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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2021年12月

失業率 − 2021年12月

” 豪連邦統計局が20日発表した12月の雇用統計は、就業者数が市場予想を上回り、失業率は2008年以来の水準に改善した。

豪経済の力強さが鮮明となっており、足元で新型コロナウイルス感染が急拡大しているものの、景気の腰折れは回避する可能性が高まった。

就業者数は前月比6万4,800人増と、市場予想(4万3,300人増)を上回った。11月は36万6,000人増と過去最大の伸びを記録していた。

失業率は4.2%と、08年8月の4%以来の低さだった。11月の4.6%から改善した。統計局によると、失業率が最後に4%を下回ったのは1970年代という。

市場では雇用統計を受け、早期利上げ観測が広がり、豪ドルが0.7228米ドルに上昇した。

ただ、今月に入ってからはオミクロン変異株の流行で消費者が外出を控えているほか、体調不良や隔離による労働者不足で物流システムが混乱するなど、雇用に影響が出つつある。

今のところ、影響は雇用自体よりも労働時間の減少に表れており、1月の労働時間が3─4%減少するとの試算がある。

ただ、感染拡大が2月も続けばレイオフが相次ぐ可能性もあるという。 政府は19日、不足している労働力を補うため、外国人学生やバックパッカーにオーストラリアに来て働いてほしいと呼び掛け、ビザ申請費用の免除を申し出た。

アナリストは、こうした労働力需要が最終的に賃金上昇につながると期待するが、まだその裏付けは乏しい。

2月下旬公表の昨年第4・四半期の賃金データで賃金の顕著な伸びが示される可能性は低い。

直近のデータでも、賃金の伸びは前年比わずか2.2%と、米国の4.8%、英国の4.9%を大きく下回る。 “(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:カーネル・サンダースの目玉にイタズラetc 有名看板が次々ターゲットに

カーネル・サンダースの目玉にイタズラetc 有名看板が次々ターゲットに

” オーストラリアで街中の巨大看板に描かれたキャラクターにイタズラが仕掛けられて注目を集めている。

ケンタッキー・フライド・チキンでお馴染みのカーネル・サンダースに、何者かが人形などに用いる動く目玉を取り付けたのだ。

くすっと笑ってしまうような姿に地元民は盛り上がっており、SNSには多数の写真が投稿されている。『The Advertiser』などが伝えた。

イタズラの舞台となったのは南オーストラリア州アデレードで、犯人はいまだ明らかになっていない。

ターゲットは巨大チェーン店でお馴染みのキャラクターたちで、ケンタッキー・フライド・チキン(以下、KFC)の創業者として有名なカーネル・サンダースも被害者の1人だ。

イーストウッドにあるKFCの店舗では、大きなバケツ型のドライブスルーの看板にカーネル・サンダースの顔が描かれている。

イタズラを仕掛けた犯人は、この顔にピッタリサイズの動く目玉を貼り付けてしまったのだ。

またオーストラリアの酒屋チェーン店「ダン・マーフィーズ(Dan Murphy’s)」も、メインの看板には大きく創業者のダン・マーフィーが鎮座している。

ウェルランドにある同店もターゲットとなり、カーネル・サンダースと同様にギョロギョロと動いているような目玉が取り付けられた。この姿には「ダン・マーフィーはテキーラを飲み過ぎたんだね」とSNS上でジョークが飛ばされていた。

さらにオーストラリアで芝生管理を行う会社「Jim’s Mowing」は、営業車に描かれていた創業者ジム・ペンマン(Jim Penman)の顔に動く目玉が貼り付けられる被害を受けた。

営業車へのイタズラは簡単にできそうだが、KFCやダン・マーフィーの看板は大きく高い場所にあったため「どうやってあそこまで登ったのかな?」と目撃者のいないこのイタズラに首をかしげる人もいた。

また看板のサイズから考えると用意した目玉のサイズも相当大きいはずで、その入手先にも疑問が浮かぶ。

看板にイタズラなど多くの人の怒りを買ってしまってもおかしくないが、今回のイタズラは黒目の部分を絶妙な位置に設置することで面白おかしく仕上がっており、多くの地元民の笑いを誘った。

ネット上では「最高だよ」「アデレードで過去にないほどエキサイティングな出来事かもしれない」「こういうちょっとした笑いは必要だよね」など寛容なコメントが寄せられていた。”(出典:Tech Insight

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:中小企業、オミクロン影響も借入意欲旺盛

中小企業、オミクロン影響も借入意欲旺盛

” 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、オーストラリアの一部の業界は人手不足や物流問題で苦戦を強いられているが、中小企業の多くはオミクロン株の収束後を見据えて前向きな姿勢を維持している――。

中小企業向けのオンライン融資を手掛ける新興フィンテック企業プロスパ(Prospa)のモシャル最高経営責任者(CEO)が指摘した。18日付地元各紙が報じた。

同CEOは、同社が第2四半期(昨年10~12月)に四半期の貸付額としては過去最高となる1億8,660万豪ドル(約154億円)を融資したと述べた。

「オミクロン株の流行で多大な影響を受けている企業でも、先を見据えた借り入れを検討している」とし、今年に経済全体が大きく回復する可能性があると楽観的な見方を示した。

同社の第2四半期の貸付額は前年同期比で85.3%増となり、上半期(昨年7~12月)の貸付総額は同75%増の3億1,510万豪ドルに達した。

上半期の監査前のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は900万豪ドルと、前年度上期の410万豪ドルの2倍以上となっている。

モシャルCEOによれば、1月に入ってからも中小企業からの借り入れ需要は旺盛という。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:トンガ噴火、オーストラリアとニュージーランドが哨戒機派遣

トンガ噴火、オーストラリアとニュージーランドが哨戒機派遣

” ニュージーランドとオーストラリアは17日朝、15日に海底火山の大規模な噴火があったトンガに哨戒機を派遣した。

被害状況を確認し、必要な支援物資を調べる。トンガでは国外との通信が難しい状況が続いており、被害の全体像は依然として見えていない。

ニュージーランドのヘナレ国防相は17日午後に記者会見し、火山から約65キロ南に離れた首都ヌクアロファについて「復旧し始めたと理解している」との見方を示し、「同時に、飲料水などが求められていることが分かっている」と述べた。

ニュージーランドは輸送機による支援態勢も整え、トンガ政府への連絡を続けているという。

噴煙の状況によっては現地への飛行や着陸が難しいことも想定されており、艦艇による支援も検討している。”(出典:朝日新聞DIGITAL via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:全豪オープン出場できず、国外退去のノバク・ジョコビッチ選手出国

全豪オープン出場できず、国外退去のノバク・ジョコビッチ選手出国

” オーストラリアから国外退去となった男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)は16日夜、メルボルンの空港から出国した。

ロイター通信は現地時間午後10時半(日本時間同8時半)発のドバイ行きエミレーツ航空に搭乗したと報道。

地元メディアは搭乗前の姿を目撃しており、政府のエージェントに付き添われてビジネスラウントからゲートへ案内されたという。ドバイから母国セルビアへ戻るかどうかは未定。飛行機は同10時39分に出発した。

新型コロナウイルス未接種を巡り、オーストラリアの査証(ビザ)を再び取り消されたジョコビッチはオーストラリアの連邦裁判所に異議を申し立てたが、同日夕に却下されて国外退去が決まっていた。

判決の約30分後に声明を発表し、「非常に失望している。つまり、オーストラリアに滞在して全豪オープンに参加することはできない」と、大会4連覇と男子歴代単独最多となる4大大会21度目の優勝が懸かっていた大会の欠場を表明していた。

17日の1回戦でミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)との対戦が決まっていたが、欠場を受けて、予選で敗れていた世界ランキング150位のサルバトーレ・カルーソ(イタリア)の繰り上げ出場が発表された。

ジョコビッチが登場予定だった17日のセンターコートの最終試合には第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の試合が割り当てられるなど、大会側も開幕ギリギリまで対応に追われた。”(出典:Sponichi Annex via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:西オーストラリア州オンスロウで最高記録に並ぶ気温50.7度

西オーストラリア州オンスロウで最高記録に並ぶ気温50.7度

” オーストラリア西部で13日、気温摂氏50.7度を記録し、同国の最高記録に並んだ。

気象庁によると、西オーストラリア州のオンスロウで午後2時26分、気温が50.7度に達した。1962年にも南オーストラリア州で同じ気温が観測されている。

地元メディアによると、同地域のこの季節の平均気温は36.5度だという。

また、マーディーとローボーンでも気温が50度以上となった。

オンスロウと周辺地域では14日にも、この最高記録が更新される可能性があるという。

高温の大気が停滞

西オーストラリア州では昨年12月、大規模な森林火災が発生した。南西部マーガレット・リヴァーでは60平方キロメートル以上が被害を受け、住民が避難した。

気象庁のルーク・ハンティントン氏は、この地域に高温の大気が停滞しており、それが雷雨不足を引き起こしていると説明。

住民に対し、「十二分に注意してエアコンをつけて屋内にとどまるか、外出する時も日陰にとどまり水分補給を続けてほしい」と述べた。

BBCのクリス・フォークス気象予報士は、気温は14日にわずかに上がるものの、その後は低下していくだろうと述べた。

熱波は近年、人間の活動による気候変動の影響でますます多く、ますます厳しいものになっている。

地球の気温は産業革命と比べてすでに1.2度上昇しており、各国政府が排出削減などの対策を打たなければ、このまま上昇し続けるとされている。”(出典:BBC NEWS JAPAN via livedoor NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ノバク・ジョコビッチ、再び入国ビザ取り消し

ノバク・ジョコビッチ、再び入国ビザ取り消し

” 男子テニス世界ランキング1位・ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は4大大会・全豪オープン出場のためにオーストラリア入りしていたが、この度入国ビザが再び取り消されたと米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じた。

同紙は「ノバク・ジョコビッチ、再び豪州でビザを取り消される」との見出しで記事を掲載。

「ジョコビッチがコロナのワクチン接種を拒否したことに関する目まぐるしい騒動に、新しいページが加わってしまった」と記している。

同紙によると「ホーク移民相は記録に虚偽がある場合や、ビザを与えられる者によって健康や安全に影響を及ぼすと判断した場合はビザを取り消すことができる。

オーストラリアがコロナによって最悪な状態になっている最中にホーク氏は決定を下した」と、オーストラリアのホーク移民相の決断を伝えている。

また「ジョコビッチの2度目のビザ取り消しによって、モリソン政権は国際的な批判を受けるリスクを背負ってでも、彼を追放することが最優先事項であることを示した形となった」とも記している。

ジョコビッチを巡っては、今月5日に新型コロナウイルスのワクチン接種免除に関する書類に不備があったことで入国を拒否されたが、その後にオーストラリアの裁判所がジョコビッチの入国を認めるべきという判断を下した。

しかし入国の際、ビザの申請書類で「渡航前14日間で旅行をしたか」との項目に「NO」で回答していたにも関わらず、昨年末にセルビアからスペインへ移動していたことなどが海外メディアに報じられていた。

ジョコビッチは海外メディアの報道を受け、代理人が誤った箇所にチェックを入れたことなどをインスタグラムで説明。

「ミスを心から謝罪する。これは人間によるミスであり、もちろん意図したものではない。我々は国際的なパンデミックという、困難な時代に生きており、このようなミスは時に起こりうる」などとも釈明していた。

釈明は実らず、この度2度目の入国ビザ取り消しとなった模様。17日から開幕する全豪オープンで、ジョコビッチは4連覇がかかっていたが、出場は不透明な状況となった。”(出典:THE ANSWER via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ギルモア・スペース・テクノロジーズ、国内最大エンジン試験成功

ギルモア・スペース・テクノロジーズ、国内最大エンジン試験成功

” オーストラリアの新興企業で、宇宙関連事業を手掛けるギルモア・スペース・テクノロジーズはこのほど、国内最大のロケットエンジンの燃焼試験に成功したと発表した。

今年後半、クイーンズランド(QLD)州から同エンジンを搭載したロケットを打ち上げ軌道に乗せる計画だ。オーストラリアンが伝えた。

ギルモア・スペースは2016年に同社初のハイブリッドロケットを打ち上げた実績がある。

今は、革新的なロケット推進技術の開拓に注力しており、これまでに投資家から8,700万豪ドル(約73億円)を調達している。

燃焼試験は75秒間で、同社が想定していた最大推力110キロニュートンを達成。

同社は今後5年間で300~4,000キログラムの人工衛星や機器を軌道に打ち上げることが可能なロケットの開発を目指しており、今回の試験成功は大きなマイルストーン達成となった。

ロケットの打ち上げについては、現在QLD州北部のボーエンにあるアボットポイント開発区域の宇宙基地の利用について、連邦・州政府当局の承認を待っているところだとしている。

同社の創業者であるギルモア最高経営責任者(CEO)は「われわれの開発したエンジンは、商業・防衛における宇宙分野に大きな利益をもたらす」と評価した。”(出典:NNA ASIA

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