「ALBRI 2021」カテゴリーアーカイブ

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:コアラにまん延する性感染症クラミジア、予防接種開始

コアラにまん延する性感染症クラミジア、予防接種開始

” 豪州で約400頭の野生のコアラに対し、ある予防接種が行われることになった。

コアラたちを悩ます病気、それは性感染症のクラミジアだ。クラミジアは人間もかかる性感染症だが、豪州のコアラの間でも広くまん延しており、地域によっては半数のコアラが感染しているとされる。

専門家は、予防接種がコアラの長期的な種の保存に役立つとしている。予防接種作戦は15日に始まった。

計画を主導するサンシャインコースト大のピーター・ティムス教授(微生物学)は次のように語る。

サンシャインコースト大 ピーター・ティムス教授  「コアラたちはここで通常通り、治療などを行い、野生に返す前日になったら、ワクチンとマイクロチップを与える。その後データを回収し、健康状態をチェックする。

これが最初のワクチン実験だが、さらに2回計画がある」 クラミジアは人間もかかる性感染症だが、豪州のコアラの間でも広くまん延しており、地域によっては半数のコアラが感染しているとされる。

多くの場合、抗生物質で治療可能だが、専門家はワクチンがコアラの生存率と繁殖率の向上につながることを期待している。

「たとえ50―70%の効果であっても病気に対処できれば、残りの半分のコアラたちにとって大きな違いとなるはずだ。そうすれば大きな変化をもたらすだろう。完璧さを求めてあと10年待つよりも、今すぐ展開して少しでも役に立つものにしたい」(ティムス教授)

クイーンズランド大学が2016年に行った調査によると、豪州にはおよそ33万頭のコアラが生息していた。

しかし世界自然保護基金(WWF)が委託した調査では、2019-20年に豪州で起きた壊滅的な山火事により、6万頭以上のコアラが死傷したり、生息地を追われるなど何らかの影響を受けたとみられている。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:接種証明VaxPass顔写真なし、専門家が批判

接種証明VaxPass顔写真なし、専門家が批判

” NSW州で新型ワクチンの接種完了者に発行する、携帯電話アプリによる新たなワクチン接種証明「ヴァックスパス(VaxPass)」について、顔写真がないのは大きいミスだと、デジタルプライバシーの専門家が警告していることが分かった。

バックスパスは、店舗などに入店する際のチェックイン機能とワクチン証明を合わせた、サービスNSWによる携帯電話アプリの新機能だ。

ただ、顔写真がないためワクチン未接種者が他人の情報を使って入店することも可能となるため、安全性に懸念が示されている。

デジタルプライバシー専門家のデビッド・パーマー氏は、本人と確認するためにヴァックスパスのほかに本人と証明するものを提示してもらう必要があると指摘。

ただ、「店の前で大勢の人を相手に確認作業をすることは時間がかかる」と述べ、もっと手早く簡単に確認できるものが必要との考えを示した。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:キャンベラ、99%が1回目接種。世界一のワクチン都市へ

キャンベラ、99%が1回目接種。世界一のワクチン都市へ

” オーストラリアの首都キャンベラがある首都特別地域は15日、域内の12歳以上の住民で新型コロナウイルスワクチンの1回目接種を終えた人が99%に達したと発表した。

地元メディアは、キャンベラがポルトガル・リスボンやシンガポールを抜いて世界で最も接種率の高い都市になる公算が大きいと伝えた。域内の完全接種率は76%。

首都特別地域は15日、ロックダウン(都市封鎖)を約2カ月ぶりに解除した。キャンベラの人口は約46万人。連邦政府の職員や関係者、その家族が多く暮らす。

オーストラリアは新型コロナの早期抑え込みに成功したこともあり、ワクチン接種率は先進国最下位レベルに低迷していた。

しかし6月以降に主要都市シドニーを中心に感染が広がったことで国民の危機感が高まり、接種が急速に進んだ。

全土の16歳以上の1回目接種率は84%、完全接種率は66%。

一方、シドニーのある東部ニューサウスウェールズ州は入国者全員に義務付けてきた2週間の強制隔離措置を、ワクチン完全接種を条件に11月から免除すると発表した。

モリソン首相によると、当面は帰国するオーストラリア人を優先するが、今後外国人も受け入れ、昨年3月から事実上閉鎖していた国境を本格的に開放する。”(出典:日本経済新聞)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:コロナ禍からの正常化加速。ワクチン普及、温度差も

コロナ禍からの正常化加速。ワクチン普及、温度差も

” オーストラリアで、新型コロナウイルス禍からの正常化に向けた動きが加速してきた。

最大都市シドニーのロックダウン(都市封鎖)が3カ月半ぶりに解除されたのに続き、シドニーから入国する際の隔離も来月には撤廃される。

ワクチン接種が進み、人々の安全が確保できたと判断されたためだが、州ごとに接種率の格差が生じており、温度差も見られる。

接種が先行しているのは、シドニーを抱える東部ニューサウスウェールズ州。

今週末には国内の州としては16歳以上の接種率が初めて80%に達する見通しで、封鎖解除に続いてコロナ対策の制限措置が一段と緩和される。

11月1日からは接種済みの人を対象に約1年半ぶりに入国する際の隔離が不要となる。

連邦政府による外国人の入国規制は当面続くが、ペロテット州首相は15日の記者会見で「隔離は過去のものだ」と強調した。

豪州は今年半ばに感染力が強いデルタ株が流行したのを受けて、ウイルスを撲滅する方針から転換。

ワクチン接種を強化してコロナと共存する道を選択した。ワクチンの調達では英国などと「交換取引」を実施し、不足分を補った。

しかし、接種率は州によってまちまち。クイーンズランド、西オーストラリア両州では55%前後と出遅れ、国内では州境をまたいだ往来にも制限が残っている。

ペロテット氏は「(西オーストラリア州のリゾート地)ブルームよりも前に(インドネシアの)バリに飛ぶことになろう」と皮肉った。(出典:JIJI.com via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ガス漏れ騒ぎで消防隊出動、臭いの正体は「ドリアン」

ガス漏れ騒ぎで消防隊出動、臭いの正体は「ドリアン」

” オーストラリアの首都キャンベラで15日、店舗でガス漏れが発生したとの通報を受け消防隊が出動したところ、刺激臭の原因は果物のドリアンだったことが判明した。

ショッピング地区ディクソン(Dickson)は一時、立ち入りが制限された。消防隊が刺激臭の出どころを探し始めてから約1時間後、通報があった店舗の上の階のテナント所有者が「臭いの原因かもしれない」と知らせてきたのがドリアンだったという。

東南アジア原産のドリアンは、ほろ苦い甘みとクリーミーな食感で「果物の王様」と呼ばれ愛されている。

しかし、その刺激臭から腐ったごみや今回のようにガスの臭いと称する人もおり、持ち込みを禁止するホテルや公共機関も多い。”(出典:AFPBB News via livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2021年9月

失業率 − 2021年9月

” 豪連邦統計局が14日発表した9月の雇用統計によると、就業者数は前月比13万8,000人減少と、前月に続き大幅減となった。

新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)で企業が従業員のレイオフを余儀なくされた。

市場予想は13万7,500人減だった。8月は14万6,100人減少していた。 失業率は4.6%と、8月の4.5%から悪化。市場予想は4.8%だった。

ロックダウンで求職活動が制限され、求職中であっても失業者に加算されない場合が多いため、失業率は不自然に低く抑えられている。

ABSの労働統計担当責任者、ビョルン・ジャービス氏は「低い失業率は最近のロックダウン下での労働参加率の低下を反映しており、労働市場の状況が強いわけではない」と指摘した。

労働参加率は0.7%ポイント低下し、64.5%となった。6月に記録した過去最高の66.2%を大きく下回っている。

ロックダウンの解除で今後数カ月に求職者が増加すれば、労働市場が持ち直す中でも失業率が上昇する可能性がある。

最大都市シドニーではコロナワクチン普及に伴い行動制限が緩和されており、メルボルンとキャンベラでも近く緩和される見通し。

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のデベル副総裁は14日の講演で、ロックダウン以前に労働市場は強い回復を遂げていたが、賃金の伸びは鈍い状態が続き、年間の賃金増加率が2%を上回っている労働者の数はわずかだったと指摘。

豪州では賃金上昇率とインフレ率が加速していないため、刺激策縮小に動いている他の主要国中銀に追随する必要はないとの認識を示した。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:気候変動懸念強まる、排出規制強化に高い支持

気候変動懸念強まる、排出規制強化に高い支持

” 13日に公表されたシンクタンクによる気候変動に関する調査結果で、豪国民の気候変動に対する懸念がかつてなく強まっていることが分かった。

ここ数年、深刻な山火事や洪水に見舞われる中、国民の関心が気候変動対策に移りつつある。

豪シンクタンクのオーストラリア・インスティテュートがまとめた年次報告書「The Climate of the Nation」によると、今回の調査では国民の4分の3が気候変動に懸念を示した。

そのうち40%が強い懸念を示し、昨年の34%、4年前の24%から増えている。

同シンクタンクの気候・エネルギー部門ディレクターは「豪国民の大半は連邦政府に、他国の行動を待つよりも断固たる気候変動対策を講じることを望んでいる」と指摘した。

調査では、国民の3分の2以上が、政府は温暖化ガスの排出ネットゼロを達成し、世界の気温上昇を工業化前と比べて1.5-2度に抑えるための目標を設定すべきと回答した。

モリソン首相は、2030年までに05年比で26-28%の二酸化炭素排出削減を約束しているが、目標を50%程度まで引き上げるよう国内外から圧力を受けている。

欧米諸国と対照的に、オーストラリアでは炭素排出削減に向けた電気自動車(EV)の普及目標が設定されていない。

だが、今回の調査では回答者の64%が35年までに販売される新車を全てゼロ排出車と義務付けることに賛成し、71%がEV購入補助金導入を支持した。

調査は19歳以上の国民2,626人を対象に8月2-11日にユーガブ・ギャラクシーが実施した。誤差は1.91%。(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Socceroos、アジア最終予選で日本代表に惜敗で3勝1敗

Socceroos、アジア最終予選で日本代表に惜敗で3勝1敗

” さすがはライバル国同士の見応えある攻防戦だった。 火曜日に埼玉スタジアムで行なわれたワールドカップ・アジア最終予選、日本vsオーストラリアの一戦はホームチームの2-1勝利に終わった。

日本は田中碧のゴールで先制するも攻めあぐね、70分に直接FKを決められて1-1。

追い詰められた状況下の87分、途中出場の浅野拓磨のショットが相手DFのオウンゴールを誘い、劇的な勝ち越し弾とした。

試合後、フラッシュインタビューに登場したのがオーストラリアのグラハム・アーノルド監督だ。ワールドカップ予選の連勝は「11」でストップ。

それでも「両チームによる素晴らしくスペクタクルなゲームだったと思う。

我々はポストを叩くシュートがあったり、決勝点がディフレトから決められたりとアンラッキーだったが、知性溢れるフットボールを貫いた」と胸を張った。

そして元サンフレッチェ広島FWは、切実な想いを打ち明けた。オーストラリアは政府のコロナ対策によって、今予選のホームゲーム2試合をカタールで開催。

ここまで4試合すべて、国外でのゲームを余儀なくされている。

「今日の試合ではっきりしたのは、ホームファンの重要性だ。どうかオーストラリア政府には再考してほしい。

本当に大きなプラスなんだ。日本サポーターは代表チームにエネルギーを注入し続け、絶大なパワーを生んでいた。

我々もバンクウェスト(代表チームの本拠地)でたくさんのファンの前で試合がしたいんだ。きっと政府が助けてくれると信じたい」 オーストラリアの残るホームゲームはあと3試合。

対戦相手はサウジアラビア、ベトナム、日本で、アーノルド監督が自国開催と有観客試合を求めるのは当然の流れだろう。日本との最終予選第9節は、来年3月24日に行なわれる。”(出典:SOCCER DIGEST Web via Yahoo! JAPAN)

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