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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、ジョー・シュミットHC ザ・ラグビーチャンピオンシップ2025後に退任

ワラビーズ、ジョー・シュミットHC ザ・ラグビーチャンピオンシップ2025後に退任

” ラグビーオーストラリア代表のジョー・シュミット・ヘッドコーチ(HC、59)が、今季の南半球4か国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップをもって退任すると、豪ラグビー協会が6日に発表した。協会は即座に後任探しに着手するとしている。

ニュージーランド出身のシュミットHCは当初、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(英国とアイルランドの選抜チーム)戦後の8月上旬に契約が満了することになっていたが、予定よりも少し長くチームにとどまることに合意し、10月4日に豪パースで行われるラグビーチャンピオンシップのニュージーランド戦まで指揮を執ることになった。

ワラビーズ(オーストラリア代表の愛称)は、マイケル・チェイカ氏、デイブ・レニー氏、エディー・ジョーンズ氏、シュミット氏に続いてここ6年間で5人目、そして母国開催となる2027年のW杯までチームを導ける指揮官を探すことになる。

シュミットHCは、悲惨な結果に終わったジョーンズ氏の2期目を引き継いだ後、ここまでテストマッチ6勝7敗を記録している。”(出典:AFPBB News

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:インディーズロック・バンド Spacey Jane 『If That Makes Sense』発表

インディーズロック・バンド Spacey  Jane 『If That Makes Sense」発表

” オーストラリアのロック・バンドで、2022年の前作『Here Comes Everybody』が全豪チャートで初登場1位を獲得するなど、国内で絶大な人気を誇るスペイシー・ジェーン(Spacey Jane)が、3rdアルバム『If That Makes Sense』を5月9日(金)に発表します。アルバムからの先行シングル「All the Noise」が公開されています。

新作『If That Makes Sense』はバンドにとってもっとも野心的で、テーマが複雑な作品。愛、喪失、トラウマ、そして再生への学びが描かれています。プロデューサーにマイク・クロッシー(The 1975、アークティック・モンキーズ)、コラボレーターにソングライターのジャクソン・フィリップス(デイ・ウェーヴ)とサラ・アーロンズ(チャイルディッシュ・ガンビーノ、マイリー・サイラス)を迎えてアルバムを完成させました。

新作の制作について、バンドは「このアルバムは特に何かになろうとしているわけではない。ある時は確信に満ち、またある時は不確かさを囁く。

赦しと怒り、愛と決裂といった矛盾を感じたことをタイトルで表現しようとしたんだ。俺たちはアメリカへ行き、新しいコラボレーターに信頼を寄せ、レーベルとの契約もないまま、自己資金でアルバムを作り終えた。俺たちは毎日崖から足を踏み外しながらやってきた。今ほど自分たちの作品に満足したことはないよ」とコメントしています。

アルバムからのシングル「All the Noise」で、フロントマンのケイレブ・ハーパーは両親の関係性が崩れていく複雑なストーリーを語りながら、自分が両親と同じ道を歩むのではないかという恐れを表現しています。

アシュトン・ハードマン・ル・コルニュのアンセミックなギター・リフ、ペッパ・レーンのエネルギッシュなベースライン、キーラン・ラマの安定感のあるドラムによって表現されたこの曲は、バンドが持つ複雑さと不安を捉えています。

ほとんどをシドニーのホテルで書いたというこの曲について、ハーパーは「オーストラリア戻って来たことで、自分の人生の始まりの物語が鮮明に感じられたんだと思う。怒りがこみ上げてくるが、誰かに向かって怒っているわけではない。アシュトンのギター・リフで一番好きかもしれないし、ペッパとキーランはロックでいちばんタイトかもしれない。ライヴはとても楽しいものになるだろうし、1年以上ぶりの新曲を披露できることに興奮している」とコメントしています。”(出典:CD Journal

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2024年12月

失業率 − 2024年12月

” オーストラリアでは、直近2024年12月の失業率が小幅に上昇したものの、労働市場の力強さが改めて浮き彫りになった。中央銀行・豪準備銀(RBA)の利上げ見通しについては、市場の予測が二分する形となっている。

オーストラリア統計局(ABS)が16日発表した雇用統計によると、12月の失業率は4.0%(季節調整済み)と前月から0.1ポイント上昇した。就業者数が5万6,300人増えた一方、失業者数は1万300人増加した。

仕事を探している人が増えたことが、失業率を押し上げた。労働参加率(15〜64歳の生産年齢人口に占める労働力人口=就業者数と完全失業者数の和=の割合)は0.2ポイント上昇して67.1%、総人口に占める就業者数の割合は0.1ポイント上昇して64.5%となり、いずれも史上最高を更新した。

29日発表のCPI統計に注目

ABSの雇用統計部門のトップを務めるビヨン・ジャービス氏は声明で「就業者と失業者の数がいずれも伸びたことが、労働参加率をさらに引き上げる結果になった」と指摘した。

HSBCのポール・ブロクサム首席エコノミストは公共放送ABC(電子版)のインタビューで「失業率はピークを打ったのかもしれない。それは、コアインフレ率がインフレ目標に向かって低下し続けるかどうかをRBAが判断する上で重要な要因になる」との見方を示した。その上で、利下げの開始時期は2月17〜18日の今年最初の会合ではなく、第2四半期にずれ込むとの従来の予測を維持した。

一方、コモンウェルス銀の有力エコノミストであるギャレス・エアード氏は「依然として2月の会合での0.25ポイントの利下げが行われる」と予測した。利下げを決める要因としては、1月29日発表の24年9-12月期の消費者物価指数(CPI)統計が重要としている。同銀は9-12月期のトリム中央値(コアインフレ率にほぼ相当)の上昇率を前期比0.5%以下と予測しており、インフレ圧力が利下げに踏み切るのに十分低い水準になるとの見通しを示している。

ABCによると、2月利下げ開始の確率は現時点で70%となっている。オーストラリアの主要銀行のうち、コモンウェルス銀、ANZ銀、マッコーリー銀のエコノミストが2月利下げ観測を支持している。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:マンリービーチなどに再び球状物体漂着、海水浴客立入り禁止

マンリービーチなどに再び球状物体漂着、海水浴客立入り禁止

” オーストラリア最大の都市シドニーで海岸に小さな球状のごみが打ち寄せられたため、北部のマンリービーチなど9つのビーチで夏休みのさなかに海水浴客の立ち入りが禁止された。

球状のごみは白と灰色で、大半はビー玉ほどの大きさだという。ノーザン・ビーチ評議会は安全に除去できるよう取り組んでいると明らかにした。
当局は州環境局と協力し、ごみのサンプルを採取して検査を行っている。シドニーでは昨年10月にも海岸で黒い球状の物体数千個が確認され、人気のボンダイビーチなどが閉鎖された。
その後の調査で、この物体は脂肪酸、化粧品や洗浄剤に含まれる化学物質、髪の毛や生ごみ、廃水に関連する物質からできたものであることが判明した。”(出典:Reuters

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:AC/DCヤング兄弟の子供の頃の家が取り壊された件で開発業者が謝罪

AC/DCヤング兄弟の子供の頃の家が取り壊された件で開発業者が謝罪

” AC/DCのアンガス、マルコムのヤング兄弟が子供の頃に住んでいた家が突如取り壊された件で、開発業者が声明で謝罪しました。

この建物が文化的に重要なものであることを知らなかったと主張。彼らは解体現場から資材を回収し、AC/DCのファンが集まるバーやカフェのような特別な場所を建設する計画を発表しています。

取り壊されたことはオーストラリアのニュース・サイトnews.com.auが最初に報じました。

ヤング兄弟はスコットランドのグラスゴー生まれですが、ヤング一家は1963年にオーストラリアのシドニーに移住しました。

いくつかの家を転々とした後、1965年にシドニー西部の町バーウッドのバーレイ・ストリート4番地にあるこの家に引っ越し、兄弟は幼少期をこの家で過ごしました。兄弟はこの家から学校に通い、その制服はバンドのステージ衣装のインスピレーションともなりました。

news.com.auによると、この家は2023年2月に580万ドルで売却され、ここ数週間の間で取り壊されました。

この建物は2013年にオーストラリアのナショナルトラスト(※歴史的建築物の保護を目的として設立されたボランティア団体)の歴史的建造物登録簿に登録されていましたが、開発業者のバーウッド・スクエア社は取り壊す前に、その文化的な重要性について知らされていなかったと主張しています。

バーウッド・スクエア社のゼネラルマネージャー、レオン・キミタは公式声明で謝罪しました。

「バーウッド・スクエアのチームを代表して、心からの遺憾の意をお伝えしたいと思います。私たちは今、この場所が世界中のAC/DCのコミュニティやファンにとって、どれだけ深い意味を持つかを認識しています。

このスペースの計画を立てる際、私たちは遺産登録を調べたり、その分野の専門家と協力したりするなど、適切なデューデリジェンス(適正評価手続き)を行いました。

残念ながら、AC/DCとの歴史的なつながりは、その段階では特定されていませんでした。以前の長期にわたる所有者が、この物件の背景における重要な部分を私たちと共有していなかったことを残念に思います。

計画がすでに進行中であった後に、このつながりを知ったことは私たちにとって衝撃的な出来事でした。この見落としについて、心よりお詫び申し上げます。

AC/DCのレガシーを称え、このバンドを非常に高く評価しているすべてのファンに償いをすることが、私たちの強い責任だと感じています。

過去を変えることはできませんが、私たちは彼らの物語のこの重要な部分を祝うことに専念しています。AC/DCの世界中なファンの皆さん、私たちは皆さんの声に耳を傾けており、この伝説的なバンドへの深い敬意に感謝しています。私たちは、この問題の解決に全力を尽くします」

声明では、解体現場から資材を回収し、AC/DCのファンが「バンドの不朽のレガシーを祝うために集まる」バーやカフェのような「特別な場所」を建設することで、その歴史的な重要性を尊重する計画を立てているとも述べています。

また、地元の市議会は、今回の取り壊しとファンの反発を受けて声明を発表。この建物がナショナル・トラストの歴史的建造物登録簿に記載されていたにもかかわらず、地方や州の法律では保護されていないことを強調しています。

「この建物は文化遺産として登録されておらず、地元や州法で保護されていません。また、ナショナルトラストは地域に根ざした非政府組織であり、法的権限を持たないため、この建物には強制力のある保護がありませんでした。バーウッド市議会は、ヤング家とこの地域の豊かな音楽遺産を祝う新しい方法を見つけることに引き続き尽力していきます」”(出典:amass

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:夏の旅行シーズンに宿泊料高騰

夏の旅行シーズンに宿泊料高騰

” オーストラリアで旅行に必要な関連コストが急上昇している。地方のカフェでは朝食の値段が高額となっている上、キャラバンパークやホステルのような簡易宿泊施設など、安価とされてきた宿泊費も高騰しているようだ。8日付オーストラリアンが報じた。

連邦政府機関ツーリズム・リサーチ・オーストラリアの調べによると、国内旅行の1泊の平均支出額は昨年に326豪ドル(約3万2,000円)となり、新型コロナウイルス感染流行前の同218豪ドルから大幅に増加した。

ニューサウスウェールズ州北部沿岸部のコフスハーバーでは、電気の使えないキャラバンパークのテント宿泊費が1泊71豪ドル、西オーストラリア州ロットネスト島では、簡易宿泊施設の宿泊料が4月下旬まで1泊143豪ドルとなっている。

業界団体の観光・運輸フォーラム(TTF)のオズモンド代表は、コロナ禍以降、世界中で旅行関連費が上昇しているとし、旅行者は短期の旅を優先するようになっていると分析。

しかし、オーストラリア人は中期的な旅行を好む傾向が強く、生活費の高騰で家計が圧迫されているにもかかわらず、夏季シーズンに旅行を計画する人が多いと指摘した。

ただ、多くの旅行者は予算を抑える方法を模索しており、割引された旅行パッケージやキャラバンパークなどの安価な宿泊を活用している。キャラバンパークやキャンプ場の利用者は急増しており、2023年の利用者数は1,530万人、支出総額は143億豪ドルに上った。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:人口、34年間で1,000万人増加

人口、34年間で1,000万人増加

” オーストラリアの2024年6月末時点の人口は推計で2,720万4,809人となり、前年比で55万2,000人(2.1%)増えた。

伸び率は鈍化傾向にあるものの、コロナ禍前の水準を依然として大きく上回っている。オーストラリア統計局(ABS)がこのほど発表した四半期の人口統計で明らかにした。

ABSによると、人口増加率は2010年代を通して1%台で推移していたが、20年のコロナ感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)で、外国人留学生など多くの長期滞在者が母国に帰国し、移住者の受け入れを停止したことから急低下。21年3月末時点で0.1%と大きく落ち込んだ。

その後、経済再開に伴って移住者が急増したため23年9月末時点で2.54%まで上昇した。しかし、移住者の急増でインフレや住宅不足が深刻化。連邦政府は23年末以降、学生ビザの審査を厳格化するなど、移住者の受け入れ縮小に舵を切ったことから、伸び率はスピードダウンしている。

6月末までの1年間で増えた人口のうち、純増数(出生者数と死亡者数の差)は10万6,400人と3.4%増加した。一方、移住者の純増数(入国した移住者と出国した移住者の差)は44万5,600人と16.8%減少した。

ABSの統計をさかのぼると、オーストラリアの人口が1,700万人を超えたのは1990年3月。それから34年間で1,000万人増えた。

2004年12月に2,000万人を突破し、18年9月に2,500万人を超えてから約6年で200万人拡大した。おおむね3年間で100万人のペースで増加を続けている。

もっとも、オーストラリアの人口は世界54位(米中央情報局=CIAワールドファクトブック調べ)と台湾やシリアを少し上回る程度。一定の国土を持つ先進国の中では、まだ小規模な水準にとどまっていると言える。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:映画「クロコダイル・ダンディー」出演のクロコダイル死亡

映画「クロコダイル・ダンディー」出演のクロコダイル死亡

” 先週末、オーストラリアの人気映画「クロコダイル・ダンディー」に出演したクロコダイルの“バート”が死亡した。

バートは体長5メートル超、体重およそ700キログラムで、90歳を超えていたとみられる。1986年に映画出演後、過去16年はダーウィンの「クロコサウルス・コーブ」に住んでいた。

同アトラクションの広報官は23日、「時代の終わりを象徴し、バートは安らかに永眠した」「1980年にレノルズ川で捕獲された後、バートは世界で最も有名なクロコダイルになった。映画に出演し、美しい自然と驚嘆させるワイルドライフとしてオーストラリアのイメージを形成した」「1人が好きなことから、独身男性だった」「世界中の訪問者がバートの大きさと存在に驚嘆した」と語った。

バートを知る飼育員たちは、バートについて「比類がない」「自然児」「素晴らしい生き物の力と威厳を彷彿させる存在」と話した。

クロコサウルス・コーブは国内最大の爬虫類展示施設。バートを偲ぶ記念額が設置される予定だ。観光客は透明なシリンダーの中から、クロコダイルが泳ぎ、餌を食べる様子を間近で観察できる。”(出典:JAMS.TV

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