先日、中間記↓をアップロードした

元通産官僚で、現在はコメンテーター等の立場で舌鋒鋭い発言をされている古賀茂明さんの『国家の共謀』を読了。
本の最後「あとがき」で
” 日本は今、確実に貧しくなりつつある。しかも、それほどの経済危機にありながら、安倍政権は、経済立国から軍事立国へと舵を切り、国民が遠い世界のものだと思っていた戦争に今にも突き進んで行く勢いだ。”(p284)
の部分がグサッと突き刺さってくるほどのインパクトで、
この一文が、本書を通じて古賀茂明さんが読者に最も言いたいことであったものと。
官僚経験から紐解かれる加計問題
本の興味深さというところでは、古賀茂明さんご自身の官僚時代と重ね合わせ、
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元 通商産業省(現 経済産業省)の官僚で、現在は「改革はするが、戦争はしない」をスローガンに掲げる市民の集まりフォーラム4を主宰されている古賀茂明さんの
古賀 茂明 KADOKAWA 2017-11-10
『国家の共謀』を読み始め、第六章まであるうち第二章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
第一章 軍事大国の野望に燃える安倍政権
第二章 今やカジノ一本槍になった成長戦略
第三章 経産省が日本を滅ぼす!?
第四章 首相スキャンダルと政官の堕落
第五章 関心事は人事ばかりの官僚たち
第六章 ”対抗勢力”に未来を託せるか?
という目次立てをもとに、古賀茂明さんらしい赤裸々な論が展開されています。
安倍政権の外交姿勢
私自身は緊迫する近隣国との情勢から憲法改正に前向きな立場となっていますが、
本書では、
続きを読む 古賀茂明さんが明かす、日本の「中枢」の実態と、日本が抱える深刻な問題:『国家の共謀』読み始め →
先日、中間記をアップロードした
<< 2018年1月13日投稿:画像は記事にリンク >> 山内昌之さんと佐藤優先生に学ぶ、日本史を軸に考える世界史:『大日本史』中間記
歴史学者 山内昌之さんと佐藤優先生の『大日本史』を読了。
山内 昌之,佐藤 優 文藝春秋 2017-12-20
後半は、
第五回 満州事変と天皇機関説
第六回 二・二六事件から日中戦争へ
第七回 太平洋戦争 開戦と終戦のドラマ
第八回 憲法、天皇、国体
という内容で、「(やっぱり)難しかったなぁ・・」というのが、実際のところでしたが、
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歴史学者山内昌之さんと元外務省主任分析官で作家の佐藤優先生共著の『大日本史』で
山内 昌之,佐藤 優 文藝春秋 2017-12-20
全部で第八回まであるうちの第四回まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
本を開いて最初の「まえがき」で
” この『大日本史』は、日本史を軸に世界史を考え、日本史との関連で世界史を理解する人びとの参考になることを願っている書物である。
具体的には二〇二二年年度から実施される高校の学習指導要領に入る新必履修科目「歴史総合」の発展に貢献したかったのである。”(p3)
という出版背景のもと、
第一回 黒船来航とリンカーン
第二回 西郷と大久保はなぜ決裂したのか
第三回 アジアを変えた日清戦争、世界史を変えた日露戦争
第四回 日米対立を生んだシベリア出兵
第五回 満州事変と天皇機関説
第六回 二・二六事件から日中戦争へ
第七回 太平洋戦争 開戦と終戦のドラマ
第八回 憲法、天皇、国体
といった章立てで構成。
文脈で捉える史実
本書は、山内昌之さんと佐藤優先生の対談で進められていきますが、全体的に「レベル高いなぁ」というのが今のところの感じで
比較的、理解が進んだ第四回から抜粋すると・・
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『小沢一郎の権力論』を読了。
日刊現代ニュース編集部長 小塚かおるさんが、小沢一郎先生を
” 口下手で誤解されやすい人。しかし、75歳の今も熱い思いを持ち続けている人。本書でその一端を少しでも伝えることができたとすれば本望だ。”(p238)
本書の最後「あとがき」で語られており、小塚かおるさんの質問に、小沢一郎先生が応える形で構成されています。
序章 安倍政権の死角
第1章 これが権力のリアリズムだ
第2章 あの「政権交代」の真相
第3章 私が見た田中角栄
第4章 政治は誰のものか
第5章 基本政策・安全保障、憲法、脱原発・・・
第6章 日本人よ、自立せよ
終章 私は戦う
といった目次立てて、目立ったのは
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年明けの積読本(読む本)状況。

年末年始にかけて、全366ページの『残酷すぎる成功法則』を読んでいたため
<< 2018年1月6日投稿:画像は記事にリンク >> 橘玲さん監訳、エリック・バーカーが裏付けとともに導き出した実社会で成功を生みだす要素:『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』読了
エリック・バーカー 飛鳥新社 2017-10-25
ちょっと溜まり気味。
そんなんで、もっか2018年の1冊目(読了では2冊目)は、久々の小沢一郎先生本。
安倍晋三首相と田中角栄元首相の権力行使の在りよう(比較、糾弾)に、
” あの時は民主党と検察一緒になって、あいつは悪い、悪いって、誰も僕のことをバックアップしようともしないんだもの。ひどいもんだったな “(p49)
といった嘆き節に、回顧録的な要素あり。
数日で読了といった目算ですが、4冊ずらっと並べてみると
続きを読む 2018年始のちょっとお堅い積読状況(小沢一郎、古賀茂明、佐藤優 & 副島隆彦) →
2017年末から2018年始と年またぎで読んでいた
エリック・バーカー 飛鳥新社 2017-10-25
『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』を読了。
前半は、中間記↓にまとめていますが、
<< 2017年12月31日投稿:画像は記事にリンク >> 橘玲さん監訳、エリック・バーカーが裏付けとともに導き出した実社会で成功を生みだす要素:『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』中間記
後半の
第4章 なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか
第5章 「できる」と自信を持つのに効果がある?
第6章 仕事バカ・・・それとも、ワーク・ライフ・バランス?
結論
といった章立ての中で印象に残ったところでは
さまざまなところで重要性が説かれる「自信」に関して・・
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橘玲さんが監訳を務められた『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』を読み始めて
エリック・バーカー 飛鳥新社 2017-10-25
全6章あるうちの第3章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
数多まかり通る成功法則の実態
本書を開いて最初の監訳者序文に、
“日本にも「幸福になれる」とか「人生うまくいく」とかの本はたくさんあるが、そのほとんどは二つのパターンに分類できる。
① 著者の個人的な体験から、「わたしはこうやって成功した(お金持ちになった)のだから、同じようにやればいい」と説く本
② 歴史や哲学、あるいは宗教などを根拠に、「お釈迦さま(イエスでもアッラーでもいい)はこういっている」とか、「こんなとき織田信長(豊臣秀吉でも徳川家康でもいい)はこう決断した」とか説く本
じつはこれらの本には、ひとつの共通点がある。それは証拠(エビデンス)がないことだ。
・・中略・・
この本は、これまでいろんな自己啓発本を読んできて、「ぜんぶもっともらしいけど、どれが正しいかわからないよ」と思ったひとにまさにぴったりだ。
それだけでなく、「自己啓発本なんて、どうせうさんくさいでしょ」と思っているひとにもお勧めできる。
なぜならすべての主張が、エビデンスまで辿ってその真偽を自分で確認できるようになっているから。”(p4-5)
に、
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる