オーストラリアの立場でみたリオ五輪
” オーストラリア五輪組織委員会(AOC)のジョン・コーツ委員長は、リオデジャネイロ五輪でのオーストラリア代表の獲得メダル数は期待を下回るものだったとの考えを明らかにした。8月19日の公共放送ABCのテレビ番組で述べた。
コーツ委員長は「オーストラリア代表チーム(の活躍)を誇りに思っている。しかし、結果は我々が期待したものではなかった」と語った。
予算が限られている中で、オーストラリアの得意な種目に重点的に資金を投入する「ウィニング・エッジ戦略」が奏功していないという。
同委員長は五輪選手の強化予算について「オーストラリアのライバル国がどのくらい予算を投じているか、考える必要がある。
我が国の予算は4年間で約8億ドルだが、英国やドイツ、フランスは最大13億〜14億ドル使っているし、日本もそのレベルまで来ていると思う」と指摘した。
同委員長はオーストラリアの財政状況から予算に限界があることは認めたものの、「リオ五輪で期待された結果が得られなかった以上は制度を見直す必要がある」と強調した。
4大会連続でメダル数減少
同委員長はリオ五輪開幕時点でオーストラリアのメダル数の目標を「35〜40個」としていた。
これまでオーストラリアの獲得メダル数(21日午後時点)は、金8個、銀11個、銅10個の合計29個。金メダル数ベースの国別ランキングは9位となっている。
オーストラリアは、自国開催となった2000年のシドニー五輪で過去最高の58個(国・地域別4位、金16、銀25、銅17)のメダルを獲得した。
その後、04年のアテネが50個(4位、金17、銀16、銅17)、08年の北京が46個(6位、金14、銀15、銅17)、12年のロンドンが35個(8位、金8、銀15、銅12)と減っていた。今回も減少傾向にブレーキがかからなかった。
ただし、人口比のメダル数で見ると、オーストラリアは依然として「スポーツ大国」と言える。
20日付の地方紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」によると、リオ五輪の人口1,000万人当たりのメダル数ランキングでは、オーストラリアは9位(1位はニュージーランド)となっているが、
上位は人口がきわめて少ない小国が多く、数千万人規模の一定の人口を持つ先進国の中ではオーストラリアは群を抜いて多い。”(出典:NICHIGO PRESS)
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ワラビーズ 8 – 42 オールブラックスの衝撃
” 2015年ラグビーワールドカップ決勝のリベンジをホームのシドニーで狙ったワラビーズだが、マコウやカーターなど多くのビッグネームが抜けてもオールブラックスは強かった。
南半球の強豪4か国が競うザ・ラグビーチャンピオンシップが8月20日に開幕し、ワールドカップ王者のニュージーランド代表が42-8でオーストラリア代表を圧倒した。
黒衣軍はゴールドジャージーの男たちを翻弄し、6トライ。34点差でのオーストラリア戦勝利は、アウェイゲームとしては過去最大点差という強さだった。
ニュージーランドはこれでテストマッチ12連勝。2年ぶりの大会優勝へ向けて好発進するとともに、オーストラリアとの対決にはブレディスローカップもかかっているため、14年連続の伝統カップ保持に王手をかけた。
一方、大会連覇とブレディスローカップ奪還を目指すオーストラリアだが、昨年のワールドカップ決勝から勝っておらず、テストマッチ5連敗となった。”(出典:ラグビーリパブリック)
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オーストラリア英語スラング TOP10 ②
” 5. “FAIR DINKUM” (フェアー ディンカム)
意味:本当の、正真正銘の。
フォーマルな状況でも幅広く使用できるよ。
“Anna’s a fair dinkum Aussie.”
(アンナは正真正銘のオーストラリア人だな。)
6. “HEAPS” (ヒープス)
意味:たくさん、多数の。
大多数のオーストラリア人が、スラングだとは知らないほど、一般的な言葉!
heaps good! (とっても良いね!)もあわせて使ってみよう。
“Thanks heaps for your help.”
(手伝ってくれて本当にありがとう。)
7. “HOOROO” (フールー)
意味:じゃぁまたね、さよなら。
伝統的な表現で、主におばあちゃんやおじいちゃん年代が使う。
“Hooroo mate, see ya tomorrow.”
(また明日!)”(出典:KAPLAN)
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ラグビーチャンピオンシップ、8月20日開幕
” 南半球の強豪4か国が競うラグビーチャンピオンシップが8月20日に開幕する。
シドニーでのオープニングゲームで顔を合わせるオーストラリア(ワラビーズ)とニュージーランド(オールブラックス)は、昨年のワールドカップ決勝以来の対戦で、両国間には80年以上の歴史があるブレディスローカップもかかっており、注目の一戦だ。
昨年のラグビーチャンピオンシップはオーストラリアが制したが、ブレディスローカップはニュージーランドが13年連続で死守し、ワールドカップで栄冠を掲げたのもオールブラックスだった。
オーストラリアは、14年ぶりのブレディスローカップ奪還を目指し、今季3試合あるライバルとの対決初戦は唯一のホームゲームということでなんとしてでもモノにしたいところ。
6月はイングランド相手に3連敗を喫したが、そのとき不在だった欧州組、SHウィル・ゲニア、CTBマット・ギタウ、WTBアシュリー・クーパー、SOウェイド・クーパー、WTBドリュー・ミッチェルがスコッドに復帰しており、戦力は上がっている(クーパーとミッチェルは、20日は試合登録メンバー外)。
マイケル・チェイカヘッドコーチは昨年はほとんどの試合で6番をスコット・ファーディーに任せていたが、かつて釜石シーウェイブスでもプレーしたことがあるハードワーカーのファーディーは第1戦ではベンチで待機となり、これまでNO8での出場が多かったベン・マッカルマン(昨季パナソニック所属)がブラインドサイドFLで先発する。
また、オールブラックスのスキルコーチとして昨年のワールドカップ優勝に大きく貢献したミック・バーンが7月からワラビーズのコーチングスタッフに加わっており、見どころ多い一戦となりそうだ。
“(出典:
RUGBY REPUBLIC/抜粋及び表を挿入)
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AAA死守へ、65億豪ドル歳出削減法案提出
” オーストラリアのターンブル政権は、今月30日から始まる総選挙後初の議会で、財政再建を目指して総額約65億豪ドル(約5,023億円)の歳出削減関連法案を提出する方針だ。
ターンブル首相は、最高格付けトリプルA(AAA)を維持することが連邦議会の責任だと主張。最大野党労働党の動向が鍵となる。17日付地元各紙が報じた。
ターンブル政権は、オーストラリア再生エネルギー庁(AREA)の資金削減で10億2,300万豪ドルを計画するほか、◆研究開発(R&D)控除の厳格化:9億9,000万豪ドル◆医療保険補助削減など:3億7,100万豪ドル◆高等教育ローンの厳格化――など21件の拠出削減案を示しており、提出予定の関連法案がすべて通過すれば、今後4年間に総額64億9,200万豪ドルの拠出削減が可能になる。
ただ、与党保守連合(自由党・国民党)は、7月2日に行われた総選挙の結果、新議会の下院で単独過半数を維持したものの、上院では選挙前から議席を減らし、野党の支持がなければ法案通過がさらに困難になっている。
労働党はこれまでのところ、AREAの資金削減を支持しないとしている。ただし、R&D控除の見直しなどは支持する構え。今後、同党のショーテン党首が態度を軟化させる法案もあるとみられる。
ターンブル政権はまた、拠出削減に加えて企業支援が必要と考えており、今後10年間に全企業の法人税を25%まで段階的に引き下げると公約している。ターンブル首相は、法人税減税が実現すれば、企業投資が増え、雇用が拡大し、賃金上昇が望めるとしている。
ターンブル首相は17日、連邦議会の経済開発委員会で今後の経済政策について説明した。”(出典:NNA.ASIA)
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オーストラリアの著名人 ⑮ 〜 ティム・ケイヒル
” オーストラリア・Aリーグのメルボルン・シティは11日、オーストラリア代表FWティム・ケイヒル(36)の加入が決定したことを発表した。
ケイヒルは7月に中国の杭州緑城を退団してフリーとなっていた。新クラブとの契約は2019年までの3年間、背番号は17となることも発表されている。
17歳でオーストラリアを離れ、イングランドでプロデビューを果たしたケイヒルは、選手としてのキャリア19年目にして初めて母国でプレーすることになる。
ミルウォールでデビューしたケイヒルは2004年にエヴァートンにへ移籍し、8年間にわたってプレミアリーグで活躍。
その後はMLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・レッドブルズ、中国の上海申花、杭州緑城でプレーしてきた。オーストラリア代表としてはこれまで91試合に出場し、歴代最多の47ゴールを記録している。
「メルボルン・シティと契約を交わすことができて、信じられないほど興奮している。クラブのためにも、オーストラリアでのサッカーのさらなる発展のためにも、できる限りの貢献をするためにここに来た」とケイヒルはクラブ公式サイトでコメントを述べている。”(出典:GOAL)
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国勢調査「CENSUS」、5年ぶりに実施
” 1911年以来、オーストラリア統計局によって5年ごとに行なわれている国勢調査「CENSUS」が8月9日(火)に実施される。
オーストラリアの多文化社会の成り立ちをこれまで以上に明らかにすることが目的で、海外からの一時滞在者も含め、同日にオーストラリアに滞在している人すべてが対象となる(外交官を除く)。
1,000万軒を超える世帯、およそ2,400万人が調査の対象となり、集積結果は豪州政府の各種政策(地域ごとの住宅供給、教育、産業、雇用プログラム、保健衛生、各種インフラの計画査定など)に活用される。
同調査は義務で、不参加者には最高で1,800豪ドルの罰金が課される。
自宅または滞在先に、固有のログイン情報が記載された通知が実施日までに届くので、当日、この固有のログイン情報を使ってオンラインでCENSUSに参加するか、もしくは案内に沿って記入用紙を取り寄せる。
CENSUS実施日に不在の場合や、シェアハウスの場合の記入の仕方、個人情報の保護など、不明点はウェブサイト(http://census.abs.gov.au)で確認する。
前回までのCENSUSでも在豪日系人の人口が明らかになったことで、日英翻訳・通訳サービスの予算や日本語ラジオ放送の時間枠など日系人向けのサービスの拡大・向上に反映された経緯がある。
面倒でも必ず参加し、オーストラリアでの日系人の生活向上に寄与したい。”(出典:日豪プレス)
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クイーンズランド州、配車アプリUberを承認へ
” QLD州(註:クイーンズランド州)政府は近く、スマートフォン向け配車サービスアプリ、ウーバーなどを、同州内で合法化する方針を明らかにした。
QLD州のアナスタシア・パラシェー首相は、州内全域でウーバーを始めとする配車サービスを合法化することを近く発表するとみられている。
一方タクシー業界に対しては、道路から手を振る合図だけで乗客を拾えるなど、特別措置が適用される見通し。
ただし、同州内ではウーバーなどの配車サービスの合法化に対し、タクシー業界から依然として強い反発がある。
タクシー業界に特別措置が適用されたとしても、州政府による合法化の決定がさらに同業界からの反発を買うのは避けられないとみられている。”(出典:JAMS.TV)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる