2週間ほど前に積み上がっていた↓
(2021年)9月購入7冊↑を読み終え、新たに積み上がりし、
10月購入分積読7冊。
今回もオールサイン本(含. 購入後のサイン入れ)で、このところ安定の筒井康隆先生本に、徐々に増えてきたYouTuber本に、特徴としてはコラムが3冊というところですかね。
買った本を近々読める日々へ
当月(11月)に前月(10月)購入分を読めている安堵感に、実は先月買った本は別途4冊 ーー; あり
ダン・ウーレット『「最高の音」を探してロン・カーターのジャズと人生』は600ページ弱に、泉麻人さんの『泉麻人自選 黄金の1980年代コラム 』も約500ページといった重量級を含むものの
このところハイペースな感じで読み始め→読了に至れているスピード感から読書のプロセスを重視しつつも、積読(状態)を数冊レベルに持っていきたいところ ^0^/
まずはインターネット界の闇を白日に曝け出す内容の(画像左上の)コレコレさん『告発』から〜
週末北欧部 chikaさんの『マイフィンランドルーティン100』を読了。
Twitterでサイン本に初版本が飛ぶように無くなって様子を知り、その熱に便乗し、
抽選会を経て手元に引き寄せていた一冊。
並々ならぬフィンランド愛
本書は、
” 12年以上フィンランドに通っていると、友人たちに「フィンランドのおすすめを教えて」と聞かれることが増えてきた。
どうやら、北欧好きをこじらせてフィンランドで暮らすにはどうすればいいかを考えた結果
「寿司職人を目指そう」と本気で修行を始めた私を見て「フィンランドには、人を虜にするすごいものがあるらしい・・・」と、友人たちも期待を抱いたようだ。”(p4)
という著者のchikaさんが、
続きを読む 週末北欧部 chikaさんが誘(いざな)うフィンランドの魅力:『マイフィンランドルーティン100』読了 →
前々回、中間記⬇︎
をアップロードした、ハライチ 岩井勇気さんの『どうやら僕の日常生活』を読了。
誰でもありそうな日常をちょっと変わった角度から
その後、読み進めた中〜後半には
” 東京で一人暮らしを始めて4年半。30歳という遅さで実家を出て、墓場の隣のメゾネットタイプのアパートに住んでいたのだが、しばらく住んだこの家から引っ越すことにした。
このアパートに住んだきっかけは、部屋の内見に来た際、スピッツの『猫になりたい』という曲の歌詞の「広すぎる霊園のそばの このアパートは薄ぐもり」という部分が、この墓場の隣のアパートに重なったことだ。
子供の頃から一番好きなバンドがスピッツだった僕は、迷いなく契約したのだった。”(p135)
の一文に始まり
” 家探しの時に、変わった家ばかり見てしまう。普通に住みやすい家では満足できなくなってしまっているのかもしれない。”(p136)
との習性から転居した
” 低層マンションの屋上で1軒だけある平屋のような家なのだ。”(p136)
で始まった新生活の模様、 その中には・・
続きを読む ハライチ 岩井勇気さんの引力強めの日常生活に引き込まれるエッセイ集:『どうやら僕の日常生活はまちがっている』読了 →
ハライチ 岩井勇気さんの2冊目のエッセイとなる『どうやら僕の日常生活は間違っている』を読み始め初日で、半分程度のところ(〜p90)まできたので、そこまでのおさらい。
冒頭(「はじめに」)から
” 出版社に乗せられて、自分には文才があるんだ! などと勘違いした芸能人風情が、小説などを書きメディアに取り上げられ、蓋を開ければ最初しか話題になっていないのに本人は作家を気取っている痛々しい例を何度も見たことがある。”(p1)
に、
” というか出版社。「2冊目に向けた連載は〜」なんて言ってきてるけど、お前ら1冊目の初版6000冊しか刷ってなかったよな? 甘く見積もっていたくせに、如実に手のひらを返してきてやがる。”(p2)
といった毒づきと前のめりな感じにまず引き込まれ ^^
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お笑いトリオ四千頭身 後藤拓実さんの「小説現代」での連載をまとめた『これこそが後藤』を読了。
サイン本発売で注目を集めていた折、
上手くその波に乗っかれ、入手叶っていた経緯。
ちょっとずれる その感覚
本書は、エッセイ主体に特別対談で俳優のムロツヨシさんと作家の武田綾乃さんが登場。
四千頭身について
” ただトリオで漫才が面白い人と聞かれて、もちろんたくさんいるのですが、この人! と即答できる人は少ないと思います。だからそのジャンルですぐに思いつかれる人になりたい欲が強まったのです。”(p57)
と、広くはお笑い第7世代と称される括りに入るようですが、そこから一線を画されたかの立ち位置。
続きを読む 四千頭身 後藤拓実さんが綴ったゆるくもクスッとさせられる日常:『これこそが後藤』読了 →
筒井康隆先生の『家族八景』を読了。
本書刊行後『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』と続く、七瀬三部作の一作目にして、筒井康隆先生最後(三回目)の直木賞候補作品。
本作の主人公 火田七瀬は
” 他人の心を読み取ることのできる能力が自分に備わっている “(p10)
という特殊能力を自覚。
” 家事手伝いという、家庭から家庭へ転転と移っても不思議に思われない唯一の職業を選ぶことで辛うじて社会から身を遠ざけ一ヵ所に落ちつくことを避けている “(p217)
家事手伝いを生業とし、タイトルの『家族八景』とは本書に収録されている八話の家族模様が描かれたもの。
表の顔とは裏腹な・・
登場する家族は
続きを読む 筒井康隆先生が描いた特殊能力を持つ家事手伝いが視た八編の家族模様:『家族八景』読了 →
スノーボードハーフパイプ男子で、2014年 ソチ & 2018年 平昌オリンピック銀メダル獲得、
そして先(2021年夏)の東京オリンピックではスケートボードでの出場を果たした平野歩夢選手のフォトエッセイ『Two-Sideways 二刀流』読了。
既述のソチオリンピックでの銀メダル獲得時からその名が頭に刻まれ、
サイン本販売機会を捉え入手していた著書。
平野歩夢にしかできない表現への探求
一見、スノーボードとスケートボードで、競技の類似性も感じられそうなところ
続きを読む 平野歩夢選手が、スノーボードとスケートボードに賭けた自分にしかできない表現:『二刀流 Two-Sideways』読了 →
筒井康隆先生の『ロートレック荘事件』を読了。
数多ある筒井康隆先生の作品の中で、数少ないミステリー作品とのことで、
「サイン本出ないかなぁ」と思っていたところ・・
望んだ状況が訪れ ^0^/ 入手叶えていた経緯。
思い出の別荘で起きた惨劇の切ない真相
幼少期を過ごした別荘が人手に渡り、新たな持ち主から誘いを受けた夏、
その場に集った思惑秘めた者たちの間で突如起きた連続殺人・・
続きを読む 筒井康隆先生のミステリーに惹き込まれた:『ロートレック荘事件』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる