プロフィールに私小説手法で庶民史を描くことをライフワークとしている本橋信宏さんの『出禁の男 テリー伊藤伝』を読み始めてから全16章+エピローグとあるうちの
プロローグ
第1章 斜視
第2章 運不運
第3章 スタートは制作会社の AD
第4章 ディレクターデビューは雨傘番組
まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
昨年、本書の出版(2021年8月)を知ってから注目していて、サイン本は一旦(貰えるかどうか)保留にして、「そろそろ」と手が伸びた著書。
本に先行する形で出版記念イベントは2021年秋体験済み << 2021年9月12日投稿:画像は記事にリンク >> テリー伊藤さんが振り返った『元気が出るテレビ!!』『浅ヤン』に賭けていた並々ならぬ思い:『アサヤンVOL.21 出禁の男解禁〜蘇るテリー伊藤 アサヤン伝説』視聴記
テリー伊藤さんをよく知る人たちの間で
” テリー伊藤は視聴者を面白がらせるには手段を選ばない。あの人ほど、視聴者を楽しませることに全力を傾ける人はいない、と人々は証言する。”(p4)
という一方、
続きを読む 本橋信宏さんが辿ったTV界に君臨した劇薬の記録:『出禁の男 テリー伊藤伝』読み始め →
脳科学者 中野信子さんの『ペルソナ 脳に潜む闇』を読了。
先月(2022年6月)↓
<< 2022年6月8日投稿:画像は記事にリンク >> 田口美和さん、神野真吾さん、中野信子さんが紐解いたアートの醍醐味:『子どもの未来をひらくアート鑑賞〜アート教育が大切な理由 アートカード「PLAY!たぐコレ」刊行記念』参加記
中野信子さん登壇イベント前「あわよくばサイン頂けたらいいなぁ」との思いから購入していた著書。
刺激的でもある本書帯
遡られていく自伝
帯に「脳科学者 初の自伝」とあり、今まであればご専門の脳に関する学びを分かりやすくといった購入目的でしたが、
いつ以来だろう・・と遡ってみれば、実に5年ぶりの中野信子さん本でした << 2017年5月29日投稿:画像は記事にリンク >> 中野信子さんに学ぶ、簡単なコツやテクニックで習得できる脳のメカニズムにかなった生き方:『世界で活躍する脳科学者が教える!世界で通用する人がいつもやっていること』読了 ②
本書は脳ではなく中野信子さんご自身に焦点があてられた内容で、冒頭の「はじめに わたしは存在しない」から
” モザイクのように出来上がっている中野信子の姿を、何がしたいのかよくわからない、といってお叱りいただくこともある。が、そういうその人こそ、何がしたいのかよくわからない。”(p3)
に、
” わたしのペルソナ(他者に対峙する時に現れる自己の外的側面)は、わたしがそう演じている役である、といった言い過ぎだと感じられるだろうか? あなたが、わたしだと思っているものは、わたしではない。一時的に、そういう側面を見て取ってもらっているだけのことである。”(p9)
と(読者を)突き放し気味の文が続き、TV等で何となしに抱いていた物腰の柔らかさといった先入観を覆されるかの展開。
構成も
続きを読む 中野信子さんの自伝で辿られた思考の遍歴から伝わった自分自身である覚悟:『ペルソナ 脳に潜む闇』読了 →
ひと昔ほど前、深夜の放映を楽しみにしていたTV番組から出版に至った『怒りオヤジ 愛の説教BOOK』を読了。
(購入時の)残り1点の表記にも巡り合わせを感じての購入 出典:amazon(画像はサイトにリンク)
Wikipediaで番組情報を検索してみると、『怒りオヤジ3』の放映期間は2005年10月から2009年3月。
断たれていた点が・・
10年以上の時世を経て「なぜ今ごろか」というと、(2022年)5月に『怒りオヤジ』のシンボルとでも言うべき立会人 及川奈央さんを目の当たりに機会があり、
有吉によるブスキャバ嬢へのおもしろ説教
YouTubeにアップロードされているこの時↑の放映回などで紹介された本書に興味を持った経緯。
ご存じのない方のために番組を紹介すると
続きを読む 伝説の深夜番組の熱気を2022年に今一度:『怒りオヤジ 愛の説教BOOK』読了 →
先月(2022年6月)月初に積み上がっていた
<< 2022年6月1日投稿:画像は記事にリンク >> 既に夏を感じさせられる梅雨入り前に揃いしお馴染みカテゴリー 2022年5月入手積読7冊
5月入手7冊を読み終え、新たに積み上がりし6月入手8冊。
続きを読む 夏の暑さ実感しながら生きざまなどを学びを得たし 2022年6月入手積読8冊 →
先週末、中間記↓を
<< 2022年6月25日投稿:画像は記事にリンク >> 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学 歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書 )中間記
アップロードしていた竹田恒泰さんの『国史教科書』(中学 歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書 )を読了。
中間記後、読み進めたのは
第四章 近世
第五章 近代
第六章 現代
で、
” 私たちが『古事記』を簡単に読めるのは、宣長の長年の研究の賜物です。宣長は日本人の精神性を「しき嶋のやまとごころを人とはば朝日ににほふ山ざくら花」と表現し日本的価値観の重要性を説いています。”(p248)
という日本人たる心得に、
続きを読む 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学 歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書 )読了 →
小説家 浅倉秋成さんの『六人の嘘つきな大学生』を読了。
(2022年)5月に新刊『俺ではない炎上』のサイン本が売り出され著者を知り、書店を訪れ、新刊よりも横に並べられていた本書に興味を持ち
新刊『俺ではない炎上』ではなく、帯等から興味を持った『六人の嘘つきな大学生』を選択
サイン本に手が伸びていた経緯。
協調から生き残りへの急転
話しは
続きを読む 浅倉秋成さんが描いた人生が変わる最終選考で大学生六人が繰り広げた駆け引き:『六人の嘘つきな大学生』読了 →
作家 竹田恒泰さんが、
” もし真っ当な教科書が普及したなら、真っ当な青年が育ち、将来、日本の指導者になって、そのときに本当の日本が復興するのではあるまいか。正しい教科書を普及させることの価値はじつに大きい。そのために有志が集い、始まったのが『国史教科書』編纂計画である。”(p.vi)
との思いから中学校教育現場での採用へ向け取り組まれている『中学歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書』を読み始めてから
第一章 原始
第二章 古代
第三章 中世
第四章 近世
第五章 近代
第六章 現代
と大きく時代分けされているうち 第三章 中世 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
立ちはだかる壁 に、あと一歩
『国史教科書』は、通算4冊目となり
<< 2021年8月28日投稿:画像は記事にリンク >> 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学歴史 令和2年度文部科学省検定不合格教科書 )中間記
てっきり前回に至る文部科学省
” 一回目と二回目は全体の欠陥箇所の指摘が一〜二ページの紙にまとめられていただけだったが、三回目は七四ページにわたって個別の欠陥箇所が指摘された。検定三回目にして、初めて具体的な欠陥の指摘を受けるに至ったことになる。”(p. vii)
という対応の変化から、本書は合格教科書になるものと予想していきや
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音楽プロデューサー/DJ tofubeatsさんの『トーフビーツの難聴日記』を読了。
サイン本抽選販売情報 ↓により
出典:紀伊國屋書店 新宿本店 Twitter(画像はTweetにリンク)
tofubeatsさんを知り、ユニークなネーミングに興味をチクッと刺激された本のタイトルに、プロフィールを検索すれば・・
出典:Wikipedia(画像はサイトにリンク)
といった記載にも関心を抱き、とりあえず・・
当選を経て引き寄せた一冊 *画像、一部加工
と申し込んでみたサイン本販売に当選し、入手叶っていた一冊。
一般人と境目なき日常
本を開いたところの「はじめに」
“このたびは「トーフビーツの難聴日記」を手にとってくださりありがとうございます。この日記は2018年のある秋の日、自分が突発性難聴になったことをきっかけに書かれ始めたものです。”(p4)
の一文で始まる本書は、音楽の専門性に触れた箇所は殆どなく(=特段、前提知識を要せず読める)
続きを読む tofubeatsさんが綴った2018年11月から2022年3月にかけての日常:『トーフビーツの難聴日記』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる