「ALBRI 2024」カテゴリーアーカイブ

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、ジョー・シュミット新ヘッドコーチ就任

ワラビーズ、ジョー・シュミット新ヘッドコーチ就任

” オーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)は19日、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)前ヘッドコーチ(HC)の後任に、元アイルランド代表指揮官のジョー・シュミット(Joe Schmidt)氏が就任すると発表した。

協会の発表によると、シュミット氏は今年3月1日から少なくともブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)の豪遠征が行われる25年7月まで、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)の指揮を執る。

前任のジョーンズ氏は昨年1月に5年契約を結んだものの、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)での惨敗を受けてわずか10か月で退任。その期間のテストマッチ成績は9戦2勝7敗だった。その後ジョーンズ氏は、日本代表のHCに就任している。

ニュージーランド生まれのシュミット氏は就任記者会見で、W杯でのワラビーズは「私の認識しているオーストラリアではなかった」とし、「懸命に仕事をして、オーストラリアを立ち直らせるのにいい機会だと思った」と語った。

「再建には少し時間がかかるだろうし、私自身はおそらく現実主義者だ。可能な限りの成功を収めるために、懸命に努力すること以外は何も約束できない」

シュミット氏は2013年から2019年までアイルランド代表を率い、同国を世界ランク1位にまで引き上げた。また、フランスW杯ではニュージーランド代表のアシスタントコーチを務めた。”(出典:AFPBB News

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、ジョー・シュミット新ヘッドコーチ就任

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:訪日外国人消費動向調査2023、1人当たり34万円で2位

訪日外国人消費動向調査2023、1人当たり34万円で2位

” 日本の観光庁が18日までに発表した2023年(暦年)に日本を訪れた外国人の消費動向調査(速報値)で、オーストラリア人1人当たりの旅行支出は34万1,000円となり、新型コロナウイルス流行前の19年比で37.4%増加した。

スペイン人と約1,000円の僅差で2位となった。費目別では、オーストラリアは宿泊費や娯楽等サービス費で高水準となった。

オーストラリア人の旅行者数は61万300人で、19年から0.3%増加した。平均泊数は13.7泊で、0.8泊増えた。

1人当たり費目別旅行支出は、◇宿泊費:13万8,895円◇飲食費:7万6,456円◇交通費:4万9,366円◇娯楽等サービス費:2万1,786円◇買い物代:5万4,071円――となった。娯楽等サービス費は中国に次いで2番目に高かったほか、宿泊費は欧米とともに高い傾向がみられた。

オーストラリアの旅行消費額は合計2,088億円となり、全体の3.9%を占めた。19年の1,519億円から37.5%増加し、旅行者数の伸びを大きく上回った。金額が最大となったのは台湾で7,786億円となり、構成比は14.7%だった。

訪日外国人旅行消費額は全体で5兆2,923億円となり、19年比で9.9%増加し過去最高となった。 1人当たり旅行支出は21万2,000円で、同33.8%増えた。”(出典:NNA ASIA

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:訪日外国人消費動向調査2023、1人当たり34万円で2位

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:最も安全な航空会社 2024(2位 カンタス航空)

最も安全な航空会社 2024(2位 カンタス航空)

” 航空会社を評価する情報サイト「エアライン・レーティング」(AirlineRatings.com、豪州)は、2024年版の「最も安全な航空会社」上位25社を発表した。

首位はニュージーランド航空(ANZ/NZ)で、2年ぶりにトップを奪還した。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の日本の大手2社も上位25社にランクインし、ANAが7位、JALが20位となった。

2位はカンタス航空(QFA/QF)で、前年のトップから順位を1つ下げた。3位はヴァージン・オーストラリア(VOZ/VA)、4位はエティハド航空(ETD/EY)、5位はカタール航空(QTR/QR)がランクインした。

エアライン・レーティングのジェフリー・トーマス編集長は上位25社について、安全性、革新性、新機材の投入で最先端を行く航空会社で、いずれも業界で傑出した存在だと説明。

各社とも安全性には差がほとんどなく、特に首位のニュージーランド航空と2位のカンタス航空の差は「信じられないほど僅差」(トーマス編集長)だったという。

このほか、LCC各社を対象とした「最も安全な低コスト航空会社」の上位20社も同時に発表。首位はジェットスター航空(JST/JQ)、2位はイージージェット(EZY/U2)、3位はライアンエア(RYR/FR)となった。

エアライン・レーティングは2013年6月にスタート。385社の安全性と機内設備などを7つ星で評価する。安全な航空会社は事故や機齢、政府や監督官庁による監査などを考慮し、選出している。”(出典:Aviation Wire

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:最も安全な航空会社 2024(2位 カンタス航空)

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:タスマニア出身メアリー皇太子妃 デンマーク王妃に

タスマニア出身メアリー皇太子妃 王妃に

” 14日にデンマーク女王マルグレーテ2世が退位し、息子のフレデリック皇太子が国王に即位すると、オーストラリアのTAS出身のメアリー皇太子妃は王妃となり「まるでおとぎ話」だとオーストラリアでも注目を集めている。

昨年の大晦日に、マルグレーテ2世は即位52年目の節目に退位をすると発表し、国内外を驚かせた。83歳の女王は1972年に即位をしている。退位式典は午後11時30分(AEDT)、現地時間午後1時30分から始まる。

メアリー皇太子妃は、2000年のシドニー・オリンピック開催中、当時28歳の時に友人たちとシドニーのパブSlip Innを訪れた際に、フレデリック皇太子と出会った。未来のデンマーク国王は当時32歳で、自国のセーリングチームを応援するために来豪していた。

2人の運命の場所となった同パブでは、皇太子夫婦の即位に敬意を表し、ファンや国際的なテレビレポーターをもてなし、バーから生中継するためにあらゆる手を尽くしている。

普段はメキシコ料理を提供しているが、この日は、次期国王にちなんで「エル・フレデリコ」と呼ばれる特別な燻製ホットドックも用意される。また、デンマークの蒸留酒アクアビットとアブソルート・ウォッカ、ライチ、レモン、バニラ、アクアファバをミックスしたシグネチャー・カクテル、There’s Something About Maryもある。

皇太子妃のファンだというジョアン・キングさんは、メアリー皇太子妃の物語は「まさにおとぎ話そのもの。彼女は素晴らしい人。タスマニア出身の王妃が生まれるなんて誰が想像したでしょう?」と喜びを表した。

メアリー皇太子妃は、王室メンバーとなって以来、様々な慈善事業に携わり、移民支援やいじめ撲滅にも取り組んでいる。また献身的に王室義務をこなし、デンマーク語を流暢に話すようになったことで、デンマーク国民たちを魅了している。”(出典:JAMS.TV

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:タスマニア出身メアリー皇太子妃 デンマーク王妃に

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2023年9-11月の求人数 前期比0.7%減、労働需要なお高水準

2023年9-11月の求人数 前期比0.7%減、労働需要なお高水準

” オーストラリア統計局が10日発表した統計によると9-11月の求人数は季節調整済みで前期比0.7%減、前年比14.4%減の38万8,800人だった。

2021年8月以来最低となったが、それでも新型コロナウイルス禍前を70%上回った。

労働市場が全般にやや緩み気味なものの、依然労働者需要が強いことが示唆された。 民間部門の求人は0.6%減、公共部門は1.8%減少した。

統計局の担当者は「11月は求人1人当たりの失業者が1.5人だった。コロナ禍で底となった1.1人は上回るが、20年2月の3.1人ははるかに下回っている」と述べた。

少なくとも1つの求人がある企業は19.7%。昨年のピークは27.7%だった。”(出典:REUTERS

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2023年9-11月の求人数 前期比0.7%減、労働需要なお高水準

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:航空管制官の不足深刻、突然の遅延欠航も

航空管制官の不足深刻、突然の遅延欠航も

” オーストラリア空港協会(AAA)はこのほど、オーストラリア連邦政府管轄の航空管制公社エアサービシズ・オーストラリア(AA)の深刻な人手不足が、航空ネットワークの能力を低下させ混乱させていると警告した。

2日には利用者の多いシドニー―ブリスベン便が航空管制サービスを突然利用できなくなり、欠航や遅延を招いていた。昨年も同様の障害が330回以上起きていたといい、同協会は連邦政府に対しエアサービシズの見直しを要求している。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが4日、伝えた。

エアサービシズの最新の統計によると、昨年11月に発生した航空便の遅延のうち11%は同公社に起因するものだった。昨年は1月に26%、2月と6月に23%と、さらに高水準の月もあった。

同協会は連邦政府への提出文書の中で、「エアサービシズの人手不足問題と、管制機能の施設数削減と大型施設への統合は、都市部、地方部双方の空港で航空ネットワークがフル稼働する能力を制約している」と指摘。「緊急の課題として、管制官不足を解決するために必要な人材登用、政策、運用に関する変更を優先するべきだ」と主張した。

航空サービスを巡っては、新型コロナウイルス流行前の運航能力への回復に苦戦している国内航空各社への批判も強まっている。シドニー空港は、シドニー―メルボルン路線の4月の欠航のうち、46%は人手不足・天候不良以外の理由だったとし、多くの遅延や欠航が管制官不足とは関係ないものだったと指摘した。”(出典:NNA ASIA

続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:航空管制官の不足深刻、突然の遅延欠航も