カンタス航空、羽田空港の1日1往復増枠を申請
” オーストラリアの航空最大手・カンタス航空はこのほど、同国と東京・羽田空港を結ぶ定期便の発着枠を1日1往復増やす計画を国際航空サービス委員会(IASC)に申請した。
コロナ禍で経営破たんした後再生したヴァージンオーストラリア航空が今年2月、羽田からの撤退を決めたため、空いた1往復分の発着枠の獲得をカンタスが目指す。新たな1往復分の機材は、297人乗りの欧州エアバスA330を使用するとしている。
カンタスは現在、週14往復の羽田発着枠を保持しており、シドニー−羽田線を1日2往復で運航している。申請が認められれば、新たに週7往復を獲得し、1.5倍の週21往復、1日3往復を運航することが可能になる。
カンタスはIASCに送った書面で、上記のスケジュールを公表した。現在、1日2便のシドニー線は1便に減便となる一方、ブリスベンとメルボルンから新たに1日1便ずつ運航するとしている。ブリスベン発、メルボルン発の便名は現行の成田便と同じであることから、羽田に移管すると見られている。
一方、カンタスの成田発着便の扱いについて公式発表はまだない。一部では、減便となるシドニー−羽田の1日1便を成田に振り向けるとの見方も出ている。”(出典:NICHIGO PRESS)
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ワラビーズ、オールブラックスに連敗。ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2024 1勝5敗で終戦
” 世界ランキング3位のニュージーランド(NZ)代表オールブラックスが同10位のオーストラリア代表を33―13(前半19-13)で下し、3勝3敗で大会を終えた。
NZは21年8月からオーストラリア戦9連勝で通算対戦成績は126勝45敗8分け。10月26日にはエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ率いる日本代表と日産スタジアムで対戦する。オーストラリアは1勝5敗で2年連続の最下位に終わった。
NZは今季リーグワンのBR東京に加入するSHペレナラが3試合ぶりに先発復帰。元東京SGのSOマッケンジーがリザーブに回り、元東京SG、トヨタのFBボーデン・バレットが今大会初めてSOで先発した。また、元同国代表主将で東京SG所属のフランカー、ケインは先発で通算100キャップを達成した。
一方、前節はNZに善戦したオーストラリアは先発SHをホワイトからゴードンへ変更。埼玉WTBコロインベテは手首のケガで欠場した。
前半はオーストラリアがピック&ゴーなどでFW周辺を攻めて流れをつかみ、8分にフランカーのマクライトが左中間にねじ込んで先制トライを挙げた(7-0)。
だが、NZは16分に相手こぼれ球からのカウンターでWTBリースが右中間へトライ(5-7)。5-10で迎えた22分には、この日FBに入ったジョーダンがミスマッチを突いたラインブレークからトライを決め、12-10と逆転した。
オーストラリアは37分、SOロレシオの2本目のPGで13-12と再びリードしたが、NZは前半終了間際にPGを狙わずラインアウトから攻め、最後はWTBクラークのトライで19-13と逆転して折り返した。
後半はNZが圧倒的に攻めまくった。15分に相手ゴール前での連続攻撃から途中出場のプロップ、タマイティ・ウィリアムズがトライ(26-13)。22分にマッケンジーを投入してB・バレットをFBに下げる「ダブル司令塔」にすると、24分にはB・バレットのパスでマッケンジーが走り込み、パスを受けたクラークが試合を決定づけるトライを挙げた。”(出典:Sponichi Annex)
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ワラビーズ、オールブラックスを終盤追撃するも3点及ばず(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2024)
” ニュージーランド(NZ)とオーストラリアの対抗戦「ブレディスローカップ」の第1戦を兼ねて行われ、世界ランキング3位のNZが同9位のオーストラリアに敵地で31―28(前半28-14)と辛勝。
今大会の連敗を2で止めて2勝目(3敗)を挙げ、同カップの22年連続保持に成功した。NZは21年からオーストラリア戦8連勝で通算対戦成績は125勝45敗8分け。オーストラリアは1勝4敗となった。
前半途中まではNZが縦横無尽のアタックで圧倒した。守備網の隙を突いて数的優位をつくり、相手ミスにも乗じて前半2分にFBジョーダン、9分にCTBイオアネ、15分にWTBクラーク、25分にNo.8サベアと計4トライ。オーストラリアも0-21の18分、ラインアウトのサインプレーからフランカーのマクライトが1トライを返すと、7-28の36分にはモールから抜け出したフッカーのフェスラーが左中間インゴールを陥れ、14点差として折り返した。
後半はNZが5分のPGで31-14とリードを広げたが、その後は両チームに攻撃のミスが相次いだ。
オーストラリアは後半10分から35歳のプロップ、ジェームズ・スリッパーが途中出場し、名SHジョージ・グレーガンを抜いて同国史上最多の代表通算140キャップを獲得。
25分には途中出場のロック、サラカイアロトの突破からCTBパイサミが左中間へ飛び込んで21-31と追い上げた。
NZは25分にCTBレイナートブラウン、31分にはクラークがイエローカードを受け、一時は13人対15人での戦いを強いられたものの、オーストラリアの反撃を39分の1トライに抑え、3点差で何とか逃げ切った。”(出典:Sponichi Annex)
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失業率 − 2024年8月
” 豪政府統計局(ABS)が19日に発表した8月の失業率(季節調整値)は、4.2%と前月から横ばいとなった。
パートタイムだが就業者は4万7,500人増加。ABSは、労働参加率は過去最高水準を維持しており、多数の求職者が雇用を見つけていると指摘している。高インフレは続くものの雇用市場は堅固さを示しており、エコノミストらの間では年内の利下げ観測はほぼゼロとなっている。
男女別の失業率は、男性は4.3%(前月比0.2ポイント低下)で、女性は4%(横ばい)だった。
失業者数は62万7,000人と前月から1万500人(1.6%)減少した。このうち、フルタイム求職者は前月から7,300人減の42万1,900人、パートタイム求職者は3,200人減の20万5,000人だった。
就業者数は1,445万8,600人と0.3%増加した。フルタイム就業者は3,100人減の997万9,100人。パートタイム就業者は5万600人増の447万9,500人だった。
総労働時間は、19億6,200万時間と前月から800万時間増加。希望する就労時間が得られない不完全就業者の比率は、6.5%と0.1ポイント上昇した。労働参加率は、67.1%と横ばいだった。
州別では、南オーストラリア州で0.4ポイント改善したほか、ビクトリア州、クイーンズランド州、北部準州(NT)でも改善した。
「米に追随することはない」
ABSで雇用統計部門を率いるラム氏は、「新型コロナウイルス流行期と比べ、病欠により労働時間が減少した就業者の割合は上回っているが、職がないか就業時間を減らされたため減少した就業者の割合は下回っている。雇用市場は比較的逼迫(ひっぱく)した状態が続いているようだ」と述べた。
会計大手KPMGや米金融JPモルガンのアナリストらは、雇用市場が減退している米国では、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.5ポイントの利下げに踏み切ったが、国内は雇用の堅調さが続いておりオーストラリア連邦準備銀行(RBA)が追随することはないとの見解を示している。
RBAのブロック総裁は先に、インフレ抑制が最も重要で雇用創出を鈍化させる必要があるとし、年内の利下げはないとしていた。”(出典:NNA ASIA)
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ワラビーズ、アルゼンチンに大敗を喫し雪辱さる(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2024)
” 「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)第4節、エスタディオ・ブリガディエル・ヘネラル・エスタニスラオ・ロペス(サンタフェ)で現地時間9月7日にアルゼンチン代表“ロス・プーマス”とオーストラリア代表“ワラビーズ”が対戦。前節で敗れたホームのロス・プーマスが9トライの猛攻で大量得点を挙げて67-27で勝利した。
前半3分、アルゼンチンが敵陣22mライン付近の左サイドで得たPGをSOトマス・アルボルノスが決めて3点を先取したが、すぐさまオーストラリアが反撃。6分にSOベン・ドナルドソンがPGを沈めて同点に追いつくと、さらに15分にボールをつないで右中間にFLカルロ・ティッツァーノがトライ。SOドナルドソンがコンバージョンも決めて7点を追加し逆転に成功した。
オーストラリアは22分にもPGを決め、29分に右サイドを破ったFBアンドリュー・ケラウェイのトライとゴールでスコアを20-3とした。
直後の31分にアルゼンチンはWTBマテオ・カレーラスのクリーンブレイクによるトライとゴールで7点を返す。38分にもFWのアタックから、この試合で100キャップに到達したキャプテンのHOフリアン・モントージャがトライをマークしゴールも決めて、スコアを17-20まで戻してハーフタイムを迎えた。
後半6分台にオーストラリアの自陣ゴールライン前でアルゼンチンが圧力をかけキャリーバックにさせる。8分に5mスクラムからフアン=マルティン・ゴンザレスがトライ、ゴールも決めて7点を追加し逆転に成功。続けて17分のFLパブロ・マテーラのトライとゴールでさらに7点を加えた。23分にPGで3点を入れた後、24分にターンオーバーからパスをつないでNO8ホアキン・オビエドのトライとゴールをマークし、スコアを41-20とした。
オーストラリアは29分にペナルティの素早いリスタートからSHテイト・マクダーモットがトライを奪い、SOトム・ライナーがコンバージョンを決めて7点を返したが、ここからアルゼンチンが突き放す。
32分と35分に右サイドをブレイクしたFBフアン=クルス・マリーヤが連続トライ。37分にもNO8オビエドが2本目のトライをマークし、41分のCTBルシオ・シンティのトライで試合を締めた。後半だけで7トライ6ゴール1PGの50点を奪ったアルゼンチンが、トータルスコア67-27で大勝した。
TRC第4節が終了し、アルゼンチンは2勝2敗とボーナスポイント2の勝ち点10で2位、オーストラリアは1勝2敗の勝ち点4で4位につけている。
アルゼンチンは9月21日の第5節と28日の第6節で自国に首位の南アフリカ代表“スプリングボクス”を迎える。オーストラリアは第5節にホーム、第6節にアウェイでニュージーランド代表“オールブラックス”と対戦し、TRCでのランクアップとブレディスローカップを争う。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ワラビーズ、アルゼンチンを土壇場で逆転し TRC2024 初勝利(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2024)
” 「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)第3節、現地時間8月31日にエスタディオ・ホルヘ・ルイス・ヒルシ(ラ・プラタ)でアルゼンチン代表“ロス・プーマス”とオーストラリア代表“ワラビーズ”が対戦し、ワラビーズが20-19で制した。ワラビーズは敵地でTRC2024初勝利を挙げた。
大雨が降るラ・プラタでの、世界ランキング6位のアルゼンチンと同9位のオーストラリアの対戦。
ここまでTRCで未勝利のオーストラリアが攻勢をかけ、27フェーズ続けたアタックを仕掛けるも得点は奪えず。そんな中、モールでのオフサイドからペナルティを得たアルゼンチンのSOサンティアゴ・カレーラスがショットを沈め、前半12分に3点を先制した。
さらに15分に左サイドのラインアウトモールからNO8フアン=マルティン・ゴンザレスのトライとSOカレーラスのコンバージョンで7点を追加する。
オーストラリアも反撃。28分に中央を崩したアタックでSHジェイク・ゴードンがトライ。SOノア・ロレシオがコンバージョンも決めて7点を返した。
アルゼンチンは35分のPGで引き離し、13-7のアルゼンチンリードで前半を終えた。
後半5分にアルゼンチンがPGを決めた後、オーストラリアは左サイドを攻め込み10分にFLロブ・ヴァレティニがトライをマーク。コンバージョンも決まり2点差まで迫った。
さらにアルゼンチンのラインアウトでのジャンピングアクロスのペナルティから、19分にオーストラリアがPGを入れて逆転に成功。
30分にはWTBに入ったトマス・アルボルノスのPGでアルゼンチンが再逆転。72分にこの試合で代表引退を表明したHOアグスティン・クレービイを投入し、ゲームの締めに入る。
しかし試合終了間際にゴールライン手前まで攻め込むオーストラリアがペナルティを誘い、SOベン・ドナルドソンのショットで再々逆転し、試合終了。最終スコア20-19でオーストラリアが接戦を制した。
ワラビーズはTRC2024で初勝利を挙げ、初の勝ち点4を手にした。一方、クレービイの代表ラストゲームを勝利で飾ることができなかったロス・プーマスは1点差での敗戦のため、ボーナスポイント1を得ている。両チームは現地時間9月7日にサンタフェで第2戦をおこなう。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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失業率 − 2024年7月
” 豪連邦統計局が15日発表した7月の雇用統計は、就業者数が2カ月連続で予想を上回った。一方、失業率は引き続き上昇し、労働参加率は過去最高を記録した。
7月の就業者数は5万8,200人増加。6月は5万2,200人増、市場予想は2万人増だった。フルタイムの就業者数は6万0,500人増となり、3カ月連続で増加した。
一方、失業率は4.2%で、2022年序盤以来の高水準となり、予想の4.1%を上回った。労働参加率は過去最高の67.1%。労働時間は0.4%増加した。
市場では年内の利下げ観測が後退、11月の利下げ確率は発表前の55%から45%に低下した。豪ドルは0.2%高の0.6610米ドル、3年債先物は上げ幅を縮小した。
オーストラリア統計局の責任者ケイト・ラム氏は「新型コロナウイルスの感染拡大前と比較すると雇用と労働参加率の指標は歴史的高水準だ。一方、失業と不完全雇用の指標は歴史的低水準にとどまっている」と述べ、「これは労働市場が依然としてかなり逼迫していることを示唆している」と説明した。”(出典:
Reuters)
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ワラビーズ、スプリングボクスに12-30で連敗(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2024)
“「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)第2戦、8月17日にオプタス・スタジアム(パース)でオーストラリア代表“ワラビーズ”と南アフリカ代表“スプリングボクス”が対戦し、4トライを奪った23年W杯王者のスプリングボクスが30-12で勝利した。スプリングボクスはアウェイのTRC2で連勝を飾った。
オプタス・スタジアムに大雨が降り注ぐ中で始まった第2戦。開始早々、TRC2024内で改正されたルールの一つ、「ラックでのSHの保護」のペナルティが南アフリカに適用され、オーストラリアが敵陣22mライン上でショットのチャンスを得る。これをSOノア・ロレシオが沈めて、前半3分にオーストラリアが3点を先制した。
その後16分に南アフリカのSOサシャ・ファインバーグ=ムンゴメズルがPGを決めて同点に追いついた。さらに17分に左サイドへの展開からWTBマカゾレ・マピンピが裏へグラバーのキックパス、キャッチしたFBアフェレレ・ファシがトライを奪い、8-3で逆転した。
ここからオーストラリアが21分、南アフリカが26分にPGを決めた後、36分にもオーストラリアがPGを成功させて2点差に迫った。前半終了間際にオーストラリアが敵陣右サイドの22mラインと15mラインの交差付近でPGのチャンスを得るも活かせず、前半は11-9で南アフリカのリードで終えた。
後半3分に南アフリカが得意のラインアウトモールからFLマルコ・ファンスターデンが右サイドに押さえてトライ。SOファインバーグ=ムンゴメズルのコンバージョンも決まり、7点を追加した。
7分にオーストラリアがPGで3点を返すも、23分に南アフリカが再び右サイドのラインアウトモールから、今度は途中出場のHOマルコム・マークスがトライを決めて5点を重ねた。
食らいつきたいオーストラリアだが、33分にモールコラプシングでこの日初キャップのFLセル・ウルがシンビンとなり、1人少ない状況になる。
このペナルティが起点のラインアウトモールで、33分にマークスが2本目のトライを奪い、途中出場のSOハンドレ・ポラードがコンバージョンを決めた南アフリカがさらに7点を追加した。
最終的にオーストラリアを0トライに抑えて4トライを決めた南アフリカが30-12で勝利。先発起用されたキャップ数の少ない若手選手たちが経験を積み、“ボムスコッド”として途中出場した経験豊富な選手たちが試合をコントロールするというスプリングボクスのプランがスコアに表れた。
スプリングボクスは3トライ差以上をつけたため、勝利の勝ち点4に加えボーナスポイント1を獲得した。
一方、敗れたワラビーズはTRC2連敗。世界王者相手に一矢報いることはできなかったが、成長途上にあるチームにとって経験を得る機会になったはずだ。
2週間後、現地時間9月7日におこなわれるTRC第3戦で、南アフリカはヨハネスブルクにニュージーランドを迎える。オーストラリアはサンタフェ遠征でアルゼンチンと対戦する。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる