プールの写真をSNSに投稿した看護師「子供に青い水着を着せないで!」
” 幼児の水場における事故は静かに起こる。このほどオーストラリアのFacebookグループ「CPR Kids」に投稿されたプールの写真が、「もう二度と青い水着は着せない」「怖すぎる」と子供を持つ親たちを震え上がらせた。『7NEWS.com.au』『The Sun』などが伝えている。
看護師のサラ・ハンステッドさん(Sarah Hunstead)が2月2日、オーストラリアのFacebookグループページ「CPR Kids」に1枚の写真を投稿し「子供に暗く、ぼんやりとした色の水着を着せないで」と警鐘を鳴らした。
投稿された写真は一般的な青いプールで、特に変わった部分は見られない。しかしサラさんは写真の詳細を以下のように綴った。
「水面下に何が見えますか? よく見てみてください。なにかありますか? 子供? そう、実はこの写真のどこかに子供がいるんです。」
サラさんは子供の位置を赤い印で囲った写真も投稿しているが、種明かしをされても信じられないほどに子供の姿は不鮮明だ。
さらにサラさんは、当時のプールの状態をこのように明かした。
「この写真は何時間か使用されたプールの写真です。プールの水は本来はクリアで綺麗なものですが、日焼け止めクリームなどが要因となって曇って見えます。」
「私たち『CPR Kids』のメンバーの1人が友達とプールパーティーをしていた時に、丸一日使用された後のプールがいかに濁っているのかに気付きました。」
「そこで彼女は薄い青色の水着を着ていた子供に、プールの底に潜ってみるように伝えたんです。その結果に彼女は衝撃を受けました。もちろん私たちチームのメンバーも同様にね!」
するとこの写真を見た親たちから、このような声が届いた。
「これは怖すぎる! 子供の姿が全く見えないわ!」
「なんてことなの、こんなの恐怖でしかない!」
「デパートはこういう色の水着を作らないようにするべき。男の子の水着ってこんな風な青色のものばかりよ!?」
「カラフルな水着って幼い子供向けなのよね。7歳を過ぎると青、白、黒の選択肢しか売られていないわ。」
また、なかにはこのサラさんの投稿を裏付けるような恐怖体験も寄せられた。
「実はこの間、3人の子供と泳いでいたのよ。しっかりと監視しているつもりだったけど、目を離した一瞬の隙に下の息子が姉に押されてプールの段差から水中に落ちたの。」
「目の前だっていうのに、青い水着を着ていた息子が水中にいるのに気づけなかったみたい。」
「引き上げた時は3秒程度のことと思ったけど、あとで監視カメラを見たら26秒も水の中に沈んでいたの。」
同グループを立ち上げたサラさんは、子供がプールやその周辺にいる時には「実際に注意深く監督する」ことが不可欠であると、以下のように警告している。
「子供を見守る際に覚えておいてほしいのは、たとえ周りにたくさんの人がいようとも、彼らは必ずしも子供を見ているわけではないということです。」
「重要なのは“注意深く”見守ることです。本などを読んだり、携帯を触ったり、誰かと話しながらではなくね。」
サラさんは「子供の溺水事故は静かに起こり、一刻を争う」と念を押したうえで、「子供には目につきやすい明るくカラフルな水着を着せるように」とアドバイスしている。”(出典:Techinsight via livedoor NEWS)
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