ハライチ 岩井勇気さんの2冊目のエッセイとなる『どうやら僕の日常生活は間違っている』を読み始め初日で、半分程度のところ(〜p90)まできたので、そこまでのおさらい。
冒頭(「はじめに」)から
” 出版社に乗せられて、自分には文才があるんだ! などと勘違いした芸能人風情が、小説などを書きメディアに取り上げられ、蓋を開ければ最初しか話題になっていないのに本人は作家を気取っている痛々しい例を何度も見たことがある。”(p1)
に、
” というか出版社。「2冊目に向けた連載は〜」なんて言ってきてるけど、お前ら1冊目の初版6000冊しか刷ってなかったよな? 甘く見積もっていたくせに、如実に手のひらを返してきてやがる。”(p2)
といった毒づきと前のめりな感じにまず引き込まれ ^^
続きを読む ハライチ 岩井勇気さんの引力強めの日常生活に引き込まれるエッセイ集:『どうやら僕の日常生活はまちがっている』中間記 →
お笑いトリオ四千頭身 後藤拓実さんの「小説現代」での連載をまとめた『これこそが後藤』を読了。
サイン本発売で注目を集めていた折、
出典:ブックファースト新宿店Twitter(画像はTweetにリンク)
上手くその波に乗っかれ、入手叶っていた経緯。
ちょっとずれる その感覚
本書は、エッセイ主体に特別対談で俳優のムロツヨシさんと作家の武田綾乃さんが登場。
四千頭身について
” ただトリオで漫才が面白い人と聞かれて、もちろんたくさんいるのですが、この人! と即答できる人は少ないと思います。だからそのジャンルですぐに思いつかれる人になりたい欲が強まったのです。”(p57)
と、広くはお笑い第7世代と称される括りに入るようですが、そこから一線を画されたかの立ち位置。
続きを読む 四千頭身 後藤拓実さんが綴ったゆるくもクスッとさせられる日常:『これこそが後藤』読了 →
筒井康隆先生の『家族八景』を読了。
本書刊行後『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』と続く、七瀬三部作の一作目にして、筒井康隆先生最後(三回目)の直木賞候補作品。
本作の主人公 火田七瀬は
” 他人の心を読み取ることのできる能力が自分に備わっている “(p10)
という特殊能力を自覚。
本書も購入のトリガーはサイン本
” 家事手伝いという、家庭から家庭へ転転と移っても不思議に思われない唯一の職業を選ぶことで辛うじて社会から身を遠ざけ一ヵ所に落ちつくことを避けている “(p217)
家事手伝いを生業とし、タイトルの『家族八景』とは本書に収録されている八話の家族模様が描かれたもの。
表の顔とは裏腹な・・
登場する家族は
続きを読む 筒井康隆先生が描いた特殊能力を持つ家事手伝いが視た八編の家族模様:『家族八景』読了 →
スノーボードハーフパイプ男子で、2014年 ソチ & 2018年 平昌オリンピック銀メダル獲得、
そして先(2021年夏)の東京オリンピックではスケートボードでの出場を果たした平野歩夢選手のフォトエッセイ『Two-Sideways 二刀流』読了。
既述のソチオリンピックでの銀メダル獲得時からその名が頭に刻まれ、
出典:KADOKAWAライフスタイル編集部 Twitter(画像はTweetにリンク)
サイン本販売機会を捉え入手していた著書。
平野歩夢にしかできない表現への探求
一見、スノーボードとスケートボードで、競技の類似性も感じられそうなところ
続きを読む 平野歩夢選手が、スノーボードとスケートボードに賭けた自分にしかできない表現:『二刀流 Two-Sideways』読了 →
筒井康隆先生の『ロートレック荘事件』を読了。
数多ある筒井康隆先生の作品の中で、数少ないミステリー作品とのことで、
「サイン本出ないかなぁ」と思っていたところ・・
概要を知り、狙っていたタイトルのサイン本
望んだ状況が訪れ ^0^/ 入手叶えていた経緯。
思い出の別荘で起きた惨劇の切ない真相
幼少期を過ごした別荘が人手に渡り、新たな持ち主から誘いを受けた夏、
その場に集った思惑秘めた者たちの間で突如起きた連続殺人・・
続きを読む 筒井康隆先生のミステリーに惹き込まれた:『ロートレック荘事件』読了 →
1989年4月出版ながら2021年において再び脚光を浴びているとの
出典:カズレーサーさんTwitter(画像はTweetにリンク)
筒井康隆先生の『残像に口紅を』を読了。
再ブレイクを知らせる本書の帯
話題のもとは・・
本書冒頭で、主人公の作家のもとへ懇意にしている評論家から
” もしひとつの言語が消滅した時、惜しまれるのは言語かイメージか。つまりは言語そのものがこの世界から少しずつ消えていくというテーマの虚構。
・・中略・・
ひとつのことばが失われた時、そのことばがいかに大切なものだったかが始めてわかる。
そして当然のことだが、ことばが失われた時にはそのことばが示していたものも世界から消える。そこではじめて、それが君にとっていかに大切なものだったかということが」”(p18)
との提案を受け、本書の一章進むごとに五十音が一つずつ消えていくという実験的SF小説。
(次第に文字が失われていくとの)コンセプトは聞いたことあったものの
章が進むごとに世界から消されていく五十音・・
最初はともかく中、後半に至って消えた文字数が多い中でも小説が整理しているのは圧巻。
続きを読む 筒井康隆先生が試みた次第にことばが失われていく世界:『残像に口紅を』読了 →
先週で、先月(2021年10月)中旬に並べられた ↙️
<< 2021年10月20日投稿:画像は記事にリンク >> 本格的な寒さ到来、小説中心に秋後半を並走 2021年8月購入積読8冊
8月購入の積読本8冊を読み終え、次なる背後に積み上げられし
l to r:(上段)岩井勇気『どうやら僕の日常生活はまちがっている』, 四千頭身 後藤拓実『これこそが後藤』, 平野歩夢『二刀流』(下段)週末北欧部Chika『マイ・フィンランド・ルーティン』, 筒井康隆『家族八景』, 筒井康隆『残像に口紅を』, 筒井康隆『ロートレック荘事件』
9月購入積読本7冊。

筒井康隆先生 & ・・・
このところ月一冊は読んでいる印象の筒井康隆先生3冊に、断続的に手に取っているお笑い芸人(さん)本に、アスリート系と、イレギュラーな海外紹介本が1冊、今回もサインがトリガーとなって揃いしラインアップ。
今回は比較的ペース上げ気味で(7冊)いけるであろうと予想しており、11月上旬で9月に買った本を読めている安堵感に、
11月下旬には、結構たくさん買ってしまった10月積読本に移行したいところ。
まずは、2日で半分超に達した下段中央の、TikTokきっかけで再び脚光を浴びている!?との『残像に口紅を』から〜
古舘伊知郎さんの『MC論 昭和レジェンドから令和新世代まで「仕切り屋」の本懐』を読了。
サイン本販売機会に
サインきっかけで『言葉は凝縮するほど、強くなる』以来約2年ぶりの古舘伊知郎さん本
即反応し、入手していた経緯。
本書は
” 昭和の名司会者の活躍を生で見てきた僕だからこそ、「後世に伝えておきたいMCの歴史」を、死ぬ前にまとめておきたいと思います。”(p9)
との主旨のもと、取り上げられているのは
第1章 スタンダードをぶち壊せ!昭和のレジェンドMC
大橋巨泉、タモリ、明石家さんま、笑福亭鶴瓶、黒柳徹子
第2章 芸人・タレントMCがバラエティをかき回す!平成・令和の仕切り術
とんねるず、ダウンタウン、今田耕司、爆笑問題、中居正広、加藤浩次、上田晋也、田村淳、有吉弘行、山里亮太、村上信五
第3章 キャスターの枠を超えた、ニュースプレゼンターの生き様
みのもんた、関口宏、小倉智昭、安住紳一郎、羽鳥慎一、石井亮次、逸見政孝
といったTVでお馴染みにして豪華な顔ぶれ(敬称略)。
司会者、MCのズバリ!ここが凄い集
以下、印象に残った箇所を抜粋すると・・
続きを読む 古舘伊知郎さんが喋りのプロとして紐解いた昭和以降の司会者、MC烈伝:『MC論 昭和レジェンドから令和新世代まで「仕切り屋」の本懐』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる