先日、中間記↓をアップロードした

副島隆彦さんの『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』を読了。
1章 ユーロ恐慌が私たちを襲う
2章「氷づけ経済」が続く世界
3章 追いつめられた銀行
特別レポート「欧州壊滅」と日本経済の寿命
4章 個人資産を守り抜くために
5章 「実物経済」の地政学
6章 帝国の衰亡とマイナス金利時代の終わり
という目次立てのもと、第4章以降の後半では
評論家 副島隆彦さんが、2016年11月に上梓された『ユーロ恐慌 欧州壊滅と日本』を読み始めて
6章まであるうちの3章(+特別レポート)までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
本を読むまではドイツに関して、EU、ヨーロッパを牽引し、ひとり勝ちという捉え方をしていましたが、
「まえがき」で
” この冬に、ヨーロッパ金融崩れが起きそうだ。「ユーロ恐慌」である。ドイツ銀行が危ない。破綻したら負債総額は2.2兆ユーロ(約260兆円)だそうである。
ヨーロッパが団結して何とかするであろう。が、この打撃は世界中に広がる。”(p4)
という黄信号→赤信号の状況の示唆に、詳細は本書を参照頂ければと思いますが、
数日前に中間記↓をアップロードした
副島隆彦さんの『銀行消滅 新たな世界通貨体制へ』を読了。
「分かりやすくて、勉強になって、しかも面白かったなぁ」というのが、率直な感想。本の最初、「まえがき」で
大枠の経済見通しに関して・・
評論家 副島隆彦さんの『銀行消滅 新たな世界通貨体制へ』を読み始め
1〜5まであるうちの1、2と読み終えたので、そこまでのおさらい。
副島隆彦さんの著書は↓
佐藤優先生との対談本に次いで二冊目。その時の歯に衣着せぬ物言いが、とても印象的で、
次の著書を物色していた際に手にした最新刊(2018年1月時点)が本書。
副島隆彦さんと云えば、ドナルド・トランプ大統領誕生を早くから予言していたことで知られていますが、
現時点、予言されているものの中には、
先日、中間記↓をアップロードした
元通産官僚で、現在はコメンテーター等の立場で舌鋒鋭い発言をされている古賀茂明さんの『国家の共謀』を読了。
本の最後「あとがき」で
” 日本は今、確実に貧しくなりつつある。しかも、それほどの経済危機にありながら、安倍政権は、経済立国から軍事立国へと舵を切り、国民が遠い世界のものだと思っていた戦争に今にも突き進んで行く勢いだ。”(p284)
の部分がグサッと突き刺さってくるほどのインパクトで、
この一文が、本書を通じて古賀茂明さんが読者に最も言いたいことであったものと。
本の興味深さというところでは、古賀茂明さんご自身の官僚時代と重ね合わせ、
元 通商産業省(現 経済産業省)の官僚で、現在は「改革はするが、戦争はしない」をスローガンに掲げる市民の集まりフォーラム4を主宰されている古賀茂明さんの
『国家の共謀』を読み始め、第六章まであるうち第二章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
第一章 軍事大国の野望に燃える安倍政権
第二章 今やカジノ一本槍になった成長戦略
第三章 経産省が日本を滅ぼす!?
第四章 首相スキャンダルと政官の堕落
第五章 関心事は人事ばかりの官僚たち
第六章 ”対抗勢力”に未来を託せるか?
という目次立てをもとに、古賀茂明さんらしい赤裸々な論が展開されています。
私自身は緊迫する近隣国との情勢から憲法改正に前向きな立場となっていますが、
本書では、
歴史学者山内昌之さんと元外務省主任分析官で作家の佐藤優先生共著の『大日本史』で
全部で第八回まであるうちの第四回まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
本を開いて最初の「まえがき」で
” この『大日本史』は、日本史を軸に世界史を考え、日本史との関連で世界史を理解する人びとの参考になることを願っている書物である。
具体的には二〇二二年年度から実施される高校の学習指導要領に入る新必履修科目「歴史総合」の発展に貢献したかったのである。”(p3)
という出版背景のもと、
第一回 黒船来航とリンカーン
第二回 西郷と大久保はなぜ決裂したのか
第三回 アジアを変えた日清戦争、世界史を変えた日露戦争
第四回 日米対立を生んだシベリア出兵
第五回 満州事変と天皇機関説
第六回 二・二六事件から日中戦争へ
第七回 太平洋戦争 開戦と終戦のドラマ
第八回 憲法、天皇、国体
といった章立てで構成。
本書は、山内昌之さんと佐藤優先生の対談で進められていきますが、全体的に「レベル高いなぁ」というのが今のところの感じで
比較的、理解が進んだ第四回から抜粋すると・・