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アントニオ猪木さんが齢四十七にして振り返った体験に裏打ちされた半生記:『最後に勝つ負け方を知っておけ。』読了

アントニオ猪木さんの『最後に勝つ負け方を知っておけ。』を読了。

本書を、冒頭の棚橋弘至選手による「文庫化に寄せて ー 負けてなおマウントを取るアントニオ猪木の恐ろしさ!」から拾うと

” この本、もともとは猪木さんが47歳の時に書いたものらしいですね。”(p9)

という1990年9月に出版された著書が、2022年6月に文庫化された経緯。

色紙を書かれている動画を視聴していて

動かない手で一生懸命書きました。最後に勝つ負け方を知っておけ。青春出版社 アントニオ猪木

本書刊行を記念したものであったのかと反応し購入。

出版当時、アントニオ猪木さんは

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佐藤究さんが仕掛けた唯一無二異次元の短編集:『爆発物処理班の遭遇したスピン』読了

前々回、読み始め記 ↓

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をアップロードしていた佐藤究さんの『爆発物処理班の遭遇したスピン』を読了。

稀有な設定から激変していくストーリー

その(読み始め)後、読み進めたのは

 シヴィル・ライツ

 猿人マグラ

 スマイルヘッズ

 ボイルド・オクトパス

 九三式

 くぎ

の六話。

容易に全貌を捉えづらい重厚、濃厚な世界観、展開は最初の二話から変わらずも、

” シリアルキラーが制作した作品は現実にいくつも存在し、そのほとんどはアメリカの法律のおかげで流通することになった。

アメリカでは刑務所にいる囚人にも多くの自由が与えられる。家族や弁護士以外の他人 ー 取材目当てのノンフィクションライター、文通目当ての一般人のファン ー と手紙をやり取りしたり、ときには電話で話すこともできる。

彼らは刑務所内の売店で買い物をし、そろえた資材で絵を描き、そして檻の外に向けてその作品を売ることすら可能なのだ。”(p174)

と連続殺人鬼のアートコレクターとしての顔を持つ銀座の画廊経営者のもとに

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佐藤究さんが仕掛けた唯一無二異次元の短編集:『爆発物処理班の遭遇したスピン』読み始め

小説家 佐藤究さんの短編集『爆発物処理班の遭遇したスピン』を読み始め

 爆発物処理班の遭遇したスピン

 ジェリーウォーカー

 シヴィル・ライツ

 猿人マグラ

 スマイルヘッズ

 ボイルド・オクトパス

 九三式

 くぎ

と八話収録されているうちの二話目の ジェリーウォーカー まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

購入のきっかけは

最後の一冊という巡り合わせで入手したサイン本

サイン本で、通算五冊目となる佐藤究さん本。

一話目の 爆発物処理班の遭遇したスピン のあらすじを帯裏面から拾うと・・

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青山繁晴議員が連載で示した祖国日本が直面している危機と希望:『ぼくらの選択 虎穴篇』読了

青山繁晴議員の『ぼくらの選択  虎穴篇』を読了。

先月(2022年7月)末に読了していた

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(3冊)シリーズ2冊目に冠せられた虎穴篇とは、

” この書の第二巻を「虎穴篇」と名付けたのは、おのれの経験をなぞるためだけではありません。日本の唯一の主人公、主権者・国民と「いざ、虎穴に入らずんば」を追体験し、志を共有するためです。”(p3)

との思いが込められたもの。

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筒井康隆先生が文壇に放った問題作:『大いなる助走』読了

週中に、読み始め記↓

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をアップロードしていた筒井康隆先生の『大いなる助走』を読了。

読み進めたACT 2の中途からACT 5まで、筒井康隆先生作らしく話しは次第に混沌としていき、

” 小説の基本はなんといってもリアリズムですからね。そのためにはやっぱりあなたの体験を生かしたものでなければ。”(p40)

という指南の下、同人雑誌を作品を載せていた主人公が

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筒井康隆先生が文壇に放った問題作:『大いなる助走』読み始め

筒井康隆先生の『大いなる助走』を読み始めてから

 ACT 1

 ACT 2

 ACT 3

 ACT 4

 ACT 5

と段階分け?されているうちの ACT 1 を読み終えたので、そこまでのおさらい。

読み始める前は短編の先入観を持っていましたが、然に非ず。

” 小説の基本はなんといってもリアリズムですからね。そのためにはやっぱりあなたの体験を生かしたものでなければ。たとえばこの『赤い鱗』という恋愛小説にも、あなたの体験らしいものがちらほらうかがえますが、やはりその部分だけは生き生きしていますよ。借りものの部分は駄目です。水と油です。”(p40)

に、

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伊東潤さんが描いたねぶた祭に魂込めた兄妹の軌跡:『修羅奔る夜』読了

作家 伊東潤さんが、青森ねぶた祭りを題材にした長編小説『修羅奔る夜』を8月2日に読了。

サイン本販売情報に反応して

通算七作目となる伊東潤さん本

入手していた著書。

病魔により訪れた転機

“「脳腫瘍って ー」

紗栄子が絶句する。”(p21)

と青森と東京で分かれて暮らしていた兄妹(春馬と紗栄子)を突如襲った兄の生命に関わる危機から「直ちに手術せねば・・」の状況も、

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青山繁晴議員が連載で示した祖国日本が直面している危機と希望:『ぼくらの選択  雄志篇』読了

青山繁晴議員の『ぼくらの選択  雄志篇』を読了。

先週開催された ↓

<< 2022年7月24日投稿:画像は記事にリンク>> 『ぼくらの選択』雄志篇、虎穴篇、天命篇 刊行記念 青山繁晴議員サイン会 参加記

サイン会で購入したシリーズ3冊のうちの一冊。

刻々と変わりゆく世界情勢

本書は、

“『月刊Hanada』二〇一七年十月号〜二〇一九年五月号の連載に著者が新たな題名を付し、隅々まで改稿し、単行本化したものです。”

というもので、元となる連載の『澄哲録片片』は名前は承知していたものの目は通しておらず初見。

青山繁晴議員らしく

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