年明けの積読本(読む本)状況。
年末年始にかけて、全366ページの『残酷すぎる成功法則』を読んでいたため
エリック・バーカー 飛鳥新社 2017-10-25
ちょっと溜まり気味。
そんなんで、もっか2018年の1冊目(読了では2冊目)は、久々の小沢一郎先生本。
安倍晋三首相と田中角栄元首相の権力行使の在りよう(比較、糾弾)に、
” あの時は民主党と検察一緒になって、あいつは悪い、悪いって、誰も僕のことをバックアップしようともしないんだもの。ひどいもんだったな “(p49)
といった嘆き節に、回顧録的な要素あり。
数日で読了といった目算ですが、4冊ずらっと並べてみると
続きを読む 2018年始のちょっとお堅い積読状況(小沢一郎、古賀茂明、佐藤優 & 副島隆彦) →
2017年末から2018年始と年またぎで読んでいた
エリック・バーカー 飛鳥新社 2017-10-25
『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』を読了。
前半は、中間記↓にまとめていますが、
後半の
第4章 なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか
第5章 「できる」と自信を持つのに効果がある?
第6章 仕事バカ・・・それとも、ワーク・ライフ・バランス?
結論
といった章立ての中で印象に残ったところでは
さまざまなところで重要性が説かれる「自信」に関して・・
続きを読む 橘玲さん監訳、エリック・バーカーが裏付けとともに導き出した実社会で成功を生みだす要素:『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』読了 →
橘玲さんが監訳を務められた『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』を読み始めて
エリック・バーカー 飛鳥新社 2017-10-25
全6章あるうちの第3章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
数多まかり通る成功法則の実態
本書を開いて最初の監訳者序文に、
“日本にも「幸福になれる」とか「人生うまくいく」とかの本はたくさんあるが、そのほとんどは二つのパターンに分類できる。
① 著者の個人的な体験から、「わたしはこうやって成功した(お金持ちになった)のだから、同じようにやればいい」と説く本
② 歴史や哲学、あるいは宗教などを根拠に、「お釈迦さま(イエスでもアッラーでもいい)はこういっている」とか、「こんなとき織田信長(豊臣秀吉でも徳川家康でもいい)はこう決断した」とか説く本
じつはこれらの本には、ひとつの共通点がある。それは証拠(エビデンス)がないことだ。
・・中略・・
この本は、これまでいろんな自己啓発本を読んできて、「ぜんぶもっともらしいけど、どれが正しいかわからないよ」と思ったひとにまさにぴったりだ。
それだけでなく、「自己啓発本なんて、どうせうさんくさいでしょ」と思っているひとにもお勧めできる。
なぜならすべての主張が、エビデンスまで辿ってその真偽を自分で確認できるようになっているから。”(p4-5)
に、
続きを読む 橘玲さん監訳、エリック・バーカーが裏付けとともに導き出した実社会で成功を生みだす要素:『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』中間記 →
オリエンタルラジオ中田敦彦さんの『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』を読了。
中田 敦彦 KADOKAWA 2017-04-08
タイトルから特段、資格試験を目指している状況でもなく、「違うだろうなぁ・・」と思いつつも、
読了済みの『天才の証明』↑と同じく
サイン本入手の機会に背中を押され購入。
中田敦彦さんが受験生に送った戦略
本の方は、巻末を参照すると
” 本書は、「スタディサプリ 放課後版」で連載された「参考書じゃなくオレに聞け!」の記事を再編集し、大幅に加筆して書籍化したものです。”
とあり、
第1章 先のこと、考えてる? 進路選び・将来について
第2章 勉強の仕方、知ってる? 受験勉強について
第3章 心のこと、わかってる? メンタル・対人スキルについて
第4章 受験生は、勉強しかしちゃダメなの? 恋愛・友情。部活について
という目次立てのもと、主に大学を目指す高校生などの受験生に中田敦彦さんが回答した47の質疑応答集。
購入前の予感通り、想定されている読者層から外れていたものの中田敦彦さんが示した考えで刺さってきたのは点在し・・
続きを読む 中田敦彦さんが迷える受験生に送った、人生で「大合格」をつかみ取る戦略:『大合格 参考書じゃなくオレに聞け!』読了 →
養老孟司先生の最新刊『遺言。』を読了。
読み始め↓の時点から
全体的に難解と感じていながら、ペース良く読了に至ったのは1章あたり20ページ程度の長さにコンパクトに
養老孟司先生の見解、ご意見がまとめられていたからであろうと。
結論的なところは「終章」で
続きを読む 養老孟司先生が迫る、ヒトとはなにか、生きるとはどういうことか:『遺言。』読了 →
養老孟司先生の新著『遺言。』を
読み始めて、
全部で9章(+終章)あるうちの第4章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
1章 動物は言葉をどう聞くか
2章 意味のないものにはどういう意味があるか
3章 ヒトはなぜイコールを理解したのか
4章 乱暴なものいいはなぜ増えるのか
5章 「同じ」はどこから来たか
6章 意識はそんなに偉いのか
7章 ヒトはなぜアートを求めるのか
8章 社会はなぜデジタル化するのか
9章 変わるものと変わらないものをどう考えるか
終章 デジタルは死なない
という章立てで、養老孟司先生の講演でもお馴染みの
続きを読む 養老孟司先生が迫る、ヒトとはなにか、生きるとはどういうことか:『遺言。』読み始め →
ノンフィクションライターの長谷川晶一さんが、元(東京)ヤクルトスワローズさんに伊藤智仁さん仁迫った
『幸運な男 ー 伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生』を読了。
中間記↓を書いている時点で気になっていた
タイトルにある「幸福な男」が意味するところは、伊藤智仁さんが、現役生活を振り返り
“「ラッキーだと思います。ただ、それだけです。」”(p261)
不運ではない幸運だったプロ野球人生
この言葉に込められた真意は
続きを読む 伊藤智仁さんが振り返ったヤクルトスワローズで迎えた絶頂と再起に賭けた日々:『幸運な男 ー 伊藤智仁の悲運のエースの幸福な人生』読了 →
先月(2017年11月)、刊行記念トークショーに参加した
対象書籍の『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』を読了。
いち・にの・さんぽ会 講談社 2017-11-02
” 高野 二〇一三年に高田センセーからもらった年賀状に「今年は歩くよ!」って書いてあって・・・。
・・中略・・
高田 あれは、二〇一二年の四月にオレが倒れて心肺停止になって、その後、ずっと病院にいたでしょ。体が動かないから看護師さんに車イスを押してもらってさ、屋上から外を眺めたりしてたの。
日大病院だったんだけど、ちょうど交差点が見下ろせるんだよ。駿河台にあるから向こうに明治大学があって、学生さんかな?
若い人がね、信号が赤に変わりそうな交差点を、パッと走って向かいのパスタ屋さんに駆け込んだの。
それを見ていてさ、『オレ、あの人になりたいな』って。『もう一度、信号を走って渡って、パスタ屋さんに駆け込んでみたいな』って本気で思ったんだよ。
渡辺 それが、年賀状の「今年は歩くよ!なんですか」
高田 そう。「歩くよ」ってのは、「一緒に」っていう意味だから。”(p111)
高田とは高田文夫さんで、高野(ひろし)さんも、渡辺(誠)さんも、同じ「いち・にの・さんぽ会」のメンバーで
続きを読む 高田文夫さん、松村邦洋さん、いち・にの・さんぽ会メンバーが歩いて書き留めた東京右側=下町の粋な世界:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる