訃報 歌手ヘレン・レディ
” オーストラリア出身の歌手ヘレン・レディ(Helen Reddy)さんが29日、米ロサンゼルスで死去した。78歳だった。
レディさんは、フェミニズム運動を代表する楽曲「I Am Woman(私は女)」などで知られる。
豪メルボルン出身の先駆的ミュージシャンだったレディさんは、1971年発表のヒット曲「I Am Woman」で世界的に有名になった。
同楽曲はウーマンリブ(女性解放)運動の掛け声として使用された。
1941年10月25日生まれのレディさんは、芸能関係の両親の元で育ち、幼少期からオーストラリアで舞台に立っていた。
のちに3度の結婚を経験し、2人の子どもを授かった。
ロサンゼルス在住だったレディさんは、2015年に認知症と診断されていた。
1970年代には「Angie Baby(アンジー・ベビー)」や「Delta Dawn(デルタの夜明け)」などのヒット曲を次々と生み出し、ビルボード(Billboard)チャートで3度首位を獲得。
1973年には、グラミー賞(Grammy Award)を受賞した。”(出典:AFPBB News via Yahoo! JAPAN)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:訃報 歌手ヘレン・レディ →
リチャード・コート大使、離任会見
” オーストラリアのコート駐日大使は30日、東京都内の日本記者クラブで離任会見を行い、新型コロナウイルス対応をはじめ今後の日豪関係強化に期待を寄せた。
3年8カ月の在任期間を振り返り、今年初めのクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナ集団感染について「日本の病院関係者らに献身的にお世話いただいた。
このことは永遠に忘れない」と謝意を表明した。乗客には豪州人もいた。”(出典:JIJI.COM via Yahoo! JAPAN)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:リチャード・コート大使、離任会見 →
かわいい動物の動画、ストレスや不安を軽減か。西オーストラリア州観光当局、リーズ大学と研究
” かわいい動物の動画を視聴することがストレスや不安の軽減につながる可能性があるとの研究結果が発表された。
今回の研究は英リーズ大学が西オーストラリア州の観光当局と提携して行った。
研究ではかわいい動物の画像や動画を30分にわたって視聴することが血圧や心拍数、不安にどのような影響を与えるか調査した。
30分の動画には子猫や子犬、クアッカワラビーなどの動物が登場した。クアッカワラビーは西オーストラリア州に生息する生き物で、「世界一幸せな動物」と呼ばれることもある。
研究は2019年12月に学生15人と職員4人を対象に、ストレスが高まる冬の試験期間に合わせて実施した。
動画を視聴後、全ての事例で、血圧と心拍数、不安が減少した。”(出典:CNN.co.jp via livedoor NEWS)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:かわいい動物の動画、ストレスや不安を軽減か。西オーストラリア州観光当局、リーズ大学と研究 →
メルボルンの夜間外出禁止措置解除
” 9月27日、ダニエル・アンドルーズVIC州首相は、「VIC州のコロナウイルス状況は規制ロードマップより先行しており、規制緩和を前倒しにできる」と発表した。ABC放送(電子版)が伝えた。
アンドルーズ州首相は、コロナウイルス・ロックダウン解除の第2ステップとして、10月12日よりメルボルン都市圏の夜間外出禁止措置を解除し、小学校生徒は全学年が教室授業に出席するようになることなどを発表した。
また、職場のコロナウイルス規制も緩和されることになる。
さらに、「メルボルン都市圏はこれまでの予定より1週間早く、10月19日に第3ステップに入ることになる、として、
「これはコロナウイルス制圧に成功したクリスマスを迎えることを考えて編成した戦略だ。順調以上にコロナウイルスからの脱出に向かっている」と語っている。
VCE、VCAL科目を履修している生徒は10月5日からのアセスメントに戻り、10月12日から授業に戻ることになる。保育所も全面的に再開し、5km規制も解除される。
メルボルン都市圏の夜間外出禁止は9月28日午前5時から解除される。
顔を覆うマスクなどについては公共の場での着用義務は維持されるが、あいまいさを避けて、「鼻と口をぴったりと覆うマスク」でなければならないと明記される。
これまで顔を覆う物として認められていたフェース・シールドは認められなくなるが、当面は猶予期間が設けられる。
屋外では5人までの集まりが認められるが、違反に対しては$5,000の罰金が科せられる。
また、宗教上の集まりの禁止は解除されるが、儀式はグループのリーダー以外に5人までで、かつ屋外での開催に限る。
結婚式は屋外で結婚するカップルと2人の立会人を含めて5人までの参加が認められる。また、葬儀は儀式を執り行う人の他に参列者として10人までが認められる。
また、自宅を離れての運動は2時間制限が続くが、メルボルン市民は、これまでの自宅から5km半径内に加えて職場から5kmの範囲も認められる。
また、生活必需品購入のためのショッピングはこれまでは1日に1世帯から1人だけが外出できると規制されていたが、これも9月28日より解除される。
野党自由党のマイケル・オブライエン党首は、「多くの市民が規制の下で無用に苦しんできた。州首相の規制解除発表は十分ではない。まだ継続する規制も意味をなしていない」と語った。”(出典:NICHIGO PRESS)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:メルボルンの夜間外出禁止措置解除 →
政府債務、新型コロナウイルス対策でGDP比25%近くに急増
” オーストラリアのフライデンバーグ財務相は25日、同国の政府債務が国内総生産(GDP)比で25%近くに達したことを明らかにした。
新型コロナウイルスの流行で失業者が増え、社会福祉支出を大幅に拡大した。 2019/20年度(7-6月)の政府債務は4,912億豪ドル(3,466億ドル)で、GDP比24.8%だった。
前年度の19.2%から急増し、7月時点の公式予測の24.6%をやや上回った。
同相は24日、財政収支を黒字化する目標を取り下げると表明している。 同相によると、2019/20年度の財政赤字は推定853億豪ドル。
20/21年度の財政赤字の予測は1,850億豪ドルで、2008ー09年の世界的な金融危機の際に記録した過去最大の赤字(545億豪ドル)の3倍以上になるとみられている。GDP比では9.7%で、戦後最悪となる。
同相は「道のりは長く険しい」と述べた。 政府は10月6日に予算案を公表する。
豪準備銀行(RBA)は同日、理事会を開催する予定で、一部のエコノミストはRBAが政策金利を0.25%から0.10%に引き下げると予想している。(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:政府債務、新型コロナウイルス対策でGDP比25%近くに急増 →
Google、ストリートビューからウルルの写真削除
” 米IT大手グーグル(Google)は25日、同社が提供するサービス「ストリートビュー(Street View)」から、オーストラリアにある世界最大級の一枚岩「ウルル(Uluru)」(英語名「エアーズロック、Ayers Rock」)の写真を削除したと発表した。
先住民の聖地であるウルルは、昨年から登山禁止となっている。
国立公園を管理するパークス・オーストラリア(Parks Australia)が、ウルルを所有する先住民アボリジニのアナング(Anangu)人の意向に沿って、ストリートビューからウルルの写真を削除するよう求めていた。
オーストラリア中部ウルルカタジュタ国立公園(Uluru-Kata Tjuta National Park)にあるウルルは2019年10月、アナング人の求めに応じて登山禁止となった。”(出典:AFPBB News via livedoor NEWS )
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Google、ストリートビューからウルルの写真削除 →
2020 ザ・ラグビーチャンピオンシップ オーストリア集中開催の日程発表
” 南半球の強豪4か国(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン)がぶつかるザ・ラグビーチャンピオンシップの日程が、大会を運営するSANZAARから発表された。
今年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行が続いており、感染拡大防止のため国境を越える頻繁な移動を避け、オーストラリアで集中的に開催することが決定。
期間は11月7日から12月12日で、ブリスベン、シドニー、ニューカッスルがホストシティとなり、試合当日は2試合が同じ会場でおこなわれる。
この南半球の4か国は2015年のワールドカップでベスト4を独占、2019年は南アフリカが世界王者になっており、
オーストラリアラグビー協会のロブ・クラーク暫定CEOは、「世界最高峰の4か国が6週連続ダブルヘッダーで戦うこの大会は、まるで“ミニ・ワールドカップ”だ。
ファン必見のすばらしい大会になるだろう」と熱戦を期待している。
11月7日の開幕節はブリスベンのサンコープスタジアムでおこなわれ、オープニングゲームでは、昨年のワールドカップチャンピオンである南アフリカが世界ランキング10位のアルゼンチンと対戦する。
第2試合では、5年ぶりの南半球王座奪還を目指すオーストラリアが世界ランキング2位のニュージーランドに挑む。
ちなみに、アルゼンチン以外の3チームは新しいヘッドコーチのもとで臨む初めての試合となる。
南アフリカはコロナ禍の国内状況が不安視され今大会参加は未定とされていたが、93人の代表候補選手をリストアップして10月3日にケープタウンでトライアルマッチ(スプリングボック・ショーダウン)を予定しており、ラグビーチャンピオンシップへの準備は少しずつ進んでいる。
アルゼンチンは、マリオ・レデスマ ヘッドコーチを含むスタッフと多くの選手が新型コロナウイルス感染症検査で陽性反応を示し、準備の遅れが心配されたが、
指揮官はシドニーモーニングヘラルドの取材に対し、「状況はここ数週間で改善し、ほとんどの選手とスタッフが回復した」ことを明らかにしている。
この2か国と比べ、ニュージーランドとオーストラリアははるかに準備が進んでいる。
このオセアニアの2国では、6月、7月から約2か月間にわたってスーパーラグビーの国内大会を実施し、ニュージーランドの代表選手たちは国内地方対抗選手権大会(マイター10カップ)にも参戦中。
また10月中には、ニュージーランド代表とオーストラリア代表が競うブレディスローカップが2試合予定されており、万全の状態でラグビーチャンピオンシップに臨むこととなる。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2020 ザ・ラグビーチャンピオンシップ オーストラリア集中開催の日程発表 →
ブレディスローカップ、2020年は2試合ニュージーランド開催で決着
” 新型コロナウイルス感染症への対策として入国制限を厳しくし、14日間の強制的な隔離期間中も厳格な規制を設けているニュージーランドは、今年のラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)の開催権を逃してしまったが、
政府が検疫規制を変更したことにより、オーストラリア代表との間で争う伝統のブレディスローカップは3試合のうちの2試合をニュージーランドで開催することが決まった。
オーストラリア代表“ワラビーズ”のデイヴ・レニー ヘッドコーチは以前、厳しい検疫措置で「受け入れがたい」準備を強いられた場合、第1戦をボイコットする可能性があると発言していたが、
ニュージーランド政府は隔離制限を緩和し、ワラビーズはニュージーランドに到着して4日後から完全にチームとしてトレーニングをすることができるようになった。
第1戦は10月11日にウェリントンのスカイスタジアムで開催。この試合は、新型コロナウイルスによる混乱が落ち着いてから初めてのテストマッチとなる。
そして、ニュージーランド代表“オールブラックス”にとって18年連続のブレディスローカップ保持が決まる試合になるかもしれない第2戦は、10月18日にオークランドのイーデンパークでおこなわれる。
3戦目の会場と日程は未定だが、11月7日に開幕予定のラグビーチャンピオンシップを兼ねて、オーストラリアのブリスベンかシドニーで開催される見通し。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ブレディスローカップ、2020年は2試合ニュージーランドで開催で決着 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる