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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ACCC、中間報告書でGoogleのネット広告に懸念 

ACCC、中間報告書でGoogleのネット広告に懸念

” オーストラリアの競争当局、豪競争・消費者委員会(ACCC)は28日、ネット広告市場の競争環境に関する中間報告書を発表した。

米グーグルが市場の過半を占めていると指摘、同委のロッド・シムズ委員長は声明で「競争や透明性が欠如している」と懸念を表明した。

企業がネット広告を出すには、メディア企業が持つ広告枠への入札など4段階があると報告書は分析。

各段階ごとに複数の企業が事業を手掛けるが、現在はすべての段階でグーグルの関連会社が取引量の過半を占めているという。

シムズ氏は声明で「ネット広告市場全体でグーグルが強い存在感を持つ」と指摘。

段階ごとに取引先を選択する際、価格など純粋な商取引上の条件とは関係なく、同じグーグル系の企業を優先できる可能性があると指摘した。

競争が阻害されれば、広告料の上昇につながり、広告主企業のサービスや商品の価格にも影響が出る。

グーグルは同日、声明を出し「大小多くの企業がそれぞれの専門分野を持って協働し、時に競争している。

グーグルはそうした多くの企業の一つにすぎず、(広告主やメディア企業など)他企業がどの企業と組むか選択しやすくしている」とした。

今回の調査は2020年2月、豪政府の要請を受けてACCCが開始。今後、関係者の意見聴取などを進め、21年8月末に提言を含めた最終報告書を公表する見通しだ。

ネット広告市場に関しては昨年末、米国でテキサス州など10州の司法長官がグーグルを反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで提訴している。

豪政府は20年12月、グーグルと米フェイスブックを念頭にIT(情報技術)大手がネットサービス上で表示する記事に対して報道機関に使用料を支払うよう義務付ける法案を議会に提出した。

反発したグーグルは1月、支払いが義務化された場合は豪ネット検索市場から撤退する可能性があるとの見解を示した。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2020年第4四半期(10~12月)消費者物価指数(CPI)前期比0.9%上昇

2020年第4四半期(10~12月)消費者物価指数(CPI)前期比0.9%上昇

” 豪政府統計局(ABS)が27日に発表した2020年第4四半期(10~12月)のオーストラリアの消費者物価指数(CPI)は、前期比で0.9%上昇、前年同期比で0.9%上昇した。

たばこ税の引き上げに伴うたばこの値上がりのほか、政府支援の縮小によりチャイルドケア費用が通常の水準に戻ったことなどが全体をけん引した。CPIの上昇は2四半期連続となる。

たばこ価格は第4四半期に全国で平均10.9%上昇、チャイルドケア費用は37.7%上昇した。

ABSはこのほか、連邦政府の補助金制度「ホームビルダー」の継続により住宅建設が急増していることも、同期のCPI上昇の要因になったと説明している。

項目別では、酒類・たばこが前期比4.2%上昇(前年同期比9.3%上昇)したほか、◆家具・住宅設備・住宅サービス:3.4%上昇(3.6%上昇)◆娯楽・文化:1.6%上昇(横ばい)◆教育:1.2%上昇(2.1%上昇)◆保健医療:1.3%上昇(2.6%上昇)◆保険・金融サービス:0.1%上昇(1.2%上昇)――などが上昇した。

一方下落したのは、◆通信:0.4%下落(2.7%下落)◆衣類・履物:1.0%下落(1.3%下落)◆住宅:0.6%下落(0.9%下落)――となった。

都市別では、シドニーが前期比1.0%上昇(前年同期比0.8%上昇)となったほか、◆メルボルン:1.5%上昇(1.3%上昇)◆ブリスベン:1.1%上昇(1.0%上昇)◆アデレード:0.7%上昇(1.0%上昇)◆パース:1.0%下落(0.1%下落)◆ホバート:0.8%上昇(0.8%上昇)◆ダーウィン:0.6%上昇(横ばい)◆キャンベラ:0.8%上昇(1.1%上昇)――となった。

オーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)のエコノミストらは、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)が重視するインフレ率のトリム平均値について「今年下半期にも上昇が予想される」と指摘。

しかし国内の労働市場が依然低迷していることなどから、向こう数年間は目標値の2~3%に達しないとの見方を示した。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:政府審査機関TGA、ファイザー&ビオンテック共同開発ワクチンを暫定承認

政府審査機関TGA、ファイザー&ビオンテック共同開発ワクチンを暫定承認

” オーストラリアのモリソン首相は25日、政府の審査機関が米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンを暫定承認したと発表した。2月後半にも接種を始める見通しだ。

豪州の新型コロナワクチンの承認は今回が初めて。まずは海外からの帰国者が利用する空港やホテルの従業員、医療従事者が接種する。対象となるのは16歳以上。

モリソン氏は声明で「豪州の専門家がワクチンを安全かつ有効で、高い基準(を満たすもの)だと認めた」と述べた。

人口約2,500万人の豪州は、約1億4,000万回分のワクチンを確保している。豪州の新型コロナ感染者は約2万8,700人、死者は約900人。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「世界で最も住みやすい国ランキング(Quality of Life Index by Country)2021」(#6 オーストラリア)

「世界で最も住みやすい国ランキング(Quality of Life Index by Country)2021」(#6 オーストラリア)

” 世界中のデータを集めてデータベース化するサービスNUMBEOが様々な指標を比較し、最も住みやすい国ランキング2021を発表した。

NUMBEOでは、毎年前期と後期で2回、医療や治安、生活コストなどの指標を比較し、最も住みやすい国ランキングを公表している。

新型コロナウイルスの影響により経済だけでなく生活全般に大きく変化が見られた2020年。

2021年に入り、ワクチンの開発・投与によって劇的な状況の変化が期待されているところだが、各国の対応によって生活環境に大きな差が出ていることは明らかだ。

リモート・ワークの拡がりにより、今とは違う場所に住んでも仕事ができる可能性も大きくなった。そんな中、住みやすい国に移住するという動きが広まるのではないだろうか。

さて、NUMBEOによって算出された最も住みやすい国ランキングは「Quality of Life Index by Country 2021」と記載され、生活の質の高さを割り出している。まずはこちらのトップ10を紹介しよう。

出典:NUMBEO(画像は記事にリンク)

オーストラリアは6位にランクインし、隣国のニュージーランドも9位という結果になっている。

各指標を見てみると、購買力が比較的高いことに加え、医療の水準が高いことが窺える。生活コスト、住宅費も高めではあるが、購買力によって帳消しされている形だ。

比較的公害の影響が少ないことも高ランク入りを後押ししていると言えるだろう。

オーストラリアに関して言うと2020年後半には4位までランクアップしていたが、今回の6位はランクダウンとなる。

高ランクをキープしているが、昨今の生活コストの上昇がランクに強く影響している。

残念ながら、こちらの数値には新型コロナウイルスの具体的な対策や感染状況、死亡率に関しては反映されていない。

2021年はそれぞれの国の政策やワクチンの対応状況によって今後のランキングも大きく変動が出る可能性が高い。後半の推移にも注目したい。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:小売売上高、2020年12月は前月比-4.2%ながら見通し良好

小売売上高、2020年12月は前月比-4.2%ながら見通し良好

” オーストラリア統計局が発表した2020年12月の小売売上高(速報値)は前月比4.2%減と、過去8カ月で最大の落ち込みを記録した。

消費者がクリスマスの買い物を前倒しで行ったことが響いた。ただ金融機関の調査によると、新年に入り、消費は持ち直したとみられている。

12月の小売売上高の内訳では、家庭用品、百貨店、衣料など6分野中5分野で販売が減少した。

シティのエコノミスト、ファラズ・ サイド氏は「11月のブラックフライデー(黒字の金曜日)の販売が好調だったため、12月の落ち込みはほぼ予想通りだった」と述べた。

エコノミスト予想は2.5%減。豪ドルは0.25米セント安の1豪ドル=0.7743米ドルと、この日の安値に下落した。

シティは10-12月の小売売上高が実質ベースで約1.5%増加したと推計。10-12月の国内総生産(GDP)への寄与度は0.3%ポイントになる見通しという。

サイド氏は、12月の小売売上高が市場予想を下回ったことについて、シドニーの北部海岸地域で12月中旬に新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が発生し、封鎖措置が再導入されたことが原因かもしれないとの見方を示した。

エコノミストは、1月初旬に移動規制がおおむね解除されたため、1月の見通しは良好だと指摘している。

コモンウェルス銀行のデータによると、1月8日までの週のクレジットカード・デビットカードを通じた支出額は前年同期比で13.1%増。うちサービスへの支出は1.5%増加した。

ウエストパック・カード・トラッカー・インデックスは、1月第2週に新型コロナ危機後の高水準を更新。1月9日までの週の支出は18.7%急増した。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「世界で最も住みやすい国ランキング(Expat Insider)」トップ10(#12 シドニー)

「世界で最も住みやすい国ランキング(Expat Insider)」トップ10(#12 シドニー)

” 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、日本でも、不要不急の外出は可能な限り控える新しい生活様式が定着してきました。

そこでビジネスにおいては、場所を柔軟に考えることで時間を有効に活用しながら働く「リモートワーク」のコンセプトが定着し始め、自らの働き方やスタイルをもう一度見つめ直す機会もここで多くなってきているかと思います。

そして、「何も会社のある街に住んでいなくても、仕事に支障はないのでは?」と考え始めた方も少なくないでしょう。

実際に欧米では、都市部から郊外や田舎に引っ越す人が増えています。

週1~2回の出勤なら、長距離運転も苦にならないし、なにより田舎に引っ越せば、自分の仕事部屋や子どもたちが遊ぶ庭つきのマイホームも手の届く範囲で購入できるという理由からになります。

その傾向は日本でも、徐々に見え始めていると言われています。ですが実際に、悩んでいる方も多いようです。

家賃に関しては、大都市に比べ地方都市のほうが安くなるはずです。が、住民税や国民健康保険税に関しては、地方都市のほうが首都圏よりも高いことも少なくありません。

特にフリーランスの人にとっては、地方に移住することで国民健康税が大幅に上がるケースもあると言われています。

…とは言え、金銭的かつ物理的な面での心配を抜きにして、想像の世界で行う引っ越しに関しては、胸が躍るほど楽しみなことではないでしょうか?

そこで、もしこのパンデミックを抜きにした場合、世界中の都市どこでも選ぶことができるとしたら、あなたはどこに住みたいと思いますか? 考えてみてください。

それでは、世界中のさまざまな都市に住む駐在員やグローバルに働きたいと思っている人々によるコミュニティサイト「InterNations」が行った調査「Expat Insider」を見てみましょう。

このサイトでは毎年の恒例として、「最も住みやすい都市と住みにくい都市」を調査しています。

そして2020年バージョンとして、世界各国約1万5,000人以上もの回答者にもとに算出したランキングがすでに発表されているのです。ではご覧ください、その結果は驚くべきものと言えるかもしれません。”(出典:Esquire via DIAMOND online

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:散歩中の男性、マーガレットリバーで巨大カンガルーに遭遇

散歩中の男性、マーガレットリバーで巨大カンガルーに遭遇

” 犬の散歩中だった男性が、大きなカンガルーと遭遇した。男性によるとカンガルーは「体長2メートルかそれ以上、体重は少なくとも100キロはある」という大きさで、

「こんな強そうなカンガルーとボクシングはしたくないと思ったね」と当時の心境を明かしている。『LADbible』などが伝えた。

豪・西オーストラリア州のマーガレット・リバーにて、庭師のジャクソン・ヴィンセントさん(Jackson Vincent)はオーストラリアン・ケルピーという犬種の愛犬“ダーマ(Dharma)”と散歩していた。

いつもの散歩道を歩いていたジャクソンさんとダーマだったが、川に浸かる大きなカンガルーを発見した。

そのまま何事もなく通過できればよかったのだが、カンガルーはジャクソンさんとダーマの方へ近寄ってきたという。

ジャクソンさんは当時のことを「いつもはカンガルーが近くにいても大丈夫なのですが、その時は違いました。カンガルーが近づいてくると、思わず後ずさりしてしまいました」と明かしている。

撮影された写真には、川に浸かり隆々とした筋肉を見せつけるようにたたずむカンガルーの姿が写っている。胸には血管が浮き出ており、かなり強そうな印象を受ける。

ジャクソンさんは「見た感じ、体長は2メートルかそれ以上、体重は少なくとも100キロはあったね。絶対にあのカンガルーとボクシングはしたくないと思ったよ。もし襲われてしまったらダーマにもケガをさせてしまうと思って心配だった」と話す。

有袋類の中で最大種であるカンガルーだが、種類によって体長は1~3メートル、体重は18~100キロと幅がある。ジャクソンさんが目撃したカンガルーの種類は明かされていないが、写真などから大きい部類の個体だったと見られている。

一触即発の空気が流れたが、ジャクソンさんは襲われることなく巨大カンガルーのもとから離れることができたという。この強そうなカンガルーにキックされてしまっては一溜まりもなかっただろう。

このニュースを見た人からは、「可愛い顔をしているからって不用意に近づいてはいけないよ。カンガルーたちは攻撃が届く範囲まで敵に近づいてきてもらい、そして敵を水に沈めるんだ。要するにカンガルーを信用しないことだね」といった声があがっている。”(出典:Techinsight via livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2020年12月

失業率 − 2020年12月

” オーストラリアの失業率は昨年12月に低下した。豪政府による財政支出とオーストラリア準備銀行(中央銀行)の刺激策第2弾が景気回復を後押しし、企業の雇用維持を促した。

豪統計局が21日発表した12月の失業率は6.6%と、11月の6.8%から低下。

エコノミスト予想中央値の6.7%を下回った。雇用者数は前月比5万人増、労働参加率は66.2%と、共に予想と一致した。

豪統計局の雇用統計責任者、ビョルン・ジャービス氏は声明で、「雇用は昨年3-5月の落ち込みの90%を取り戻したものの、回復ペースはパートタイム雇用者がフルタイム雇用者を上回っている」と指摘した。”(出典:Bloomberg

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