2015年1月に『こもる力』を上梓される市村よしなりさんの『売る!アイデアの作り方のすべて』を読了。
市村さんといえば、現在、受講中の神田昌典さんが世話役を務められているビジネスプトロタイピング講座 のメンバーに選抜して頂いた方で
実際、講義を受講させて頂く機会にも恵まれました。 続きを読む 市村よしなりさんがまとめた小学生起業から真の起業家に至る実体験集:『売る!アイデアの作り方のすべて』読了
2015年1月に『こもる力』を上梓される市村よしなりさんの『売る!アイデアの作り方のすべて』を読了。
市村さんといえば、現在、受講中の神田昌典さんが世話役を務められているビジネスプトロタイピング講座 のメンバーに選抜して頂いた方で
実際、講義を受講させて頂く機会にも恵まれました。 続きを読む 市村よしなりさんがまとめた小学生起業から真の起業家に至る実体験集:『売る!アイデアの作り方のすべて』読了
先週、中間記をアップした『ニコニコ哲学』を読了。
>> 川上量生さんがニコニコ動画で実現しようとしている世界:『ニコニコ哲学』中間記 <<
KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長の川上量生さんとcakes運営されている加藤貞顕さんのインタビュー集につき、
後半に差し掛かるに連れて、前の部分を受けて進んでいく構成と異なりますが、中〜後半では・・ 続きを読む 川上量生さんがニコニコ動画を世に出した考え方とは:『ニコニコ哲学』読了
読み始めて2日目の『ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち』が半分程度のところまできたので、中間記。
動画はもっぱらYoutubeで、ニコニコ動画は稀にという利用状況ですが、
神田昌典さんなんか言われる動画メディアが取沙汰されている時代、本書の下調べをした際、
KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長である川上さんを天才と称しているレヴューを目にしたので、手に取った次第。
斎藤一人(ひとり)さんの新刊『おもしろすぎる成功法則』を読了。
書店で、新刊が出ているのは知っていましたが「無料Youtubeで講演聴けるしなぁ」なんて思っていたところ
斎藤一人さんに近しい感じの方に、本著についてヒアリング出来る機会があり、漠然と持っていた本に対する興味が一気に盛り上がったもの。 続きを読む 斎藤一人さんに学ぶシンプルで大切なこと:『おもしろすぎる成功法則』読了
神田昌典さんの著作『あの成功者たちがこっそり使っている!「春夏秋冬理論」で今日から運が開く』を読了。
因みに、書店を大型店を含め数店回るも在庫がなく、インターネットで中古本を購入。『なぜ春はこない?』の文庫本版。
数日間かけて読むイメージが、200ページを一日で読了した読みやすさ。
続きを読む 神田昌典さんに学ぶ春夏秋冬理論:『あの成功者たちがこっそり使っている!「春夏秋冬理論」で今日から運が開く』読了
『6分間文章術』を読了。
著者は先日読了した『売れる文章術』の中野巧さん。
>> 中野巧さんが断言する「文章で夢が叶う時代」への招待状:『売れる文章術』読了 <<
『6分間文章術』は『売れる文章術』の骨格を担った
【埋める→貼る→つなぐ】の3ステップを踏むだけで、読者から共感を生む文章を作れるとの エンパシーライティング の真髄に焦点を当てたもの。 続きを読む 中野巧さんが断言する人生の質を決める「共感される文章が書ける」ための文章術:『6分間文章術』読了
先日のビジネスプロトタイピング講座で教材として受領した『売れる文章術』を読了、
>> 山本伸さんから学んだ共感を生み出す文章術エンパシーライティング:神田昌典ビジネスプロトタイピング講座 その十 <<
・・と言っても、読んだところから始まるタイプの内容ですが、文章術に止まらず、様々なヒント、学び、元気を貰いました。
先週から読み進めていた『影響力の武器』を読了。計447ページ、ふぅ〜
>> チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』読み始め <<
>> チャルディー二博士に学ぶ人間心理のメカニズム:『影響力の武器』中間記 <<
「読み始め」「中間記」と2回に分けて書きましたが、最後の3章は
第6章 権威
第7章 希少性
第8章 てっとり早い影響力
「権威」の章は、「導かれる服従」とサブタイトルされ、
” 権威からの要求に服従させるような強い圧力が私たちの社会に存在することがわかる。
権威者から命令されると、正常で心理的に健康な多くの人たちが”、自分の意に反していても逆らうことなく、極度に危険なレベルの痛みを他者に与えた。
正当な権威者に従おうとする力は、そのような服従が正しいという考えを社会のメンバーに植え付けようとする、体系的な社会化からの訓練から生じている。
さらに、本当の権威者は優れた知識と力をもっているのが普通なので、そうした人の命令に従うことは適応力の行為である場合が多い。
このような理由から、権威者に対する服従は、一種の短絡的な意思決定として、思考が伴わない形で生じてしまう。” (p371)
「希少性」については、
” 希少性の原理によれば、人は、機会を失いかけると、その機会をより価値あるものとみなす。
この原理を利益のために利用する技術として、「数量限定」や「最終期限」といった承諾誘導の戦術があげられる。
これを使う人びとは、自分たちが提供しているものは、販売する量や期間に限りがあると私たちに信じ込ませようとする。
” 希少性の原理が効果を上げる理由は二つある。一つには、手に入れにくいものはそれだけ貴重なものであることが多いので、
ある品や経験を入手できる可能性がその質を判定するてっとり早い手掛かりとなるからである。
もう一つには、ある品やサービスが手に入りにくくなるとき、私たちは自由を失っているからである。
この場合、私たちは以前よりも自由(および自由に関連する品やサービス)を欲するという形で、自由の喪失に対して反応する。” (p425)
最終章では、
” どのような状況においても、私たちはできるだけ思慮深く、十分に検討を加えた上で決定を下すことを望んでいるが、
現代生活の形態が変化し、ペースが加速度的に速まってきたことで、賛否両論を注意深く分析するのに適した条件が整わない場合が多い。
そのため、別の意思決定のやり方 ー 普段信頼性の高い、単一の情報を基礎にして承諾(あるいは同意、信用、購入)するかどうかを決める、というやり方 ーに頼らざるを得ない場面が次第に多くなってきている。
本書では、承諾を引き出すきっかけとなるそうした要因のうち、最も信頼性が高く、それゆえ最も頻繁に使われてものについて述べてきた。
そうした要因とはすなわち、コミットメント、返報の機会、類似した他者の承諾行動、好意あるいは友愛の感情、権威からの命令、希少性に関する情報である。”
” 私たちの社会では認知の過剰負荷傾向が強まっているので、それに比例しててっとり早い意思決定を行う機会が増えている。
そのため、相手への要請のなかに、影響力の起爆剤をいくつか忍ばせるタイプの承諾誘導の専門家はますます成功しやすくなっている。” (p443)
と本の総括的内容が記されています。
「希少性」の考察など、我が身を重ねて読み進めましたが(笑)人間心理には多くの人に共通する傾向があり、
要はそれを分かっているか、否か。分かっていれば、世にそれを「スキル」として伝授する人であったり、書籍であったり。
本書は後者(書籍)の代表例といえますが、本の締め括りで
” 承諾を引き出すきっかけが、状況にもともと備わっていたわけではなく、捏造されていた場合にのみ、それは不正なものとなる。
私たちが思考の近道によって得られる利益を失わずにいるためには、あらゆる適切な手段を使って、そのようなインチキに対抗することが重要である。” (p444)
とあり、用いる方は適切な提示によって。
用いられる方もこれら本で書かれた傾向を認識した上で、溢れる情報、スキルに対して正しくリアクト出来るようになる。
本全体と向き合うと量、結論を裏付ける事例に圧倒されますが、各章の最後に設けられた「まとめ」を活用するなどで、
人間心理の大原則、それを踏まえた上で他者への効果的な働きかけを学べる事が出来る一冊でした。