2018/2019年夏は猛暑の予報・・
” オーストラリア気象局(BOM)は29日、今年の同国の夏は平均より暑くなる見通しで、世界有数である畜産業に脅威が生じるとともに、山林火災のリスクが高まる恐れがあるとの見解を示した。
BOMは、国土の大半で12月1日から来年2月28日までの期間に気温が平均を上回る確率が80%、北東部と北西部でこの期間に平均的な降雨が見られる確率は30%としている。
オーストラリアでは、猛暑で放牧地とダムが枯渇、ここ数カ月で殺処分された家畜は記録的水準に近づいており、夏の猛暑予報は業界に追い討ちをかけるとみられている。
ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の農業関連産業エコノミスト、フィン・ジーベル氏は、「畜産業は、すでに厳しい状況下にある。
輸出需要がより大きな影響を防いでいるが、それが枯渇したらどうなるか。畜産業には大きな下振れリスクがある」と述べた。
一方、猛暑予報で山火事の懸念も高まる見込み。北東部クイーンズランド州では、近年の猛暑で100件の山火事が鎮火しておらず、数千人が避難を余儀なくされている。”(出典:REUTERS)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:2018/2019年夏は猛暑の予報・・ →
世界で評判の良い国TOP20(オーストラリア #6)
” 世界で評判の良い国といえば、どの国が思い浮かびますか? 「安心して滞在できる国」「社会福祉が充実している国」「友好的な人たちが多い国」など、人それぞれでしょう。
そこで今回は、世界で評判の良い国TOP20をご紹介します。さて、日本は何位1?
世界で評判の良い国といえば、どの国が思い浮かびますか? 「安心して滞在できる国」「社会福祉が充実している国」「友好的な人たちが多い国」など、人それぞれでしょう。
そこで今回は、世界で評判の良い国TOP20をご紹介します。”(出典:TABIZINE)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:世界で評判の良い国TOP20(オーストラリア #6) →
政府財政が改善、今年度中の黒字化も
” オーストラリア連邦政府の2018/19年度(18年7月~19年6月)の財政が、予算案の予想よりも約90億豪ドル(約7,380億円)改善を示していることが分かった。
背景には、堅調な国内経済に伴う法人税収の伸びがある。
これにより政府が目標とする19/20年度よりも1年早く、今年度中に財政黒字を達成する可能性も出てきた。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
5月に発表された予算案の予想と比べ、10月末時点の政府の歳入は66億豪ドル多く、歳出は31億豪ドル少なかった。
今年度に入って4カ月間の財政赤字は153億豪ドルで、予算案発表時に予想されていた今年度の財政赤字の241億豪ドルを88億豪ドル下回っている。
政府の歳出は通常、新年度の最初に多くなり、年度の後半には税収が増える傾向があることから、今年度の財政がわずかに黒字になる可能性もある。
コーマン金融相は、保守連合(自由党・国民党)が政権に就いた2013年以降の5年間で、
労働党政権下で弱体化した国内経済を回復させ、失業率を5%に引き下げるとともに財政の改善を実現してきたと主張している。
ただ、与党内には、経済回復を成し遂げてきた政府に対する有権者の評価が低いことに対するいら立ちもあるようだ。”(出典:NNA ASIA)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:政府財政が改善、今年度中の黒字化も →
ブラックフライデー、4億豪ドルに迫る盛況
” 米国発の世界最大規模の商戦「ブラックフライデー」に当たる23日、オーストラリアではオンラインを含む小売業界が一斉に大規模な値下げセールを行い、総売り上げの予測が4億豪ドル(約326億7,700万円)近くに上る大盛況となった。
海外ブランドや米アマゾンの上陸が勢いに火をつけたもよう。従来の年末商戦であるボクシングデーの売り上げを超える日が近いとの見方も出ている。26日付シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。
ブラックフライデーは2015年、海外小売企業がオーストラリア市場に参入し、地場で販促イベントを開始して以来勢いが増しているという。
ビクトリア州メルボルンのセントラルショッピングセンターで地域部長を務めるダン氏によると、昨年のブラックフライデーと比較しショッピングセンターの客足は11%伸び、ボクシングデーと比較しても6%増だった。
また、オンラインショッピングの活用も増えており、ブラックフライデー・グローバルの調査によると、
57%のオーストラリア人が今回のブラックフライデーでオンラインと実店舗の両方で買い物をするとした一方、37%がオンラインのみを利用すると回答していた。
電子商取引のプラットフォームを提供するビッグコマースの研究グループに所属するシム氏は「ブラックフライデーの人気は、オーストラリアの商戦における文化的な慣習をリセットするだろう」とし、
「今後小売業界は、販売戦略について大規模な変更を強いられる」との見方を示している。
■クリスマス商戦、業界は楽観
オーストラリアの小売業界が、今年のクリスマス期間の売り上げに対し楽観的な見方を示している。
エネルギー価格の高騰が圧力となっているものの、失業率が改善し、ガソリン価格が安定の兆しを見せていることから、
オーストラリア小売業協会(ARA)は過去4年間のクリスマス商戦で最大の売り上げ成長を見込んでいるとした。
ARAは、11月14日~12月24日の小売業界の売り上げは、前年同期比2.9%増の515億豪ドルに上ると予測している。”(出典:NNA ASIA)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ブラックフライデー、4億豪ドルに迫る盛況 →
ワラビーズ、イングランドの壁厚く、、
” ラグビーテストマッチが24日、各地で行われ、イングランドは37-18でオーストラリアを下した。
母国に勝って今年最後の試合を締めくくったイングランドのエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)も上機嫌だった。
ジョーンズHCは今年1月、日本で開催されるW杯(Rugby World Cup 2019)の2年後に当たる2021年まで契約を延長していたが、
その後はシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)から6月に行われた南アフリカとのシリーズにかけて5連敗を喫し、経験豊富な指揮官の地位は疑問視されていた。
それでも、イングランドは南アフリカ遠征の最終戦を25-10で制し、シリーズ全体としては1勝2敗と負け越しながらも連敗を止めていた。
「南アフリカで改善することができたと思う」と振り返ったジョーンズHCは、「シックスネイションズは厳しいものになった。
準備やチームの方向性にいくつか間違いがあり、修正する必要があった。それをやったまでだ」と話した。
これでイングランドは、世界王者のニュージーランドに15-16で惜敗した試合を除き、11月に行われたテストマッチの成績を4戦3勝とした。
ジョーンズHCは「この(11月の)シリーズは良いステップになったし、来年のシックスネイションズでさらに前へ進めるだろう」と付け加えている。”(出典:AFPBB News)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:ワラビーズ、イングランドの壁厚く、、 →
RBA フィリップ・ロウ総裁、国内銀行と不動産市場に言及
” オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は20日、不祥事が相次いでいる国内銀行を批判、不正行為を罰するため、強力なペナルティーが必要だとの認識を示した。
ただ、銀行規制が実体経済への与信抑制につながってはならないとの認識も示した。メルボルンで開かれた夕食会で講演した。
総裁は、銀行に対し、セールスや短期的な目標を重視する内部のインセンティブ体制の修正を検討すべきだと主張。
「オーストラリアの金融機関で働く大多数の人々は正しいことをしたいと考えている」が、他のすべての人と同様に「インセンティブに反応してしまう」と述べた。
一方、国内銀行が悪質な融資などに対する批判を受けて、住宅ローンの提供を抑制していることについては、銀行はリスクを取ってリスクを上手に管理することが必要だと指摘。
「銀行が焦げ付きを恐れて融資を手控えれば、経済が低迷する。バランスが必要だ」と述べた。
国内銀行は、規制当局からの圧力を受けて、融資基準を厳格化しており、これが住宅市場低迷の一因となっている。
<不動産市場の低迷>
総裁は、不動産価格について、シドニーとメルボルンの価格急騰後に鈍化したと指摘。
世界経済や国内経済は力強く、失業も減っており、金利も低く、人口も急増しているため、
「住宅市場の調整が起きている背景としては、まずまず望ましい環境だ」との認識を示した。ただ「注視が必要だ」とも発言した。
総裁は、2012年以降、実質賃金が伸び悩んでいることにも言及。
今後、労働市場の引き締まりが続き、家計の所得も上向くが、緩やかな増加になるだろうとの見方を示した。
総裁は、目先、政策金利を変更する強い理由はないが、次の金利変更は利下げではなく利上げになる可能性が高いとの認識を改めて示した。”(出典:REUTERS)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:RBA フィリップ・ロウ総裁、国内銀行と不動産市場に言及 →
メルボルン空港鉄道リンク、連邦政府認可
” メルボルン都心部と北西のメルボルン国際空港(タラマリン空港)とを結ぶ鉄道新線に連邦政府の認可が下りた。ABC放送(電子版)が伝えた。
空港新線は官民コンソーシアムで総工費150億ドルの予算で2022年から建設が始められ、完成すれば都心から空港までを20分で結ぶことになる。
都心部からサンシャイン駅まではトンネル2本を並行して建設し、将来のサンシャイン駅は都心のサザン・クロス駅のような一大ハブになる予定で、空港部分は地下化され、駅も地下駅になる。
完成はメルボルン・メトロ完成後の2027年の予定で、州議会野党自由党のマシュー・ガイ党首も「この計画は与野党一致の支持を受けている」と語った。
コンソーシアム「AirRail Melbourne」はメルボルン空港やメトロ・トレーンズも参加しており、6年から7年の予定で完成することになる。
ジャシンタ・アラン公共交通担当大臣は、「州政府は連邦政府と協議を重ね、新線の最適経路を検討してきた。
この計画線はVIC州民にとってはもっとも接続の多い経路になる。アンドリュー労働党州政府はこれまでサンシャイン経由を第一に推進してきており、スコット・モリソン連邦政府が州政府案を支持したことを歓迎している」と語った。
連邦政府の認可により、建設工費はコンソーシアム、VIC州、連邦がそれぞれ50億ドルずつを負担する。
このプロジェクトでは、サザン・クロス駅から「スーパー・ハブ」サンシャイン駅を経由して空港までの27kmに線路を敷設する。
ガイ自由党党首は、「今回選挙でどちらが勝利しようと空港鉄道線建設は変わらずに進められる」と語っている。”(出典:NICHIGO PRESS)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:メルボルン空港鉄道リンク、連邦政府認可 →
「移民受け入れ」に関する最新世論調査
” 最新の世論調査の結果、移民の受け入れに関する国民の考えが明らかになった。
調査はフェアファックス・イプソス社が有権者1,200人を対象に行った。45%が移民受け入れの削減を、23%が増加を希望し、29%は現在の割合に満足していた。
一方で、イスラム教徒国からの受け入れに関しては46%が削減を、35%が現状支持、14%が増加を希望した。
モリソン連邦首相は9月、一時滞在者ビザ数の受け入れを減速させるとともに、新たな移民を主要都市以外に住まわせる考えを示唆した。
NSW州は、現在の半数にあたる、ジョン・ハワード自由党政権時代のおよそ4万5,000人を希望している。
政党支持率では、与党保守連合は野党労働党に48対52で遅れをとっている。
「どちらが連邦首相にふさわしいか」では、47対35で依然としてモリソン首相がショーテン労働党党首をリードしている。
エネルギー政策に関しては、「電力料金引下げを最優先課題に(47%)」との声が最も多く。
次に「炭素放出量の削減(39%)」が続いた。ターンブル前連邦首相が掲げた新エネルギー政策National Energy Guarantee(NEG)は破棄されたが、政府は最近になって新たな発電プロジェクトを提案している。”(出典:JAMS TV)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:「移民受け入れ」に関する最新世論調査 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる