「ALBRI 2017」カテゴリーアーカイブ

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:アボリジニ 65,000年以上前にオーストラリア大陸に到達 ①

アボリジニ 65,000年以上前にオーストラリア大陸に到達 ①

” オーストラリアの先住民アボリジニは今から6万5000年以上前、これまで考えられていたより早い時期に豪州大陸に到達し、大型動物類と共存していたとする研究結果が発表された。

現生人類がいつアフリカ大陸を離れたかについて、新たな手がかりをもたらす結果だという。

アボリジニは地球最古の継続的な文化を保持する民族と考えられているが、豪州に最初に到達した時期をめぐっては長く論争が繰り広げられている。

これまでの推定では、4万7000年前から6万年前の間とされていた。

この論争のカギとなるのが、豪州北部カカドゥ(Kakadu)国立公園近くの岩窟住居遺跡「Madjedbebe」。これは、知られている限りで国内最古の人類居住遺跡だ。

今回、考古学者と年代測定専門家のチームによるこの遺跡の発掘調査で、世界最古の石おの研磨技術などの新たな証拠が複数見つかり、同国におけるアボリジニの存在がさらにさかのぼった。

英科学誌ネイチャー(Nature)に今週発表された研究結果は、現生人類がアフリカから南アジア各地へと拡散した年代の最も古い推定値を定めるものだ。

論文の主執筆者で、2015年に同遺跡の発掘作業チームを率いた豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のクリス・クラークソン(Chris Clarkson)氏は、AFPの取材に「これは、過去の出来事の年代を固定するうえで極めて重要になる」と述べ、

「アフリカからやって来た現生人類の下限年代を定めることが可能となる。これに関してはこれまでやや根拠が弱かったが、今回の研究によって、現生人類は6万5000年前に豪州に到達したと断定することが可能となった」と付け加えた。

また、今回の研究結果は、巨大なウォンバット、カンガルー、トカゲなどの豪州に生息していた動物類が絶滅する以前に、現生人類が同大陸に到達していたことも示している。

さらに、剥片石器や研磨石器などの、アボリジニの活動と複雑な生活様式を示す証拠が今回の発掘では明らかになった。これらの発見から、アボリジニが「技術的に洗練されていた」ことは明白だったことをクラークソン氏は指摘している。”(出典:AFP=時事

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Google「Project Wing」グーゴンがテスト地に選定

Google「Project Wing」グーゴンがテスト地に選定

” 2017年6月にFAAとNASAによるテストを通過するなど、実現に向けて着実に前進しているグーグルのドローン配達計画「Project Wing」。

そのProject Wingが、オーストラリアのシドニー近くの街グーゴン(Googong)をテスト地に選んだことが地元紙などによって報じられています。

Project Wingはドローンによって荷物を運ぶサービスで、2016年には「1~3年以内のサービス開始を目指す」と目標が語られていました。

試作機のドローンは以前には固定翼と4つほどのローターが搭載された機体が利用されていましたが、最新の画像では固定翼に数多くのローターを搭載した、なかなかアグレッシブな機体デザインへと進化しています。

Project Wingを率いるJames Ryan Burgess氏によれば、テストはグーゴンのFernleigh Parkエリアで実施されます。

同氏は「我々はキャンベラ付近でいくつかの調査を行い、グーゴンは新技術のイノベーションの実証に最適な場所だとわかった。

新たなイノベーションを支援するグーゴンでテストを開始できることに興奮している」と語っています。

ドローンの実地試験には地元自治体や法的整備が不可欠なので、グーグルの要求にグーゴンが応えることができたものと予測されます。

さらに付け加えて、「我々はこのエリアにできる限りの貢献と配慮をするつもりだ」としています。

グーグルやアマゾンなどの国際的企業はその本拠地から飛び出し、世界でドローン配達の開発を推し進めようとしているようです。”(出典:livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:テロ対策で内務省新設

テロ対策で内務省新設

” オーストラリア政府は18日、警察や情報機関、国境警備隊を束ねる内務省を新設すると発表した。

イスラム過激派によるテロ対策を念頭に、司法省と移民・国境警備省を統合する。ただ、モデルにした英国ではテロが続いており、早くも疑問の声が上がっている。

豪州では現在、司法省が連邦警察と情報機関を管轄し、移民・国境警備省が移民の受け入れや国境警備、税関を担当。

新省の設立は来年前半で、内務相にはダットン移民・国境警備相が就く見通しだ。

ターンブル首相は発表で「国内治安の改革では、この40年以上で最も重大だ」と強調した。”(出典:朝日新聞 DIGITAL

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの医療制度は世界第2位

オーストラリアの医療制度は世界第2位

” アメリカの研究チームが先進11か国の医療制度を比較調査し、オーストラリアの医療制度は第二位、アメリカは最低とランクづけた。ABC放送(電子版)が伝えた。

総合上位からイギリス、オーストラリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、スエーデン、ドイツ、カナダ、フランスとなっている。

ニューヨークのコモンウェルス・ファンドの研究で、イギリスのNational Health Serviceをベストとしており、オーストラリアの公立・私立複合制度を第二位にランクづけた。

一方、同研究団体の国、アメリカについては、「アメリカは乳児死亡率、60歳での平均余命など、人口健康管理で成績が悪く、医療制度に左右されやすい死亡率で調査対象国中最高であり、過去10年間の調査でもほとんど減少していない。

アメリカは他のいくつかの国と比べても2倍近い医療支出を行っていながら、その成績はまったくパッとしない。

アメリカではドナルド・トランプ新大統領が連邦議会の共和党上院議員に圧力をかけ、前任のバラク・オバマ氏の国民医療保険制度をハイしようとしていることが報道されたばかり。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:初のモバイル専用銀行Xinja参入へ

初のモバイル専用銀行Xinja参入へ

” オーストラリア初のモバイル専用銀行のシンジャ(Xinja)が、今春にも国内の銀行市場に参入することが分かった。

現在までに既に300万豪ドル(約2億6,000万円)の資金を集め、10月にはさらに1,000万豪ドルの追加資金を得る予定だ。12日付オーストラリアンが伝えた。

シンジャはオーストラリア初の携帯電話向けの銀行で、専用アプリをダウンロードすれば、携帯で預金や残高の照会などすべてを管理することが可能になる。

シンジャは今春にデビットカードと銀行カードを発行、来年3月までに5,000人のプリペイドカード顧客を獲得する計画で、長期的には各商品分野で1%の市場シェア獲得を目指すという。

同社の最高経営責任者(CEO)であるエリック・ウィルソン氏は、同社への投資家の8割が「国内の投資家で、業界の市場競争を促進したいと考えている」といい、オーストラリアの「遺産並みに古い規制」が業界への新規参入や競争を妨げていると批判する。

シンジャが実際の銀行として機能するには、事前にオーストラリアの金融サービスとクレジットのライセンスの取得と認可された預金引受機関が必要になる。

また現在の規制では、銀行として分類されるために資本金5,000万豪ドルが必要となる。

かつてオーストラリア金融監督庁(APRA)に勤め、現在はシンジャの役員であるヴァン・リー氏は「銀行ライセンスを取得するためだけに、まず5,000万豪ドルが必要になることを投資家に承諾してもらわなければいけない」と苦言を呈した。

英国では同ライセンス取得に必要な資金は200万豪ドルで、新規参入が比較的容易だという。

財務相を中心に銀行ライセンス取得に関する持ち株規制の見直しなどを進めているが、ウィルソン氏にすれば「オーストラリアの規制は時代より30年遅れている」という。”(出典:NNA.ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:元ワラビーズのディグビ・イオアネ、パナソニック ワイルドナイツ入団発表

元ワラビーズのディグビ・イオアネ、パナソニック ワイルドナイツ入団発表

” ジャパンラグビートップリーグの王座奪還を目指すパナソニック ワイルドナイツに、世界を知る新たな戦力が加わる。

同チームは14日、現在スーパーラグビーのクルセイダーズ(ニュージーランド)でプレーしている元オーストラリア代表のWTB/CTBディグビ・イオアネの獲得を発表した。

イオアネはオーストラリア代表として35キャップを持ち、2011年のワールドカップではワイルドナイツのメンバーであるSOベリック・バーンズやFL/NO8デービッド・ポーコックらとともに戦った。

レッズに在籍していた2011年にはスーパーラグビー優勝に大きく貢献。2013年からは海外に出て、スタッド・フランセ(フランス)を経て、2015年から2シーズンはホンダヒートでプレーしていた。

現在は9年ぶりのスーパーラグビー制覇を狙うクルセイダーズにおいて必要な戦力であり、手の指の怪我から復活して、プレーオフでの活躍が期待されている。

32歳の誕生日にワイルドナイツ入りが発表となったイオアネは、「スーパーラグビーシーズン終了後にまた日本に戻り、パナソニックでプレーできることにワクワクしています。

パナソニックは、近年日本で最も成功を収めているチームであり、新たなチームメイトたちと高いレベルでプレーできることを楽しみにしています」とコメントした。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ウールワースとコールズ、使い捨てプラスチック袋全廃へ

ウールワースとコールズ、使い捨てプラスチック袋全廃へ

” オーストラリア国内二大スーパー・マーケット・チェーンが、今後12か月で使い捨てのプラスチック袋を縮小廃止する計画を発表した。7月14日、まずウールワースが発表し、続いてコールズも同様の発表をした。ABC放送(電子版)が伝えた。

現在、ウールワースは年間32億枚のプラスチック袋をレジで提供しているが、既にSA、TAS両州とACT、NTが全面的に買い物時のプラスチック袋提供を禁止しており、QLD州は2018年からの提供禁止を検討している。

そのため、両スーパー・チェーンがプラスチック袋提供を停止して影響を受けるのはNSW、VIC、WAの3州のスーパー・マーケットのみとなる。

ウールワースは、「もっと丈夫な反復使用可能なプラスチック袋を1枚15セントで提供する他、長期使用可能な粗布製の袋も販売する」と発表している。

ウールワース・グループのブラッド・バンドゥッチCEOは、「環境への影響と同時に顧客からのフィードバックも重視している。使い捨ての袋は8月から徐々に廃止していく考えだ」と述べている。

ウールワースの発表3時間後にはコールズのサイモン・マクダウエルCCOが、「このしばらく、使い捨てプラスチック袋廃止を検討してきた。これは事業全般を通じて環境への影響を軽減していくプログラムの一環だ」と発表した。

クリーン・アップ・オーストラリアのテリー=アン・ジョンソン理事長は、「両スーパー・チェーンの発表は、残り3州でもプラスチック袋禁止に向けて勢いが強まっていることを示すものだ。

リーダーシップを発揮し、まだプラスチック袋を禁止していない州政府に圧力をかける動きだ。これまで、

使い捨てのプラスチック袋を全廃することは困難だと思われていたが、現実にすでに実施している州を見ても分かるように難しいことではない」と語っている。

両スーパー・チェーンは2018年6月30日までに使い捨てプラスチック袋全廃を達成する予定。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:クイーンズランド州保健当局が健康食として紹介する「BENTO」の魅力

クイーンズランド州保健当局が健康食として紹介する「BENTO」の魅力

” モンゴルのニュースサイト『News.MN』によると、モンゴルのある食品工場で今年の1月に、「BENTO」の生産が始まったそうだ。

独特なデザインとボリューム感のある日本の弁当は、今では主要国のみならず、世界の様々な国で注目を浴びている。

その様子を詳しく見ていくと、私たちがまだ知らない日本の弁当の魅力が見えてくる。

◆BENTOは伝統的な日本料理
「弁当」というと日本人にとっては、外出先で食べるために携帯する食事、もしくは飲食店で供される箱に詰められた食事を指すであろう。

モンゴルの食品工場で作られているBENTOは、私たちの感覚で見ると、ただ単に料理をパック詰めして食料品店に出しているのに過ぎない。

しかし、モンゴルでは「BENTOを出している」として、その特徴とともにNEWs.MNで紹介されている。

海外ではこのBENTOという言葉に、日本文化を感じさせる特別な意味合いが込められているのだと考えられる。

弁当を「パック詰めの食品」ではなく、BENTOとして捉えると、私たちが今まで知らなかった弁当の魅力に気付くことができるであろう。

◆世界で大人気! BENTOの魅力とは
そもそもなぜ弁当が「lunch box」ではなく、「BENTO」として、世界に広まったのだろうか。これには2つの理由がある。

1つ目はバランスのとれた栄養配分である。オーストラリアのクイーンズランド州保健当局のサイトでは、BENTOが健康食として紹介されている。

野菜を主体とし、様々な種類の料理がバランス良く並び、1つの箱に詰められている。そして、これだけの栄養をランチで手軽に摂ることができるのである。

モンゴルのニュースサイトNEWs. MNでは、「腹持ちが良く、さらに栄養バランスも良いので肥満対策になる」と、ダイエット食品としても紹介されている。

2つ目は、その見た目の美しさにある。箱詰めにされた色とりどりの盛り付けは、さすがユネスコ無形文化遺産「和食」と思わせる1つの芸術である。

クイーンズランド州保健当局のサイトでは、BENTOの作り方が紹介されているが、「見た目」も味や栄養と同様に弁当の重要な要素として説明されている。

◆以外と簡単!? BENTOのつくり方
これは筆者の持論になるのだが、海外でBENTOが人気であるもう一つの理由は、「誰でも作ることができる」ことだろう。

クイーンズランド州保健当局のサイトに掲載されていた弁当作成テクニックを一部紹介する。

「色合いを意識して、たくさんの料理を箱にギュッとつめる」「プレート上では実現できない箱ならではの立体感ある盛り付けをする」「肉など平らなものはロールする」などである。

誰にでもすぐにできる上に、磨いていけば芸術性を無限に高められるテクニックである。

一部の主婦が毎朝作る「凝った弁当」がしばしば海外でも話題になることがあるが、あれも芸術の一環として、書道や華道と同じような評価をされても良いのではないだろうかと思えたりもする。”(出典:NewSphere

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