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重松清さんが描いた空き家となった我が家を巡って錯綜するさまざまな思ひ:『カモナマイハウス』読了

小説家 重松清さんの『カモナマイハウス』を読了。

(2023年)7月、サイン本販売情報に反応して

「あれば買おう」と思って入店し、数点ストックされていた在庫確保.-

入手していた経緯。

4年半りとなる重松清さん本  << 2019年4月24日投稿:画像は記事にリンク >> 重松清さんが読み手に問うた働くこと、そして生きること・・:『ニワトリは一度だけ飛べる』読了

本書は、

” 総務省の調査によれば、全国の空き家数は二〇一八年の時点で八百四十九万戸だという。

「大阪府の人口が八百八十万人ぐらいだから、空き家一軒に一人ずつ住んだとしても、ほとんど入っちゃうわけですよね。二人とか三人で住むんだったら、大阪府がまるごと入ったあと、まだすごく余っちゃって・・」”(p13)

という空き家を題材に構成されたストーリー(小説)。話しの筋は・・

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内海哲也さんがジャイアンツとライオンズのプロ19年間で貫いた矜持:『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』読了

讀賣ジャイアンツ及び埼玉西武ライオンズで活躍、ファンに愛された内海哲也さんの『プライド  史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』を読了。

サイン本販売機会に

サイン本販売機を捉え入手の半生記.-

反応して入手していた著書。

本書は

” プロ野球選手としてすごした19年間の現役生活が終わり、ファーム投手コーチとして第2の野球人生が始まりました。野球人としての節目を迎えた今、若手選手たちに何を伝えられるかを整理し直す意味を含めて、これまでのキャリアを振り返ってみたいと思います。”(p13)

という人生の切り替わりの時期に差し掛かった内海哲也さんが、(2023年)7月に上梓された半生記。

書かれてあることは、

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浅野拓磨選手が振り返ったFIFAワールドカップ ベンチ外の落胆から歓喜のゴールまでの軌跡:『奇跡のゴールへの1638日』読了

サッカー日本代表及びブンデスリーガ VfL Bochum 1848(VfLボーフム)でプレーする浅野拓磨選手の『奇跡のゴールへの1638日』を読了。

四日市市内で浅野拓磨選手がオーナーを務めるベーカリー「朝のらしさ」で本書サイン本が販売されていることを聞きつけ、現地在住の友人に依頼して入手叶っていた著書。

本書は

” 2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会までの4年半、僕は「W杯でゴールを挙げる」という目標のためだけに、本当に毎日を過ごしてきた。

ひとつの集大成と言えるのが、2022年11月23日のドイツ戦で挙げた、あのゴールだ。”(p1)

という約1年前の日本国内を熱狂へと誘(いざな)ったゴールを挙げるまでの苦闘と試練の日々がまとめられたもの。

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元永知宏さんが迫った古舘伊知郎さんのキャリアを支えた佐藤孝さんの思いと軌跡:『トーキングブルースをつくった男』読了

スポーツ分野などで数多くのノンフィクション作を出版されている元永知宏さんの『トーキングブルースをつくった男』を読了。

(2023年)7月末に開催された ↓

<< 2023年8月3日投稿:画像は記事にリンク >> 古舘伊知郎さんの喋りにまたも圧倒されてきた!:『喋り屋いちろう』出版記念イベント 参加記

古舘伊知郎さん登壇イベント時に紹介され、(古舘伊知郎さんから)サイン頂けるとのことで購入していた著書。

トーキングブルース」が古舘伊知郎さんの長年継続されているトークライブの呼称と(実体験はないながらも)承知しており、てっきり古舘伊知郎さんに焦点あてられた内容と思いきや

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古舘伊知郎さんが感情豊かに振り返ったアナウンサー駆け出しから独立までの頃:『喋り屋いちろう』読了

古舘伊知郎さんの『喋り屋いちろう』を読了。

(2023年)7月末に開催された本書

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出版記念イベントで入手していた著書。

帯に、

> 著書初の実況小説

のコピーが踊りますが、古舘伊知郎さんが念願叶いアナウンサーとして採用され、プロレス実況等で人気を博し、局アナから独立するまでの日々が小説仕立てで端的に綴られています。

そこには

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よ〜やく秋めいてきた頃にアスリート及び喋りもの主体に揃いし 2023年7月下旬購入積読6冊

約1ヶ月前に積み上げられた

<< 2023年7月25日投稿:画像は記事にリンク >> まだまだ暑さと対峙しつつスポーツ&中野ブロードウェイもので揃いし 2023年7月上旬購入積読7冊

(2023年)7月上旬購入積読7冊を読み終え、新たに積み上がりし、

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渡辺浩弍さんが描いた中野ブロードウェイを巡り解かれゆく封印:『中野ブロードウェイ脱出ゲーム』読了

小説家 渡辺浩弍さんの『中野ブロードウェイ脱出ゲーム』を読了。

タイトルを長らく承知していて、サイン本販売タイミングを捉え

著者を同じくする『中野ブロードウェイ怪談』(サイン本)発売に合わせ、再度訪れた『中野ブロードウェイ脱出ゲーム』サイン本販売機会を捉え購入

入手していた著書。

帯裏面に

 ・今や住民にも知られていないような隠し扉や隠し通路が存在する。

 ・建設時の設計図がない

といった但し書きがあり、

帯裏面

読み始め前は、てっきり中野ブロードウェイの現況に沿って繰り広げられる脱出劇と思いきや・・

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渡辺浩弍さんが迫った中野ブロードウェイにまつわる都市伝説の数々:『中野ブロードウェイ怪談』読了

小説家 渡辺浩弍さんの『中野ブロードウェイ怪談』を読了。

初めての著者でしたが、タイトル及びサイン本販売に

タイトル&サイン本販売に反応して入手。

反応して入手していた著書。

本書は、いまや日本国内にとどまらず世界からの観光客をも飲み込む中野駅北口近くに立地する中野ブロードウェイを舞台に

” 古くて新しいこの場所は、また怪奇現象の目撃談や噂話がとても多いことでも知られています。筆者は20年ほど前から、これらの収集と調査に取り組むようになりました。

ここで耳にした怪談や都市伝説について、できる限りその真相を追い、論理的に解明することを試みてきました。

商店街に出現する怪人。地下から聞こえる鐘の音。屋上プールの水面から伸びてくる無数の腕。謎は解明できたこともありますし、追いかけることでさらに別を謎を掘り起こしてしまったこともあります。”(p6-7)

という下地をもとにまとめられた著書。全26話収録されていて、どのような内容かというと・・

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