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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:レッズ、サンウルブズにシーズン初勝利を献上す

レッズ、サンウルブズにシーズン初勝利を献上す

” スーパーラグビー(Super Rugby 2018)は12日、第13節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は63-28でレッズ(Queensland Reds)を下し、今季10試合目にして初勝利を挙げた。

秩父宮ラグビー場(Chichibunomiya Rugby Stadium)での今季最終戦となったサンウルブズは、「トンガ出身のゴジラ」の異名を持つホセア・サウマキ(Hosea Saumaki)のハットトリックや、

12本すべてのキックを決めるとともにトライも挙げたヘイデン・パーカー(Hayden Parker)の36得点の活躍で勝利を手にした。

過去最多となる63点を記録してオーストラリア勢から初白星を奪ったサンウルブズのキャプテン流大(Yutaka Nagare)は、

負け続けながらも大きな声援を受ける中、チームはゲームプランを実行できたと語り、さらなる勝利に意欲をみせた。

参戦3年目の今季、開幕から9連敗を喫していたサンウルブズは前半20分までに9-14と追いかける展開となったが、

グラント・ハッティング(Grant Hattingh)のトライで逆転すると、パーカーもトライを決めて29-14とリードして前半を終えた。

後半に入るとサウマキが大暴れをみせ、ハーフタイム直後に気の抜けたレッズの守備陣を突き、コーナーへ飛び込みこの日1本目のトライ。

さらにサウマキは終盤に同様の形から2トライを決めるなど、サンウルブズは計6トライを挙げた。

サンウルブズは参入1年目の2016年に15試合で1勝、昨季は2勝を挙げている。”(出典:AFPBB News

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ビクトリア州、7月1日から犬、猫の生体販売原則禁止 ②

ビクトリア州、7月1日から犬、猫の生体販売原則禁止 ②

” ▽ペットの入手経路

動物用医薬品の業界団体「Animal Medicines Australia」が実施した16年の調査によると、ペットショップで動物を買う人はもはや少数派だ。

犬の入手経路は、「ブリーダー」がトップで36%(前回調査比6ポイント増)、続いて「友人・隣人」が17%(同3ポイント減)、「シェルター」が16%(同1ポイント増)、「ペットショップ」が14%(同2ポイント減)となっている。

猫の入手経路は「シェルター」が最も多い25%(同3ポイント増)で、「ペットショップ」は10%(増減なし)に過ぎない。

ペットショップの中には、法律を先取りする形で動物保護団体と連携しているところもある。

例えば、全国におよそ170店舗を展開する「ペットバーン」は、商業目的で繁殖された犬や猫、ウサギなどの販売を一切行わない代わりに、捨てられたり、迷子になったりして保護された動物の譲渡センターを115店舗に常設。

ペットバーン経由で引き取られた保護動物は、これまでに3万匹を超えるという。より身近な場所でより多くの人の目に触れることは、新しい飼い主が見つかるチャンスの広がりにつながっている。

▽命を引き受けること

実はわが家にも半年前に生後10週の子犬がやってきた。やんちゃ盛りでエネルギッシュな愛犬との暮らしは喜びに満ちているが、人間社会のルールを一つ一つ教えながら、健康でハッピーな犬に育てることは、つくづく大変なことだと実感している。

小さな命と向き合う日々には、「かわいい」だけではすまない現実がある。ペットを飼うことは、その命を丸ごと引き受けることにほかならない。

一般的にブリーダーや動物保護施設から動物を譲り受ける手続きには、時間も手間もかかる。「ほしい」「はい、どうぞ」とならないのは、自分たちの手を離れていく動物の幸せを、心ある関係者が切に願っているからだ。

種類による特性や個々の気質に加え、性格や健康状態などが、譲渡先の家族構成や住環境、生活スタイルなどに合うかどうか確認し、ライフステージが変わった後も最期まで飼い続ける覚悟が必要なことを未来の飼い主に理解してもらうのは、譲り渡す側の使命。

保護動物の譲渡窓口の役割を担うことになるペットショップも、その大切な任務を真摯(しんし)に務めていきますように…。”(出典:KYODO

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ビクトリア州、7月1日から犬、猫の生体販売原則禁止 ①

ビクトリア州、7月1日から犬、猫の生体販売原則禁止 ①

” コアラやカンガルーをはじめ固有種の動物が多いことで知られるオーストラリアは、実はペット大国でもある。

何しろ、人口よりもペットの数が多く3軒に2軒の家庭がペットとともに暮らしているというのだから。

シドニーに次ぐ第2の都市メルボルンを州都とするビクトリア州では州法改正に伴い、今年7月1日以降はペットショップで犬や猫を販売することが原則として禁止されることになった。

例外は、シェルターなどの動物保護施設から引き取られた生後6カ月以上の保護犬や同8週以上の保護猫だ。

この日を境に、州内のペットショップから月齢の若い子犬の姿が消えるわけだ。

知り合いから譲り受ける場合は別として、生後6カ月未満の子犬が欲しければ、

ペットショップではなく動物保護施設を自ら訪れるか、ブリーダーに直接連絡をするかの2択、自分が最初の飼い主になりたければ、ブリーダーから購入するしかなくなる。

▽生体販売を巡る動き

どのような環境で誰によって成育されたか分からない生きた動物をペットショップのショーケースに展示し商品として販売する、

いわゆる「生体販売」に対する疑問や反発の声は、年々高まっている。先進国を中心に、生体販売を条例等で禁止する自治体も少しずつ増えている。

だが、国や州レベルで法規制するというのはまだまだ珍しい。アメリカではカリフォルニア州が州として初めて犬や猫などの生体販売禁止を法制化。2019年1月からの施行が決まっている。

オーストラリアでも、州としての法制化はビクトリア州が初めて。ただし、わたしの住むニューサウスウェールズ州でも、生体販売を行わないペットショップの方がはるかに多く、店頭で子犬や子猫を見かけることはあまりない。

▽法改正が目指すもの

今回の法改正は、14年の州議会選挙で政権を奪還した現アンドリューズ州首相率いる労働党が野党時代に掲げた公約を数年がかりで実現したもの。

ペットショップに対する規制にスポットライトがあたりがちだが、ブリーダーに関しても保有できる母犬の数に上限が設けられるなどといった新たな規制の導入が予定されている。

目的は、劣悪な環境で繁殖を行う「パピーファーム」と呼ばれる利益最優先の悪質な子犬繁殖場の撲滅だ。

動物愛護団体は、今回の州法改正によって創設される新たな登録制度「ペット・エクスチェンジ・レジスター」を高く評価する。

これまでもブリーダー業は所在地の役所に届け出る必要があり、州内に79ある自治体がそれぞれ管理してきた。

今後構築される州全体の包括的なシステムでは、「誰が繁殖し、どこから来たのか」が分かる「ソース番号」を登録者に発行することにより、トレーサビリティー(生産流通履歴)を確保する狙いがある。

新制度の登録対象者には、「バックヤードブリーダー」も含まれる。これは、自宅の裏庭などで生まれた犬や猫を販売する個人のことだ。

19年7月からは、犬や猫の譲渡広告にはたとえ無料であっても、ソース番号と個体を識別するマイクロチップ番号を明記しなくてはいけなくなる。”(出典:KYODO

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:混迷を深めるイズラエル・フォラウの発言

混迷を深めるイズラエル・フォラウの発言

” ラグビーオーストラリア代表のスター選手であるイズラエル・フォラウ(Israel Folau)が、同性婚を「筆舌に尽くしがたいほどの性的倒錯」と呼ぶ動画を投稿し、またしても波紋を呼んでいる。

敬けんなクリスチャンで、オーストラリアでも特に商品価値の高い選手として知られるフォラウは、先月にもゲイは地獄に落ちる運命だと発言して大きな物議を醸し、

他の有名選手からも批判を浴びたが、オーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)は包括性の方針を掲げているにもかかわらず、フォラウに処分を下さなかった。

本人も前週、発言に後悔はなく、同性愛者に対する考えは揺らがないと言い放っていた。

そしてフォラウは8日遅く、自身のツイッター(Twitter)に伝道者の故デイビッド・ウィルカーソン(David Wilkerson)氏が説教を行っている11分の動画を投稿。

その中で同氏は、同性婚に「寛容」であることへの危険性を警告し、「われわれはかつてないほどの強欲と不平等のまん延、そして筆舌に尽くしがたいほどの性的倒錯の時代に生きている」と語っており、動画では虹色の旗を振る人々や、わなにかかるネズミなどが映されている。

この投稿にフォラウは「大いなる愛とともに、この動画をシェアする。みんながこれを見て、考えてくれればうれしい」などとするメッセージを添えた。

オーストラリアラグビー協会は、2018年いっぱいで切れるフォラウとの契約を更新したい思いと、

同選手の投稿への不快感を示しているカンタス航空(Qantas Airways)など主要スポンサーの要求とのバランス取りに苦慮している。”(出典:AFPBB News)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:シドニー大学「世界のCO2排出量、観光業が約1割を占める」論文

シドニー大学「世界のCO2排出量、観光業が約1割を占める」論文

” 世界の温室効果ガス排出量の8%を国内および海外旅行が占めているとする研究論文が、7日付の学術誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に掲載された。これまでの推計よりも4倍近い数値だという。

論文によると、数兆ドル規模に上る観光業界において二酸化炭素の排出量は急速に増えており、エネルギーを多く使う航空旅行がその要因の大部分を占めているという。

豪シドニー大学のビジネススクールの研究者で論文の主筆者であるアルニマ・マリク氏によると、観光業は2025年まで毎年4%ずつ収益が増えると見込まれており、「観光業は他の経済分野よりも急速に成長するとみられる」という。

また論文ではCO2排出の抑制のため、炭素税や航空業界におけるCO2排出権取引の導入が必要だろうと結論付けている。

ここ数十年と同様、観光に関する最大のCO2排出国は米国。このほかドイツ、カナダ、英国などの富裕国が排出国の上位10か国に名を連ねる一方、

中国が2位、インド、メキシコ、ブラジルがそれぞれ4位、5位、6位に入っており、中間層が台頭する新興国も排出量の上位に名を連ねている。

航空機での長距離移動を含む海外旅行は各産業の中で最も成長著しい分野だが、地球温暖化の要因となるCO2の排出削減の取り組みを阻害する恐れもある。

国際航空運送協会によると、航空機の利用客数は2036年には現在のほぼ倍の年間78億人に達する見込みだという。

また航空業界は人間が出すCO2排出量の2%を占めており、同業界を国としてみると排出国の順位としては12位に相当する。”(出典:AFPBB News

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ニューサウスウェールズ州政府、野生コアラ保護に37億円

ニューサウスウェールズ州政府、野生コアラ保護に37億円

” オーストラリアのニューサウスウェールズ州は7日までに、野生のコアラ保護のため4,500万豪ドル(約37億円)を投じると発表した。

州内には推定で3万6千匹の野生コアラが生息しているが、最近20年間で約26%減少しており、州政府は生息数を増やすことを目指す。

州北東部の太平洋沿岸にあり、東京ドーム約5200個分に相当する約2万5千ヘクタールの州営林を保護区に指定。

病気やけがのコアラを治療する病院や観光センターを新設する。

道路横断中に交通事故に遭い死んでしまうコアラも多く、路上に出ないようフェンスを設置するなどの工事も実施する。”(出典:KYODO

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:住宅価格指数(全国平均)、7ヶ月連続で前月比マイナス

住宅価格指数(全国平均)、7ヶ月連続で前月比マイナス

” 住宅価格の下落基調が続いている。米不動産調査大手コアロジックが5月1日に発表した4月の豪住宅価格指数(全国平均)は前の月と比べて0.1%低下した。昨年10月以降7カ月連続で前月比でマイナスとなった。

これまでの高騰の反動で、大都市圏での下落が目立っている。特にシドニーとメルボルンの2大都市圏では下落幅が前月比0.4%と大きく、8つの州都(準州、首都特別地域を含む)では0.3%の下落となった。

4月までの1年間で見ると、全国平均は前年比0.2%上昇した一方、8州都の平均は前年比0.3%の下落となり、2012年以来6年ぶりに前年割れとなった。

最大都市シドニーの同指数は前年比3.4%下落した。8州都の中でダーウィン(7.7%の下落)に次いで下落幅が大きかった。

ただ、4月のシドニーの住宅価格の中央値は87万5,816ドルと依然として史上最高値圏内にある。

住居のタイプ別では、戸建てが102万6,638ドル、集合住宅(マンション)が75万3,304ドルだった。

投資に対する儲けの度合いを示す「イールド」(利回り)は、戸建てが3.0%、集合住宅が3.8%となっている。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:スーパーラグビー、北米市場進出検討報道(SANZAAR 2030 Strategy)

スーパーラグビー、北米市場進出検討報道(SANZAAR 2030 Strategy)

” ニュージーランドやオーストラリア、日本などのクラブチームで争われるラグビーの最高峰リーグ、スーパーラグビー(Super Rugby)が、米国の複数チームを加えた20チームに再拡大することを検討していると豪メディアが報じた。

スーパーラグビーは2年間試行された18チーム方式が失敗に終わったばかりだが、運営側はそれにめげず、米国市場への進出を狙っているという。

オーストラリアのフェアファックス・メディア(Fairfax Media)によると、北米への大会拡大案を含む長期的な選択肢が「SANZAAR 2030ストラテジー」というリーク文書のなかで検討されているという。

フェアファックスは、4カンファレンスに最低1チームずつ北米のチームを加えた全20チームになる可能性を指摘している。

昨シーズン限りで18チーム形式が失敗に終わったばかりのこの段階で、大会を運営するSANZAAR(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンの4か国からなるラグビー連合協会)がこうした大胆な動きを検討する背景には、競争は極めて厳しいが見返りは大きい、北米市場に足場を築きたいという考えがある。

スーパーラグビーは、2016年から日本のサンウルブズ(Sunwolves)やアルゼンチンのジャガーズ(Jaguares)などを加えた18チームで開催されたが、この方式は2年間で終了し、今年からは15チームに戻った。

文書では、このやり方は「統一性を欠く混乱したもので、ファンと関係者、商業パートナーの支持を最終的に得られなかった」と結論づけられている。

そのためSANZAARは、現行の15チーム形式を2020年まで継続し、その後に現状維持、縮小、そして3パターンの拡大という、5種類の選択肢を検討するという。

大会幹部の一人であるニュージーランドラグビー協会(NZRU)のスティーブ・チュー(Steve Tew)最高経営責任者(CEO)は、スーパーラグビーが生き残っていくには拡大以外に道はないと過去に話している。

新市場への進出は、放映権収入を増やし、資金力の豊富な欧州のクラブによる一流選手の引き抜きを防ぐカギになるとみられている。

また、フェアファックス・ニュージーランド(Fairfax New Zealand)のスポーツ記者は、米ラグビーを「眠れる巨人」と評し、南半球勢は北半球のライバルたちが行動を起こす前に、米国市場に打って出るべきだと話している。

「SANZAARが米国を取り込む策を打ち出せなければ、他の誰かが考えるのは確実だ。そして最初に手に入れた者が、笑いが止まらないほど大もうけすることになるだろう」”(出典:AFPBB News

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