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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ④

不動産市場動向 ④

” オフィス市場動向(1)シドニー

シドニーCBDでは、空室率が2014年前期から下降傾向にあった。Barangarooエリアなどの大型開発により、プレミアムグレードの空室率は10%以上を維持にしているものの、

全グレードの平均は1年で9%から7.4%となり、ここ10年の平均値である8%を下回り、今後も7%台が続くと予想されている。

投資市場においては、国内外いずれの投資家の動きも活発で、2013年に比べ7割増しとなった。

平均賃料は上昇傾向にあり、インセンティブはほぼ横ばいになった。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136-137)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ③

不動産市場動向  ③

” 投資市場は、年間を通して変動はあるものの回復力に富んでいる。シドニー、メルボルンでは他都市に比べ利回りが低いが、2014年末には回復が見込める傾向にあった。

シドニーでは、2015年も需要が供給を上回る状態が続き、賃料の上昇も続くとみられる。

2014年12月時点の空室率は、戸建ては主要都市すべてにおいて2.5%未満とタイトな状況になった。一方ユニットは、メルボルンやブリスベンなど新規のユニット建設が増えている都市では3%以上を維持している。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ②

不動産市場動向 ②

” シドニーの賃料は、2014年も上昇を続け、戸建ては1年で4%の上昇が見られ520ドルと最高値の記録を更新し続けている。また、新規物件の供給増加にもかかわらず、ユニット賃料も2%の上昇だった。

メルボルンでは、戸建ては変動はなく、ユニットは2.9%の上昇だった。

ブリスベンも同様に戸建ての変動はないものの、ユニットは都心部の新たな物件の影響により1.3%減少した。

アデレードでは戸建てユニットとも大幅な上昇はないものの過去最高値を維持している。

ホバートでは戸建てが3.2%、ユニットが3.8%と全都市のなかで最も値頃な上昇率となった。

パースはここ数年大幅な上昇を記録していたが、2014年は戸建ては6.3%の減少、ユニットは2.5%の減少となった。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p136)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ①

不動産市場動向 ①

” 2014年は、昨年同様政策金利が低く、住宅供給がまだまだ足りず活発の動きを見せた。

オークション落札率も、シドニーでは毎回80%を上回る落札率を続けた。

2014年の住宅価格の全国平均は6.8%上昇した。各都市の上昇率は、シドニーの12.2%を筆頭に、ブリスベン5.3%、メルボルン4.5%、アデレード2.5%、ホバート2.2%、キャンベラ1.7%、パース1.2%、ダーウィン0.8%と、

都市によって上昇率に違いはあるものの、2014年8主要都市全てにおいて上昇の傾向にあった。CoreLogic RP Data調べでは、2015年1月の戸建ての全国平均価格は590,000ドル、ユニットは487,500ドルを記録している。”(『オーストラリア概要 2015/2016』p136)

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所: オーストラリアの失業率(2016年1月)

オーストラリアの失業率(2016年1月)

” 豪政府統計局(ABS)は18日、1月の失業率(季節調整値)が前月比0.2ポイント上昇の6.0%に悪化したと発表した。

雇用者数が前月比7,900人減の1,189万4,500人で、失業者数は3万200人増の76万1,400人となった。

ただ、失業率は前年同月比では0.3ポイント改善している。専門家の間では、雇用統計の信頼性に疑問があるとの声も出ている。

失業率は男女ともに悪化し、それぞれ0.3ポイント上昇と0.2ポイント上昇の6%だった。

州別では、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州などで悪化したが、南オーストラリア州や西オーストラリア州、タスマニア州で改善した。

市場は失業率について、前月から横ばいの5.8%と1万5,000人の雇用増加を予想していた。

失業者のうち、フルタイム求職者は2万5,600人増の54万4,100人、パートタイム求職者は4,600人増の21万7,300人。

一方、フルタイム雇用者は4万600人減の818万5,800人となった一方、パートタイム雇用者が3万2,700人増の370万8,700人だった。労働参加率は65.2%と横ばいだった。

オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀のエコノミストは、昨年を通して雇用が堅調だったことから、労働市場を軟調とする指標があるものの、昨年12月と1月の結果で雇用市場の頭打ちを判断するのは早いとし、今年は5.75%前後を推移すると予測している。

また、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)の反応について、今月の結果は想定内で政策金利を考える材料にはならないとしている。ただ、年内に政策金利が0.5ポイント下がると予想している。

オーストラリアのオンライン証券コモンウェルス・セキュリティーズ(コムセック)のエコノミストは「雇用は過去6カ月に1カ月当たり平均で約2万5,000人増えている。雇用の伸びは堅調だ」としている。

■信頼性に疑問も

一方、マックレナン前ABS局長は「過去6カ月の雇用統計は価値がない」と発言。RBAのスティーブンス総裁やフレーザー財務次官、多くのエコノミストらも技術的問題があるとして、雇用統計に疑問を投げかけている。”(出典:NNA.ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ジョエル・ウィルキンソンのNFL挑戦

ジョエル・ウィルキンソンのNFL挑戦

” アリゾナ・カーディナルスは現地17日、オーストラリアンフットボール選手だったジョエル・ウィルキンソンと契約を結んだ。

183センチ、86キロ、24歳のウィルキンソンは、カーディナルスではコーナーバック(CB)として期待されている。

ここ5カ月のアリゾナ州フェニックス周辺でのワークアウトでは、オーストラリアンフットボール出身で2008年から2011年までパンター(P)としてカーディナルスでプレイしたベン・グラハム氏からいろいろと話を聞いたという。

「自分がPとしてプレイすると思っている人が多いが、CBこそがオーストラリアでプレイしていたポジションに似ていると考えている」と、ウィルキンソンは語っている。 “(出典:NFL JAPAN.COM

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:観光市場動向 ⑤

観光市場動向 ⑤

” 2011年3月11日の大地震から4年が経ち、震災により大打撃を受けた海外からの観光客数も着実に回復している。

日本政府観光局(JNTO)によると、2014年に日本を訪れた訪日外客数は史上最高の1,341万4,000人を記録し、対前年同期比で29.4%増と強い伸びを見せており、4年前の訪日外客数と比較して2倍以上の結果となった。

その中でオーストラリアからの訪日者数も大幅に増加しており、JNTOの発表によれば前年対比23.8%増の30万2,700人が日本を訪れたことになる。

一方、オーストラリア側のABS統計においても2014年9月までの12ヶ月間に日本を短期訪問した人の数は前年同期比で20%増を記録し、他方面と比較して大きな伸び率となった。

相変わらずの円安傾向に加え、2015年内には日本行き直行便が増便され日本への足が充実するため更に日本人気に拍車がかかる事が確実視されている。”(出典:『オーストラリア概要 2015/2016』p140)

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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所:観光市場動向 ④

観光市場動向 ④

”  オーストラリア人の短期出国者数は依然として増加傾向にあり、ツーリズム・リサーチ・オーストラリア(Tourism Research Australia, TRA)によると今後もこの傾向が続くものと予測される。

短期出国者数は10年前の03/04年度と比較して13/14年度には2.28倍に増加しており、今後もオーストラリアドル高や航空環境の良化に支えられ着実に伸びることが期待されている。

TRAでは14/15年度の短期出国者数は930万人にまで増加すると見込んでいるが、為替レートを不安材料として挙げており、仮にオーストラリアドルの交換レートが0.80米ドルの水準以下に落ち込むと出国者の伸び率が下がるであろうと予測している。”(『オーストラリア概要』p140)

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