企業役員の6割、2020年の経済減速を予想
” オーストラリアの企業役員の約6割が、来年の国内経済は減速すると考えていることが、オーストラリア企業役員協会(AICD)の最新調査で分かった。
企業信頼感は19年後期でマイナス21.2ポイントと、過去3年来の低水準になっており、来年の経済見通しを楽観視している役員は8%のみだった。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)などが伝えた。
同調査は、国内の公共機関や民間企業、非営利団体(NPO)の役員1,489人を対象に行われた。
AICDのサールウェル氏は、「オーストラリア連邦準備銀(RBA)は国内経済は今後回復に向かうとしているが、企業幹部は逆に悪化するリスクがあるとみている」と述べた。
貿易摩擦や中国経済への不安感、生産性の低下、温暖化などが懸念事項として挙げられた。
同調査によれば、役員らの74%が政府のインフラ投資は少なすぎると考えており、水インフラや再生可能エネルギー、地方インフラに拠出を増やすべきとしているという。
また、約3分の1は、経済成長に向け、所得税減税の前倒しなど税改正を優先事項に挙げている。
AICDのアーマー最高責任者は、「役員らは企業に対する規制強化は経済に悪影響となっていると考えている。
コンプライアンス順守ばかりに重点を置くことでリスク回避に走り、事業戦略や革新への取り組みが置き去りにされる傾向がある」と指摘した。
コモンウェルス銀(CBA)による10月の企業活動指標は、特にサービス業と製造業の低迷を受け、前月の52.0ポイントから50.7に下落している。”(出典:NNA ASIA)
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絶滅と思われるフクロオオカミ(タスマニアンタイガー)の目撃情報相次ぐ
” オーストラリア南東部のタスマニア州で、80年以上前に絶滅したはずの肉食有袋類フクロオオカミ(タスマニアンタイガー)を目撃したという報告が相次いでいる。
タスマニア州第一次産業・公園・水環境局がこのほど公表した情報によれば、過去3年の間に8件のフクロオオカミ目撃情報が寄せられた。
フクロオオカミはオオカミとキツネと大型ネコ類の中間のような有袋類で、飼育されていた最後の1匹が1936年に死んだことで絶滅したと思われていた。
タスマニア州で野生のフクロオオカミが生き続けているという噂は絶えない。しかしそれを裏付ける根拠は示されていない。
州がこのほど公表した情報によると、今年2月、オーストラリア国内からタスマニア州を訪れた2人が車を運転している最中に、固い尾をもち、背中にしま模様のある動物が道路を歩く姿を目撃した。
この動物は振り向いて2人の乗った車を見つめ、12~15秒ほどはっきりと姿が見えたという。
2人は「自分たちが見た動物がフクロオオカミだったことは100%間違いない」と話している。
同じ月には別の目撃者も、しま模様のある「猫のような生き物」が遠くの霧の中を歩く姿を見かけたと報告した。
「田舎の農場で見かけるほとんどの動物についてはよく知っている。しかしタスマニアでこの日見かけたような動物は見たことがない」と伝えている。
2017年には同州北西部の森林保護区で目撃情報が寄せられ、直近では今年7月に南部の州都ホバート近くに住む男性が、フクロオオカミのものと思われる足跡を見つけたと報告した。
フクロオオカミは、羊を襲う害獣として、かつての欧州からの入植者によって大量に殺された。”(出典:CNN.co.jp via livedoor NEWS)
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ウルル登山禁止、日本の影響は・・
” オーストラリア中央部のウルルを訪れて、登山を楽しむ日本人観光客は多い。
旅行業界の一部からは「日本人がウルルに行く動機は登山」と指摘する声もあり、登山禁止後に日本人客が減るとの警戒感が高まっている。
6月までの1年間にウルルのある北部準州を訪れた日本人は前年比56%増の4万人。
海外からの観光客数で米国の3万9000人を抑えて首位だった。うち8割以上の日本人がウルルを訪れたとみられる。
日本人の急増は「最後の登山」を目当ての駆け込み客によるもので、反動減は必至とみられる。
日系旅行代理店の関係者は取材に、11月以降のウルル旅行の予約が半減していると説明。
ウルル関連の売上高は全体の1割弱だが単価が高く「売上高が2割減少する」と懸念を示した。
豪地元メディアも「日本人は登山への執着が一番強く(登山禁止後に訪問者が)最も落ち込む」と報じている。
これに対して北部準州政府観光局は、登山のないウルルの楽しみ方を紹介するため、日本の旅行関係者を現地に招いて体験してもらう企画を立てている。”(出典:JIJI.COM via Yahoo!ニュース)
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美味しい水道水No.1地域は・・
” VIC州でオーストラリア水道事業者協会(WIOA)が行なった国内水道水品評会の結果、QLD州のマッカイの水道水が全国1位に輝いた。
目隠しをした審査員たちが試飲して味、匂い、色を採点したところ、WA州のマンダリン、TA州のロンセストン、SA州のスワン・リーチの水を抑えて、QLD州中央沿岸部のマッカイが1位に選ばれた。
マッカイ地方カウンシルは、米国で開催される世界規模のコンテスト、バークレー・スプリングスの国際水評価会に出場する予定だという。
同協会の品評会は、国内で水道事業者がきれいな飲料水を提供するために尽力していることへの理解を深めるために行われている。
国内で美味しい水道水に選ばれた地域は以下の通り。
VIC州 バーウォン・ウォーターのジーロン・ウェスト水処理工場
NSW/ACT州 ショアルヘブン・ウォーターのバマラング水処理工場
QLD州 マッカイ地方カウンシルのマッカイ水処理工場
TAS州 タスマニア・ウォーターのレスリー水処理工場
SA州 SA州ウォーターのスワン・リーチ水処理工場
WA州 WA州ウォーター・コープのマンダリング水処理工場 “(出典:JAMS.TV )
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デイヴィッド・ポーコックが、代表引退惜別投稿
” ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会でイングランドに敗れ、8強敗退したオーストラリア代表FLポーコックがインスタグラムを更新。
今大会限りで代表を引退する親日家の名選手は代表時代の思い出写真10枚とともにメッセージを記し、感動をさらっている。
日本でも愛された名選手が黄色のジャージを脱ぐ。ポーコックは自身のインスタグラムに10枚の写真を公開した。
今大会でピッチに立つ写真から始まり、同僚と円陣を組んだもの、さらには過去に遡り、チームメートとじゃれ合うシーン、試合中に抱き合って喜びを爆発させるシーンなど、印象的な場面を切り取って思いを表現している。
投稿では、長文のメッセージを寄せた。「ゴールに達することができず、我々は失望しているが、多くのワラビーズサポーターたちも、そうだと思う。
2019年のW杯、そしてオーストラリア代表としての私を応援してくれたみんな、ありがとう」と感謝。
「勝利をおめでとう、イングランド。土曜日夜の君たちはあまりにも素晴らしかった。残り試合での成功を祈っている」と勝者を称えることも忘れなかった。
「私は最高のレベルでラグビーをプレーすることを夢見ていた。オーストラリアに渡り、彼らはその機会をくれた。多くの素晴らしい人々、そして友人と出会うことができた」と振り返り、
同僚、家族、友人、コーチらに感謝を述べた上で「そして、妻のエマへ、過去10年間にわたり、愛とサポートをありがとう。
新たなスタートにワクワクしているよ」と最愛のパートナーにメッセージを記し、締めくくった。
ポーコックは08年に代表デビュー。15年イングランドW杯では個人最多17度のターンオーバーを記録し、世界屈指のボールハンターとして知られた。
16年に日本のパナソニックに加入。日本と自然をこよなく愛し、日本の風景を楽しんでいた様子をSNSで頻繁に投稿し、心優しきラガーマンとして、日本のファンにも人気を集めていた。”(出典:THE ANSWER)
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羽田空港の新発着枠、カンタスとヴァージン・オーストラリアで仮決定
“オーストラリア国際航空サービス委員会は、10月21日、羽田空港の発着枠をカンタス航空とヴァージン・オーストラリアにそれぞれ1枠ずつ割り当てることを提案すると発表した。
24日まで意見を受け付け、最終決定する。割り当てられた発着枠は、決定日から5年間に渡って使用できる見通し。
カンタス航空はシドニー線の増便と、東京/成田線からの移管によるメルボルン線の開設を申請していた。
シドニー線はエアバスA330型機かボーイング787-9型機、メルボルン線はエアバスA330型機で運航する。
ヴァージン・オーストラリアはブリスベン線の開設を申請していた。エアバスA330-200型機で運航し、全日本空輸(ANA)と共同運航(コードシェア)を計画している。
オーストラリア国際航空サービス委員会では、両社に1枠ずつを割り当てることによって、競争の促進につながり、公共の利益を最大化できると判断した模様だ。
国土交通省は9月2日、2020年夏スケジュールより増加する羽田空港の国際線昼間発着枠の割り当てを発表した。
日本〜オーストラリア間に割り当てられたのは4便で、日本とオーストラリアの航空会社が2便ずつ運航ができる。
日本では、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が1便ずつ割り当てられた。”(出典:TRAICY)
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新聞主要紙、1面が抗議の黒塗り記事
” オーストラリアの主要新聞は21日、ほとんどの単語が黒く塗りつぶされた記事や文書をそろって1面に掲載した。
調査報道を巡り公共放送が警察の家宅捜索を受けるなど「報道の自由が脅かされている」として、新聞発行メディアの垣根を越えた抗議キャンペーンの一環。
各紙は「政府があなたから真実を遠ざけるとき、何を隠しているのか?」との見出しで「知る権利」の重要性を訴えた。
全国紙オーストラリアンを発行する同国のニューズコープのミラー会長は「国民は、何が起こっているか知る権利を制限したがる政府に常に疑念を抱くべきだ」とコメントしている。”(出典:共同通信 via gooニュース)
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ニューヨーク→シドニー直行便 19時間16分を試験飛行
” 米ニューヨークと豪シドニーをノンストップで結び飛行時間が世界最長となる豪カンタス航空(Qantas Airways)旅客機の試験飛行便が20日朝、シドニーに到着した。飛行時間は19時間16分。
今回、試験飛行を実施したのはニューヨーク発シドニー行きのQF7879便。カンタスが年内の就航を目指す「超長距離」3路線の第1弾だ。
乗客はわずか49人。1万6,000キロを超える長距離を燃料補給なしで飛行するには、機体重量を最小限にとどめる必要があるためだ。
カンタスのアラン・ジョイス(Alan Joyce)最高経営責任者(CEO)は、試験飛行の成功を「わが社と世界の航空業界双方にとって、実に歴史的な瞬間だ」と称賛した。
カンタスはニューヨーク―シドニー便のほかにも、英ロンドンとシドニーを結ぶ直行便など、米豪、英豪間の超長距離路線の定期運航を見込んだ試験飛行を計画している。
■機内ではさまざまな時差ぼけ対策も
超長距離路線の就航を目指すにあたり、カンタスはオーストラリアの2大学の協力を得て、複数の時間帯を越えるフライトが乗客や乗員の健康に及ぼす影響を研究。
これを受けた「時差ぼけ対策」が、今回のニューヨーク―シドニー試験便に取り入れられた。
ニューヨークで同便に搭乗した乗客たちは、まず豪東部時間に時計をあわせる。機内の照明は明るいまま、乗客たちは軽い運動をさせられる。
さらに、カフェインや香辛料入りの機内食が提供される。
全て、シドニーの時間で夜になるまで乗客を眠らせない工夫だ。離陸から6時間後、乗客たちに高炭水化物の機内食が提供され、ようやく照明が落とされて乗客は眠りにつくことができた。”(出典:AFPBB News via Yahoo!ニュース)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる