先月(2022年6月)月初に積み上がっていた

5月入手7冊を読み終え、新たに積み上がりし6月入手8冊。
先週末、中間記↓を
アップロードしていた竹田恒泰さんの『国史教科書』(中学 歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書 )を読了。
中間記後、読み進めたのは
第四章 近世
第五章 近代
第六章 現代
で、
” 私たちが『古事記』を簡単に読めるのは、宣長の長年の研究の賜物です。宣長は日本人の精神性を「しき嶋のやまとごころを人とはば朝日ににほふ山ざくら花」と表現し日本的価値観の重要性を説いています。”(p248)
という日本人たる心得に、
続きを読む 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学 歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書 )読了
小説家 浅倉秋成さんの『六人の嘘つきな大学生』を読了。
(2022年)5月に新刊『俺ではない炎上』のサイン本が売り出され著者を知り、書店を訪れ、新刊よりも横に並べられていた本書に興味を持ち
サイン本に手が伸びていた経緯。
話しは
作家 竹田恒泰さんが、
” もし真っ当な教科書が普及したなら、真っ当な青年が育ち、将来、日本の指導者になって、そのときに本当の日本が復興するのではあるまいか。正しい教科書を普及させることの価値はじつに大きい。そのために有志が集い、始まったのが『国史教科書』編纂計画である。”(p.vi)
との思いから中学校教育現場での採用へ向け取り組まれている『中学歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書』を読み始めてから
第一章 原始
第二章 古代
第三章 中世
第四章 近世
第五章 近代
第六章 現代
と大きく時代分けされているうち 第三章 中世 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
『国史教科書』は、通算4冊目となり
てっきり前回に至る文部科学省
” 一回目と二回目は全体の欠陥箇所の指摘が一〜二ページの紙にまとめられていただけだったが、三回目は七四ページにわたって個別の欠陥箇所が指摘された。検定三回目にして、初めて具体的な欠陥の指摘を受けるに至ったことになる。”(p. vii)
という対応の変化から、本書は合格教科書になるものと予想していきや
続きを読む 竹田恒泰さんが思いを込めた日本人のための教科書:『国史教科書』(中学 歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書 )中間記
音楽プロデューサー/DJ tofubeatsさんの『トーフビーツの難聴日記』を読了。
サイン本抽選販売情報 ↓により
tofubeatsさんを知り、ユニークなネーミングに興味をチクッと刺激された本のタイトルに、プロフィールを検索すれば・・
といった記載にも関心を抱き、とりあえず・・
と申し込んでみたサイン本販売に当選し、入手叶っていた一冊。
本を開いたところの「はじめに」
“このたびは「トーフビーツの難聴日記」を手にとってくださりありがとうございます。この日記は2018年のある秋の日、自分が突発性難聴になったことをきっかけに書かれ始めたものです。”(p4)
の一文で始まる本書は、音楽の専門性に触れた箇所は殆どなく(=特段、前提知識を要せず読める)
続きを読む tofubeatsさんが綴った2018年11月から2022年3月にかけての日常:『トーフビーツの難聴日記』読了
前回↓
に続いて『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』の読了記(後編)。
VAN HALENを不動の地位に押し上げた “1984 “に
” アルバムの売り上げは1000万枚を超えはしたが、私はこのアルバムは好きではない。<ホット・フォー・ティーチャー>と<パナマ>は素晴らしいが、未だに<ジャンプ>には惹きつけられない。
正確に言うと、曲自身と、レコーディング時の経験を切り離すことが出来なくて、あのアルバムに対してなかなか客観的になれないのだ。”(p439-440)
と表向きにはロック史に燦然とするアルバムながら制作時に生じていた容易ならざる亀裂に、
その後リリースしたDavid Lee Rothの” Crazy From The Heat “が
続きを読む Greg Renoffが辿ったロック界の黄金期を築いたプロデューサーの軌跡:『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』読了 2/2
先日、中間記↓を
アップロードしていた『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』をその後、
第10章 ホワット・ア・フール・ビリーヴス
第11章 ロックン・ロール・ベイビー
第12章 ジャンプ
第13章 分裂
第14章 5150への復帰
第15章 駆り立てるもの
第16章 兄弟
と読み進めて読了。当初は、一気に読了記と考えていたものの書き留めきれないので、2回に分けるうちの前編。
章のタイトルの如く、第11章 ロックン・ロール・ベイビー に、第12章 ジャンプ 等、VAN HALENに関する記述が濃密となり、
続きを読む Greg Renoffが辿ったロック界の黄金期を築いたプロデューサーの軌跡:『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』読了 1/2
先週末、読み始め記 ↓
をアップロードした『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』を、その後、
第6章 リッスン・トゥ・ザ・ミュージック
第7章 ドゥービー・ストリート
第8章 叶わぬ賭け
第9章 溢れる愛
の4章を読み進め、ページ数でも全574ページ中337ページと半分を超えたので、ここでまたおさらい。
本書購入の目当ては何といってもプロデューサーの立場から捉えたVAN HALENについて知りたくてのことですが、
続きを読む Greg Renoffが辿ったロック界の黄金期を築いたプロデューサーの軌跡:『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』中間記