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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所: トランプ大統領のインフラ整備計画、オーストラリアの年金基金が後押しへ

トランプ大統領のインフラ整備計画、オーストラリアの年金基金が後押しへ

” 米国の老朽化した道路や橋、空港を改修するトランプ米大統領の公約は、遠く離れたオースラリアの年金基金から思いも寄らない後押しを受ける可能性がある。

ターンブル豪首相は今週のホワイトハウスでの首脳会談で、豪州の年金基金2兆5,300億豪ドル(約212兆円)の一部を使ってトランプ米大統領のインフラ整備計画の資金調達を支援する案を提示する。

世界4位の規模を持つ豪年金基金の管理運用に携わるマネーマネジャーも首相の訪米に随行する。

チオボー豪貿易・投資相は訪米前のインタビューで、「米国のインフラを推進しようという極めて大胆な野心があり、

オーストラリアはプロジェクト設計や建設、資金調達、管理の面で中心になるはずだ」と述べた。

トランプ米大統領の1兆5,000億米ドル(約161兆円)規模の公共事業計画は、議会で超党派の支持が確保できていない上、財源を巡る疑念もあり、ハードルに直面している。

豪当局者らは、新たに借金することなく公有資産の売却やリースを通じて建設資金を調達する「アセット・リサイクリング」いう仕組みの成功に言及。

財務相時代にこうしたイニシアチブの重要な推進派だったホッキー豪駐米大使は21日、「インフラとそのより良い導入に関しては、オーストラリアには米国の役に立つ事例がある」と語った。”(出典:Bloomberg

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所: ターンブル首相訪米に多数の政財界のトップ随行

ターンブル首相訪米に多数の政財界のトップ随行

” オーストラリアのターンブル首相の来週の訪米には、政財界のトップが多数随行する。

インフラ投資が訪米使節団の主要な目的になる見込みという。12日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

ターンブル首相に随行する訪米使節団には、各州政府の首相のほか、包装大手ビジー・インダストリーズ、民放セブン・ウエスト・メディア、コモンウェルス銀行(CBA)やカンタス航空、英豪系資源大手リオ・ティント、不動産開発大手レンドリース、化学大手オリカ、複合企業ウェスファーマーズ、インフラ投資IFMインベスターズ、オンライン人材サービス会社シークなど大手企業20社以上のトップが参加する。

訪米使節団は、トランプ米政権の担当者のほか、40州の知事らと話し合いの場を持つ予定。

トランプ政権は今後10年間のインフラ投資の目標を1兆5,000億米ドル(約163兆円)に設定している。

トランプ大統領の友人であるビジー・インダストリーズのアンソニー・プラット会長は、両国間の投資が1兆豪ドル(約85億円)以上に上り、互いに最も重要な同盟国で、重要な経済パートナーだと強調した。

トランプ大統領は先週末、約1年半にわたって空席になっている駐オーストラリア米国大使に、日系米国人であるハリー・ハリス米太平洋軍司令官(海軍大将)が就任することが確定したと明らかにしている。

ターンブル首相は今回の訪米で、第1次世界大戦中の1918年7月4日の「アメルの戦い」で米軍とオーストラリア軍が共に戦ってから100周年を記念する式典「100 years of mateship」に参加する予定という。”(出典:NNA ASIA

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鈴木宗男、佐藤優 両先生が振り返った国策捜査を通じて得られた反省と教訓:『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』読了

先日、中間記をアップロードした

<< 2018年2月6日投稿:画像は記事にリンク >> 鈴木宗男、佐藤優 両先生が振り返った国策捜査を通じて得られた反省と教訓:『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』読み始め

鈴木宗男 新党大地代表と元外務省主任分析官 佐藤優先生の共著『反省  私たちはなぜ失敗したのか?』を読了。

最後「おわりに」まで全289ページを読み終えての感想は、外務省内で渦巻いた権力闘争に、男の嫉妬に、、

重苦しいまでの人間模様、果ては収監にまで至ってしまったという息苦しさを感じずにはいられず・・。

但し、後述しますが、結びのトーンは至って前向きで、読み応えも読書を通じて感じたことに。

お二人に吸い寄せられる源泉

読み人の立場によって、鈴木宗男代表と佐藤優先生の恨み節と捉えるか、真相を明らかにしたと捉えるか、

本書を読んでの感想は大きく分かれるものと思いますが、当然、私は後者に属し、

例えば、いわゆる鈴木宗男事件で、(当時の)鈴木宗男議員に対して議員辞職勧告決議案が提出された際、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:駐オーストラリア米国大使にハリー・ハリス元米太平洋軍司令官就任の運び

駐オーストラリア米国大使にハリー・ハリス元米太平洋軍司令官就任の運び

”  約1年半にわたって空席になっている駐オーストラリア米国大使が、日系米国人であるハリー・ハリス米太平洋軍司令官(海軍大将)にほぼ確定したもようだ。いつ正式発表されるのかは不明。

ハリス氏は対中強硬派として知られており、中国政府がトランプ米政権に対して同司令官の更迭を求め、これを拒否されたことが分かっている。7日付オーストラリアンが伝えた。

2016年9月にジョン・ベリー前米国大使が帰任して以来、ジェームズ・カルーソ公使が大使代理を務めている。

ティム・フィッシャー元副首相は先月、フェアファクス・メディアに対し、米国が駐オーストラリア大使の決定を遅らせているのは、両国関係の悪化を反映していると指摘。

「外交的な侮辱の一歩手前だ」とし、「われわれは格下げされている。優先度は低い」と述べていた。

ハリス氏は、ハワイに司令部を置く北太平洋軍を統括。北太平洋軍は37万5,000人の兵士と200隻の戦艦、1,100機の軍機を持ち、オセアニア、東アジア、南アジアを担当する。

ハリス氏の駐オーストラリア大使就任は、ターンブル首相が再来週に米ワシントンを訪問する際に発表されるとの見方がある。ハリス氏は5月に海軍大将としての任期を終える予定という。”(出典:NNA.ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:アンドリュース(ビクトリア州)首相 、Apple Store 出店計画を支持

アンドリュース(ビクトリア州)首相 、APPLE STORE建設計画を支持

” 米アップル社が、VIC州メルボルン中心部のフェデレーション・スクエアの一角に、新たに店舗を建設する計画について、同州のアンドリュース首相がこれを支持する意向を示したことが分かった。

アップル社の新店舗の建設計画では、フェデレーション・スクエアにあるヤラ・ビルディングを解体するとしており、5万人以上が署名でこれに反対する意向を示している。

ただ、アンドリュース首相は、新店舗の建設について、フェデレーション・スクエアの建築家から支持を得ていると説明した。

アンドリュース首相はまた、全ての人が計画に賛成ではないかもしれないと前置きした上で、

「メルボルンには絶対に建てないで、その代わりシドニーにこの象徴的なアップルの店舗を建てて欲しいと、誰もが思っているのだろうか」と、記者らに疑問を投げかけた。”(出典:JAMS.TV

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ターンブル、安倍首脳会談で「特別な戦略的なパートナーシップ」強化などを確認

ターンブル、安倍首脳会談で「特別な戦略的なパートナーシップ」強化などを確認

” 安倍晋三首相は18日、オーストラリアのターンブル首相と首脳会談を行い、自衛隊と豪軍の共同訓練などを円滑に行うための新協定締結交渉で可能な限り早期の妥結を目指すなど両国の「特別な戦略的パートナーシップ」を強化していくことを確認した。安倍首相が共同記者発表で会談の概要を説明した。

両国は2007年に「安全保障協力に関する共同宣言」を発表。その後、食料などの物品を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)、

軍事情報の保護協定を結んでおり、アナリストの中には日豪を「準同盟国」の関係とする見方もある。

交渉中の新協定は「訪問部隊地位協定(VFA)」で、共同訓練のために相手国を訪れる隊員らの法的地位を定める。締結されれば日本として初めてとなる。

両首脳は同日、陸上自衛隊習志野駐屯地(千葉県)を視察したほか、国家安全保障会議(NSC)の会合にも出席。会談の成果をまとめた「共同プレス声明」によると、

両首脳は核武装した北朝鮮は「決して受け入れられない」とし、非核化に向けた具体的な行動が必要との認識を確認。

南シナ海情勢にも懸念を示し、「現状を変更し得るいかなる威圧的な一方的な行動にも強い反対」を表明した。

シドニーにあるマッコーリー大学のベイツ・ギル教授は、日豪は安全保障面での協力関係を多様化してきており、中国の軍拡を懸念する立場から協議すべき課題はたくさんあると指摘する。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は今月初め、日豪の安全保障関係を「平和への脅威」と批判した。”(出典:Bllomberg

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ターンブル首相来日で1月18日に日豪首脳会談

ターンブル首相来日で1月18日に日豪首脳会談

” オーストラリアのターンブル首相は14日までに、安倍晋三首相との日豪年次首脳会談を18日に開催すると発表した。

ターンブル首相が日本を訪問し、安倍首相と北朝鮮の核ミサイル開発などが懸念される東アジアの安全保障問題や、貿易などを通じた経済発展機会の拡大などについて議論する。

ターンブル首相にとって日本訪問は、今年初の外遊。日本では首脳会談のほか、夕食会に参加する。昨年1月は、安倍首相がオーストラリアを訪問していた。

ターンブル首相は発表した声明の中で、国際社会が一致し、国連安全保障理事会が決議した北朝鮮の現政権に対する禁輸措置を効果的に実施し、同国への圧力を最大化していかなくてはいけないとしている。

また、日豪両国は、合同演習や情報共有、軍事産業での協調により、国防部門の協力強化に注力していると指摘した。

ターンブル首相と安倍首相は、自衛隊やオーストラリア国防軍が相手国で演習や災害援助活動などを行う際、受け入れ国が円滑な派遣活動を支援するための枠組みについて、年内の合意を目指している。

新協定が実現すれば、オーストラリアが同国北部準州で米国と実施している演習に、日本の自衛隊がこれまでより大きな規模で参加することが容易になる。

日豪は2016年に、物品を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)を改定している。”(出典:NNA ASIA

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアを格下げ?駐豪米国大使16ヵ月空席

オーストラリアを格下げ?駐豪米国大使16ヵ月空席

” 駐オーストラリア米国大使が一向に決まらないことから、ティム・フィッシャー元副首相は、米国がオーストラリアを「格下げ」していることの表れだと主張している。

駐オーストラリア米国大使はジョン・ベリー前大使が帰任してから16カ月間にわたって空席となっている。news.com.auが報じた。

2016年9月にベリー前米国大使が帰任して以来、ジェームズ・カルーソ公使が大使代理を務めている。

フィッシャー元副首相は9日、フェアファクス・メディアに対し、米国が駐オーストラリア大使の決定を遅らせているのは、両国関係の悪化を反映していると指摘。

「外交的な侮辱の一歩手前だ」とし、「われわれは格下げされている。優先度は低い」と述べた。

これについて野党労働党のプリバーセク副党首は、オーストラリアが米政権にとって重要度が低いとすれば「非常に残念なことだ」と述べた上で、ターンブル政権による他の主要な貿易相手国の扱いについて批判。

中国政府との関係悪化に加え、外相がニュージーランド政府を口撃したことを挙げた。

一方、駐英オーストラリア大使のアレクサンダー・ダウナー元外相が米大統領選でロシアが果たした役割について米連邦捜査局(FBI)の調査に協力したと米紙ニューヨーク・タイムズが報じたことについて、

マルコム・ターンブル首相はトランプ米大統領との関係が悪化する懸念はないと述べている。”(出典:NNA ASIA

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