率は4.1%で8月改定値から変わらず。労働参加率は67.2%に上昇し、過去最高を更新した。
豪ドルは対米ドルで0.5%高の0.6698米ドルと、1カ月ぶりの安値から反発。3年債利回りは7ベーシスポイント(bp)上昇して3.829%を付けた。
市場が織り込む12月の利下げ確率は統計発表前の46%から30%に低下。来年2月の確率も75%となり、利下げを巡る不透明感が高まった。
INGのアジア太平洋地域調査責任者、ロバート・カーネル氏は「来年第1・四半期まで利下げは開始されないというわれわれの見通しを変える材料は見当たらない。この見通しでさえ積極的すぎる可能性がある」と述べた。”(出典:
Reuters)
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Socceroos、日本代表と引き分け(2026 FIFAワールドカップ・アジア予選)
” 日本でオーストラリア代表戦を取材した『The Guardian』の記者が、日本代表との対戦を振り返った。
15日の2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節で日本とが対戦したオーストラリア。試合は0-0で迎えた後半、58分に谷口彰悟のOGでオーストラリアが先制する。それでも、76分には途中出場の中村敬斗が鋭い仕掛けからOGを誘って、日本が同点弾を記録。試合は1-1で終了した。
オーストラリアは日本にアウェイで勝利したことは一度もなかった。さらに、9月シリーズ終了後にグラハム・アーノルド監督が辞任していたことで、新指揮官に就任したトニー・ポポヴィッチ監督にとっては2試合目となっている。
それでも、グループ首位の日本とのアウェイ戦で勝ち点1を獲得したことに対して『The Guardian』のジョーイ・リンチ記者は「埼玉で完璧な日本を相手に1-1の引き分けに持ち込んだ。トニー・ポポヴィッチ体制での最初の2試合が終わり、目を血走らせた選手たちが所属クラブへの長い帰路についた今、この1週間が現実的にこれ以上の結果を残せたとは思えない」と振り返った。
日本の連勝を「3」で止めた守備に対しては「(オーストラリア)守備陣が日本のポゼッションとテリトリー支配の深さを克服し、サムライブルーに明確なチャンスを作らせなかったおかげで、貴重な勝点1を手にすることができた」と評価。そして、この善戦を糧に将来への期待を綴っている。
「新監督によって戦術的な土台と同じくらい精神的な土台も築かれたように感じる。緊急の結果がもたらされ、選手たちはオン・ザ・パークでもオフ・ザ・パークでも彼の要求を受け入れ、運命がサッカルーズの手の中に戻ってきた」”(出典:GOAL)
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「つながらない権利」認める法律施行、勤務時間外の連絡に対応しなくてよいことに
” オーストラリアで26日、「つながらない権利」に関する規則が施行された。仕事を終えた後にも雇用主からの電話に出たり、メッセージを読んだりしなくてはならないと感じている人々に救いをもたらしている。
新たな法律により、従業員は上司からの処罰を恐れることなく、勤務時間外の連絡を無視できるようになった。
昨年公表された調査では、オーストラリア人の平均残業時間は年281時間だった。
同様の規則は、欧州やラテンアメリカを中心に20カ国以上で施行されている。
新たな法律は、就業時間後の従業員に雇用主が連絡することを禁じるものではない。
一方で従業員には、不合理とみなされない限り、応答しない権利を与えている。
この規則では、紛争となった場合、雇用者と被雇用者に自分たちで解決するよう求めている。解決できない場合は公正労働委員会(FWC)が介入し、雇用主に対し、就業時間外に従業員と接触しないよう命じることができる。
従業員による応答拒否が不合理だとFWCが判断した場合は、従業員に応答を命令できる。
FWCの命令に従わないときは、従業員に対しては最高1万9,000豪ドル(約185万円)、企業に対しては最高9万4,000豪ドル(約915万円)の罰金が科される可能性がある。
労働者側からはさまざまな反応
豪労働組合評議会は、「労働者が不合理な時間外労働を拒否できるようになり、ワーク・ライフ・バランスの向上が可能になる」とした。
労働環境に関する専門家の豪スウィンバーン工科大学のジョン・ホプキンスさんは、新ルールが雇用者にも役立つとBBCニュースに説明。「スタッフがよりよい休息とワーク・ライフ・バランスを得ている組織では、病欠や退職の可能性が低くなる」、「従業員にとってプラスになることは、雇用主にとってもプラスになる」と述べた。
従業員側からは、新法に対してさまざまな反応が出ている。
広告業界で働くレイチェル・アブデルヌアーさんは、「こうした法律は私たちにとってとても大事だと思う」、「私たちは一日中、携帯電話に接続し、電子メールに接続して過ごしている。そうした状況でスイッチをオフにするのはかなり難しいと思う」とロイター通信に話した。
一方で、新たなルールが大きな違いをもたらすと感じていない人も。金融業界で働くデイヴィッド・ブレナンさんは、「素晴らしいアイデアだと思う。普及してほしい。ただ正直なところ、私たちの業界では普及するとは思えない」、「私たちは高給取りで、成果を期待されていて、24時間体制で成果を出さなくてはならないと感じている」とロイター通信に述べた。”(出典:BBC NEWS)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる