イオン、TPP発効を見据えタスマニアビーフを値下げ
” イオンリテールは6日、月末の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)発効に先駆け、
オーストラリアにあるイオンの直営牧場から調達している牛肉の一部を7日から値下げすると発表した。
対象となるのはプライベートブランド(PB、自主企画)商品の「グリーンアイナチュラル タスマニアビーフ」のうち2品目。
100グラム当たり645円(税込み価格)だったサーロインステーキ用が518円と約20%値下げする。
リブロースステーキ用は537円から518円に3.5%程度引き下げる。
イオンは、オーストラリア産牛肉がTPPで関税引き下げ対象となったことから、その効果を前もって消費者に実感してもらうため、クリスマスや年末年始の食事用として需要が高まるこの時期に価格を改定する。
TPPは署名11カ国のうち、メキシコ、日本などが手続きを完了。10月末にはオーストラリアが国内手続きを終え、発効に必要な6カ国目の手続きが完了し、今月30日の発効が決まっている。”(出典:Sankei Biz via gooニュース)
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賃貸住宅の半数、修繕が必要
” 消費者機関チョイスの報告によると、国内の賃貸住宅の51%が修繕が必要だが、家主を恐れて苦情できない居住者が多い。
借家人の78%が、「入居時から浴室に問題があった」と報告した。35%はカビ、33%は蛇口やシャワーヘッドの漏れ、22%はトイレの不具合を挙げた。さらに28%はゴキブリや蛾、アリの問題を挙げた。
借家人の68%が賃上げを、44%は立ち退きを恐れ、家主に修繕を要請できないでいる。
ある物件では、修繕のために賃貸更新を断られたが、2週間後に新たな居住者が入ったという。最初の居住者は「2週間で全てを修理できたはずがない」と話した。
チョイスは国内の借家協会とともに5日、キャンベラの議事堂で報告を発表する予定。”(出典:JAMS.TV)
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18年7〜9月期のGDP前期比 0.3%増
” 豪政府統計局(ABS)が5日に発表した2018年第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)成長率(季節調整値)は、前期比0.3%増、前年同期比2.8%増だった。
前期比では市場予想の0.6%増を下回り、大きく伸びた第2四半期と対照的に、マイナス成長となった2016年第3四半期以来の低水準となった。
世帯支出の伸び悩みが響いた上、世帯貯蓄が縮小していることも浮き彫りになっている。
支出ベースでは最終消費支出が前期比0.3%増、前年同期比3.1%増だった。
このうち最終世帯支出は、食品や保険・金融サービスが貢献し、前期比0.3%増、前年同期比2.5%増。
政府支出は前期比0.5%増、前年同期比4.8%増だった。モノとサービスの輸出は前期比0.1%増、前年同期比4.1%増となった。
また、可処分所得の伸び悩みを背景に世帯貯蓄率は2.4%と、2007年以来の水準に低下。
国民1人当たりの実質可処分所得は0.3%減と、2017年第2四半期以来のマイナスとなった。
産業別では、保健医療・社会サービスが前年同期比6.9%増となったほか、◆資源:同6.6%増◆その他サービス:6%増◆レンタル・ハイヤー・不動産サービス:5.5%増――などが特に伸びた。
一方で、農業・林業・漁業は7.9%減、運輸・郵便・倉庫は0.7%減、製造は0.4%減だった。
キャピタル・エコノミクスのデールズ氏は、「世帯支出が0.3%しか伸びていないにもかかわらず、世帯貯蓄率が10年来の低水準となったことは不安要因。
今期に0.6%増と伸びても、今年は年率で2.9%増と、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)の予想する3.5%には届かない」と述べた。
一方、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、政府支出や企業投資が堅調なことから、短期的には堅実な伸びが続くと予想している。
■3Q経常赤字、107億$に縮小
ABSによると、同期の経常赤字は、純輸出の拡大が貢献し、前期から11%改善の106億8,800万豪ドル(約8,814億円)だった。純輸出の今回のGDP成長率への寄与度は0.3%となった。”(出典:NNA ASIA)
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ニューサウスウェールズ ビジネス・オブ・ザ・イヤー2018にザ・オーストラリアン・レプタイル・パーク
” NSW州ビジネス・オブ・ザ・イヤー2018に、同州セントラルコーストにあるザ・オーストラリアン・レプタイル・パークが選ばれたことが分かった。
NSW州商工会議所が23日夜にルナパークで開催した授賞式には、ベレジクリアンNSW州首相を含む約1,000人が出席した。
受賞したレプタイル・パークは、NSW州サマースビー(Somersby)で、は虫類動物および野生動物の保護などを行っている。
同パークのゼネラルマネージャーのティム・フォークナー氏は、タスマニアデビルを繁殖させるプログラムをオーストラリア本土で行っており、クラウドファンディングを通じ37万5,000ドルの資金を集めた。
同パークはほかにも、研究目的として、有毒なヘビやクモから毒を抽出する採毒プログラムなども行っている。”(出典:JAMS.TV)
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ニューサウスウェールズ州、デジタル運転免許証導入開始
” オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州政府は12月から、シドニー東部に住む運転免許証保持者約14万人に対し、デジタル運転免許証(DDL)システムを導入する。
同州政府の行政サービス専用アプリの機能を使えば、運転免許証情報を示すQRコードが表示され、警察当局などは専用読み取り機で確認できる。サンヘラルドが伝えた。
NSW州政府は、2019年前半中に州内全域にDDLを導入する計画。同州ダボで昨年からDDLの試験導入を行っていた。
今回DDLの使用を認めるのは、ボンダイやクージー、ランドウィックに居住する運転免許証保持者で、同州政府は、都市部居住者を対象としたトライアルにより改善点などをみつける考えだ。
NSW州のドミネロ金融・サービス・不動産相は、DDLの導入に当たり、DDLが既存の運転免許証よりもセキュリティー面で安全だと主張。
DDLの運営システムには、IT企業セキュア・ロジックが開発した、ブロックチェーン技術を利用したプラットフォームを利用しているという。”(出典:NNA ASIA)
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メルボルン ヴィクトリーを牽引する本田圭佑選手
” 本田圭佑がどうにも止まらない!現地時間12月1日、オーストラリア・Aリーグの第6節が行なわれ、メルボルン・ヴィクトリーは4-0でウェスト・シドニー・ワンダラーズを下した。
このメルボルンがリーグ戦4連勝を達成した一戦でも飛び切りの輝きを放ったのは、本田だ。
前節まで2試合連続のゴールを挙げ、さらに全試合でゴールに絡み続けている日本サッカー界のカリスマは、この日も中盤の右サイドで先発起用されると、立ち上がりから積極的なプレーを披露。そして11分に最大の見せ場を迎える。
左サイドからペナルティーエリア内に進入したアントニスが、ファーサイドへクロス。そこに逆サイドから走り込んでいた本田が、やや角度のない位置からしっかりコントロールしたヘディングシュートを、左隅に流し込んだのである。
その後は3点を叩き込むゴールラッシュでワンダラーズを退けたメルボルン。その快勝劇の立役者が本田であることは言うまでもない。そんな背番号4の大活躍ぶりにオーストラリア・メディアは、もはや恐怖感すら抱いているようだ。
オーストラリア有力紙『Sydney Morning Herald』は、「恐ろしい。本当に恐ろしい」と、攻撃陣が機能し続けているメルボルンと、その中心にいる本田の出色のパフォーマンスを称えた。
「ワンダラーズが解体されたこの土曜の夜の一戦は、メルボルンにとって非常に魅力的な勝利となった。
スコアは4-0であったが、それ以上の差がついていてもおかしくないと思えるほどに、チャンスを生み出していた。
確かにケイスケ・ホンダとオラ・トイボネンという二人の国際的な選手によって支えられているメルボルンは、他の選手たちと完璧な統一感があるとは言い難い。
しかしそれでも、今後対戦する相手の心に『恐怖』を植え付けるには十分なレベルにある。
とくにホンダは勝者になるべく好調さをアピールし続けている。この試合でも日本のスーパースターは、無駄のないヘディングでホームチームに先制点をもたらした
メルボルンのパスと連動性、そして素早い寄せや組み立ては相変わらず素晴らしく、ワンダラーズ側がやり返すようなシーンはほとんどなかった」
チームを牽引して今シーズンの個人成績も4ゴール・3アシストと順調に伸ばしている本田。この男が好調を維持し続ける限り、メルボルンの勢いも止まることはなさそうだ。”(出典:SOCCER DIGEST)
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エリック・バナ 映画版「The Dry」に出演
” オーストラリア出身の俳優エリック・バナ氏がこのほど、オーストラリア人作家ジェーン・ハーパー氏によるベストセラーの映画化「The Dry」に出演することが分かった。
バナ氏がオーストラリア映画に出演するのは、2007年の「ディアマイファーザー(原題Romulus, My Father)」以来となる。
同映画でバナ氏は、主人公の警察官アーロン・ファルクを演じる予定で、来年2月末からVIC州で撮影が開始となる。
ハーパー氏は、「主人公ファルクがストーリーを通して輝くことが重要。エリック・バナはすばらしい人選」とツイートした。
また、バナ氏は声明で「このスリリングで心を揺さぶる小説が映画化されるに当たり、制作チームに参加できることにとても興奮している」と豊富を語った。
同小説は、2017年にネッド・ケリー賞最優秀犯罪小説賞、今年に入り英国書籍アワード最優秀犯罪スリラー小説賞を受賞した。”(出典:Jams TV)
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シドニーに数時間で1ヶ月分の降雨量
” オーストラリア最大の都市シドニーで28日朝、雷を伴う暴風雨で平年の1か月分の降水量に相当する豪雨が降り、空の便や鉄道のダイヤが乱れたほか、道路で立ち往生する自動車が相次ぎ、救急隊が対応に追われた。
シドニーの11月の平均降水量は84ミリだが、オーストラリア気象局によると、激しい雷雨により、ところによっては数時間で106ミリ以上の雨が降ったという。
暴風雨に関連する交通事故で1人が死亡したとされるほか、救助活動中の警察官2人が倒木によって負傷した。
警察幹部のマイケル・コービー氏は、「われわれが今日経験している状況は、私がこれまで目にしてきた中で最悪級のものだ。
すべての人々、運転者、歩行者に注意を呼び掛けている」と述べた。
警察は「洪水時の主な死亡原因は人が洪水の水の中に入ることだ」と指摘し、不要不急の外出を控え、自動車で冠水した道路を進まず迂回(うかい)路を探すよう呼び掛けている。
シドニーの主要国際空港では、複数の空の便が欠航・遅延した。地上スタッフが激しい雷雨から避難する中、航空機は滑走路で足止めされた。”(出典:AFPBB News)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる