株式会社メタップス代表取締役社長で、時間を売買できるタイムバンク(=これまで曖昧だけれども誰もが価値があると感じていたものをネットを使って可視化し、経済の原理を適用することで既存とは違うルールで運営される別の経済システム/位置 No.1941)などへの取り組みもされている佐藤航陽さんの
先月(2018年1月)参加した神田昌典先生の講演会で
ちょろっと佐藤航陽さんについて紹介されたシーンがあり、興味を持ったもの。
時代の変化を読み解く
序盤は今、世の中で起こっていること、
” 既存の経済ではマネーキャピタルを増やすことがうまい人(経営者・投資家)が大きな力を持っていましたが、これからはソーシャルキャピタルを増やすのに長けた人も大きな力を持つようになると思います。”(位置 No.1694-1702)
と、価値の変容について言及されています。なお、ソーシャルキャピタルとは、
続きを読む 佐藤航陽さんに学ぶ、お金の問題を解決し、未来から歓迎される生き方:『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』読了 →
1997年10月11日、東京ドームで行われた(Rickson Gracie:)ヒクソン・グレイシー対高田延彦戦の舞台裏に迫った
スポーツライター 金子達仁さんの著書『プライド』を読了。
20年を経て当事者が明かす衝撃の舞台裏
時を遡ること今から約20年前、会場に足を運んだ者の一人として脇を通り過ぎることは出来ない興味深いテーマで、
結論的な部分から引用すると、
” 高田延彦が目指していたのは、キング・オブ・スポーツの地位だった。
ヒクソン・グレイシーにとって、戦いとは命を賭した果たし合いだった。
一人の男は誇りを賭け、一人の男は命を賭けた。
日本人が負け、ブラジル人が勝った。より大切なものを賭けた者が勝った。それがPRIDE・1の真実だった。”(位置 No.2837/電子書籍のページ数)
そのことが結果において如実に示され、決戦に至るプロセスも、(高田延彦さんは)完全に調整に失敗し、
リングに上がった時の心境を高田延彦さんは・・
続きを読む 20年の時を経て明らかにされたヒクソン・グレイシー対高田延彦戦の舞台裏:『プライド』読了 →
今シーズンから東京ヤクルトスワローズにヘッドコーチとして復帰された宮本慎也さんの著書
『洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意』を読了。
サイン本販売の情報を検索し、
最後の一冊を入手したことが出来た縁で読むことになった一冊。
内容は『週間ダイヤモンド』の連載の中から抜粋、大幅加筆されたもので、
第1章 一流 一流と二流を分けるもの
第2章 プロ プロフェッショナルの仕事とは
第3章 変化 変化を続けられた者だけが生き残る
第4章 成長 成長する人、しない人の小さな違い
第5章 役割 自分の役割を見つけ、果たす
第6章 指導 結果を出す指導者の役割
第7章 組織 勝つ組織の必然性
の7章立てで構成。
本編では、PL学園の先輩 (元 中日ドラゴンズ)立浪和義さんの気配りを例に、
続きを読む 宮本慎也さん(東京ヤクルトスワローズ)に学ぶ、弱者が強者に勝つための洞察力:『洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意』読了 →
先日、中間記をアップロードした
鈴木宗男 新党大地代表と元外務省主任分析官 佐藤優先生の共著『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』を読了。
最後「おわりに」まで全289ページを読み終えての感想は、外務省内で渦巻いた権力闘争に、男の嫉妬に、、
重苦しいまでの人間模様、果ては収監にまで至ってしまったという息苦しさを感じずにはいられず・・。
但し、後述しますが、結びのトーンは至って前向きで、読み応えも読書を通じて感じたことに。
お二人に吸い寄せられる源泉
読み人の立場によって、鈴木宗男代表と佐藤優先生の恨み節と捉えるか、真相を明らかにしたと捉えるか、
本書を読んでの感想は大きく分かれるものと思いますが、当然、私は後者に属し、
例えば、いわゆる鈴木宗男事件で、(当時の)鈴木宗男議員に対して議員辞職勧告決議案が提出された際、
続きを読む 鈴木宗男、佐藤優 両先生が振り返った国策捜査を通じて得られた反省と教訓:『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』読了 →
鈴木宗男新党大地代表と、元外務省主任分析官佐藤優先生の共著『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』を読み始めて
鈴木 宗男/佐藤 優 アスコム 2007-06-15
全5章(反省1〜26)あるうちの第2章(〜反省9)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
出版は2007年6月と遡り入手難であったものの、参加回数が重なっている東京大地塾に登壇されているお二人のサイン貰う用に
格好の一冊かなと、購入した一冊。
当事者が述懐する鈴木宗男事件
佐藤優先生が「はじめに」で、
続きを読む 鈴木宗男、佐藤優 両先生が振り返った国策捜査を通じて得られた反省と教訓:『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』読み始め →
フィギュアスケーター 織田信成さんの著書『フィギュアほど泣けるスポーツはない』
の読了記のつづき。
松岡修造さんと盛り上るやっぱり熱い対談
織田信成さんのライフストーリーが、第一章&第二章で語られ、続いて、同じスポーツ界でキャラが被る?!ところもある
松岡修造さんとの熱血対談。
” 信成 幼いころの修造さんが氷に乗る機会があったら、フィギュアスケートを始めてましたか?
・・中略・・
修造 なぜなら、僕はフィギュアを「見る」ことが好きだから!もう一つは、アスリートとしての自分は、あんなに広い銀盤に一人で立つ勇気はないと思う。
信成 確かに、30x60mのリンクで、多いと1万人のお客さんが見てる真ん中で、本当にポツーンという感じなんですからね。 “(p181)
の部分にフィギュアスケーターが向き合う現実を感じたり、
続きを読む 織田信成さんが誘(いざな)うフィギュアスケートのただならぬ奥深い魅力:『フィギュアほど泣けるスポーツはない!』読了記 後編 →
フィギュアスケーターで、現在は関西大学アイススケート部や解説者などとしても活躍の場を広げられている織田信成さんの
織田 信成 KADOKAWA 2018-01-25
『フィギュアほど泣けるスポーツはない! オリンピックをきっかけに僕が皆さんに伝えたいこと』を読了。
フィギュアスケートは自発的に視聴することはないものの、織田信成さん人間味溢れるキャラクターに
サイン本という入手(の機会という)巡り合わせから「これもいい機会」と内容に興味を持った次第。
本を読む前は一冊、織田信成さんの半生に迫ったものかと思いきや・・
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先日、中間記↓をアップロードした
副島隆彦さんの『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』を読了。
1章 ユーロ恐慌が私たちを襲う
2章「氷づけ経済」が続く世界
3章 追いつめられた銀行
特別レポート「欧州壊滅」と日本経済の寿命
4章 個人資産を守り抜くために
5章 「実物経済」の地政学
6章 帝国の衰亡とマイナス金利時代の終わり
という目次立てのもと、第4章以降の後半では
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる