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佐野元春さんが名うてのコンポーザーたちと交わした作曲談義:『ザ・ソングライターズ』中間記

週初めに、読み始め記 ↓

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をアップロードした佐野元春さんが聞き手を務める対談集『ザ・ソングライターズ』その後、

 矢野顕子 ー 聴き手の想像力の入る余地をつくる

 Kj ー ギターリフのような言葉を

 桜井和寿 ー 無意識がつくり出すものを大事にする

 後藤正文 ー 今起きていることを書き起こすのが詞の役割

 鈴木慶一 ー 妄想力をどこまで発揮できるか

 岸田繁 ー 五感から生えてくるものを拾っていく

 RHYMESTER ー 日常の会話からリリックが生まれてくる

 山口一郎 ー 感情が溢れる瞬間を見極める

 山口隆 ー アイ・ラブ・ユーに新しい光を当てる

と+9名で(24名中)13名に到達、中間部でのおさらい。

中盤のラインアップ(目次)

Mr.Children、日本人の音楽へのこだわり、ヒップホップ事情 etc

刺さりどころは

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佐野元春さんが名うてのコンポーザーたちと交わした作曲談義:『ザ・ソングライターズ』読み始め

佐野元春さんの24人のソングライターたちとの対談を収録した『ザ・ソングライターズ』を読み始めて

 小田和正 ー 詞を先に書いたのは数曲だけ

 松本隆 ー ハウツーはすべて忘れたほうがいい

 さだまさし ー 心のなかに釣り糸を垂れる

 スガ シカオ ー 言葉はアレンジの最終手段

と最初の4人を読み終えたので、そこまでのおさらい。

作り方、大別されるアプローチ

購入はサイン本が決め手となって食指が動いていた経緯ですが、

出典:SWITCH twitter(画像はTweetにリンク)

佐野元春さんのサインは(調べた範囲)レアと思いつつも「それでも5,280円(税込+送料)かぁ・・」と3、4冊相当の値段に、

圧巻のヴォリューム

実際届けば6cm弱の厚みに約850に及ぶページ数に、読むかどうかは・・ と思っていたものの

作曲のリアルに迫るテーマ自体へ興味は有り、いざ読み始めると

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おぼん・こぼん 師匠が振り返った60年に迫る芸歴、不仲、そしてその先:『東京漫才』読了

おぼんこぼん師匠の『東京漫才』を読了。

サイン本販売情報を見つけた後、

絵心あるサインが決め手となり購入。

イラスト的なサインが決め手となり、食指が動いていた経緯。

半世紀超に及ぶ足跡。そして訪れた転機

帯に

> 奇跡の “仲直り”を果たした超絶 “不仲” コンビの自伝的お笑い回顧録 

とあり、

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高田純次さんに学ぶ齢50過ぎてからの現実との向き合い方:『50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう』読了

高田純次さんの『50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう』を読了。

マスコミ向けに八重洲ブックセンターで本書発売に関する会見が設けられたことを知り、

出典:デイリー(画像は記事にリンク)

「もしや・・」と思い、同店舗を訪ねたところ

残り2冊となっていたサイン本を捕獲 ^^

狙い通りサイン本入手機会に結び付けられていた経緯 ^^

高田純次、出版会見で “純ちゃん節”が炸裂!ちょっと意外な悩みも告白

憧れられる生き方

高田純次さんのように生きたいと思っている人は有名無名問わずいることを承知しており、私も憧れる気持ちを有していますが、

本書でも、影響を受け芸能界入りした

” 普通の人は高田さんみたいに生きられない。適当に生きようとしても、現実が頭を横切りますから。”(p060)

との見方を示したアンタッチャブル柴田英嗣さんに、

” 人間って、まず頭で思って、それを口に出して言おうか言うまいか、一瞬のうちに判断する回路があると思うんですよ。

でも高田さんは間違いなくその回路が欠如してる(笑)。”(p095)

というたむらけんじさんに、一般人よりも距離が近しいであろう人たちの高田純次評を交えながら

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水溜りボンドのカンタさんとトミーさんの絆の深さに打たれた:『ふたり。』読了

YouTuberとして屈指の人気を誇る水溜りボンドの『ふたり。』を読了。

先月(2022年3月)開催された ↓

<< 2022年3月23日投稿:画像は記事にリンク >> 水溜りボンド 『ふたり。』 発売記念オンラインイベント 視聴記

本書発売記念オンライントークイベントの対象書籍として入手していたもの。もっとも動機はサイン本→トークイベントの順番でしたが。

水溜りボンドを続けていくために

全317ページを読み終え、何より強く感じさせられたのは

” 僕たちは、YouTuberになりたくてなったわけじゃない。ふたりで居続けるための決断の先に、たまたまYouTubeがあったのだ。”(p94)

と同意の文は本書に繰り返し出てきますが、二人の関係、相互に寄せる信頼に混じりっ気がなく、

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筒井康隆先生作品をマンガで讀む感覚が新鮮だった:『筒井漫画讀本ふたたび』読了

筒井康隆先生の

” 本文庫は、小説家・筒井康隆の作品を、16人の漫画家が独自の解釈でコミカライズしたアンソロジーです。

2010年に刊行した『筒井漫画讀本ふたたび』および1995年に刊行した『筒井漫画讀本』、2つの単行本を底本としています。”

と注釈された『筒井漫画讀本ふたたび』を先週末読了。

昨年(2021年)6月、神戸市内の流泉書房往訪時に ↓

<< 2021年6月23日投稿:画像は記事にリンク >> 筒井康隆先生本をたくさん買い込んでいた神戸の流泉書房へ行ってきた

購入していたもので、購入時は読もうかどうしようか決めていなかったものの、一時10冊前後に及んだ筒井康隆先生の積読本が解消され

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コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんが本音で生きるまでの軌跡に惹き込まれた:『いい人でいる必要なんてない』読了

コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんの初エッセイ『いい人でいる必要なんてない』を読了。

先月(2022年3月)開催された ↓

<< 2022年3月13日投稿:画像は記事にリンク >> コロコロチキチキペッパーズ ナダル 『いい人でいる必要なんてない』 発売記念 オンライントークショー 視聴記

発売記念オンライントークショーの対象書籍としてサイン本を入手していた経緯。

本音で生きる術を獲得するまでの葛藤

本書は、

” 最初担当の方に「ナダルさんの考えや生き方について教えてほしい。ナダルさんには、この不安定な世の中を強く生き抜くヒントが隠されている気がする」”(p19)

とのオファーを受け上梓に至った著書で、

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藤崎沙織さんが向き合ったSEKAI NO OWARIが走り始めるまでの日々:『ふたご』読了

SEKAI NO OWARI Saoriさんこと藤崎沙織さんの『ふたご』を読了。

昨年(2021年)秋に読んだエッセイ集から↓

<< 2021年10月21日投稿:画像は記事にリンク >> 藤崎沙織さんのアーティストの感性で綴られた日常に惹き込まれた:『ねじねじ録』読了

次は〜 といった具合で、直木賞候補作にもなった本書に注目していた経緯。

実体験に基づいたからこその

二部構成で、

” 家族が誰もいないのをいいことに、ソファの上に足を投げ出した。中学校は休みだ。”(p012)

の一文で始まる本書。主人公の西山夏子と一学年先輩 月島悠介との

” ただ関係を聞かれただけで、こんなにも傷ついてしまうのはどうしてなのだろう。月島と私だけが分かっていればいい。その考えがこんなにも脆いものだと思い知らされる日が来るなんて、想像してもみなかった。”(p119)

と、先輩後輩でもなく、友達以上ながら恋人でも括れない且つ刃物を突きつけられたりもする危なっかしい綱渡りの関係が、

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