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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:使い捨てレジ袋、使用禁止の余波 ②

使い捨てレジ袋、使用禁止の余波 ②

” 使い捨てプラスチック製品による海洋汚染が世界的な課題として認識されるなか、レジ袋の提供を続けることにした豪大手スーパーに対して批判の声がソーシャルメディアで上がっている。

オーストラリアでは7月1日、プラスチック汚染対策として、小売店での使い捨てレジ袋が禁止された。

しかし、利用客の反発が大きく、「激怒する」客もいるとして、複数の大手スーパーが、再利用できるプラスチック袋を期限付きで無料配布していた。

そうしたなかで大手スーパー「コールズ」は8月1日、再利用可能なプラスチック袋の無料配布を、無期限に続けることにした。

すると、ツイッターではコールズへの批判ツイートが相次いだ。

「ガイ・モーゼル」さんは、「おい、コールズ。弱腰で無責任なんだな、おめでとう。もう二度とおたくでは買い物しないよ。その調子で立派な仕事を続けてくれ、このうすのろが」と書いた。

「リンディ・ルー」さんは、「コールズ、しっかりして。地域のリーダーどころか、みっともない恥さらしじゃない。#袋禁止」と書いた。

豪放送協会のマシュー・ベバンさんは、「オーストラリア人は本当に子供だな。

プラスチック袋で激怒するなんて。中にはもう10年前から自主的に、プラスチック袋なしでスーパーで買い物をしてるオーストラリア人もいるんだ。何の問題もない。大人になれ」と書いた。

オーストラリアの食料品小売市場では、コールズと競合ウールズワースが圧倒的な地位を占める。

両社とも使い捨てレジ袋の禁止導入を受け、再利用可能な袋を1枚15豪セント(約12円)で提供した。

しかし、一部の客が「袋で激怒」するようになり、店員が首を締め上げられる事態にもなったという。

このため両社は、「移行期」には再利用可能な袋を無償提供すると方針を変換。コールズは今月に入り2度目の方針転換を発表し、無償提供を無期限続けると明らかにした。

「自宅から袋を持ってくるお客様の多くが、いまだに1枚や2枚、袋が足りないようです。

そこで、買い物を無事終えられるように、再利用できるベター・バッグを引き続きご奉仕させていただきます」とコールズは発表した。

環境団体グリーンピースは、コールズが「少数ながら声高な人たちに、あまりにあっさり屈してしまった」と批判し、その決定が環境に悪影響を与えると懸念をあらわにした。

ディー・マディガンさんは、「コールズの決定は良くない。人の行動を変えようとする運動には、アメとムチの両方が必要だ。ムチ(つまり代金の15セント)を取り除いたら、人の行動は変えられない」と書いた。

再利用可能なレジ袋は使い捨てのものより厚手で、分解しにくいため、むしろ環境への害は大きいと、豪放送協会は指摘している。

別の解決策を提案する人もいた。「レイチェル・ボルトン」さんは、「思いついた。店の外に、安い布袋が買える自販機を設置して、袋を戻したらお金が返ってくるというのはどう?」と書いた。

オーストラリアでは、ニューサウスウェールズを除く全ての州や地域が、使い捨てプラスチック袋を禁止している。

国連によると、これまでに60カ国が使い捨てプラスチック袋を禁止したり、有料にしたりと、使用を制限する対策を打ち出している。

国連環境計画(UNEP)は、世界全体で毎年5兆枚もの使い捨てプラスチック袋が使われていると試算しており、2022年までに全廃するよう求めている。

独ヘルムホルツ環境研究センター(UFZ)の研究によると、海に流れ込むプラスチックの約95%は、主要河川を経由して到達する。

その主要河川の8本は、アジアの川で、プラスチックの多くは中国から出ているが、インドネシア、フィリピン、ベトナムも主な排出源だという。

英米欧を含む先進国の消費者行動も、プラスチックの海洋汚染の大きな原因となっている。

昨年12月には193カ国が、プラスチックごみの海洋流入を止めるための国連計画に同意した。

しかしこの同意に法的拘束力はなく、実施期限もない。国によっての対策はまちまちだ。”(出典:BBC NEWS JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ニューサウスウェールズ州、墓地利用で新ルール

ニューサウスウェールズ州、墓地利用で新ルール

” 25年間期限付きの遺体埋葬も可――。シドニーが州都のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州が墓地利用にこんな新ルールを決めた。

人口増で将来、埋葬場所がなくなる心配からだ。ただ、期限が切れた後には遺体を掘り起こすことになる。

市民の抵抗感も強く、墓地不足の解消につながるか疑問の声もある。

同州の墓地・火葬場法に今年6月下旬、埋葬する区画を永代利用する従来の権利のほかに、25年間から99年間までの期限付きの権利の手続きの規則が加えられた。

期限が短いほど、使用権は安くなる見込み。遺族に確認する手続きをしたうえで、期限を更新しない場合は遺体を掘り起こし、別の遺体の埋葬の区画として使える。

掘り起こした遺体は処置後に納骨堂などに移すことになる。

同州の最大都市シドニーでは2011年に429万人だった人口が36年には642万人になる見通し。

州当局は、人口増の結果として今後は亡くなる人も増え、このままでは、50年代に市内の墓地の埋葬場所が使い尽くされると予測する。”(出典:朝日新聞 DIGITAL

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ビクトリア州、2018年第2四半期 州別経済で首位に浮上

ビクトリア州、2018年第2四半期 州別経済で首位に浮上

” オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州が今年第2四半期(4~6月)の州別経済ランキングで2位となり、

ビクトリア(VIC)州に首位の座を奪われたことが、オンライン証券コモンウェルス・セキュリティーズ(コムセック)の最新の報告書で明らかになった。

シドニーにおける住宅価格の落ち込みが背景にある。30日付シドニー・モーニング・ヘラルドが報じた。

NSW州は2014年10月以降、州別経済ランキングで首位を維持していた。

コムセックが同ランキングを開始した08年10月に同州は最下位だったが、世界的金融危機の後に見られた低金利や豪ドル安の影響で経済状況が改善したほか、12年以降は住宅ブームを背景に経済活動が大きく伸びた。

一方、今回初めてランキングの首位に立ったVIC州では、人口増加によって建設分野を中心に主要産業が活発化しているという。

ただ、NSW州の失業率は4.7%と国内で最も低く、小売り支出も良好だ。

多数のインフラプロジェクトが進められていることも、住宅市場の低迷による影響を緩和しており、2位のVIC州との差はわずかな状況という。

■原因は住宅価格の低迷

今回の州経済ランキングでNSW州が2位に転落した背景には、シドニーにおける住宅価格の落ち込みがある。

シドニーの住宅価格の中間値は過去1年間に4.5%下落し、一部の地域では10%以上の落ち込みを見せた。

不動産価格の下落は、消費者支出や投資決定など、州経済の広範囲に影響を及ぼしている。

NSW州政府が6月に発表した本年度予算案によると、住宅購入にかかる印紙税収入は20/21年度までの3年間に55億豪ドル(約4,514億円)削がれる見通しだ。

同州の経済成長率は17/18年度の3%から減速し、18/19年度と19/20年度は2.75%が見込まれている。

NSW州政府は、「経済成長の原動力が、これまでの住宅建設や消費から事業投資や輸出事業に移行していく」との見方を示している。(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:人口増加のカギを握る町

人口増加のカギを握る町

 ” オーストラリアの人口が急増するなか、政治家らは移民や留学生、外国人一時労働者について討議を広げているが、インフラの専門家は「50年後に都市になる町を決める必要がある」と話す。

インフラストラクチャー・オーストラリアのフィリップ・デイビズ責任者は、アデレード、キャンベラ、ギーロング、パースは人口増に対応できると考える。

手段として、将来的に大きくしたい町を各州が指定し、連邦政府と連携して産業や交通のリンクを築く。

日本の新幹線沿いに発展した都市に触れ、メルボルンと繋がる高速鉄道を建設中のギーロングは都市になる可能性が高いとの見方を示している。

国内の人口が2,500万人に近づくに伴い、自由党のディーン・スミス上院議員は人口政策の見直しを求めた。

ターンブル連邦首相は、「移民や人口増について常に検討しており、シドニー第二空港建設など需要に見合った新たなインフラ計画も行っている」と話した。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラタス、スーパーラグビー2018プレーオフ準決勝で敗退

ワラタス、スーパーラグビー2018プレーオフ準決勝で敗退

” 南アフリカのジョハネスバーグ(エミレーツエアライン・パーク)で7月28日、スーパーラグビーの準決勝第2試合がおこなわれ、

悲願の初優勝を目指す南アのライオンズがオーストラリアのワラターズに44ー26で競り勝ち、3年連続の決勝進出を決めた。

準決勝第1試合では、ディフェンディングチャンピオンのクルセイダーズがハリケーンズとのニュージーランド勢対決を制しており、決勝は2年連続同じカードとなった。

先に主導権を握ったのは、4年ぶりの王座奪還を目指したワラターズだった。

序盤からハンドリングミスなくボールを動かし敵陣でプレーし続け、4分、ハイボールをはさんでさらに連続攻撃し、CTBカートリー・ビールの飛ばしパスから数的優位をつくってFLネド・ハニガンがゴールラインを割った。

8分にはWTBタンゲレ・ナイヤラヴォロのビッグゲインでチャンスとなり、たたみかけてFBイズラエル・フォラウがフィニッシャーとなった。

しかしライオンズは21分、チームアタックで敵陣22メートルラインまで攻め上がると、

今大会終了後にヤマハ発動機ジュビロへの新加入が決まっているFLクワッガ・スミスが力強い足腰でゴールに持ち込み、流れを変えた。

26分には、カウンターを仕掛けたWTBアピウェ・ディアンティがチップキックしたボールを自ら確保して50メートル以上走り切り、連続トライ。

35分にはラインアウトからドライビングモールで押し込み、ゲームをひっくり返した。

だが、ワラターズも食い下がり、39分、ラインアウトからのサインプレーが決まってPRトム・ロバートソンが走り抜け、同点トライ。19-19で前半を終えた。

後半先に得点したのはライオンズで、55分(後半15分)にPGで勝ち越す。

さらに、ワラターズにイエローカードが出て数的有利となった直後の58分には、得意とするラインアウトからのモールで追加点を奪い、27-19とした。

ライオンズの勢いは止まらず、63分には再びFLクワッガ・スミスがギャップを突いてゴールへ走り切り、SOエルトン・ヤンキースのブーツでも加点してリードを広げた。

76分にワラターズのSHジェイク・ゴードンがトライゲッターとなってコンバージョンも決まり、11点差となったものの、

数分後、自陣深くから攻めようとしたワラターズがパスを乱してライオンズボールとなり、SOヤンキースのクロスキックからWTBコートナル・スコーサンがダメ押しトライを決め、激闘は決着がついた。

2018年のスーパーラグビー王者を決める決勝は、8月4日にクライストチャーチ(ニュージーランド)のAMIスタジアムでおこなわれる。”(出典:RUGBY REPUBLIC

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:消費者物価、4~6月期前年比2.1%上昇

消費者物価、4~6月期前年比2.1%上昇

” オーストラリア統計局が25日発表した4~6月期の消費者物価指数(CPI)は前年同期と比べて2.1%上昇した。

伸び率は1~3月期より0.2ポイント拡大し、5四半期ぶりに豪準備銀行(RBA)が政策目標とする2~3%の範囲内に収まった。

ガソリン価格が1~3月期比で6.9%上昇し、物価全体を押し上げる方向に寄与した。

ただCPIの上昇率は市場予想(2.2%)を下回り、利上げは「2019年後半まではないだろう」(英キャピタル・エコノミクス)との見方が強い。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:郵便公社発行 AC/DC切手シリーズが物議

郵便公社発行 AC/DC切手シリーズが物議

” オーストラリア郵便公社がAC/DCの結成45周年を記念し発行した、

彼らのアルバム・ジャケットをフィーチャーした記念切手シリーズが、同国でリリースされたジャケ写と違うと、一部で波紋を呼んでいる。

切手は20種(アートワーク)で1セットとなっているが、オーストラリアの音楽サイト『Noise 11』によると、

その中で、『High Voltage』(1975年)と『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』(1976年)は本国オーストラリアではなくアメリカでリリースされたときのアートワークが使用されている上、オーストラリアでは発表されなかったEP『’74 Jailbreak』が含まれているという。

オーストラリア以外のファンにはアメリカ・ヴァージョンのほうが馴染み深いだろうが、オーストラリアで発行されたオーストラリアを代表するバンドの切手であることから、『Noise 11』はかなりご立腹。

読者からも「大問題」とのコメントが寄せられている。

海外のファンはそれほど問題視しないであろうこの切手シリーズは、オーストラリア郵便公社のオンラインショップ(Shop.auspost.com.au)で日本からも購入可能(切手セット23豪ドル+送料9豪ドル)。”(出典:BARKS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:アメリカで再注目、9歳児ラガーマン映像

アメリカで再注目、9歳児ラガーマン映像

” ラグビー7人制のワールドカップ(W杯)米国大会が終了。男女でニュージーランドがアベック優勝を飾った。

大会に合わせて、米サイトはとんでもなくパワフルなラグビー少年の2年前の映像を公開。

まるでブルドーザーのように相手を弾き飛ばしてトライを決める姿が再び驚愕を呼んでいる。

天才ラグビー少年の2年前の衝撃映像に再び脚光が当たっている。2016年の9月にオーストラリア・キャンベラで行われた大会での一幕だった。

まわりのちびっ子とは明らかに体つきが違う。まるで大人と子供のようだ。

ボールを受けた赤いシャツ姿の少年が当時9歳で、ニュージーランド生まれのメアアロファ・テオくん。タックルを仕掛けてくる相手を次々と吹き飛ばした。

下半身にタックルにきた相手を引きずりながら倒すと、2人目は左手でハンドオフし寄せ付けない。3人、4人……迫ってくる相手をなぎ倒していく。そして最後は正面から止めに来た相手をそのまま弾き飛ばしながらトライしたのだ。

まるでブルドーザーのように次々となぎ倒していく姿を、米高校スポーツ専門サイト「マックス・プレップス」が公式インスタグラムで公開。

「7人制ラグビーワールドカップが我々にこの古いビデオを共有する言い訳を与えた。彼は9歳だ」と改めて驚きをつづっている。”(出典:THE ANSWER via Yahoo!ニュース

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