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オーストラリア人、オーストラリアの本当のところを移住20年超の沢木ソニー祐二さんに学ぶ一冊:『「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度世界1位!日本20位』読了記 ⑦

『「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度世界1位!日本20位!』読了記、第7弾.ー

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今回は最終の第五章「「おバカ」大国が教えてくれること」。章の冒頭、これまでの復習で

” ここまでで、オーストラリアはまだまだ成長期で、人口も少なく、インフラもこれからということがよく分かりました。

さらに人々は強い自己主張を持ち、マイペースで現状認識が低く、原因と結果がつながらないけれども、

本人たちは極めて幸福だと感じていることも。”

また、

” オージーは「頭脳」「知性」より「筋肉」「力」を重視する傾向があることが十分にお分かりいただけたかと思います。

成果が分かりやすい後者のほうが、自信が持て、幸せにたどり着く道としては近いかもしれません。

あるいは知性で争う機会が少ないため、劣等感が生まれにくいという幸福もあるでしょう。”(89-90%)

を踏まえた上で、本章の役割を

“それらを貫く「オージー原則」を基に、この章では日本に住む方々でも取り入れられるような、

幸福へとつながるヒントを考えてみたいと思います。”(82%/百分率は電子書籍でのページ数に相当/以下同様)

と位置づけ。そして、最終章へ・・

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オーストラリア人、オーストラリアの本当のところを移住20年超の沢木ソニー祐二さんから学ぶ一冊:『「おバカ大国」オーストラリア』読了記 ⑥

『「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度1位! 日本20位』読了記第6弾。

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今回は、第四章「なぜかうまくいってるオーストラリア<政治・経済編>」

物怖じしないコミュニケーション

” 日本式では周りに「迷惑をかけない」「面倒にならない」ことが基本です。

バーベキューなどをすれば、後片付けやごみの持ち帰りまできちんとやって当然。

ときには来たときより、きれいになるくらいまで掃除して帰ります。

何事も万全に、とこれはもちろん非常に良いことですが、自己主張の強いオーストラリアの社会では目立ちにくさにもつながっています。

国民総体としては存在感が薄くなっているのです。

英語一つとっても、東南アジアから来た人たちは独特のアクセントがあろうとも、堂々と会話へ参加します。

移民となった多くは「言いたいことを言う」オージー原則をすんなり取り込み、

移民が入り混じった国際的ともいえる環境でも通用しています。

言語の問題とはいえ、それだけとは言い切れないでしょう。

臆面のなさやプライドを捨て、その社会へと溶け込んでいく、

度量の広さの問題ではないかと私は感じています。” (66%/百分率は電子書籍でのページ数に相当/以下同様)

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有言不実行を尊ぶ社会

” オーストラリアの政治家はまず「言ってみること」に価値が置かれます。

実際にどんな政策を実行するか(達成したか)より、どんな計画を「演説するか」が大切です。

「まずは言ってみて、ダメだったらまた別のことを考える」というオージー原則の基本でもあります。 ・・中略・・

オーストラリアでは有言不実行が尊ばれます。

とりあえず言うだけ言う、その強気の言動が評価されるのです。

できるかどうかはまた別の話で、それよりも自分はこんなビジョンを持っている、こんな考えを持っている、

などと人前で「強さ」を強調して、堂々とぶちあげることこそ大事なのです。

アボット首相は東京を訪れたとき、早朝から雨の降る都内を自転車で走っていました。それは「強さ」を基本とするからです。

オージーは強さ、体力、雨も気にせず走り回る、強い姿を評価しますから、政治家も人々の期待に応えなければなりません。

アボット首相は自転車で走れば、ジョギングもします。

トレードマークである赤いSサイズのぴちぴちパンツを穿き、プールで泳ぎます。

政策とか国民のことを考えるとかよりも、まず強くあり、そのうえで言うだけ言うことに、重点が置かれているのです。”(69-70%)

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これは外交の舞台でも貫かれているようで・・

” 日本の官僚たちは、事前に大臣たちが用意した交渉内容を成立させるために場へ臨みますが、

オーストラリアの場合はその場で主張したいことをまず言います。

自分たちがやりたいことを言い、裏交渉とか事前調整とか、複雑で面倒なことはしません。

その場の状況に応じて臨機応変に交渉を試みるやり方なので、日本流の緻密な接近に対して、

いまいちピントの合わない会談内容となるようです。 ・・中略・・

他国にしてみれば、英語が通じるし、ストレートで分かりやすい。

だまされることもなさそうだ、といった安心感こそ、オーストラリアが各国に受け入れられるポイントなのかもしれません。”(74-75%)

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自分、未来に対する「自信」があるか否か

章の最後では・・

” 知らないことは知らないまま、ストレスなく暮らすこと。または、知らなくていいことで思いわずらわないこと。

これもオージー原則であり、幸福になる秘訣なのかもしれません。” (81%)

と、本の総括的内容に言及されていますが、

お金はあるだけ使って、言いたいことはとりあえず言うと。

分かりやすい事この上ないですが(笑)前者は明るい未来が頭の中で描かれていないと出来ないだろうし、

後者は人に嫌われる事を考えると二の足を踏んでしまいますが、双方、自分に自信があれば出来る事。

心理学?、自己啓発のフィールドでは「自信」に根拠は必要ない旨、説かれていますが

自信を持って生きる人生、そこはあやかりたいですね。

 

オーストラリア人、オーストラリアの本当のところを移住20年超の沢木ソニー祐二さんから学ぶ一冊:『「おバカ大国」オーストラリア』読了記 ⑤

しばし中断していた『「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度1位! 日本20位』読了記。今回で5回目。

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今回は、第三章「なぜかうまくいっているオーストラリア <国土・国民編>」の後半。

世界稀に見る物価高、人件費高社会

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藤村正憲さんに学ぶ、世界に出て人生を自由にデザインして自己実現する「国際自由人」という生き方:『国際自由人』読了

海外投資・国際自由人育成コンサルタント 藤村正憲さんの『国際自由人』を読了。

本書の入手経緯は、海外移住を実現された藤村さんのお話しを直に伺いたく

昨年(2014年)4月に藤村さんの出版記念講演会に参加するに当たっての事情から。

その時から何でこんなにインターバルが空いたかというと・・、

最近、高城剛、橘玲といったPT(パーマネント・トラベラー)なるライフスタイルを知り、

その教材の中に本書が取り上げられていて「そういえば、この本、家にあったなぁー」と。

サブタイトルに「人生の主役に立ち戻るための新しい生き方」「MONEY & FREE」と掲げられており、

本の冒頭で、まず本書のタイトルに関して・・

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オーストラリア人、オーストラリアの本当のところを移住20年超の沢木ソニー祐二さんから学ぶ一冊:『「おバカ大国」オーストラリア』読了記 ④

『「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度1位!日本20位 』読了記、第4弾。

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今回は、第三章「なぜかうまくいっているオーストラリア <国土・国民編>」の前半。

不安になりにくいオーストラリア人

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オーストラリア人、オーストラリアの本当のところを移住20年超の沢木ソニー祐二さんから学ぶ一冊:『「おバカ大国」オーストラリア』読了記 ③

『「おバカ大国」オーストラリア  だけど幸福度世界1位! 日本20位!』の読了記、第三弾。

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今回は、第二章「それでもオーストラリアが幸福な理由」からの学びを抜粋。

「幸福度指数」4年連続1位のワケ

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オーストラリア人、オーストラリアの本当のところを移住20年超の沢木ソニー祐二さんから学ぶ一冊:『「おバカ大国」オーストラリア』読了記 ②

『「おバカ大国」オーストラリア  だけど幸福度世界1位! 日本20位!』の読了記、第二弾。

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目次をみると、

第一章:オーストラリア人が「おバカ」と呼ばれるこれだけの事情

第二章:それでもオーストラリアが幸福な理由

第三章:なぜかうまくいっているオーストラリア<国土・国民編>

第四章:なぜかうまくいってるオーストラリア<政治・経済編>

第五章:「おバカ」大国が教えてくれること

今回は、第一章で印象的であった箇所を引用します。

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オーストラリア人、オーストラリアの本当のところを移住20年超の沢木サニー祐二さんから学ぶ一冊:『「おバカ大国」オーストラリア』読了記 ①

読み進めていた『「おバカ王国」オーストラリア  だけど幸福度第1位! 日本20位!』が、ほぼ読了というところまできたので

得られた学びを数回に分けて振り返り。

本書の存在は知ってから、概要を読んで amazon のカートに入れてはいたものの

本のタイトルにサブカル(チャー)っぽさを感じ、しばし放ったらかし。

「最近、しばらくオーストラリア関連本読んでいなかったし」と、手に取って読んでみれば・・

出版時期は2015年1月と新しいし(オーストラリア関連本は古いのが目立つ)、

書かれている内容も、オーストラリア人の特徴と、日本人との違いなどが明瞭に書かれていて

オーストラリア関連で出版の目立つ「観光」、それ以外の分野で「オーストラリア」で学ぶには基本書と言えると思います。

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著者の沢木サニー祐二さんは、1994年からオーストラリアに移住され、国際調停人、編集プロダクション運営、日本経済新聞シドニー支局現地記者などの立場でご活躍。

それらのご経験を通じて実感された、オーストラリア人なり、オーストラリアについての事が、読みやすくまとめられています。

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